2014年12月

この記事は2014年12月30日に「こまき無答塾」に書かれた記事「この1年、ブログを読んでいただきありがとうございました」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



今年も残すところ2日になりましたね。皆さまには、この1年間、ブログを読んでいただきありがとうございました。
 昨日、出かけた時に、偶然お会いした小牧市職員OBの方から、「ブログ読んでいますよ・・・」と言われ嬉しく思いました。
 勿論、詳細は分かりませんが、こまき無答塾ブログには、小牧市民の皆さまだけでなく、小牧市議会議員の皆さま、小牧市職員・小牧市職員OBの皆さま、近隣市町の皆さまにも訪問いただいているようで、あらためて心よりお礼申し上げます。

 私は桃花台の建売住宅を購入し小牧市民になって30年近くになりますが、12~13年前までは市長選挙にも市議会議員選挙にも行ったことのない不良小牧市民でしたが、突然、「地方自治は市民が参画することが大前提の仕組みだ!」、「それぞれの立場で(それぞれの考えで)で小牧市政に参画する市民が増えることが大切だ!」と目覚め、平成23年2月に「こまき無答塾」を開講いたしました。

 当初は、東部市民センターで4回程開講し30人前後の市民の方に参加いただきましたが、「それぞれの立場で市政に参画する市民が増えて欲しい」という私の願いに少しでも近づくためには、ブログを開設し広く小牧市政に関する情報を発信した方が良いと判断し、23年7月に「こまき無答塾ブログ」を開設いたしました。

 地方公務員の経験も地方議員の経験もない、いわば地方自治に素人の私が開設したブログ、しかも地方自治というマイナーな分野のブログにもかかわらず、現在では毎日多くの方に訪問していただけるようになりました。(この12月だけをみても、昨日29日までのアクセス数は35,212、訪問者数は10,937でした

 来年も、是々非々の立場で、客観的な根拠に基づく情報の発信と、個々の案件に関する私の考えを記述してまいりたいと思っていますが、最近、ブログについて少し悩んでいることがありますので、そのことについて記述いたします。それはブログに対するコメントの扱いについてであります。
 
 私は他人から考え方を拘束されることが大嫌いな人間で、71年の間、如何なる政党にも、如何なる政治家の後援会にも、如何なる宗教にも属したことはありませんし、他人に私の考えを押し付けようという気持ちも全くありません。
 「こまき無答塾」は、「客観的な根拠に基づく情報と、個々の案件に関する私の考えを記述していますが、それは私の答えであり皆さんの答えではありません」、「答えはありませんので、ブログを読んでいただいた方一人ひとりが自分で考えて答えを出してください」、「そのようにして自分の考えを持ち小牧市政に参画する市民が増えれば小牧市はきっと良くなる」との想いで、答えのない塾「無答塾」と名付けました
※ブログ開設時に「無答塾という名称について(23年7月28日)」「こまき無答塾開講の経緯(23年7月29日)」に記述いたしました
 
 ということで、ブログ開設以来、一つひとつの案件について、「客観的な根拠とその案件に関する私の考え」を記述しているのですが、一部の市民の方にとっては、「山下市長を批判するブログだ!」と受け止められているようです。
 ブログ全体を捉えるのではなく、部分部分を捉え私の個々の案件に対する考え方を批判するだけでなく、私の人格まで批判するコメントまで入っています。
 
 「この案件については、客観的な根拠が乏しいですよ」という指摘のコメントであれば、有難く承るのですが、私の考え非難するコメントに関しては、「別に私の考えを押し付ける気持ちはサラサラありませんよ。それぞれの立場で考えていただければ結構ですよと割り切って、コメントを承認しないで削除し無視すればいいのでしょうが、私の性格はそれがなかなか出来ないのです。

 ブログの内容を批判するグループの人たちにとって、コメントを承認しないで削除すれば、「都合が悪いコメントだから掲載しないのだ!」と思われるの面白くありませんでしたので、時にはブログの本文にそれらのコメントを取上げ反論することもありました。
 「若いですね」とのアドバイスのコメントもいただきましたが・・・。

 というような状況で、多発性骨髄腫の再発治療中で、体調が万全ではない私にとっては、コメントを承認するか削除するかの判断は、結構こころの負担を感じることでありますので、来年からは一切のコメントを受け付けない設定にいたしますのでご了承いただきますようお願いいたします。

 私は4年前の市長選挙で投票用紙に「山下史守朗」と書きました。家内も同じです。
 しかし、この4年間の山下市政の一つひとつの案件を見つめてきた結果が「こまき無答塾」の記述内容となり、「このまま山下市政が続いたら小牧市民は不幸になる」と確信するようになりました。
 一生懸命、山下市長の良い点を探そうと努力しているのですが、「良く通る大きな声だ!」というぐらいしか見当たらないのです。
 家内は「イケメンとまでは言えないけど、女性から見たらまあまあじゃないの」と言っていますが・・・。

 私がある時、「山下市長の功績は、就任早々に農業公園整備計画を白紙にしたことぐらいかな・・・」と言ったら、隣にいた市民の方が「農業公園整備計画は、誰が市長になっても白紙撤回されていたよ・・・」と言われました。
 私は「そうか、功績ではないのか・・・、そうすると山下市長の功績は何もないよ・・・」と思いました。

 さあ、皆様も、山下市政が継続した方がいいのか、それとも市長が交代した方がよいのか、一人ひとりが自分で考え、2月1日の投票用紙に名前を書きましょう。

 正月休みの間は、市政に関するブログはお休みして、日記にいたします。
 昨夜から「おせち料理」を作っています。

この記事は2014年12月28日に「こまき無答塾」に書かれた記事「小牧市選挙管理委員会書記長より回答がありました」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



12月19日のブログ「小牧市の投票率は県下54市町村の中で52位でした」に、「12月14日施行の総選挙の投票率について」というタイトルの「市民の声」を12月16日に提出したことを記述いたしました。
 仕事納めの26日の夜8時前に、小牧市選挙管理委員会書記長笹原浩史氏より回答がありましたので、提出した意見(問い合わせ)と、意見に対する回答を報告いたします。
 なお、笹原浩史氏は小牧市の総務課長です。

★12月16日に提出した「市民の声」
(タイトル)
 12月14日施行の総選挙の投票率について
(内容)
 12月14日に施行された衆議院議員選挙における小牧市の投票率は48.93%でした。これは国平均の52.66%を大きく下回るものであり、愛知県下の市町の投票率と比較しても最低レベルの投票率です。
 こうした現状を踏まえ、小牧市選管を管轄する総務課・総務部に次の問い合わせをいたします。

1.今回の投票率に関して、どのような責任を感じていますか。
2.相変わらず、期日前投票分を反映させない投票区ごとの投票率データーを公表していますが、何故、反映した数値を直ちに公表しないのですか。公表する価値がないと判断されているのですか。
3.小牧市の投票率を上げるために、どのような対策を実施しようと判断されているのですか。特に対策をする意思はないのですか。
 以上

★12月26日に笹原氏名でいただいた回答
平成26年12月16日発信の市民の声「12月14日施行の総選挙の投票率について」について、回答します。
なお、堀様の市民の声では、小牧市選管を管轄する総務課・総務部に問合せをいたしますとありますが、選挙管理委員会は市長部局である総務課・総務部からは独立した組織であるため、総務課・総務部ではこの度の市民の声の回答をすることができませんので、選挙管理委員会から回答させていただきます。


1.今回の投票率に関して、どのような責任を感じていますか。
(回答)
平成25年7月23日発信の堀様からの市民の声で回答させていただいた内容と同様となりますが、小牧市選挙管理委員会が行う選挙期日の周知を始めとする選挙情報の提供方法については他市町村と比べそれほど差はなく、国政選挙ということで、テレビ、新聞等の多くの報道媒体により市民に選挙情報が提供されていたと考えます。投票率は有権者の衆議院議員総選挙の関心の大きさに比例すると考えますが、投票率が低かった原因は分かりかねます。今回の選挙でも小牧市の投票率は、県下で大治町、津島市に次ぐ3番目の低さでありましたが、愛知県では尾張部の投票率は低い傾向があり、今回も小牧市は傾向どおりの投票率であったと考えます。
投票率は、選挙の争点、候補者の顔ぶれ、地域性等の様々な要因により変化するものであり、投票率が低かったことについては選挙管理委員会に責任があるとは考えていません。
(以上)

回答に対する私のコメント
 笹原総務課長が選挙管理委員会の書記長を務められていることを承知いたしていましたので、私は選挙管理委員会は総務部総務課の管轄と思っていましたが、回答をいただき選挙管理委員会は総務課から独立した市長部局の組織であることを知りました。
 この件に関しましては私が誤認した状態で「市民の声」を提出したことをお詫びいたします。


(なお、回答の中に「平成25年7月23日発信の堀様からの市民の声で回答させていただいた内容と同様となります・・・」とありますが、私は昨年7月に施行された参院選の小牧市の投票率が48.29%(22年7月は55.57%)で県下54市町村中52位であったことを捉え、23日に「参議院議員通常選挙の投票率について」というタイトルの「市民の声」を提出し、下記の問い合わせをいたしましたので、その時の「市民の声」を文末に記述いたします)

 1の問い合わせに対する回答の文末に「投票率が低かったことについては選挙管理委員会に責任があるとは考えていません」と断言されていることに対して、「小牧市選挙管理委員会は、小牧市の低投票率をそのように受けとめられているのですか・・・」と、呆れるしかありません。

 愛知県下54市町村の投票率は、傾向として三河地区に比べ尾張地区が低い傾向であること、さらに投票率が候補者の顔ぶれ等により影響されることは十分承知しておりますが、あらためて「今回も小牧市は傾向どおりの投票率であったと考えます」と回答されると、「選挙管理委員会って一体何だ・・・!」と思ってしまいます。

2.相変わらず、期日前投票分を反映させない投票区ごとの投票率データーを公表していますが、何故、反映した数値を直ちに公表しないのですか。公表する価値がないと判断されているのですか。
(回答)
この質問につきましても平成25年7月23日発信の堀様からの市民の声で回答させていただいた内容と同様となりますが、投票後の速報値に期日前投票の数値を各投票区に反映させていないのは、まず投票録に記載された公式の数値を投票結果として公表することが適切であるという考えからであり、期日前投票の数値を各投票区に反映させることは、選挙執行に際し必要ではなく、選挙啓発の一助としてのことであるため、速報時に公表する即時性は感じておらず、後日速やかに反映させ公表しているものであります。

(回答に対する私のコメント)
 回答に記載された「まず投票録に記載された公式の数値を投票結果として公表することが適切であるという考えからであり・・・」に関しては、投票録に記載された公式の数値については何のことか良く理解できませんが、確かに選挙執行に際しては必要ではないかも知れません。
 しかし、文末に「後日速やかに反映させ公表しているのもであります」と記載されていますが、この点に関しては事実と違う虚偽の記述です

 私は毎日ホームページを確認し、期日前投票分を投票区ごとに反映された数値が公表されるのをチェックしていました。
 そして26日の午後8時前に笹原氏より上記の回答をいただいた時点でも、期日前投票分を投票区ごとに反映された数値がホームページには公表されていませんでした。
 「後日速やかに反映させ公表・・・、と言っているにも関わらず、反映させた数値の公表は年明けになるのか・・・」と思い、回答メールに笹原氏宛に次のメールを送信しました。
(送信したメール)
小牧市選挙管理委員会書記長 笹原浩史殿
 予想した通りの日の26日金曜日に、予想した通りの内容の回答を受け取りました。過去の回答と同じだというなら、回答をするのに10日以上も要することは全く理解できません。
 12月14日に関して「参考数値」と称するものがまだホームページにアップされていません。何をしているのですか。
(以上)
※従来から、回答が難しい「市民の声」は、何故か金曜日の夕方に回答されることが多いのですよ。

 そのメールの影響かどうか分かりませんが、今朝(28日)にホームページを確認したら、12月29日付けの更新で、12月14日に施行された衆議院選挙について投票区ごとに期日前投票分を反映させた数値(小牧市選挙管理委員会では、この数値を「参考数値」と称しています)がアップされていました。
 ビジネスの世界における「後日速やかに」と小牧市役所における「後日速やかに」には大きな開きがあるのですね。

 12月15日から2週間ほど掲載されていた期日前投票分を各投票区ごとに反映させない数値と、28日に掲載された反映させた数値(参考数値?)を投票区ごとに対比した資料を作成いたしましたのでご覧ください。
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 今回の衆院選では11,204人の市民が期日前投票をしています(投票率に換算すると9.51%)ので、期日前投票をした市民のデーターを、それらの市民が住む投票区に反映させるか否かで、投票区ごとの投票率は大きく変動いたします。
 例えば、桃花台の「29桃ケ丘」投票区の投票率は、12月15日に公表された資料では39.76%で、小牧市全体の投票率48.93%を下回っていますが、「29桃ケ丘」投票区内には期日前投票が出来る上水道管理センターがあることもあって、期日前投票分を反映させると17.41ポイント上がって、投票率は小牧市全体の投票率を大きく上回る57.17%であることが分かります。
 期日前投票分を反映していない下2ケタの数値(例:39.76%等)を公表することに、何の意味があるというのでしょうか・・・!

 
 私は、「期日前投票分を反映させた投票区ごとの投票率の速やかな公表と、そのデータの活用」を何度も提案していますが、残念ながら小牧市選管にはそうした認識・意識は全くありません。
 残念ながら諦めるより仕方ありません。(陰の声「話しの通じない相手に何時までやっているのだ・・・、お前の方がバカだよ」)

3.小牧市の投票率を上げるために、どのような対策を実施しようと判断されているのですか。特に対策をする意思はないのですか。
(回答)
選挙時の選挙啓発としては、従来どおり、投票所入場券の発送や広報又はチラシによる選挙のお知らせ等の各種啓発により、有権者の方に選挙執行、選挙制度等の周知に努めております。また、投票環境の向上として、可能な投票所については、スロープの設置や土足入場などのバリアフリー化を実施し、投票しやすい環境づくりに努めています。
また、長期的な選挙啓発としては、平成25年7月23日発信の堀様からの市民の声で回答させていただいた内容と同様となりますが、小学生高学年を対象として選挙啓発事業「選挙出前トーク」を実施しています。(中学生・高校生については、愛知県選管が実施しています。)選挙出前トークとは、若年層の投票率低下や政治的無関心に対応するため、「選挙ってなに?」をテーマとして、未来の有権者である小学生の高学年児童に対して、選挙の話や模擬投票を行い、就学時から選挙の大切さを知ってもらうことを目的としています。平成23年度1校、平成24年度に1校、平成25年度に2校、平成26年度に2校で実施し、各校での実施後には、対象児童及びその保護者にアンケートを実施しており、間接的に保護者への啓発にもなると考えています。
選挙出前トークは、小学生に対する啓発であるため、投票率向上に即効性はありませんが、将来的に若年層の投票率の底上げにつながることを期待し、継続して事業を実施していく予定としています。
(以上)

回答に対する私のコメント
 回答は「従前通りのことをやってますよ」ということでしょうが、大切なことはそれぞれの対策の効果を検証し対策の改善を図ることですが、役所には「検証の文化」はありません。
 検証に基づく改善より、役所にとっては従前通りのことをやったという実績が重要なのですね・・・。

★最後に
 小牧市選挙管理委員会の平成26年度予算は1,652万円余で、主たる費用は選挙管理委員会委員4名の報酬117万円余と、職員2人の人件費1,380万円です。
 基本的に常勤しているのは若手職員2人ですので、書記長の笹原浩史氏(総務課長)のリーダーシップが重要と私は思うのですが・・・、残念な状況ですね。

(参考)
平成25年7月23日に提出した「市民の声」
1.今回の投票率をどのように受けとめられていますか。
2.国政選挙については、この先3年間はないと予測されますが、その間を使ってどのような改善策を実行される予定ですか。
3.(ホームページに掲載された速報値には、期日前投票の数値が各投票区の投票率に反映されていない状況を指して)
(1)春日井市や一宮市で実施出来ていることが、何故小牧市では出来ないのでしょうか。出来ない仕組みではなく、やろうとしない人の問題ではないですか。
(2)期日前に投票された方の投票率は10%近い数値です。その数値を組み入れないで、投票区ごとの下2桁の投票率を速報することに、何の意味があるのでしょうか。
(以上)

この記事は2014年12月25日に「こまき無答塾」に書かれた記事「小牧市長選挙立候補予定者 上禰幹也氏の政策」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



今日はクリスマスイブを返上し年賀状作りに朝から集中していました。途中で年賀状が足りなくなりドタバタしましたが、何とか25日の昼過ぎには郵便局に持ち込めそうです。

 2月1日に施行される小牧市長選挙に立候補表明されている上禰幹也(じょうねみきや)氏の選挙資料が2通投函されましたので報告いたします。
 1通は「じょうね幹也の政策」に関する資料、もう1通は、新しいリーダーの出現を願う「輝く小牧をつくる会からのメッセージ」に関する資料で、いずれもA3サイズ2つ折り4ページの資料です。

★じょうね幹也氏の政策に関する資料
1ページ
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 「1.じょうね幹也は、見直します!」に記載された、新図書館計画・こまきプレミアム商品券・コンサルタント依存体質の3点に関しては、こまき無答塾ブログで市長選挙とは関係なく度々取り上げてきた課題であり、選挙告示前に開催されるであろう公開討論会の場で、山下氏と上禰氏の両者が激論戦わすことを期待しています。

2ページ
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3ページ
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4ページ
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★輝く小牧をつくる会からのメッセージに関する資料
1ページ
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2ページ
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3ページ
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 資料の2~3ページには、「いまの小牧市、大丈夫ですか?」という表題で、8項目にわたる山下市長の問題点が掲載されています。
 個人的には項目7・8に記載されたことを問題にすることはあまり好みませんが、選挙となるといろいろあるのでしょうね・・・。

4ページ
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 山下市長のマニフェストが入手できましたら、また報告させていただきます。4年前のマニフェストは選挙向けのパフォーマンスが目立ちましたが、今回はどのように改善されるか私は興味深く待っています。

この記事は2014年12月23日に「こまき無答塾」に書かれた記事「墓穴を掘る?」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



今日の午前中に、「山下しずおと小牧を創る市民の会」の資料2通がポスティングされました。
 その前に、女性たちの声が聞こえましたので、山下後援会の女性陣がポスティングされたものと思います。
 ありがとうございました、そして、お疲れさまでした。

 資料の1通は、12月11日のブログ(山下史守朗市長は詐欺師か、ペテン師か)で取上げましたし、12月15日~17日の3日間にわたり、「山下しずお 市政4年間の実績を点検する」とのタイトルで、その資料の内容について詳しく記述いたしました。
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 もう1通は、今日初めて目にするもので、黄色いA4サイズ裏表に黒インク単色で印刷した簡単な資料で、急遽作成したものであることが直ぐに分かりました。

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 資料の表面には、小牧市長山下史守朗の「市民主体のまちづくり」との表題が書かれ、市民の声を聴く山下市政として「山下しずおは、市民の市政参加の機会を増やし、市民の知恵や工夫が活きるまちづくりを目指し、様々な取り組みを進めています」と、「市民と市長のタウンミーティング」「まちづくり市民討議会」「協働提案事業化制度の創設」「市長公室に協働推進課を新設」「地域協議会の創設へ」を掲げ、これらの取組を「山下市政の4年間ではじめられたものであり、市民主体のまちづくりを目指す山下市長の市政が表れています」と記載されています。

 慌てて、「市民主体のまちづくり」「市民お声を聴く山下市政」という資料を作成した訳が直ぐに理解できました。
 それは、4年前のマニフェストに「中野市政16年間で全く進んでいない小牧駅前再開発事業を見直し、今一度市民の声を聞き、賑わいと魅力ある中心市街地の形成を力強く推進します」、「市民病院や図書館の建て替え、農業公園計画などの大型プロジェクトについては、市民の意見をよく聞き、長期的な視点に立って、ゼロから再検討します」と、掲げたにもかかわらず、上記全ての項目について市民の声を聞くことは一切ありませんでした。
 この点について、立候補表明した上禰幹也(じょうね みきや)氏から追及されるのを予想して、急きょ上記資料を作成したのでしょう。

 衆院選も終わり、小牧市は選挙戦モードになりましたので、「こまき無答塾ブログは、現職の山下市長を批判し、上禰幹也氏に組するブログだ」と誤解されるのは望むところではありませんので、本日初めて目にした上記資料の内容に関して詳しく記述することはいたしません。
 記述項目の評価に関しては、読者の皆様の判断にお任せいたしますが、ただ、嘘は許されませんので1点だけその箇所を指摘しておきます。
 「協働提案事業化制度の創設」の項目の中に「公開で審査し・・・」と記載されていますが、これは事実ではありません。
 「公開で審査」については、虚偽の記述です。「山下しずおと小牧を創る市民の会」の資料とはいえ、現職市長が市民に嘘をつくような資料はダメですよね。
 市民に嘘をつくことが度重なって、私は、もう慣れっこになってしまいそうですが・・・。

 そして、私はこの資料の表題を、小牧市長山下史守朗の「市民主体のまちづくり」でなくて、小牧市長山下史守朗の「市長主体のまちづくり」と読み替えました。
 

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 本日のタイトルの「墓穴を掘る」は、ご承知の通り、身を滅ぼす原因を自分から作ることのたとえで、「策を弄して墓穴を掘る」などと使われます。
 私は、まさに今回の資料については、「策を弄して墓穴を掘る」に当てはまると判断いたしました

 「墓穴を掘る」という事例が、つい最近ありましたので、併せて記述しておきます。
ホームページトップ
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 12月19日にホームページトップに「小牧市高齢者福祉医療戦略プログラムをとりまとめました」との情報が掲載されました。
※新規情報であるのに、何故か更新情報となっていますが・・・。

 「小牧市高齢者福祉医療戦略プログラム」をクリックすると平成26年12月の日付けで、山下市長の挨拶に始まる24ページに及ぶ資料が掲載されています。

 市政戦略会議を傍聴された方はご存知の通り、3本の市政戦略会議はコンサルタントの富士通総研のスタッフが司会を担当し、富士通総研が作成した資料を基にメンバーが意見を言い、それをまた富士通総研が資料にまとめていくというスタイルで進行されます。
 高齢者福祉医療戦略会議は、平成24年2月3日に第1回を開催し、25年11月22日の第7回の開催で終了しています。

 それにもかかわらず、1年以上の間隔を置いて、「小牧市高齢者福祉医療戦略プログラムをとりまとめました」とホームページに掲載するのは、理解できないことであります。
 しかも、その内容は富士通総研が取りまとめたものですから、市民が見ても全く理解することはできません。
 おそらく挨拶文を書いた山下市長もその内容が理解できないことでしょう。
 
 選挙時期に合わせて、「プログラムをとりまとめました」と掲載したのでしょうが、これも「墓穴を掘る」の典型的な事例ですね。
 何か2月1日の市長選挙に向けて、両陣営のレベルの低い中傷合戦が始まる予感がして、暗い気分になってしまいます。

 小牧市民の皆さまは、「山下市政が継続すること小牧市民にとって幸せに繋がるのか・・・」、それとも「山下市政が継続することは小牧市民にとって不幸に繋がるのか・・・」、この1ケ月余りよく考えましょう。

この記事は2014年12月22日に「こまき無答塾」に書かれた記事「低投票率と小牧市選挙管理委員会の役割」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



12月14日に施行された衆院選の小牧市の投票率が県下54市町村の中で、ワースト3位の52位であったことに関連し、私は次の要点のブログを書きました。
小牧市の投票率が低いのは第1に小牧市民の責任だ。
第2には漫然と従前通りの対策を続けている小牧市選挙管理委員会の責任だ。

 しかし、上記の私の記述内容が気に入らないようで、「高橋大輔」と名乗る人から次のコメントをいただきました。(コメントに掲載していますが・・・)

12月19日21時58分
  選挙の投票率を上げるのは、選管以外の影響が強いため、投票の呼びかけを、全有権者に個別に行なったとしても、投票率は上がりません。
 一般に投票率を上げる要因は、対抗馬の存在と組織票です。対抗馬の存在の良い例として、長年勝ち続けている議員がいる選挙区は、全国平均よりも、大抵低い。よって、愛知6区のように、丹羽氏以外の候補者が、丹羽氏に匹敵していない。今回の民主党候補とはダブルスコアの有様。次に組織票。これは、豊田市が良い例。トヨタ労組の一括投票が投票率を押し上げる。こういった事で、投票率は大きく変動するので、選管に文句を仰る前に、民主党にもっと有力で実力の拮抗した候補者を立てて貰うことが、投票率向上に繋がりますよ。勿論6区内でも、最下位ですが、6区の全体が、低い投票率ですから、今回に関しては、選管以外の原因を考えるべきです。


12月21日午前0時19分
 知識はお有りのようですが、分析能力が、乏しいようですね。小牧市の選管も大変だな。信念は、高そうな方とお見受けしますが、選管の活動や対策で、投票率をどれだけ上げられるかが、問題なんですよ。選管の努力で、愛知トップクラスの投票率など、無理ですよ。現に、高投票率地区の傾向は、高齢化した田舎、トヨタなど組織票の強い地区、接戦だった地区のいずれかですよ。投票率を、愛知トップクラスにするには、上記のいずれかをやるしかありえません。選管でどうこうする話じゃないんですよ。あ、それとも体制を正そうとしたいのかな。ただの反論ですから、承認しなくてよいですよ。論破されると、くだらないコメントとして、拒否するみたいですのでこの辺で。まあ程々に頑張りましょう。良い小牧のために。(以上)

 その後、12月21日午前10時27分に「内藤」と名乗る人、同午前10時55分に「安原」と名乗る人、12月22日午前2時36分に「長野」と名乗る人の計3人(3人とも苗字のみ記載)から、「私の考えは高橋さんに近い」とのコメントをいただきました。(この3人のコメントは承認していませんので、コメントタンには掲載されておりません
 
 ブログの内容をキチンと理解しない状態でのコメント、そのうえ理論的な根拠に乏しいコメントに対して、いちいち反応するのも煩わしいですが、「コメントを承認しないで逃げている・・・」と思われるのもしゃくですので、この4人の方(私は〇〇後援会の方々と判断していますが・・・)に対して、物事をしっかり理解していただくために、本日のブログで取上げました。
 申し訳ありませんが、4人以外の読者の方もお付き合いください。

 まあ、考えが凝り固まっている方々でしょうから、理解いただくことは期待できませんが・・・。
※3人とも、内藤・安原・長野と名字だけ記したコメントでしたが、以前私が「ブログの批判をするコメントであれば、名前と根拠を書いて・・・」と記しましたので、とりあえず苗字だけを書かれたのでしょうね。

 小牧市の投票率について、平成23年12月9日の小牧市議会において、小川真由美議員の質問に対して、小牧市選挙管理委員会委員長の丹羽保男氏が答弁されておりますので、その内容を記述いたします。
 勿論、4人の方々は、丹羽氏の答弁に関しては全く把握されていないことでしょうが・・・。

小川真由美議員の質問
 最近では、国政・県政及びどこの市町村でも投票率の低下が危惧されております。私たち議員も、市政発展・行政改革など議員活動を通して、市民にもっとPRをし、政策で選んでいただけ、広く気軽に選挙に足を運んでいただけるように努力しなければなりません。行政におきましても、投票率向上につながるようどのような取り組みをされておられますか、お聞かせください。

丹羽保男委員長の答弁
 投票率を向上させる取り組みとしては、選挙管理委員会と明るい選挙推進協議会が協力して啓発活動を行っております。
 啓発には、選挙期間外の啓発と選挙期間中の啓発がありますが、まず、選挙期間外におけるふだんの取り組みといたしましては、毎年、明るい選挙を推進するためのポスター、作文、標語といった啓発作品を募集し、その優秀作品を市民まつりの会場に展示しております。このほか新成人に向けては、成人祝賀式において啓発を行っており、さらに、初の試みとして、来年の1月には愛知県の出前トークという事業を村中小学校で開催し、模擬投票等を行う予定であり、今後は子供や家庭を通じて間接的な啓発も実施してまいりたいと思っております。
 また、選挙期間中における啓発については、明るい選挙啓発ポスターを市内の公共施設や事業所に掲示しております。その他、広報車やセスナ機による音声啓発、巡回バスの中づり広告や各行政区への回覧文書、さらには街頭キャンペーンなどを行い、有権者に向けて投票参加の呼びかけを行っております。
 投票率の低下は全国的に問題となっており、投票率アップは大きな課題でありますので、引き続き啓発活動を推進してまいりたいと思っております。


小川真由美議員の再質問
 村中小学校で模擬投票をやられる予定と、これは初めて小牧市で行っていただけるということですね。私も村中小学校出身ですので、ぜひ参加してみたいと思いますし、市の方からも、こういった模擬投票のPRですね、私たちもみずから広めていきたいと思いますが、ぜひ力を入れて行っていただきたいと思います。
 冒頭でも述べさせていただきましたが、私たちも投票率が向上するような活動をしていかなければなりませんが、明るい選挙推進協議会の委員さんから投票率アップについて具体的にいい案や声がありましたら教えていただきたいと思います。


丹羽保男委員長の答弁
 明るい選挙推進協議会というのは、市民の政治意識の向上と、正しく公正な選挙の推進を図るため、さらには民主政治の進展に寄与することなどを目的として設置された組織であります。
 その構成は、学識経験者、女性団体、青年団体、社会教育団体、地域及び関係行政機関の代表など18名で成り立っております。そして、その委員のすべてが、最近に見られる投票率の低下は、放置できない問題であるというふうに認識を共通に持っております。
 その協議会での意見でありますが、一つは、区長さんを中心とした選挙啓発、具体的にいうと、区長さんから投票を勧めていただく投票勧誘などをお願いできないかというようなこと、それから若い世代に対しては、親とか家庭のフォローが投票参加への大きな要素になり得るのではないかというような意見をいただいております。
(以上)

 もう3年も前のことですが、選管の委員長が「投票率アップは大きな課題でありますので、引き続き啓発活動を推進してまいりたいと思っております」と言っているにもかかわらず、上記の4人の方は「投票率を上げる要因は、対抗馬の存在と組織票です」と頓珍漢なコメントをしたり、そのコメントを支持しているのです。

 丹羽委員長が答弁の中で「明るい選挙を推進するためのポスター、作文、標語といった啓発作品を募集し・・・」と発言されていますが、当時、私は、小牧市の投票率が上がることを願って標語の作品を2点応募いたしました。
 その結果が、平成23年10月15日号の「広報こまき」に掲載されていますが、私の提出した作品の1つ「一票が 市政参加の 第一歩」が、一般の部の特選標語に選ばれました
 しかし、選ばれたというだけで、その標語が活用されたという実感は全くありませんでした。
 
 4人の方々は、明るい選挙の標語を応募したことがありますか・・・、ないですよね。それにもかかわらず「知識はお有りのようですが、分析能力が、乏しいようですね。小牧市の選管も大変だな」というコメントをするのは、全く無責任な方々ですね。
 
 私は、小牧市における各種選挙の投票率が下がり続けているにもかかわらず、さらに丹羽委員長が「投票率アップは大きな課題でありますので・・・」と議会で答弁されているにもかかわらず、選管が漫然と従前の対策を継続しているから、「小牧市の投票率が低いのは、第1に小牧市民の責任、そして第2に小牧市選管の責任だ!」とブログに書いたのです。
 具体的に小牧市における選挙の投票率を見てみましょう。4人の方々はこうしたことも把握されていないと思いますが・・・。

市長選挙
平成19年2月4日:55.50%
平成23年2月6日:52.13%3.37ポイントダウン
※4人の方の理論でいえば、「23年2月の市長選挙で投票率が下がったのは対抗馬が悪かった」ということになりますよ。対抗馬は山下史守朗氏ですよ。

参議院議員選挙
平成22年7月11日:55.57%
平成25年7月21日:48.29%7.28ポイントダウン

衆議院議員選挙
平成24年12月16日:55.76%
平成26年12月14日:48.93%6.83ポイントダウン
※今回の48.93%は、県下54市町村中ワースト3位の52位でした。

市議会議員選挙
平成19年9月30日:52.50%
平成23年10月2日:47.11%5.39ポイントダウン

県議会議員選挙
平成19年4月8日:37.79%
平成23年4月10日:35.06%2.73ポイントダウン
※23年4月の35.06%は、県下の市町村でワースト3位でした。

★最後に
 私は71歳ですが、今まで如何なる政党にも、如何なる政治家の後援会にも属したことはありません。
 それは私の性格「他人から考え方を拘束されるのが大嫌いだ」、「何時も是々非々の立場で自由に考えたい」という強い信念があるからです。

 こまき無答塾も、それぞれの立場で小牧市政に参画する市民が増えることを願って開設したものです。
 そういう意味では、4人の方々は私と対極にいる方々で、「それぞれの立場で・・・」を期待することはできませんし、こまき無答塾を山下市長批判のブログだと判断されているのでしょうから、訪問されるのを止めていただいた方が、お互いの健康にいいかもしれませんね。

 なお、選挙標語に応募したもう1つの方は次の通りです。
あなたの『棄権』は、こまきの『危険』です
 私はこちらの方がインパクトがあって好きですが、上記の作品が特選に選ばれてしまいました。
 小牧市民の棄権は小牧市の危険に繋がり、国民の棄権は日本国の危険に繋がりますよね・・・。

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