2014年05月

この記事は2014年05月31日に「こまき無答塾」に書かれた記事「新小牧市図書館に関する「夢の公開討論会」」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



名鉄小牧駅とラピオビルの間にある小牧市の市有地であるA街区に、山下市長は平成21年3月に策定された新小牧市図書館建設基本計画で、小牧市直営による運営と定めた部分を、4月に開催された協議会で委員長を除く委員を騙し討ちするような形指定管理者による運営に変更させ、5月には教育委員会に市政戦略課のスタッフを兼務させる新図書館建設推進室を設置し、6月議会に関連条例の改正案と補正予算案を上程しようとしています。

 一昨日のブログでは、市議会の小牧駅周辺活性化委員会の模様を報告いたしましたが、委員会を傍聴してハットと気付いたことがあります。
 本来、小牧駅前前の整備計画は都市建設部都市政策課が担当していましたが、技術系の職員が多く筋の通った市民目線のスタッフが多い都市建設部について、山下市長は自分の思う通りにならないと判断したのでしょうか・・・。
 そのために、自分の意のままになる教育長を昨年㋂議会で任命し、さらに、1年前まで市長公室長次長であった職員を4月に教育部長に起用し、教育委員会に市政戦略課を中心とした新図書館建設推進室を設置したのだと・・・。

 1年ほど前に、都市建設部の職員の方から「山下市長のマニフェストには、図書館に関して『市民の声をよく聞いて』と記載しているが、全く市民の意見を聴いていない状況で我々は動けない(動かない)」という話を聞いたことがありました。
 山下市長は、就任後3年余り、市民の声を全く聴くことなく、武雄市図書館の人気に飛びつきました。
 小牧市議会は、市長提出議案に深い議員間討議をすることもなく、市長提案何でも賛成の議員が絶対的多数を占めていますので、関連議案は可決されA街区における新図書館建設は前進することでしょう

 そこで、「こまき無答塾」は、新小牧市図書館に関する「夢の公開討論会」の開催を提案いたします。
 勿論、夢のまた夢の物語ですが・・・。

夢の公開討論会の形式
 新小牧市図書館について、立場の違う小牧市関係者が市民の前で討論すること、さらに市民の質問に対応することにより論点・整理を行い、その模様を28名の議員が傍聴することにより、小牧市関係者および市民の意見を把握・整理し6月議会に望み、市長を監視する議会としての役割を全うする

討論する委員
●A班:中野前市長・副島元教育長・江口前教育長・中嶋前教育部長・唐松氏
●B班:山下市長・安藤教育長・大野教育部長・舟橋教育部次長・吉村氏
※唐松氏は、平成21年3月に策定された基本計画策定の審議会の委員長です。吉村氏は、平成26年4月に「直営⇒指定管理運営」に変更した審議会の委員長です。

討論進行
 こまき無答塾が、図書館について広い見識を有し、公正公平な討論が出来る方を公開で選定いたします。

◆討論するテーマ
(1)中野市長が平成22年末~23年初に「新図書館のラピオ移設」を判断したことは適切であったか。

(2)山下市長が平成23年2月に就任した直後に「新図書館のラピオ移設」を白紙にした判断は適切であったか。

(3)山下市長が「ラピオビルは第一義的に商業ビルだ」として、23年9月にファニチャードーム導入を発表した判断は適切であったか。
(4)山下市長は、A街区に複合施設を建設するとして、平成25年度予算案に、基本構想策定委託料予算を計上し、更に平成25年度~27年度実施計画(当時の表現は主要事業実行計画)で事業計画案を公表したが、その予算を年度末に減額補正したことについて。

(4)山下市長が突然「直営⇒指定管理運営」に変更したことについて。

(5)時代に合った図書館のあり方について。

(6)ラピオビルの今後の動向予測について。


市民の質問
 テーマごとに人数・時間を規定せず質問する。

討論会の時間
 基本的に無制限で行う。

 こんな公開討論会を経て新図書館問題を議論したら、将来に禍根を残さない小牧市新図書館になることでしょうね。

 夢の世界から、「皆さん、ごきげんよう」

この記事は2014年05月29日に「こまき無答塾」に書かれた記事「新小牧市図書館建設に係わる新たな課題」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



 5月27日(火)に開催された小牧市議会の小牧駅周辺活性化委員会を傍聴いたしました。
 この数年間、小牧市議会の本会議・常任委員会・特別委員会の殆どを傍聴してきましたが、先の㋂議会は腰痛で1度も傍聴できませんでしたので、昨年12月以来の5ケ月ぶりの傍聴でした。

 現在の小牧駅周辺活性化委員会のメンバーは、昨年10月より次の議員で構成されています。(◎委員長 〇副委員長)
◎水谷勉議員(牧政会)・○ 丹羽浩議員(牧政会)・河内伸一議員(牧政会)・澤田勝已議員(牧政会)・小島倫明議員(牧政会)・伊藤宏行議員(小牧市民連合)・稲垣衿子議員(公明党小牧市議団)
※伊藤宏行議員は小牧市議会議長です。

 同日の小牧駅周辺活性化委員会では、新小牧市図書館に関する説明も予定されていましたので、半数以上の議員が委員会室の市民傍聴席で直接、隣室の控室でモニターで委員会の状況を傍聴されていました。
※自身の所属しない委員会を傍聴する際に、委員によっては委員会室の傍聴席で傍聴される議員と、それを良しとせず隣室の控室のモニターで傍聴される議員に分かれます。

 たまたま、私の傍聴席の隣に成田隆三議員(牧政会)が座られましたので、開会前に私が笑いながら「委員は牧政会の議員ばかりだけど、何か意図があるのではないの・・・」と話しかけたら、成田議員も笑いながら「いや、そんなことはないでしょう・・・」との返事でした。

 委員会には江口建設部長・小林都市政策課長、神戸地域活性化営業部長・武市シティプロモーション課長等の理事者が説明員として出席されました。
 小林課長・武市課長から「平成26年度小牧駅周辺活性化への取り組み」について説明があった後に、大野教育部長・舟橋教育次長・山田図書館長の教育委員会事務局、さらに鵜飼市政戦略課長・矢本市政戦略係長他5月1日付けで設置された「新図書館建設推進室」のスタッフが委員会室に入室し、鵜飼推進室長より資料に基づく説明か行われました。

資料1(小牧駅前A街区平面図)
img065.jpg

 図面の右が名鉄小牧駅、左がラピオビルです。新図書館の建設を予定している場所は、グリーン色の「小牧駅西駐車場」と、ピンク色の「にぎわい広場」の併せて約3,800?です。

資料2
(1頁)
img066.jpg

(2頁)
img067.jpg

 資料2には、1.目的 2.建設場所 3.スケジュール 4.新図書館のイメージ 5.民間事業者との連携 の5項目の説明が書かれていますので、どうぞお読みください。

 鵜飼推進室長(市政戦略課長)からの説明に対して、澤田議員・河内議員・伊藤議員・稲垣委員から質疑がありましたが、澤田議員・伊藤議員の質疑に対する鵜飼推進室長の答弁の中に、私はA街区に新図書館を建設するという問題に関して、新たな課題を見出しました

澤田議員の質疑(質問)要旨
(1)A街区に図書館を建設することに関しては以前より賛成の立場であるが、公共事業については原材料費・人件費の高騰により各地で入札不調が発生している。
 こうした状況の中で、A街区に新図書館を建設するとなれば、以前に予定した金額より大幅にアップすることが予想される。建設の財源はどうなっているのか。

(2)ラピオビル4階の「えほん図書館」は、新図書館に移すのか。

澤田議員の質疑に対する鵜飼推進室長の答弁
(1)図書館建設基金が25年度末で約19億4千万円、国の交付金(地方都市リノベーション事業 社会資本整備総合交付金)見込みが約10億5千万円で、極力一般財源等からの支出を抑えたいが、建設費用の総額は現時点で明示することはできない。
(2)現時点で明確に答えることはできない。

伊藤議員の質疑(質問)要旨
 資料2の「4.新図書館のイメージ」に、「時代のニーズに合った図書館とする」と記載されているが、どのような形で「時代のニーズ」を把握するのか。
 小牧市には独自の風土があり、その風土に合った「時代のニーズ」を把握するためには小牧市民に対する調査を行うのか。


伊藤議員の質疑に対する鵜飼推進室長の答弁
 市民に対するアンケート調査を行うのか、他の手段があるのか今後研究していきたい。「時代のニーズ」に関しては連携する民間業者がノウハウを持っているはずだ。現時点で小牧市としては「時代のニーズ」を把握していない

★新たな課題
1. 正確な建設予定価格は明らかにされていなかったが、平成21年3月に新図書館建設基本計画が策定当時に、議会では「建設費は約30億円ぐらい」との発言がありました。
 現在の公共事業の入札状況を踏まえれば、平成28年~29年に工事をするとなれば、約40億~約45億~約50億の建設費用が見込まれます。
 新図書館建設に係わる費用見込みもなく(あるいは公表しないのかも知れません)、新図書館建設推進室を設置するのはおかしいのではないでしょうか。


2.「時代のニーズに合った図書館とは」との伊藤議員の質疑に対しては、適切な答弁が全く行われませんでした。
 「時代のニーズ」を整理・把握することなく、「時代のニーズに合った図書館建設をぶち上げるのは、来年2月の市長選挙を意識した愚かな行動です。
 私は、鵜飼推進室長の責任ではなく、武雄市図書館の全国的な人気に飛びついた山下市長の責任と確信いたします。
 全く浅はかな・・・。

 
 新図書館を指定管理による運営でA街区に建設することについては、1.ラピオビルの今後の動向を見極める必要性もありますし、 2.平成19年度~20年度に新図書館基本構想・基本計画策定に携わった多くの人たちの心を踏みにじることであり、度々当ブログで取上げてきましたが、今回の小牧駅周辺活性化委員会を傍聴して上記の新たな課題が浮かび上がりました。

この記事は2014年05月15日に「こまき無答塾」に書かれた記事「議会だだよりについて、伊藤議長からの回答がありました」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



5月9日に「こまき市議会だよりNO.165は、これでいいのか!」というタイトルの記事を書きました。

 実は、この件について、4月30日「市議会への声」を通じて問い合わせをしていましたが、5月13日に伊藤宏行議長名の回答をいただきました。 
 その回答を十分に理解することが出来ませんでしたので、回答を受信した後に、伊藤議長あてにメールを送信しました。 
 本日のブログは、「市議会への声」、「伊藤議長名の回答」、「伊藤議長あてのメール」を掲載いたします。
 議会だよりのあり方について、皆様も考えていただければ幸いです。

★提出した「市議会への声」
タイトルこまき議会だよりNo.165(平成26年5月1日発行)について
内容
 こまき議会だよりNo.165の2頁~3頁の「安心安全を最優先したまちづくり」・「主な事業」等の見出し、「積極型予算を編成した結果、541億5,900万円となり対前年度当初比6.6%の増となりました」等の文言を読んで、「あれ、これは『 こまき行政だより 』なのかな」と勘違いしそうな内容であり、市民に二元代表制度下の当初予算に対する議会の役割を分かりやすく説明するという点で、信じられないような内容と判断しました。

 編集委員会9名の合意でこのような頁が作られたのか、それとも特定の委員の主導で策定されたのかわか
りませんが、いずれにせよ議長や議会事務局長のチェックも機能していないと思いました。

 3月議会で、平成26年度一般会計予算案金額が過去最高であることについて議員から質問があり、伊木総
務部長が「特殊要因を除けば1億円程度しか増えていない」と答弁しました。(私は、この答弁を了とする
者ではありませんが・・・)
 それにも拘わらず、議会の方が「積極型予算を編成した結果・・・」と記述することが信じられません。
(どうせ書くなら、市長選挙を控え、積極的なバラマキ予算を編成しましたと書けばいいのに・・・)
 また、消防指令センター整備事業として13億6,432万4千円と記載することは、市民に対して「そんなに
予算がかかるのか・・・」と誤解を与える記述です。

 正直なところ、「市長の追認機関だけでなく、市長のヨイショ議会(提灯持ち議会)か」と思ってしまい
ます。

 上記の「こまき議会だよりNo.165に対する意見に対して、小沢編集委員長、伊藤議長、倉地事務局長の
見解をお聞かせください。

 また、裏表紙には行政調査報告が掲載されていますが、政務活動費を約100万円使い16名の議員が武雄市
図書館を視察したことが報告されていません。その理由を市民に分かりやすく説明してください。
 (以上)

★伊藤議長名の回答
内容
 日ごろより、当市議会の活動にご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。
 今回、お問い合わせいただきました、「こまき市議会だより?165(平成26年5月1日発行)について」に対して、三者を代表して回答させていただきます。
 今回のこまき市議会だよりについては、3月議会で可決した内容を市民のみなさんに分かりやすく紹介したもので、議会だより編集委員会で協議・作成し、議会運営委員会にて決定されたものであります。
 また、行政調査の報告については、議会全体として実施するもの(常任委員会、特別委員会、議会運営委員会)は掲載しますが、各会派にて実施された調査については、それぞれの会派で対応すべきことであると思います。
 (以上)

★伊藤議長宛の送信メール
内容
 議会だよりに関する「市議会への声」の回答をいただきありがとうございました。「市民に分かり易い議会だよりだ」との趣旨に関しては、私は「市民に誤解を招く議会だよりだ」と判断していますので、残念ながら「見解の相違」ということで、この溝は埋められませんですね。
 最初は牧政会と小牧市民連合だけで行く予定だった武雄市図書館視察については、他の会派の知るところとなり結果として16名の議員が行くことになりました。
 「市民に報告できないような行政視察を、政務活動費を使っていくべきでない」「行くなら私費で行くべきだ」と申し上げておきます。
 小牧市議会が議会改革を前進させることを願って厳しいことを言ってきましたが、あきらめるよりしょうがないですね。
 (以上)

★私の感想
 過去の「こまき議会だより」5月1日号を確認しても、今回のように表紙を開いた2頁~3頁に、今回のような内容の記事を掲載したのは初めてです。
 特に、3月議会における市側の答弁と全く食い違う「積極型予算を編成した結果・・・」という文言を使うのは間違っています。
※実際には平成26年度予算は、議会だよりの掲載通り「積極型予算を編成」ですが、そうであるならば市側の答弁に対して、「間違った答弁だ」、「片手落ちの答弁をするな」と、3月議会で追及しなければなりません。 

 武雄市図書館視察に関しては、ブログで書いた通り、山下市長、市長寄りの会派(牧政会・小牧市民連合)でこっそり行く予定でしたが、他の会派にも漏れ、結果的に28名の議員中16名の議員が行くことになったのです。
 武雄市を行政視察する場合には、武雄市内で1泊することが受け入れ条件ですので、16名の議員の使った政務活動費(以前は政務調査費と言いました)は100万円にも及びます

 そもそも、武雄市に行った2月時点では、小牧市立図書館建設基本計画では、運営は「小牧市直営」となっていました。(4月に強引に指定管理者運営に変えてしまいましたが)
 したがって、2月に16名の議員が100万円を使って武雄市へ行く正当な根拠はありません。 
 また、伊藤議長の回答は「各会派にて実施された調査については、それぞれの会派で対応すべきことである」としていますが、正当な根拠もなく行政視察していますので、各会派がその報告を市民に出来るわけありません
※「各会派で実施」と書かれていますが、受け入れ側の武雄市図書館の玄関の看板(旅館の玄関の「歓迎」の看板には、「愛知県小牧市議会ご一行様」と書かれていますので、各会派がバラバラで申し込んだのではなく小牧市議会として申し込んでいることは間違いありません)
図書館玄関の写真
武雄市視察.jpg
 ※写真は小沢国大議員のフェイスブック投稿より。 
 なお、小牧市議会においては、議会だより編集委員会も議会運営委員会も公開されておりませんので、「議会だより編集委員会で協議・作成し、議会運営委員会にて決定されたものであります」と言われても、「ああそうでしたか、それはそれはご苦労様でした」なんてとても言えません。

 最後になりますが、河内議員以外の2期目以上の議員は全員、平成22年末~23年初に「ラピオへの図書館移設」に賛同されていることを忘れないでください。 
 山下市長が当選後に、ラピオ移設を白紙に戻し、3年間放置し、基本計画の小牧市直営を覆し、指定管理者運営にしたことについて、 「はいはいそうですか」と言っている議員の皆さん、「筋が無いのもいい加減にして下さい・・・」、「皆さんは小牧市民のためではなく、自分の保身のために議員をしているのですか・・・」と言いたいですね。

(PS)
 伊藤宏行議員は、何年も前から親しくお話をしていただける議員です。それにもかかわらず本日のようなブログを書くことには心が痛みますが、「小牧市議会の議会改革が推進推進してほしいと願う苦言」と受け止めていただければ・・・。

この記事は2014年05月14日に「こまき無答塾」に書かれた記事「これでは行政計画策定を業者に丸投げしたと市民に思われる」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



今日のブログは、小牧市はホームページで市民に誤解されない情報を流す必要があること、反省すべき点があれば謙虚に受け止め改善を図る必要があるということを促す内容です。
 
 4月23日に、ホームページトップに「小牧市ごみ処理基本計画策定業務委託プロポーザルについて」という情報が掲載されました。その内容は次の通りです。
ホームページの記載内容 
 小牧市では、小牧市ごみ処理基本計画策定業務委託プロポーザル実施要領に基づき、現状のごみ処理について見直し、課題の整理・解決を図るための長期的・総合的な計画を定めるためのノウハウを有し、かつ、必要なデータを提供し、策定できる業者を特定するため公募型プロポーザル実施します。
 詳しくは下記資料等を参照してください。
(参考資料)
質問事項回答書(4月11日~4月18日までに業者から受け付けた質問事項に対する回答書)
小牧市ごみ処理基本計画策定業務委託プロポーザル実施要領
小牧市ごみ処理基本計画策定業務委託仕様書
(以上)
※業務委託料は350万円です。 

 
 プロポーザルという言葉は、私たち市民には聞きなれない言葉ですが、ウィキペディアでは次のように解説しています。
プロポーザル方式は、主に業務の委託先や建築物の設計者を選定する際に、複数の者に目的物に対する企画を提案してもらい、その中から優れた提案を行った者を選定すること。「プロポーザル (proposal) 」は「企画、提案」の意味。(以上、ウィキペディア)

 したがってホームページの記載内容は、「現状の『小牧市ごみ処理基本計画』の見直しにあたり、課題の整理・解決を図るための長期的・総合的な計画を定めるためのノウハウを有し、かつ、必要なデータを提供し、策定できる業者をプロポーザル方式で選定します」ということです。

 この内容を読めば、市民の誰もが、「おいおい、小牧市は『 ごみ処理基本計画 』の見直しを業者に丸投げするのかよ・・・」、「担当部門はどう見直していいのか分からないのかよ・・・」と思ってしまいますよね。

 さらに、上記の参考資料である「小牧市ごみ処理基本計画策定業務委託仕様書」には、業務委託内容の1項目として「パブリックコメントに関する支援」として次のように記述されています。
(小牧市ごみ処理基本計画策定業務委託仕様書の一部)
 市民の意見をごみ処理基本計画に反映させるために、パブリックコメントに関する以下の支援を行う。また、パブリックコメントの結果をごみ処理基本計画に反映させるものとする。
(1) パブリックコメント原案資料の作成
(2) 市民意見の整理
(3) パブリックコメント対応資料の作成
(以上、引用終わり)

 「おいおい、パブリックコメントに対する小牧市の考え方まで業者に作らせるのかよ・・・」と思いませんか。

 「小牧市ごみ処理基本計画」とは、国の廃棄物処理法に基づき一般廃棄物の処理責任を負う市町村が、長期的・総合的視点に立って、計画的なごみ処理の推進を図るための基本方針となるもので、ごみの排出の抑制及び発生から最終処分に至るまでの適正な処理を進めるために必要な基本的事項を定めている計画です

 現行の「小牧市ごみ処理基本計画」は、平成21年度に「審議会等の会議」で検討され、平成22年3月に平成22年度から31年度の10年間を期間として策定されたものです。
 そして、当初から中間年度に計画の見直し(平成27年度~31年度)を実施することが決められていたものです

 このような情報を平気でホームページに掲載する小牧市の感覚が理解できなくて、私は4月24日に次の「市民の声」を提出しました。

(提出した「市民の声」の内容)
 4月23日、市のホームページに「小牧市ごみ処理基本計画策定業務委託プロポーザルについて」という情報が掲載されました。
 説明文には「小牧市では、小牧市ごみ処理基本計画策定業務委託プロポーザル実施要領に基づき、現状のごみ処理について見直し、課題の整理・解決を図るための長期的・総合的な計画を定めるためのノウハウを有し、かつ、必要なデータを提供し、策定できる業者を特定するため公募型プロポーザル実施します」と記載されています。

 この説明文を読むと、平成22年3月に策定した「小牧市ごみ処理基本計画」の中間年(平成26年度)における見直し策定に関する業務を業者に丸投げするのか・・・、行政計画の策定を業者に丸投げするのかとと判断してしまいます。そこで下記の問い合わせをいたします。

問1 ホームページに記載された「小牧市ごみ処理基本計画策定業務」とは何を指すのですか。中間年における見直し計画策定に際してのコンサルタント業者選定という意味ですか。
問2 ホームページに記載された「現状のごみ処理について見直し、課題の整理・解決を図るための長期的・総合的な計画を定めるためのノウハウを有し、かつ、必要なデータを提供し」ということは、小牧市独自では現状の課題の整理等が出来ないと理解していいですか。

 私は、ごみ処理問題について知識を有していませんので、上記の問いが私の認識不足に基づくものであれば、その旨指摘してください
。(以上)

 5月8日市民生活部廃棄物対策課名の長文の(丁寧な?)回答がありましたが、要は「プロポーザルの目的は、ごみ処理基本計画策定にあたって、資料の作成、小牧市廃棄物減量等推進審議会及びパブリックコメントなどに関することについてご支援いただく業者を選定するものです」とのことでありました。
 
 小牧市においては殆どの「審議会等の会議」で行政計画を策定する場合には、コンサルタント業者に支援を委託しますが、今回ように「(基本計画)策定支援業務」と記載しないで、「(基本計画)策定業務委託」と平気で記載したために、市民から見れば「策定業務を丸投げするのかよ・・・」と誤解されてしまうのです。

 先日のブログ(犬山市の健康つくり宣言に関する内容)で、「役所は絶対に間違いを認めない組織だ」と記載しましたが、今回の回答書にも「誤解を招く表現がありました。今後はこのようなことが無いように改善します」というような文言は一つもありません

 相変わらずの体質に失望していますが、一方では「市職員の皆さん、コンサルタントに過剰依存しなくても、あなたたちの能力であれば、自分たちで考えられるでしょう・・・」とも思っています。
 どうして職員の潜在能力を引き出さないで、言い訳ばかりしている職場風土が滑稽に思えます。

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