2014年07月

この記事は2014年07月31日に「こまき無答塾」に書かれた記事「「審議会等の会議」の会議録を分かり易くすべき」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



審議会等の会議」といっても、多くの市民の方は、どのような会議を指すのか分からないかもしれませんね。
 平成15年2月に策定された「小牧市審議会等の会議の公開に関する指針」には次のように説明されています。
(定義・2条)
この指針において「審議会等」とは、専門知識の導入、市政に対する市民意見の反映等を目的として、市民、学術経験者等を構成員として市長その他の執行機関に設置された審議会、委員会、協議会等をいう。
(趣旨・第1条)
この指針は、審議会等の会議を公開し、その審議の状況を市民に明らかにすることにより、審議会等の運営の 透明性、公正性を確保するとともに、市政に対する市民の理解と信頼を深め、もって開かれた市政の推進を図 るため、必要な事項を定めるものとする。

 「審議会等の会議(審議会・委員会・協議会)」は、平日の日中に開催されますので、傍聴できる市民は限られてしまいます。
 従って、指針の趣旨を反映するためには、その会議録を如何に市民に分かり易く公開するかということが大きなポイントになります。 

★「審議会等の会議」の数と会議録の内容 
 小牧市ホームページトップ⇒⇒⇒市政⇒⇒⇒会議公開・会議録、審議会の公募委員⇒⇒⇒会議録 と進むと担当部門別の「審議会等の会議」の名称と会議録(会議要旨)が掲載されています。

 その数は、市長公室9会議(実質11会議)、総務部2会議地域活性化営業部6会議市民生活部4会議健康福祉部11会議こども未来部8会議都市建設部10会議教育委員会事務局16会議合計66会議(実質68会議)です。
※市長公室所管の戦略会議はひとまとめで掲載されていますが、3つの戦略会議が開催されていますので、実質11会議、合計は実質68会議です。 

 この68におよぶ会議録を読めば、小牧市は市政に対する市民の理解と信頼を深め、もって開かれた市政の推進を図ることが出来ると判断しているのでしょうか。

 上記の「小牧市審議会等の会議の公開に関する指針」では、会議録等の作成(第7条)について次のように定めています。
(会議録等の作成)1.審議会等は、会議の公開又は非公開にかかわらず、当該会議終了後速やかに次に掲げる事項を記載した会議録 又は会議要旨(以下「会議録等」という。)を作成するものとする。
(1)会議の名称、(2)開催日時、(3)開催場所、(4)議題、(5)公開又は非公開の別、(6)出席者(委員及び事 務局) 、(7) 会議の結果、(8)会議の経過
会議録等は、当該会議における発言内容及び審議経過を市民が十分に理解できるような形式とするよう努めるものとする。


 指針では「会議録等は、当該会議における発言内容及び審議経過を市民が十分に理解できるような形式とするよう努めるものとする」としていますが、68会議のうちこの指針に則している会議録はいくつあるのでしょうか
 多くの会議録では、委員の発言を「委員」「A委員」と記載していますので、会議録を読んでも、発言内容や審議経過を十分に理解することはできません。
 また、会議録にするか会議要旨にするかは、所管部門の判断に任されています。会議の内容を正確に反映した会議要旨であればいいのですが、先日記述した図書館協議会のように、恣意的に事実と相違する会議要旨であれば指針に大きく反することになります。※現在は発言を文章に起こす機械もありますので、会議要旨を作成するより、会議録を作成した方が手間がかからないと判断しますが・・・。 

 68会議のうち、発言した委員の名前を明記した会議録を作成している会議は次の通りです。
総合計画審議会(市長公室)
小牧市行政改革推進委員会(市長公室)
小牧市外部評価委員会(市長公室)
小牧市防災会議(総務部)
小牧市廃棄物減量等推進審議会(市民生活部)
小牧市快適で清潔なまちづくり協議会(市民生活部)
小牧市国民健康保険運営協議会(健康福祉部)
小牧市地域公共交通会議(都市建設部)
こまき巡回バス等協議会(都市建設部)
小牧南土地区画整理審議会(都市建設部)
小牧岩崎山前土地区画整理審議会(都市建設部)
小牧小松寺土地区画整理審議会(都市建設部)
小牧文津土地区画整理審議会(都市建設部)
小牧市通学区域審議会(教育委員会事務局)
小牧市教育ビジョン推進会議(教育委員会事務局)

 上記の通り、会議録を読んで審議の過程がわかるのは15会議であり、残り53会議は「小牧市審議会等の会議の公開に関する指針」に反した会議録を作成しているということです。

 平成15年に「小牧市審議会等の会議の公開に関する指針」が策定された時は、第7条は「会議録の作成」でしたが、平成24年に突然、「会議録 又は会議要旨の作成」となり、第7条は「会議録等の作成」に変更されました。
 その理由は闇の中ですが、「おそらく、市長公室所管の3つの戦略会議の会議録を会議要旨にするためだろう」と、私は判断しています。


 68会議の中には、戦略会議の他にも図書館協議会のように会議要旨を掲載している会議がいくつもあります。
 そこで会議録ではなく会議要旨を掲載している事務局(担当課)に質問します。
(質問)
 あなたたちが、会議録ではなく会議要旨を掲載する理由は何ですか。正当な理由なんてないですよね。あなたたちは、「小牧市審議会等の会議の公開に関する指針」の趣旨を全く理解しようとしていませんよね。

この記事は2014年07月30日に「こまき無答塾」に書かれた記事「小牧市民の皆さん、広報こまきを読んでいますか?」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



本日のタイトルは、「小牧市民の皆さん、広報こまきを読んでいますか?」です。もし、私が質問されたら、「以前は、広報をしっかり読んでいましたが、平成24年9月に広報がリニューアルされた以降は、パラパラと目を通す程度です・・・」と答えるでしょう。
 その理由は、「こども達をダシにして、子育て世代を取り込もうとする意図を感じるから・・・」、「内容に温かさのない無機質さを感じるから・・・」であります。

★リニューアル前後の広報の表紙
 広報こまきの表紙や内容は、平成24年9月1日号からリニューアルされました。
リニューアル直前の表紙(平成24年8月1日号・8月15日号)
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リニューアル後の直近の表紙(平成26年7月1日・7月15日号)
P7303524.JPG

 ご覧いただいたように、リニューアル以前は、広報の発行時期に合わせた季節を感じる表紙でしたが、リニューアル後は、子供の顔写真や子供を含む家族の顔写真に変わってしまいましたので、季節感など全く感じられない表紙に変わってしまいました。

★広報は誰のもの?・・・、 広報は小牧市民のものだ!
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 上記の新聞報道は、山下市長就任後から5ケ月後の平成23年7月29日の中日新聞近郊版の記事です。
 記事の概要は、小牧市が全国で唯一PR学科を持つ名古屋文理大学と、広報分野での連携協定を結んだ事を報じたものです。
 そして、当選後の1年経過した平成24年1月に公表したマニュフェスト行程表には、堂々と「PR学科を持つ大学と提携するとともに、広報戦略会議を設置した」と掲載いたしました。
 しかし、「広報戦略会議を設置した」との工程表の記載内容は嘘で、「山下市長の広報戦略の手の内を市民に明かすのは不都合だ」と判断したのでしょう・・・、文理大学との話し合いは非公開で行われました。

 小牧市は、広報をどのように位置付けているのでしょうか? 「小牧市広報発行規則(昭和51年5月31日制定)」には次のように記載されています。
(目的)
第1条 市政に関する市民の理解を深め、市政の円滑な運営を図るため、小牧市広報を発行する。
(内容)
第2条 広報には、次の事項を掲載する。
(1) 市政について周知を要する事項
(2) その他必要な事項

(発行)
第3条 広報は、毎月2回、1日と15日に発行する。ただし、必要に応じ臨時に発行することができる。
(配布)
第4条 広報は、市内の全世帯及び市長が必要と認める者に無料配布する。

 ご覧いただいたように、広報を発行する目的は「市政に関する市民の理解を深め、市政の円滑な運営を図るため」であります。
 この目的を達成するためには、行政に係わる市政情報のみならず、議会に係わる市政情報も発信すべきですが、「広報は市民のもの」という意識が全くない山下市長は、「広報は行政のものだ、広報は俺のものだ」という感覚で、自己PRに広報を恣意的に利用しているのです。

★リニューアル後の広報の内容
 広報を以前から読んでいらっしゃる市民の方はお気付きと思いますが、リニューアル後の内容は大きく変わりました。
 「市長に聞く!!」、「なるほど!」、「情報PICK UP」、「ええもんみっけ!(市民レポーターのページ)」、「元気通信」等の後に、無機質・事務的な「くらしの掲示板」が続いています。

 広報7月15日号をご覧いただくと、2~3ページには、「これから目指す町のイメージは、『夢・チャレンジ 始まりの地 小牧』」、4~5ページには、「小牧市は企業のチャレンジを応援します」という表題で記事が掲載されています。(いずれも「情報PICK UP」コーナー)
 この上記4ページの内容を読んで、「なるほど、小牧市は素晴らしい・・・」と思う市民は何人おられるのでしょうか。
 私は「なるほど、と思う市民は皆無だ」と判断しています。広報を自己満足や市長選挙に悪用すべきではありません。

★広報事業の予算
 平成26年度の予算書には、2款「総務費」⇒1項「総務監理費」⇒2目「秘書広報費」に、広報事業として1億1,600万円余の予算が計上されています。
 内訳は広報等作成事業として9,902万円余市政情報発信事業として1,697万円余です。広報等作成事業の大半は、印刷製本費の9,006万円ですが、広報等作成事業中には、広報アドバイザー謝礼(???)29万円余広報作成支援謝礼(???)6万円も含まれています。

 また、市民レポーター制度実施委託料として64万円余が計上されています。上記の「ええもんみっけ!」のコーナーをアップするために、どこかの企業に業務委託するのに必要な経費でしょう。
 市民レポーターの女性の方々には申し訳ありませんが、現在のレベルであれば、このコーナーについては、「即刻、止めた方が良い」と判断しています。
 そもそも、「ええもんみっけ!」とは何弁ですか? 小牧弁?それとも名古屋弁?・・・。
 小牧市は、レポーターと協働事業をしているつもりでしょうが、私には協働事業と全く思えません

 広報に係わる予算としては、2目秘書広報費の他に、9目「協働推進費」の項目の中に、公文書配布委託料として4,539万円が計上されています。
 小牧市では、自治会を支援するために、町内会に加入している世帯に対し、1世帯当たり年間850円の支援をしています。
 45,390,000円÷850円=53,400世帯分ということであり、「町内会に加入している世帯には、町内会組織で広報等の公文書を配布してください」ということです。

 しかし、大きな課題が未解決のまま継続しています。上記の「小牧市広報発行規則」では、第4条に 「広報は、市内の全世帯及び市長が必要と認める者に無料配布する」と規定されていますが、小牧市は、「町内会に加入していない世帯は、公共施設に取りに来い」というスタンスです。
 税金を支払って小牧市に住んでいる小牧市民に、小牧市は広報を配布する義務がありますので。明らかに「小牧市広報発行規則」に反する行為を続けているのです。
 

この記事は2014年07月23日に「こまき無答塾」に書かれた記事「指定管理者制度の問題点とその責任」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



小牧市においては、平成20度度~21年度の2年間にわたり多くの市民が参加して平成21年3月に策定した「新小牧市図書館建設基本計画」において、「運営は小牧市直営」と決めておきながら、平成26年4月21日に臨時に開催した図書館協議会において、発言した3名の委員が「指定管理者の運営に変更することは納得し難い」との趣旨の意見を述べたにもかかわらず、事務局と委員長の事前打ち合わせ通り、強引に小牧市直営から、プロポーザル方式により選定した指定管理者による運営に変更してしまいました。
 
 読者の皆様にはご承知と思いますが、指定管理者制度、プロポーザル方式について復習してみました。
指定管理者制度とは(ウィキペディアより抜粋)
 それまで地方公共団体やその外郭団体に限定していた公の施設の管理・運営を、株式会社をはじめとした営利企業・財団法人・NPO法人・市民グループなど法人その他の団体に包括的に代行させることができる(行政処分であり委託ではない)制度である。
 地方自治法の一部改正で2003年6月13日公布、同年9月2日に施行された。小泉内閣発足後の日本において急速に進行した「公営組織の法人化・民営化」の一環とみなすことができる。
(以上、抜粋終わり)

プロポーザル方式とは(ウィキペディアより引用)
 主に業務の委託先や建築物の設計者を選定する際に、複数の者に目的物に対する企画を提案してもらい、その中から優れた提案を行った者を選定すること。「プロポーザル(proposal)」は「企画、提案」の意味。(以上、引用終わり)

 しかし、指定管理者制度、プロポーザル方式による選定には次のような問題点があります(ウィキペディアより引用)
一般に指摘されている問題点には以下のものがある。
特に地方では、後述の職員人事より以前に管理者選定の段階から既に「出来レース」となっている場合が極めて多く、「適切な管理者が見当たらない」という理由だけで自治体幹部職員の天下り先となっている外郭団体などに管理委託を継続して委ねる事例が見られる。
制度導入の真の狙いが運営費用と職員数の削減にあることから、行政改革の面だけが過剰に着目される。
管理者の「弾力性や柔軟性のある施設運営」の名のもとに、公共施設として不適切かつ問題のある例が以下のような事例として多く見られている。
「弾力性や柔軟性のある施設運営」という建前がありながら、実際には地方公共団体担当者の理解不足や条例・施行規則等に阻まれることで、民間の実力が十分に発揮できない。
地方公共団体が出資者となる第三セクターなどが指定管理者となり、指定管理料以外の費用を地方公共団体側が負担していることがある。この場合、財政支出の項目が二種以上にわたるため、実際に当該施設の運営に対して、地方公共団体がどのくらい経費を負担しているのかが極めて分かりにくい。
指定期間の満了後も同じ団体が管理者として継続して指定を受けられる保証は無く、選考に漏れるなどによって管理者が変更した場合は殆どの職員が入れ替わってしまうことも考えられる。また、指定期間が3~5年程度と短期間であれば正規職員を雇用して配置することが困難となるなど人材育成は極めて難しくなり、職員自身にも公共施設職員としての自覚や専門性が身につかない。
指定期間の短さは人材育成と同時に設備投資や運営面での長期的計画も阻んでいる。特に教育・娯楽関連の施設では経費節減のために「場当たり的な運営」しか出来なくなることで集客力が減少し、それに伴う収益の減少によって必要経費も充分捻出できなくなり、結果として更に客足が遠のくといった悪循環に陥る可能性が高い。
医療・教育・文化など、本来なら行政が直接その公的責任を負わなければならない施設までもが制度の対象となっている
(以上、引用終わり)
※最下段の「医療・教育・文化など・・・」の色や下線は私が付けたものです。

 前置きが大変長くなりましたが、私が最近体験した指定管理者制度の問題点を報告いたします。対象は愛知県がんセンター中央病院、小牧市民病院です。
 日頃大変お世話になっている2つの病院に関することを記述することは、大変心苦しい点もございますが、改善されることを期待してあえて報告いたします。

★愛知県がんセンター中央病院の事例
 私は、名古屋市立大学薬学部を卒業後、武田薬品工業?に就職し、病医院を担当するMR(当時はプロパーと呼ばれていました)という仕事を15年余り務めました
 そうした体験の中で、「適正な医療が行われるためには、医師・薬剤師・看護師・検査技師・看護助手さらに病院事務職員と、医療を受ける患者の間で信頼関係が構築されるされることが不可欠である」、「両者の信頼関係が構築されなければ、適正な医療は絶対に行われない」と確信するようになりました。
 その後、ドラッグストア等を運営する企業で働きましたが、同様に「適正な医療が行われるためには、薬剤師・登録販売者さらにドラッグストア職員と、お客様の間で信頼関係が構築されるされることが不可欠である」とも確信するようになりました。

 6月2日~27日までがんセンター病院に入院した際には、医師・病棟薬剤師・看護師・検査技師の方々に大変お世話になりましたし私の方からもコミュニケーションを図るように努めました。
 さらに、毎日病院食の配膳・部屋の掃除・シーツ交換などをしていただく看護助手の方々とも、部屋のトイレの掃除していただく職員の方々とも、私の方から積極的にコミュニケーションを図りました。
 看護助手の1人の方からは、「ご主人との結婚の経緯」(会社で知り合ったお主人が何時も帰りに通る道にあるラーメン店の中から待ち伏せしてアタックしたそうです。元祖女性ストーカーであったそうです)も話していただきました。

 そうした中で、6月27日の退院が決まりましたので、退院の数日前に2階の外来受付に「証明書発行申込書」の書類をもらいに行きました。
 2階受付窓口業務は指定管理者に委託していますいますがですが、窓口の女性は申込書を私に渡す時に「証明書を郵送する場合は・・・」と説明しはじめましたので、私は「退院後も頻繁に受診し病院に来ますから、郵送ではなくその際に直接取りに来ます・・・」と言っているにに、何故か「郵送の場合は・・・」と説明を続けました。
※私は24年前の47歳の時にアフラックのがん保険に入りました。当時勤務していたA社のグループ会社が保険代理業をしていたことが、がん保険に加入する大きな動機でした。今回は入院給付金を受けるための申し込みで、証明書の料金は5,400円です。
 
 いよいよ6月27日に退院する際に、受付に申込書を持参し提出し用としたら、上記の女性から「保険会社は何処ですか?」と聞かれました。
 私は「そうか、申込書に保険会社の書類を添付する必要があったのだ・・・」と認識しましたが、「保険会社はどこですか?」と尋ねられたので、「窓口に各保険会社の書類があるのだ・・・」と思い、「アフラックです」と答えました。
 すると女性は「書類は保険会社によって違います。アフラックの書類を添付して提出してください」と対応しました。
 保険会社の書類を添付することを、前回は6年前のことで失念していたのことは私が悪いのですが、「それなら、証明書発行申込書をもらいに行った数日前に言ってくれれば・・・、家にアフラックから郵送してもらった書類はあったのに・・・、郵送のことばかり説明されて・・・」と、少し腹立たしく思いました。
 という訳で、退院の際には証明書発行申込書を提出することはできませんでした。退院の際には主治医の先生に「入院証明書を書いていただきますのでよろしくお願いいたします」と申し上げたのですが・・・。

 退院後、初めての外来受診が7月1日にありました。保険会社の書類を添付し申込書を提出すると上記の女性は「証明書が出来上がるのに3~4週間かかります」と言いました。私は口には出しませんでしたが「そんなにかかるハズはない。責任逃れの安全対策だ・・・」と即断いたしました。
 「いつ証明書が出来上がるのか分からない・・・」と判断し、郵送してもらうことに変更したしました。
 郵送にかかる82円の切手代は窓口で支払うものと思って・・・。
 しかし女性は「切手を1階の売店で購入し郵送用の封筒に貼って提出してください」との対応でした。
 家内が売店で82円の切手を購入し、やっと申込書を提出することが出来ました。

 7月9日に関センター病院から入院期間の証明と退院後の通院治療が必要である旨の証明書が郵送されてきました。3~4週間と言われたものが、提出後8日目で・・・
 しかし、問題はこれからです。何と家内が売店で購入した82円の切手を貼った封書には、切手の下に「不足料金着払」というスタンプが届いた時に捺してありました
●届いた封書の該当部分
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 最初、「郵便局が捺したのかな?」と思いましたが、「中身はA4サイズ1枚の保険会社の書類だから、料金不足などあり得ないと思い、もう1度スタンプを見たら、がんセンターの窓口部門が捺したのだ・・・」と判断し電話で窓口に確認したら、「患者さんによっては、何枚も書類があり、82円では不足する場合があり、不足料金着払いのスタンプを捺さないと、こちらに郵便物が戻ってしまい、患者さんに届くのが遅れますから・・・」との返事でした。
 私は「バカ野郎!」と言いたい気分でしたが、「A4サイズ1枚の郵便物までにも、紛らわいスタンプを捺す必要はないでしょう、窓口スタッフ全員で問題点を共有し、改善をして下さい」と伝え電話を切りました。
 この件も「責任逃れの安全対策だ!」と判断いたしました。
※「証明書発行申込書」に、?「保険会社の書類を添付してください」 ?「郵送を希望される方は82円切手を持参下さい」とのメモを付ければ済むことなのに・・・。

★小牧市民病院の事例
 私は、がんセンターに入院する前に、6年前の多発性骨髄腫の最初の治療で使用した大量の抗がん剤等の投与が原因で、体内に潜んでいたB型肝炎ウイルスが再活性化することによって発症する急性B型肝炎にかかり、その治療とフォローは、がんセンターで紹介いただいた小牧市民病院でしていただくこととなりました。平成22年3月末のことでした。

 おかげさまで、市民病院に3週間入院し、肝機能の数値も正常に下がり、9月までウイルスを殺す核酸アナログ剤(商品名:バラクルード)の服用により、ウイルスに対する抗体が出来ましたし、ウイルスも検出されなくなり、バラクルードの服用の中止いたしました
 その後は、3ケ月に1度の血液検査に基づく診察と、6ケ月に1度のエコー検査(肝がんを発症していないかどうかの確認検査)をしていただいています。

 市民病院消化器内科の主治医の先生には、がんセンターに入院する前に「6月2日に入院すること、入院期間はおよそ3週間であること、肝機能に対する影響について何かがんセンターの主治医の先生に再発治療に際して伝えることがあれば・・・」等の話をししたところ、7月25日に受診する予約を入れていただきました。

 ところが、入院が少し長引き、7月27日になりましたので、病室から市民病院に電話をして、「7月2日採血、7月9日血液検査に基づく診察」に予約を変更する手続きをいたしました。
※私の検査項目には外注検査が含まれており、血液採取当日には結果が出ませんので、何時も診察の1週間前に採血を行っています。

 7月2日に採決を終えたあと、同じフロアにある内科外来受付に行き、「主治医の灰本先生が手が空いた時に、この手紙を渡してください」と指定管理者の女性職員に伝えました。
 ところが女性は即答で「来週の受診の時ではダメですか」との対応でした。私は少しムッとして「ダメです」とその女性に伝えました。
 ダメな理由は、退院日の都合で25日に来院出来ず予約を変更したこと、さらに採血の前日の7月1日から大量のステロイド(1日20ミリ)を服用しているために、検査結果に異常値が出る項目があることを灰本先生に事前に伝えておいた方が良いと判断したからであります。

 「ダメです」という私の言葉に、女性は「中へ行って聞いてきます・・・」との対応に変わりました。暫く待合室で待っていると女性が来て「灰本先生に渡しました」との返事でした。
 私は口には出しませんでしたが、「当たり前だろう、最初の来週の診察の時ではダメですかとの対応は何なのだ」と心の中で思いました。

★指定管理者対応の責任は何処なのか
 がんセンター病院も小牧市民病院も、窓口の受付業務を指定管理者に委託していますが、これは病院運営のコスト削減のためであります。
 自治法改正に伴い、病院職員行っていた窓口業務は指定管理者に委託することが出来るようになり、その方が病院の運営コストが削減出来るようになりました。
 しかし、現状は、病院のコスト削減のためではあるが、患者のためではありません

 指定管理者に窓口業務を従来の職員が行っていた時と同質の対応が出来るでしょうか。窓口業務は患者が最初に接するところ、そして会計等で最後に接する極めて重要な部門ですが、残念ながら指定管理者各社に、病院窓口業務として必要なホスピタリティ溢れた対応を期待することが出来ません指定管理者が病院に派遣する職員は大半が非正規雇用のスタッフで占められているからであります。

 7月9日の小牧市民病院の受診の際にも次のような光景を目の当たりにしました。ある患者さんが2階の中待合室で受付業務の女性職員に「〇番診察室は何処ですか?」と尋ねました。女性は小牧市民病院の派遣されたばかりなのでしょう、明らかに「分からない、どうしょう・どうしよう」という態度で、先輩職員を探し、患者さんを〇番診察室に2人で誘導して行きました。
 信じられない光景、目の当たりにしたくない光景でした

 私は、がんセンター病院の対応も、小牧市民病院の対応も、「指定管理者の責任ではなく、基本的には指定管理者に窓口業務を委託した病院の責任だ」と判断しています。
 指定管理者に窓口業務を委託したのは、病院の都合でありますから、病院には患者に不快な想いをさせないための仕組み作りを構築する必要がある、その責任は病院事務局にある、と判断するからです。
 
 常に窓口業務の有様をチェックし、指定管理者の責任者と話し合うは会議を開催し、常にホスピタリティのある対応をする必要があるのです
 そうしたことを行っていないから、患者に不快な想いをさせるのです。

 本日も長文のブログを最後までお読みいただきありがとうございました。 

この記事は2014年07月17日に「こまき無答塾」に書かれた記事「小牧市立図書館整備に関する「喝」と「あっぱれ」(1,000本記念)」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



 平成23年7月7日に、「新しくブログをはじめます」というタイトルの記事を書いてから丁度3年が経過いたしました。
 本日の投稿が1,000本目の記事になりました。ブログをAサイズの用紙に印刷すれば、3,000ページ程になると思われます。
 これも、ブログを読んでいただいている皆様のお陰と、こころよりお礼申し上げます。ありがとうございました。

 1,000本記念の本日は、小牧市立図書館整備に関する「喝」と「あっぱれ」です
 日頃、山下市長の首長としての政策能力について、厳しい内容のブログを書いてまいりましたが、1,000本記念にあたり、山下市長の政治家としての手腕を褒め称える内容も含むブログです
 山下市長の鉄壁の後援会の皆さま、ご期待下さい・・・。

★小牧市民の皆さま、小牧駅前に図書館が整備されるといいですか?
 小牧市民の方に、「ラピオと名鉄小牧駅の間にある市有地(A街区)に、小牧市立図書館が出来た方がいいですか?」と尋ねたら、ほぼ100%の方は、「うん、整備して欲しい」と答えるでしょう。
 私自身も、平成20年3月に策定された小牧駅周辺整備計画に対するパブリックコメントで、「A街区は、図書館等の文化をキーワードに整備すべきだ」との意見を出しました。

 しかし、小牧市民の皆さまに、山下市長就任後の図書館に係わる経緯を話し、「現在、小牧市が整備しようとしている図書館は、従来のように小牧市(教育委員会)の直営ではなく、武雄市図書館と同様に、CCC(カルチャーコンビニエンスクラブ)を指定管理者とした図書館を整備しようとしていること」こと、さらに、「図書館整備に50億円ほどの税金を投入する」ことを説明したら、殆どの市民の方は、「チョット待って、考えさせて欲しい」と答えるでしょう。

★「喝」と「あっぱれ」
 日曜日の朝8時から、TBSテレビ系列で「サンデーモーニング」という放送があります。そのスポーツコーナで張本勲氏が、それぞれのニュースについて、独特の視点で「喝」と「あっぱれ」の評価を下す楽しい時間帯があります。

 本日は、小牧市立図書館整備について、私が独特の視点で、「喝」と「あっぱれ」の評価を下してみたいと思います。

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市長マニフェストを守らない行為に喝だ!

 先日の6月議会の議案質疑(6月17日)の際、川島公子議員(小牧市民連合)は、次のように質問いたしました。(会議録速報版引用)
 市長は、就任された当初、マニフェストも含めて、図書館建てかえなど大型プロジェクトについては、市民の意見をよく聞き、長期的視点に立って、ゼロから再検討すると述べられています。
 それが、この時点、つまりこの第2回定例会で条例改正までして新図書館建設に入ろうとされるのは、既に市民の意見を幅広く十分聞いた結果と言われるのでしょうか。
 だとしたら、市民の声、意見をどのような方法で、いつ集約され新図書館建設の結論に至ったのか、その経緯をお伺いいたします。
(以上、引用終わり)

 川島議員の質問に対して、山下市長はマニフェストに係わる質問であるにもかかわらず、自ら答弁するのではなく、何時もと同様に担当部長に答弁させました。
 大野教育部長の答弁は、次の通りです。(会議録速報版引用)
 1点目の市民の声、意見を聞きというご質問ですが、新図書館建設につきましては、山下市長就任後においても、市民の代表である市議会を初め教育委員会や各種団体からも早期の建設を望む声が多くありましたので、多くの市民が新図書館の建設を望んでいると判断し、決定に至ったものであります。(以上、引用終わり)

daikatsu.gif
 マニフェストに関する質問であるにも関わらず、山下市長は自ら答弁することなく、大野教育部長に答弁させ、しかも「その場しのぎの言い訳じみた答弁、根拠のない答弁」をさせたことに喝だ!

 6月17日の議案質疑において、竹内里美議員(日本共産党小牧市議団)は、次の質問をしました。(会議録速報版引用)
 去る4月26日付の中日新聞に山下市長が駅西A街区に新図書館を建設する意向を固めたとの記事が掲載され、市民の反響を呼んでおります。好意的な意見、あるいはもったいないという意見、さまざまあります。 その記事の中に「佐賀県武雄市図書館をモデルにして既存の図書館の枠にとらわれない施設を目指す」とあり、武雄市図書館がどんな施設なのか、なぜ突然そんな話が出てきたのか市民にはさっぱりわかりません。そこでお尋ねをいたします。
(1)視察について。
ア、官民連携のユニークな武雄市図書館は、昨年4月のリニューアルオープン以来1年で約100万人の利用者が訪れ、貸し出し数も大幅にふえたと報道され、全国的に話題となっています。
 カルチャーコンビニエンスクラブ、いわゆるCCCが指定管理者となり、雑誌の販売やDVDなどのレンタル・販売を行うツタヤの商業エリアとスターバックスの商業エリア、そして図書館が融合併設をされております。
 最大のユニークさは、スターバックス、通称スタバに図書館やツタヤの本を持ち込んでコーヒーを飲みながら読書できるというブックアンドカフェ、従来のタブーを打ち破る運営方法です。
 若者、女性、これまで図書館に縁遠かった人々、市外、県外から人々が押し寄せたと聞いております。全国の行政、議会の視察も絶えないようです。
 そこで、小牧市の視察状況をお尋ねいたします。市長、教育長を初め市の幹部の方々や商工会議所も含め、視察に行かれたのか、また、視察の時期についてもお尋ねいたします。
(以上、引用終わり)

 大野教育部長の答弁は次の通りです。(会議録速報版引用)
 1点目の武雄市図書館につきまして、視察についてのお尋ねでございます。これまでも竹内議員を含めまして、議員各位も武雄市図書館を初めとした各所の図書館を視察されておりますように、図書館建設は市にとって重要な事業でありますので、市においても、これまでに数多くの図書館の視察を行っており、その一つとして武雄市図書館の視察も行っています。
 その視察状況ですが、平成25年度は、6月26日に市長及び職員3名の計4名、平成26年1月29日に市長公室長以下3名の職員が視察に行っております。
 また、平成26年度におきましては、4月15日に市政戦略課長以下2名、5月16日に教育長及び教育部長の2名が視察に行っております。
(以上、引用終わり)

 山下市長は、早々と平成25年6月26日に武雄市図書館を視察していたのか・・・。この頃小牧市は市民にどのように説明していたのでしょうか?
 
 平成24年9月議会(9月12日)の一般質問で、澤田勝已議員(牧政会)に次の「やらせ質問」をいたしました。
 この図書館問題についてはかなりの時間をかけて議論がされ、平成20年9月に市議会文教委員会協議会で図書館の建設位置としては、多数意見として駅前のA街区が望ましいということになりました。さらに同月、教育委員会において建設位置を小牧駅前A街区とする議決がされました。
 その後は、ラピオの多くのテナント撤退の事態から、ラピオ前に新図書館建設の協議がなされましたが、ご存じのとおり、最終的にはラピオに商業店舗が誘致されました。したがって、空床がなくなった今、A街区への図書館建設を阻害する要因は何もなくなったと考えるのがごく普通の考えであります。
 私も市内のあちらこちらで多くの市民の方々から、図書館はどうなったのか、どこに建つのか、いつごろなのかとよく質問されることが多くなってまいりました。
 さきの6月議会においても、我が会派の玉井議員の図書館問題の質問に対して、教育長の答弁で、新図書館建設については、新小牧市立図書館建設基本計画においてあるべき姿、望ましい機能などについて十分検討され策定されており、建設基金も既に20億近くある。早期の新図書館建設に着手できることを願っているとの答弁があったところであります。
 市長も新図書館建設の必要性は十分認識されていると答弁されておられます。去る8月28日に開催された小牧駅周辺活性化委員会の折にも、市長のもと検討が開始されたとお聞きしたところでございます。
(以上、引用終わり)

 澤田議員の質問に対して山下市長は次のように答弁しました。(会議録引用)
 新図書館の建設位置につきましては、これまでの経緯を十分に承知をいたしているところでありますが、図書館の立地が周辺に与える影響なども幅広く考慮いたしますと、図書館だけではなく、まちづくりの観点も含めて慎重に検討を進めなければならないと考えているところであります。
 このA街区の整備につきましても、これまでにさまざまな検討がなされてきた経緯がありますけれども、A街区に導入する公共的な機能といたしましては、協働、交流、情報発信、あるいは生涯学習など、それぞれの拠点として整備の必要性を感じているところでありまして、現在図書館を含めましてA街区の全体像の検討を進めているところであります。
 A街区は、小牧駅前であり小牧市の中心市街地の顔となる場所でありますので、今後20年先、30年先まで市民の皆さんが親しみと誇りを感じられるような市のシンボルとなり得る施設を建設すべきであると考えており、十分に検討を行った後に方向性を示してまいりたいと考えております。
(以上、引用終わり)

 この答弁に基づいて、平成25年度予算案に、「A街区に図書館を含む複合施設整備基本構想策定委託等として927万円余の予算」が計上されました。
 しかし、市民のみえないところで、山下市長は武雄市図書館の視察に行っていたのです

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小牧市民を欺いた山下市長の行為、やらせ質問を受けた澤田議員に喝だ!

 平成21年3月に策定された「小牧市図書館建設基本計画」においては、その運営に関して「小牧市直営」と明記していました。
 運営を指定管理者に委託することについて、この「小牧市直営」が障害となるため、今年4月21日に臨時の図書館協議会を開催いたしました。(傍聴者は私1人だけ
 会議録が、やっと2日ほど前にアップされましたが、運営を指定管理者とすることに関して、唐松副会長、酒向委員、崎元委員の3名が「納得し難い」と、それぞれの委員が根拠に基づく発言をいたしましたが、事務局は吉村会長と事前打ち合わせの通り、直営から指定管理者による運営を協議会として承認することといたしました

 問題は、2日ほど前にアップされた会議録の内容です。
 事実と全く異なる会議録であるのです。A委員、B委員、C委員と表記された発言内容は、当日の上記3名の委員の発言を正確に表現していないのであります。(録音を再生すれば、正確な議事録でないことが直ぐ分ります)

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3ケ月近くも会議録アップを意図的に遅らせ、不正確な会議録を意図的にアップした事務局(安藤教育長・大野教育部長・舟橋教育部次長・山田図書館長・渥美図書係長・紀藤主査)に喝だ!
 宮仕えとはいえ、教育長以下の職員は、長年蓄積してきた図書館運営に関するノウハウを放棄することに対して何の抵抗もないのか・・・。私からみれば「自己保身」のための行動としか思えない。
 小牧市民の為ではなく、自分自身のために・・・。
 
 本年5月27日に開催された小牧市議会の「小牧駅周辺活性化委員会」のおいて、5月1付けで教育委員会に設置された「新図書館建設推進室」の鵜飼室長(市政戦略課長)は、伊藤宏行議員(小牧市民連合)の「時代のニーズにあった図書館整備とは」との質問に対して、「時代のニーズがどういうものか現時点では把握していない。指定管理者と相談しながら決めていく」、「指定管理者は時代のニーズを把握しているハズだ」(要旨)と答弁しました。

 また、澤田澤田勝已議員(牧政会)の「建設予算はどの程度か」、「公共事業の不調が続く中、建設費が大幅に上がるのではないか」の質問に対しては、「現時点では、建設費用は分からない」(要旨)との答弁をいたしました。

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時代のニーズも建設費も把握しないで、指定管理者による図書館運営の方向性を決めた山下市長の市政運営に喝だ!

 指定管理者の選定は、近々プロポーザル方式により決定いたします。しかし、プロポーザル方式とは名ばかりで、これまでの経緯を踏まえれば、CCCを指定管理者に選定することは動かしがたい事実です。

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結果の分かった出来レースであるにもかかわらず、「このように公平公正な手続きで指定管理者を選定しました」と、正当化する行政得意なやり方に喝だ!

 遅くなりましたが、最後に「あっぱれ」です。
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 マニフェスト記載内容に違反し、さらに市民を欺いたことを気にすることもなく、来年2月の市長選挙のためには何でもやる、山下市長の政治家としての政治的手腕に、あっぱれ!

この記事は2014年07月16日に「こまき無答塾」に書かれた記事「デマンド交通実証実験運行の状況」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



昨年8月に開始されたデマンド交通実証実験運行は、本年7月で1年間の実験期間が終了いたします。
 市のホームページに掲載された本年6月までの利用者状況データを基に11ケ月間の利用状況を取りまとめてみました。

月々の利用状況
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実証実験運行の経緯
 昨年8月にスタートした時点では、?1日の利用者目標は40名(1人が往復乗車すれば2名とカウントされます)?乗降場所は指定された場所に限る ?1乗車の料を300円とする

 しかし、8月~10月の3ケ月間の利用者が極端に少なく、早々と本 年2月から実証実験運行の見直しをすることを決めました。

8月~10月利用者数 目標3,040人 実績467人 達成率15.4%

見直しをする理由 利用者が少な過ぎるので実験運行の検証が出来ない。利用者が増えないとアンケート調査も出来ない

見直しのポイント ?登録者全員に10回乗車分(3,000円分)の無料券を配布する ?自宅前での乗降を可能にする

見直し後の状況
登録者に対する無料券配布(6月まで) 1,679人(5,037,000円分)

●見直し前(8月~1月)の利用状況 目標5,840人 実績1,150人 達成率19.7%

●見直し後(2月~6月)の利用状況 目標4,880人 実績3,531人 達成率72.4%

 ご覧いただいたように、無料券の配布、自宅前での乗降車により、8月~1月に比較し、本年2月からの利用者は大幅に伸びました。
 しかし、次に記載する課題が山積しています

★今後の課題
廃棄される無料券
 登録者全員に配布した無料券は、16,790回乗車分です。7月の乗車分も含めて使用されるのは、4,400~4,500程度ですので、約12,300回分の無料券が廃棄処分になります。

実証実験運行の検証が出来ない
 本年2月に見直しをすることになった最大の理由は、「利用者が少なすぎて実験運行の検証が出来ない。と聞かく乗ってもらうことが重要だ・・・」でした。
 しかし、見直し後も当初の利用者目標を達成することが出来ませんでした。無料券を配布し、乗車した利用者にアンケート調査をしても、当初決めた実証実験運行の検証など出来るハズはありません
 小牧市議会の委員会では、「アンケート偽造だ」という発言もありました。

小牧市の雑収入が当初予算を大きく下回る
 1乗車300円の乗車賃は、当初、小牧市の雑収入に計上されていました。(300円×11,760人=3,528,000円
 しかし、本年2月からの無料券配布により、市の雑収入見込みは大幅に落ち込みました

実験運行が巡回バスの見直しを大幅に遅らせた
 そもそも、デマンド交通実証実験運行は、所管部門(当初は環境交通部)の発案ではなく、山下市長のマニフェストに基づいて開始されたものです。
 小牧市において、公共交通に関する最大の課題は、「こまき巡回バスの見直し(2時間位1本の運行を、1時間に1本の運行にする)」でした。
 しかし、デマンド交通実証実験運行により、巡回バスの見直しが大幅に遅れることとなりました

 デマンド交通、地域協議会、プレミアム商品券等、全国での成功事例をつまみ食いした山下市長の政策能力が問われます
 成功事例は、それぞれの地域特性が大きく関係していることも把握しないで・・・。


※. アーカイブ者:以下プライベートな内容だったため、こちらには掲載しませんでした。

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