2014年09月

この記事は2014年9月10日に「こまき無答塾」に書かれた記事「玉井宰小牧市議は議員バッチを外すべきだ!」を点検する(その1)」を検索サービスのキャッシュから復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



9月7日のブログは、「予想通りの『やらせ質問』」というタイトルでした。9月4日にホームページに掲載された玉井宰議員澤田勝已議員(ともに牧政会)の質問内容を確認して、「やらせ質問だ!」、「市長を監視すべき小牧市議が、来年2月に市長選挙を控えた市長を持ち上げるような質問をすることは、地方自治法に反する犯罪的行為で、小牧市民に対する裏切り行為だ!」と判断したことが、2議員の質問を9月7日にブログで取上げる動機でした。

 本日(9月10日)より、小牧市議会の一般質問が始まりましたが、トップバッターの玉井議員の質問内容をケーブルテレビで視聴して、「9月7日に予想した通り、玉井議員の質問は、市当局が作成した文章を読み上げるだけの『やらせ質問だ!』」、「山下市長が、来年2月の市長選挙に2期目を目指して立候補表明をするための『やらせ質問だ!』」、「市長が独善に陥ることを防止するために地方自治法で設けられている地方議会の議員がこのような『やらせ質問』をすることは、小牧市民のためにはならない!」、そして、「このような『やらせ質問だ!』をする議員は、即刻、議員バッチを外すべきだ!」と確信いたしました。

 私は、平成19年9月の市議選で玉井氏が初当選される以前から、同じ桃花台の住民として、玉井氏とは親しく話す関係でしたが、その時点では、7年後にレベルの極めて低い地方議員になるとは、全く予測できませんでした。
 むしろ、山一證券という大手企業に勤務されていた経歴からして、立派な活動をされるものと期待していましたが・・・。
 私の「人を観る目」が節穴だったのでしょうね・・・。現在、その玉井議員が議会改革委員会の委員長をしているのだから、小牧市民の皆さん、笑っちゃいますよね

★玉井議員の質問項目「小牧市の目指す将来像について」の内容
(ケーブルテレビの録音より)
 平成23年2月、改革と創造の市政の実現を目指して、山下市長が誕生し早3年半が経過しました。市長の1期4年の任期もあと半年となりました。
 少子高齢化、人口減少社会の本格的な到来やグローバル化の進展など、日本の社会全体が大きく変化する今日、特に高齢者が急激に増加し、一方で若者・働き手となる世代が減少する中で、地方自治体の運営は一層厳しさを増していくものと思われます。
 山下市長は、日頃から「比較的恵まれてきた小牧市ももはや例外ではない」として、大いなる危機感をもって市政の改革にあたってこられました。
 これからは地方分権、言いかえれば地域主権の時代であり、国や県にお任せでなく、地方自治体自らが主体性を発揮し、地域の課題に積極的かつ果敢に立ち向かうべきとする山下市政に対して一定の評価をしております。山下市長の考え方には、大いに賛同するものであります。

 こうしたなか、山下市長は市長就任以来、改革と創造の市政の実現に向けて、「1.行政改革の推進」、「2.戦略的市政の推進」、「3.住民自治改革の推進」をまちづくりの柱として、さまざまな位置付け(施策?)に対して強力なリーダーシップを発揮してきました。

※「位置付けに対して」の部分は、「施策に対して」かもしれません。音声が明確に聞き取れませんでしたので、間違っているかもしれません。

 一つ目の「行政改革の推進」では、行政改革の指針となる重点改革プランを策定し、行政職員数の削減はもとより、専門家による経営分析を活用するなどとした事務事業の徹底した見直し、自動販売機設置の入札やネーミングライツの販売、こまき応援寄付金の創設など、新たな歳入確保策の導入などによって、行革効果を上げられてきております。
 
 行政改革を徹底する一方で、山下市長は小牧市がまだ活力があるうちに、未来を見つめた積極的な行動が不可欠とし、2つ目の「戦略的市政の推進」を図ってこられました。
 特に、山下市長が掲げられた3つのまちづくりの主要課題、すなわち高齢者福祉医療政策、産業立地政策、自治体経営改革をテーマとして、それぞれ戦略会議を立ち上げられ、自らもその議論に加わり、在宅医療、支え合いの推進、企業新展開支援プログラム策定(?)、新基本計画策定などの成果を上げられました。
 
 3つめの住民自治改革の推進では、地方主権時代には、市民主体のまちづくりを推進することが不可欠であるとして、協働推進課を新設し市民との協働によるまちづくり強力に推進させる体制を整えられました。
 そして広く市民の声を聞くために、タウンミーティングを毎年継続的に開催するとともに、地域での支え合い・助け合いの新しい仕組みである地域協議会の創設や、事業の内容やアイディアについて市民から提案を募って事業化する協働提案事業化制度の創設など、地域活動・市民活動の活性化に積極的に取り組まれています。

 その他個別の地域課題に対する取り組みでは、具体的には、65歳以上巡回バス利用の無料化、桃花台から名古屋都心へのアクセス向上のための桃花台新交通本社跡地のロータリー整備、間内駅から岩倉駅までの名鉄神姫バス路線の開設等々公共事業公共交通の充実が挙げられます。
 また、保育園の時間延長や、南保育園の建設、放課後児童クラブの時間と学年幅の拡大など、子育て支援の拡充も図りました。
 それから、おたふく・水ぼうそうワクチンの無料化や、高齢者の肺炎球菌ワクチン助成の充実、市独自の人間ドック制度の創設など健康づくりの支援体制の拡充に努められました。
 一方、産業振興においては、企業誘致に力を入れるとともに、こまきプレミアム商品券発行助成事業や観光特産品チャレンジ補助金制度など様々な産業支援策を打ち出し、市内商工業の活性化にも力を注いでまいりました。
 中心市街地おきましては、経営危機に陥っていた駅前再開発ビル・ラピオを黒字化に導き、長年懸案とされてきました整備には、新しい指標による図書館整備の開発方針を決定したところであります。

 山下市長は、さまざまな行政改革を推進し、小牧市がこれまでに築き上げてきた全国有数の堅固な財政基盤をしっかり維持されており、こうした財政基盤は背景として、本年度からは都市計画税の引き下げも実現されました。
 一方で山下市長は、こうした地域課題への取り組みとは別に、小牧市民が「小牧に住んで良かった」「これからも小牧に住み続けたい」と思えるような、「夢はじまりの地 こまき」をコンセプトとする地域ブランド戦略を立ち上げ、市民の小牧市への愛着と誇りを高める取組にも積極的に推進されております。

 山下市長が実施された施策を挙げれば、まだまだありますが、僅か3年半の間によくぞこれだけの新たな施策に次々と取組まれてこられたという感があり、山下市長のご努力には大いに評価するものであります。
 一方で新基本計画に基づくまちづくりは、まだ始まったばかりです。市民主体のまちづくり基本となる自治基本条例の策定も現在進行中であるなど、山下市長の下でその実現が期待されている取組が多数ございます。
 それを実現していくためにも、山下市長におかれましては、今後引き続き市政のかじ取り役を務めていただかなければならないと思っています。

 そこでお尋ねいたします。(1)山下市政1期4年の総括について、振り返って自身でどのように総括されるのか、(2)これからの小牧市が目指すべき姿の考え方や取り組みについて、高齢化と少子化が進む中で、山下市長は小牧市有るべき将来像について、どのように考えどのように取組んでいくべきかお考えかお尋ねしたいと思います。
(以上、約9分間の質問)
※玉井議員の発言中、本人の申し出により「公共事業」が「公共交通」に訂正されました。(9月11日午前10時10分記載)

★山下市長の2期目立候補表明
 玉井議員の「やらせ質問」に対して、山下市長は嬉しそうな顔で「私の市政運営にお褒めの言葉をいただきまして・・・」と前置きして、来年2月の市長選挙で2期目を目指すことを表明いたしました。
 立候補するのであれば、記者会見でその意思を表明すれば済むことなのに・・・。玉井議員も山下市長も残念ながらレベルの低い人たちですね・・・

★玉井宰氏に一言
 記者会見で泣きじゃくった野々村元兵庫県議の報道以来、地方議員の劣化が度々話題になっています。
 それらの多くは、不適切な政務活動費の使用ですが、あなたの今回の「やらせ質問」は、見方によっては政務活動費不正使用を上回る極めてレベルの低い行為だと私は確信しています。
 あなたは、地方議員としての資質は全く有していませんので、遅くとも次回の改選時には議員バッチを外して、地方自治の仕組みを一から勉強し直してください。
 それが、我々小牧市民が「小牧に住んで良かった」、「これからも小牧に住み続けたい」と思えるようなることに繋がります。
 異論があれば、今後どこかでお会いした時に直接私に言ってください。玉井さんが理解されるように、分かり易くお話しいたします。

 そして最後に、「重点改革プランに掲げた行革目標」、「行革の取組内容」、「事務事業に関する改善の状態」、「地域協議会の現状」などなど、議員として全く何も把握しないで、やらせ質問を引き受けることは、小牧市の恥ですよ」と申し上げておきます。

この記事は2014年09月09日に「こまき無答塾」に書かれた記事「ラピオビルを管理運営する小牧都市開発㈱の25年度決算」を検索サービスのキャッシュから復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



 6月17日に開催された小牧市議会(6月議会)において、澤田勝已議員(牧政会)が第53号議案(小牧市立図書館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について)に関する質疑のなかで、小牧市立図書館の建設経緯を当局に質問いたしました。
 澤田議員の質疑に対して、大野成尚教育部長は次のように答弁いたしました。
(大野教育部長の答弁)
 平成20年度に策定された「新小牧市立図書館建設基本計画書」は新図書館の建設位置はA街区として策定されたものであります。したがいまして、この時点で一たんは、新図書館はA街区に建設する方向性が定まっていたものであります。
 しかしながら、その後、ラピオにおいて、平成22年6月に複数テナントの退店問題が発生し、その対策として、新図書館をラピオに導入してはどうかとの議論があり、平成23年1月20日に開催された小牧駅周辺活性化特別委員会においては、ラピオの空床に入れるべき施設は図書館であると決定されました。
 そして、その後、同年2月の市長選挙により市長は山下市長となり、新図書館の建設、またラピオの再構築については、ゼロベースからの見直しとなりました。
 結果としては、ラピオについては、一義的に商業ビルであるとしまして、管理運営会社である小牧都市開発株式会社の代表取締役に小牧商工会議所専務理事の速水氏に就任していただき、空床部分にファニチャードームを誘致され、平成23年12月1日のファニチャードームのオープン以降、現在に至っております。小牧都市開発株式会社にあっては、平成22年6月のテナント大量退店以後、一たんは資金ショート寸前まで経営が悪化しておりましたが、速水社長のもとさまざまな経営改革を行う中で、現在は新たな市費を投入することなく黒字化しているものであります。
 こうしたことから、ラピオの再構築が果たされている現状を考えますと、新図書館をA街区に建設すること自体は、紆余曲折を経ましたが、これまでの経過を十分に踏まえた方針であると考えているところであります。
(以上、引用終わり)

 大野教育部長の下記の答弁内容は、「今後とも間違いない」と言えるのでしょうか・・・?私は、そのようには思いません。
(1)平成23年2月の市長選挙で初当選した山下市長が、就任直後に「ラピオの空床に入れるべき施設は図書館であると決定」を根拠なく、さらに市民の意見を一切聞くことなく白紙にしてしまったこと。

(2)山下市長が、ラピオビルの管理運営会社である小牧都市開発株式会社の代表取締役に小牧商工会議所専務理事の速水氏に就任を要請したこと。

※従来は、48%の株を所有する小牧市の副市長が代表取締役を務めていた。

(3)「小売企業の業態と、その適合出店立地の関係」に関する知識の全くない素人の山下市長が、「ラピオビルは、第一義的に商業ビルである」とし、平成23年12月、ラピオビル3階~4階の空床に、小牧駅前立地に不適合のファニチャードームを導入したこと。

(4)小牧都市開発㈱について、新たな市費を投入することなく黒字化していると評価していること。


 上記4点について、私は「過去の失政」を突いているのではありません。事実をしっかり見極めることにより、今後5年・10年後の視点で、小牧市における税金の無駄遣いを未然に防止すること願って入りのであります。
 比較的財政の豊かな小牧市には、市長にも議会にも、税金の使い方に関する緊張感はありませんが、現在、山下市長が進めようとしている「CCC・TRCの共同体を指定管理者とする小牧市立図書館をA街区に建設」をするようなことになれば、指定管理者による運営云々を抜きにしても、「将来には、無駄遣いをした!」と評価されると確信するからであります。

 大野教育部長が答弁したように、ラピオビルを管理運営する小牧都市開発㈱は「速水社長のもとさまざまな経営改革を行う中で、現在は新たな市費を投入することなく黒字化しているものであります・・・」という状況でしょうか。
 詳細を把握するため、私は「小牧都市開発㈱の平成25年度決算関連資料」を開示請求いたしました。

開示いただいた資料
ラピオ関連の資料 - 1
 開示いただいたのは上記の「決算書」「附属明細書」「事業報告書(小牧都市開発から小牧市議会への報告書)」の3通17ページです。

過去5期の損益計算書
 以前に開示請求して入手した資料と合わせて、過去期の損益計算数値の推移をまとめてみました。 
ラピオ関連資料 - 3
 事業報告書では、「利益面においては、業務委託料の見直しなどの経費削減により営業利益は59,324千円(前期比11.9%増)、経常利益は雑収入としてLED照明器具設備工事の国庫補助金36,495千円を計上したことにより94,453千円(同82.4%増)となりました。
 特別損失としてLED照明器具設備工事の国庫補助金36,495千円を固定資産圧縮損として計上した結果、税引前当期利益は57,957千円(同12.9%増)となりました
」と説明しています。

 しかし、これらの数値は、本来ラピオビルを管理運営する小牧都市開発㈱の実態を表すものではありません。
 小牧都市開発㈱の売上は、どのような部門で構成されているのでしょうか・・・。

部門別売上高
 小牧都市開発㈱の25年度の部門別売上高を24期を対比した表を次に掲載いたします。(事業報告書資料より)
ラピオ関連資料 - 2

業務受託部門
 ご覧いただきますように、売上の43%を占める業務受託部門は、小牧市からの委託による「小牧市まなび創造館・えほん図書館」などの施設管理業務、「ラピオ地下駐車場・小牧駅西駐車場」などの駐車場管理業務によるもので、本来のラピオビルの不動産賃貸部門・不動産管理部門の売上ではありません。
 簡単に言えば、小牧市が小牧都市開発の経営を支えるために、本来小牧市が直接業務委託すべき業務を、小牧都市開発㈱に受託させ、同社を支援している内容です

不動産賃貸部門
 不動産賃貸部門は、「平和堂・安井家具(ファニチャードーム)・専門店」の賃貸料が主なものですが、専門店の売上高の減少等により、売上高は24期比0.2%減となっています。

 ラピオビル3階~4階にファニチャードームが入店したのは平成23年12月ですので、24年度~25年度はフル稼働している期間です。
 それにもかかわらず売上高が減少しているということは、消費税率が上がった26年度にはさらに売上が落ち込むことが容易に想像できるのではないでしょうか・・・。

 そいした状況を直視せず、議会において「現在は新たな市費を投入することなく黒字化しているものであります・・・」と答弁することは、極めて軽率なことと私は判断いたします。

借入金残高
 小牧都市開発㈱の経営破たんを逃れるため、小牧市は同社に対する貸付金の返済を猶予していますが、25年度期末における借入金残高は次の通りです。
小牧市:600,4440,000円
東春信用金庫:123,193,000円

★今後の最大の問題は
 ラピオビルを管理運営する小牧都市開発㈱を小牧市が今後も支え続けることが出来るのでしょうか・・・。私はその可能性は低いと判断しています。
 そもその、ラピオビルは平成7年にイトーヨーカ堂が、その1階~4階を利用して「総合スーパー(GMS)」という業態を出店したものであります。
 しかし、全国的に「地方都市の駅前立地は、総合スーパー立地としては適合しない」ということになり、売り上げ不振で退店したにもかかわらず、再び1階~3階を使って、平和堂の運営する「総合スーパー」を導入し、さらに売上減に伴い平和堂を1階~2階に縮小し、立地に全く適合しないファニチャードームを「第一義的に商業ビルだ」との間違った判断で入店させたのです。

 このような状態が長続きするはずは絶対にありません。しかもラピオビルのすぐ前には数年後に、食品スーパー(SM業態)のマックスバリュが出店いたします。
 小牧駅前立地は、食品スーパー(SM)やドラッグストア(DS)の適合立地ですが、マックスバリュが出店すれば、平和堂の1階食品売り場と競合し、平和堂が負ければ、ラピオビルが空っぽのビルになる可能性が高いのです。

 そうした可能性があることを何も考えないで、多額の税金を使い、しかも今まで小牧市・小牧市民が蓄積してきた図書館に関する想い・知識を放棄し、ただ単に話題として取り上げられることを目指して、山下市長が進めようとしている幼稚な図書館整備について、怒りを通り越して「情けないことだ・・・」と思います。

この記事は2014年09月03日に「こまき無答塾」に書かれた記事「小牧市図書館に係わる新聞報道は正確を期すべきだ!」を検索サービスのキャッシュから復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



小牧市が8月26日に「記者発表資料」として公表した「新図書館建設に係わる連携民間企業事業者の決定」に基づいて、8月30日に中日新聞朝刊近郊版に次の記事が掲載されました。
 
 記事は、「ツタヤ図書館『小牧の顔に』」、「17年度開館 カフェ案も」の見出しで、写真入りの4段におよぶ近郊版掲載記事としては極めて大きな記事でありました。
8月30日中日新聞近郊版(16頁)
中日新聞の小牧ツタヤ図書館誤報

 記者の署名入りで、昨年6月頃に静岡県勤務から小牧通信局長に赴任した加藤隆士記者の書いた記事ですが、私は、「残念ながら、今回小牧市が公表した内容についても、連携民間企業事業者(CCC・TRC)についても、武雄市図書館についても、指定管理者制度についても、小牧市図書館整備に係わる経緯についても、記者として適正な認識、正確な事実に基づくものではない!」と判断いたしました。

 加藤記者の前任者の平井記者は、取材もろくにしないで、小牧市の言われるままに記事を垂れ流したり、個人情報漏えいに基づく情報提供であることを認識しておりながら、近郊版のみならず社会面にも取上げたことにより、私は「最悪・最低の記者だ」と私は判断し、長年続けていた中日新聞の定期購読も止めました。
 それに比し、加藤記者は本会議や委員会をよく傍聴していますし、市から言われるままの記事を垂れ流すこともありません。
 1年ほど前に、加藤記者の方から声をかけられ、名刺交換をいたしまし、過去の中日新聞に関することを少し話しましたが、中日新聞はこの地方では定期購読されている方が圧倒的に多い新聞ですので、小牧市図書館について、間違った認識を持たないようにするために、そして、今後加藤記者が書く記事が適正な認識、正確な事実に基づく内容であることを期待して、今回あえてブログで取上げさせていただきました。あしからず・・・。

★適正な認識、正確な事実に基づかない記事は5点
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 赤い枠で囲った部分が、私が「適正な認識、正確な事実に基づかない記事だ」と判断した部分です
 それぞれについて、その根拠を順次記載いたします。

★ツタヤ図書館?(赤枠Aの部分)
 記事の見出しは、「ツタヤ図書館 小牧の顔に」としていますが、ネット上では1部のメディアが「ツタヤ図書館」と表現したりしていますが、現時点で市民向けの記事のトップの大きな見出しに「ツタヤ図書館」と書くことは、市民に誤解を招き、市民をミスリードする内容だと私は判断いたします。

 なお、「小牧の顔に」の部分に関しては、記事の中で、山下史守朗市長は「新たな市の顔。これまで来てもらえなかった市民が来てもらえるような図書館になると話し、駅前の商店街などへの波及効果を期待した」に基づくものでありますので、加藤記者の責任範疇でありませんので、「小牧の顔」云々に関しましては山下市長の問題として本日の文末部分に記述いたします。

★CCCが運営することになった?(赤枠Bの部分)
赤枠Bの内容(6行の記事)
 レンタル大手「TSUTAYA(ツタヤ)」を展開するカルチャコ・ンビニエンス・クラブ(CCC、東京)が運営することになった新しい小牧市立図書館。名鉄小牧駅前の市有地に移転新築される。新たな魅力を設けて利用客の大幅増を目指すとともに、駅前のにぎわい創出も期待されている。(以上、引用終わり)

 先ず、カルチャコ・ンビニエンス・クラブ(CCC)という企業について、「レンタル大手「TSUTAYA(ツタヤ)を展開する」と紹介していますが、この点について私は「不十分な内容だ」と判断しています。
 
 ウイキペディアでは、カルチャコ・ンビニエンス・クラブ(CCC)について次のように説明しています。
(ウイキペディアから一部引用)
 カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(Culture Convenience Club Company, Limited)は、約4500万人の会員データベースを基盤として、「TSUTAYA」の直営およびフランチャイズ事業、その他のネットエンタテインメント事業、並びに「Tポイント」の運営並びにコンサルティング事業を行う日本の会社である。
 1983年3月24日創業。現在は、TSUTAYA事業とネット(EC)事業、Tポイント事業の3つの事業を中核事業とする、「CCCグループ(カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社グループ)」を統括する事業持株会社である。
TSUTAYA事業 1としては、1. 音楽・映像ソフトレンタル 2. 音楽・映像ソフト販売 3. 書籍・雑誌販売 4. 中古本買取・販売。
(以上、引用終わり)

 このような企業内容であるカルチャコ・ンビニエンス・クラブについて「レンタル大手「TSUTAYA(ツタヤ)を展開する」と紹介することについて、私は「新聞記事として不十分な内容だ」と判断したんであります。

 その点以上に間違っているは「カルチャコ・ンビニエンス・クラブ(CCC、東京)が運営することになった新しい小牧市立図書館」としている点です。
 今回、小牧市が記者発表資料として公表したのは「新図書館建設に係わる連携民間企業事業者の決定」であり、今後CCCとTRCの共同事業体とアドバオザリー契約を締結し設計等のアドバイスをしてもらうという内容です
 それにもかかわらず、記事ではCCC1社が新図書館の指定管理者に決定したように書いていますが、これは今回の記者発表資料を正しく認識しない、市民をミスリードする内容であると確信いたしました。
 このまま台本通りに、CCC・TRCがこの先指定管理者に選定されることは間違いないと思いますが、指定管理者の選定には議会の議決が必要です。そのことを認識しないで、「現時点でCCCが指定管理者に選定されたような記事を書くことは大きな間違いである」と、私は確信いたしました

★新図書館の整備の出発点は「老朽化や駐車場不足」ではない!(赤枠のCの部分)
 現在の市立図書館は1978年(昭和53年)に開館。老朽化や駐車場不足を理由に、市は新図書館の整備を検討してきた。一時、駅前の再開発ビル「ラピオ」に移設する方向でまとまっていたが、2011年に就任した山下市長が白紙に戻した。結局、現在は市営駅西駐車場になっている市有地約3,800平方メートルに新築することを決めた。(以上、引用終わり)

 記事では、「老朽化や駐車場不足を理由に、市は新図書館の整備を検討してきた」としていますが、これは「新小牧市立図書館建設基本構想(平成19年度)」や、「新小牧市立図書館建設基本計画(平成20年度)」を正しく認識しないことに基づくものであると判断いたします。

 基本構想は、これからの小牧市において、新しい図書館の担うべき役割とともにどのような機能やサービスを実現していくことが望ましいかをまとめたものであり、基本計画は、平成20年度は同委員会において、その基本構想を基礎として、平成21年3月に「新小牧市立図書館建設基本計画書」として完成したものであります。
 このように、新図書館整備の出発点は「建物の老朽化や駐車場不足ではありません」「今後の新図書館はどうあるべきかを最大の視点」として多くの市民が係わって検討したものであります。
 加藤記者は、基本構想・基本計画が策定された頃は小牧通信局に勤務しておりませんでしたが、「記事として(しかも大きな記事として取り上げる場合には、過去の資料を十分に調査すべきである」と確信いたします。

 なお、後段の「山下市長が白紙に戻した・・・」云々に関しては、「市民を欺く行為だ!」として度々当ブログで取上げてまいりました。

★現在、図書流通センター(TRC)は指定管理者ではない!(赤枠のDの部分)
 市は今回、図書館の機能や運営方法などを提案してもらって審査する公募型プロポーザル方式で、指定管理者にもなる業者を選定。CCCと、現在の指定管理者の図書流通センター(TRC、東京)つくる共同事業体に決めた。(以上、引用終わり)

 前述した通り、今回小牧市が8月26日に記者発表資料として公表したないようは、CCCとTRCの共同事業体を新図書館の指定管理者に選定したということではありません
 それにもかかわらず、「指定管理者にもなる業者を選定」と書くこと、さらに「現在の指定管理者の図書流通センター(TRC)」と書くことは、大きな誤認に基づく内容であります。
 小牧市の図書館(小牧市立図書館)および3地区(篠岡・味岡・北里)の図書室の窓口業務等を平成18年度から図書流通センター(TRC)に業務委託しておりますが、図書館・図書室の運営に対してTRCを指定管理者に選定した訳ではありません。
※小牧市図書館は小牧地区の地域館と、4つの地域間の中央館としての役割を有しています。
 
 そのために、基本構想・基本計画において「運営は小牧市直営」としていたものを、4月21日に開催した図書館協議会において、事務局が吉村会長とつるんで、基本構想・基本計画に係わった委員が納得しない状態で、強引に「指定管理者による運営」に変更し、さらに6月議会でこれに係わる条例改正案を提出・議決したのであります
 このあたりの関しては、加藤記者は小牧通信歔欷長として十分に把握されているものと思っていましたが・・・、残念な状況であります。

★小牧市提供の写真を掲載することの是非
 今回の記事では、30%ほどを占めるスペースに小牧市提供の「佐賀県武雄市の市立図書館」の写真を掲載しています。
 新聞記事に指定提供の写真を掲載することは、よくあることでありますが、武雄市図書館を武雄市の市立図書館と記載することは許せたとしても、武雄市図書館の内部の写真に小牧市から提供された写真を堂々と使うことは、「新聞記者としてのプライドがないのか!」と私は思ってしまいます。

 写真は、昨年から本年にかけて、市長、市著公室長、市政戦略課長、小牧市議(16名)が視察した時に撮った写真なのか、あるいはCCCから小牧市が提供された写真なのかは分かりませんが。
 記者として、今回の記事に武雄市図書館の写真を掲載するのでああれば、「独自のルートで入手した写真を掲載すべきである」と私は思いました。

 以上5点が私が「適正な認識、正確な事実に基づかない記事だ!」と判断した部分です。これはあくまでも「こまき無答塾ブログ」の管理者としての私の視点に基づく判断であります。
 読者の皆様の中で「管理者の視点の方が間違っている」、「新聞記事は正しい」と判断される方がいらっしゃいましたら、どうぞコメントをいただきたいと思います。出来れば、本名で責任あるコメントをいただけるとありがたいのねすが・・・。私の視点が間違っておれば訂正したいと思っておりますので。

★小牧市の顔について
 山下市長は、新図書館について「新たな市の顔」、「駅前の商店街などへの波及効果を期待」と述べていますが、私は小牧市民として、この発言を全く理解することはできません
 山下市長が、「新図書館整備は、市長選挙に向けた大きな顔だ!」と述べるのであれば良く理解することが出来ますが。

 以前から、小牧駅周辺の整備に際して、「小牧駅前は小牧の顔だ」、「A街区は小牧の顔だ」という発言が市職員、審議会委員、小牧市胃から度々ありました。
 私は個人的に、「小牧市の顔」という表現をすることに賛同できない人間です。それは、「小牧市民が、小牧に住んで良かったと心から思うのは、小牧の顔云々ではない」と判断しているからであります。

 強いて「小牧の顔」としてアピールするのであれば、次の2点であります。
 1点目は、法人住民税で小牧市の財政に大きく貢献している企業(工場)に関して、「小牧市民が各企業の内容を共有し、小牧市は企業を通じて、全国、世界、さらに宇宙と繋がっているのだ・・・」と認識させることであります。
 2点目は、現時点では殆ど活用されておりませんが、造形大学・文教大学・メナード美術館・中部フルハーモニーと連携し、「小牧市民が、それぞれに文化、様々な芸術を楽しむ小牧市にすること」であると確信いたします。
 新図書館整備にどの程度の税金を投入するのか明らかにされておりませんが、公共事業の入札不調が続発する中において、膨大な金額になることは明らかであります。
 そのようなお金をかけて整備しても、過半数は近隣市町からの来館者であることが武雄市図書館の事例から容易の予測出来ます。
 「そうなれば、小牧駅周辺の車が渋滞し、駐車場が満車状態になるだけだ」と、さらに「小牧駅周辺の店舗の活性化には全くつながらない」と私は判断しています。
 
 このようなことは、小牧市民のためになるのではなく、山下市長自信が目立ちたいためのことであり、性懲りもなく、全国の他市町で成功している政策をつまみ食いしている山下市長の首長としての資質低さを表しています。
 成功事例には、その地域の文化・環境・歴史が大きく関与していますし、何よりのその政策を推進してきた首長の資質が大きく関係していることを、全く理解しることがなく・・・。困ったもんですね。

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