2015年02月

この記事は2015年02月23日に「こまき無答塾」に書かれた記事「しなやかに、したたかに」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



2月1日に施行された小牧市長選挙で山下市長が再選されたことが分かった直後の2月2日の記事(タイトル:小牧市長選挙は山下史守朗氏が当選いたしました)の文末に次のようなことを記述いたしました。
(2月2日の記事の文末)
 ・・・さらに、限られた人生を家内と楽しく過ごそうと思いますので、一市民として市政に参画することも、申込済みの2月20日の「議会基本条例素案について『市民と議会の意見交換会』を最後に終了させていただくことにいたしました。
 4年前に、「それぞれの立場で小牧市政に参画する市民が増えることを願って、こまき無答塾を開講し、さらに半年後にブログを開設いたしましたが、私の願いを叶えることはできませんでした。
 若い市民の方が、何時の日か私の想いを継いでいただくことをこころから願っています。
 皆さま、ありがとうございました。そして、勝手なことを言って申し訳ありません。
(以上、2月2日の記事引用終わり)

 このような気持ちは、選挙後に急に思いついたのではなく、選挙期間中から「選挙公報までウソを書いて市民を欺き、平気で選挙違反をするような山下市長が再選されるようなことがあったら、もうブログを止めようか・・・」と思っていたことでした。
 そして、選挙後のブログは、山下市政1期の総括(その1~9)及び小牧市議会基本条例素案に対する意見をとりまとめることに全力を投入してまいりました。

 こまき無答塾は、山下市長批判及び小牧市議会批判のために開設したブログでは勿論ありません。
 平成23年7月28日の記事(タイトル:こまき無答塾開講の経緯)に記述いたしましたように、こまき無答塾ブログは、それぞれの立場で小牧市政に参画する市民が増えることを願って開設したブログであります

 しかし、小牧市政に関する情報を取上げる中で、徐々に、独善に陥っている山下市長と、市長を監視するどころか市長と一体となっている小牧市議会に腹立たしく思うようになり、個々の情報に関する私自身の考えを前面に記述することが多くなり、ブログの表現も徐々に厳しくなっていきました
 こうしたことに対して、コメントで「表現が過激ですよ・・・」とアドバイスをいただいたり、選挙期間中に市役所の情報公開コーナーでお会いした方からも「最近、ちょっと過激ですね・・・」と指摘されました。

 2月2日の記事について、直ぐに安城に住む弟からは「厳しいことを言う市民がいた方が小牧市のためになる・・・」、名古屋に住む兄からは「病気と闘っているお前には、ブログを書くことが免疫力アップになっているのではないか・・・」との電話がありました。
 また、前岩倉市議の大野慎治さんからは、「疲れたのであれば暫く休んでもいいが、ずっと休まないで欲しい・・・」との電話をいただきました。

 また、2月20日に開催された市民と議会の意見交換会において、同じグループ(当日の前半は30数名の参加者を4つのグループに分けて意見交換を行いました)の初対面の女性2人から、「堀さんですか、ブログ読んでいます・・・」、「ブログ楽しみにしています・・・」、「ブログ止めてしまうのですか・・・」と言われました。
 さらに終了後には、別のグループの初対面の男性からも「堀さんですね、ブログ読んでますよ・・・」とも言われました。

 そうした中、小牧市議会基本条例素案に対する意見を書き終えた昨日(2月22日)には、こまき無答塾応援団というハンドルネームの方から、「管理人 堀 孝次さんへ ひょっとして、本当に本日でこまき無答塾ブログは終わりですか? 終わることは、こまき無答塾応援団としては許すことはできませんよ! 明日からは、(新)こまき無答塾ブログとして続けてください! 頑張ってください。いつまでも応援しています」とのコメントをいただきました。

 よくよく考えてみれば、選挙直後の2月2日に冒頭に記述したような気持ちになったのは、自分自身を過信していたということに気付きました。
 私がこまき無答塾を開講し、こまき無答塾ブログを開設した原点は、それぞれの立場で小牧市政に参画する市民が増えることであり、これは数年で簡単にできることではない・・・と深く反省いたしました。

 ただ、従来のようなスタンスで記事を書けば、また、山下応援団の方々から、ストレスを感じるコメントをいただくことになるに違いありません。
 そこで、今後のスタンスは「しなやかに、したたかに」ということを念頭において、こまき無答塾を続けさせていただくことにいたしました。
 個々の情報について、私の考えをあまり前面に出すことを控え、従来通り根拠に基づく情報・客観的な情報をお知らせすることにより、皆さんのご自身の考えをまとめていただくキッカケになるようになればと思います。

 「しなやかに、したたかに」という言葉は、私が50歳半ば頃に取締役営業統括部長をしていた会社で、大手のメーカーと厳しい交渉をしていた時に、ある人から「しなやかに、したたかにを心掛けて交渉した方がいいのでは・・・」と言われた時に初めて知った言葉です。
 思ったことを直ぐ口にする私にとって、「しなやかに、したたかに」にを貫くことは、極めてハードルの高いことですが・・・。

 明日は、小牧市議会の3月議会が開会し、情報公開コーナに平成27年度予算関係の資料等が公開されます。
 さっそく出かけて一杯コピーをとる予定です。
 また、こまき無答塾をお読みいただいている皆さまには、2月2日に出来もしないことを書いて申し訳ありませんでした。こころよりお詫びいたします。


※. アーカイブ者:以下プライベートな内容だったため、こちらには掲載しませんでした。

この記事は2015年02月22日に「こまき無答塾」に書かれた記事「議会基本条例素案に対する意見(その2)」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



(昨日の続き)

★第4章市長等と議会の関係 第9条
素案
(市長等との関係の基本原則)
第9条 議会は、二元代表制のもと、議会関係における市長等との緊張関係を保持し、事務事業が適切、公平及び効率的に施行されるよう監視します。

意見
(わざわざ)第9条を定める意義を全く理解できません。

★第4章市長等と議会の関係 第10条
素案
(議会への政策等の説明)
第10条 議会は、市政における重要な計画、政策及び課題について、市長等に対して必要な情報を明らかにするように求めることが出来ます。

意見
「市政における重要な計画、政策及び課題について」ではなく、「市長等が提案する計画、政策及び事業について」の方が、また、「必要な情報を明らかにするように求めることが出来ます」ではなく、「必要な情報を明らかにするように求めます」とした方が良いと思います。

★第4章市長等と議会の関係 第11条
素案
(議決事件の追加)
第11条 議会は、市民の視点に立った透明性の高い市政の運営に資するため、地方自治法(昭和22年法第67号)第96条第2項の規定による議決すべき事件は、別に条例で定めます。

意見
「議会は、市政に関する重要な計画、事業に関する基本的な計画等について、地方自治法(昭和22年法第67号)第96条第2項の規定による議会の議決すべき事件として別に定めます」とした方が分かりやすいと思います。
また、「市民の視点に立った透明性の高い市政の運営に資するため」という文言は必要ないと判断いたします。

★第4章市長等と議会の関係 第12条
素案
(市長等の議員への反問)
第12条 市長等は、本会議や委員会における議員の質問および質疑に対し、議長又は委員長の許可を得て、質問および質疑の趣旨を確認することが出来ます。

意見
 「質問および質疑の趣旨を確認することが出来ます」より、「質問および質疑に対して反問することが出来ます」とした方がいいいと思います。

★第5章議員の政治倫理
素案
第5章議員の政治倫理
意見
 先ず、第5章は「議員の政治倫理」ではなく、「議員の身分と政治倫理」とした方が良いと思います。
 そのうえで、第13条に議員定数を、14条に議員報酬を追加すべきです。何故ならば、この4年間、市長マニフェストに振り回されて(市長マニフェストに積極的に従ってといった方が適切かも知れません)、議員定数や議員報酬に関する無意味な議論、根拠のない議論に多くの時間を費やしてきました。
 その反省を踏まえて、議員定数及び議員報酬に関する条文をしっかり定める必要があります。
 参考にすべきは栗山町議会基本条例の第16条、第17条と判断いたします。


(参考)栗山町議会基本条例16条・17条
(議員定数)
第16条 議員定数は、別に条例で定める。
2 議員定数の改定に当たっては、行財政改革の視点だけではなく、町政の現状と課題、将来の予測と展望を十分に考慮するとともに、議員活動の評価等に関して町民の意見を聴取するため、参考人制度及び公聴会制度を十分に活用するものとする。
3 議員定数の条例改正案は、法律第74条第1項の規定による町民の直接請求があった場合を除き、改正理由の説明を付して必ず議員が提案するものとする。
(議員報酬)第17条についても同様です。


★第5章議員の政治倫理 第13条
素案
(議員の政治倫理)
第13条 議員は、市民の負託により、市民の代表としての責任を有することを自覚し、公正、誠実及び清廉を基本として、政治倫理の向上と確立に努めなければなりません。
2 議員の政治倫理に関しては、別に条例で定めます。

意見
 「公正、誠実及び清廉を基本として・・・」と、美しい単語を列記するのではなく、「自己の地位に基づく影響力を不正に行使することによって、市民の疑惑を招くことのないよう行動しなければならない」、「常に良心に従い誠実かつ公正にその職務を行います」、「高い倫理観を持ち、品位の保持に努めなければなりません」等とした方が良いと思います。

★第6章会派及び政務活動費
素案
第6章会派及び政務活動費
意見
 第6章は、会派及び政務調査費ではなく、今後の重要な課題である「自由討議の促進」という章にすべきと判断いたします。

(参考)犬山市議会基本条例第12条
議会は、議員による討議の場であることを認識し、議長及び委員長は、議員間の討議を尊重し、公平な運営に努めます。
2 議会は、議案等を審議して結論を出すにあたっては、議員間の十分な討議を尽くして合意形成に努め、その結果について市民への説明責任を果たします。
3 議員は、市政に関する重要な政策及び課題に対して、政策立案等を推進するために、全員協議会を開き、全議員で意見交換及び討議を行います。


★第6章会派及び政務活動費 第14条
素案
(会派)
第14条 議員は、議会活動を行うため、会派を結成することができます。
2 会派は、基本的に理念、政策が一致する議員で構成し、議会活動を行います。
3 会派は、政策の立案、決定、提言等に関し、会派内で調整を行い、合意形成に努めます。

意見
 第2項、第3項は、まとめて四日市市議会基本条例第8条第2項の「会派は、議員の活動を支援するとともに、政策立案及び政策提言のために調査研究を行い、必要に応じて会派間の調整に努めるものとする」を参考にされた方が良いと思います。

★第6章会派及び政務活動費 第15条
素案
(政務活動費)
第15条 会派(会派に属さない議員の職にある者を含む。以下「会派」という。)、は小牧市議会政務活動費の交付に関する条例(平成25年小牧市条例第2号)の規定に基づく政務活動費を有効に活用し、市政に関する調査研究、その他の活動を積極的に行います。
2 会派は、政務活動費の適正な施行に努め、その使途については、市民に対して説明責任を負います。
3 会派は、成句活動費を活用した調査研究、その他の活動の結果について、議長に報告するとともに、議会活動の場で生かしていきます。
4 会派は、政務活動費の透明性を図るため、全ての支出の証拠を明確に公表します。

意見
 第1項は、シンプルに「会派又は会派に属さない議員は、政務活動費を有効に活用し、・・・」とした方が良いと思います。

★第7章議会事務局 第16条
素案
(議会事務局)
第16条 議会は、議会活動を円滑かつ効率的に行うため、議会事務局の調査機能と法務機能の充実強化及び組織体制の整備を図ります。
意見
 第16条は素案の通りで良いと思います。

★第8章災害への対応 第17条
素案
(災害への対応)
第17条 議会は、災害対策本部と情報を共有し、市民生活の安定維持に努めます。
2 議員は、災害対策や人命救助等の知識および技能の取得に努めます。

意見
 第17条は素案の通りで良いと思います。       (以上)

 なお、小牧市議会基本条例については、9月議会に上程され制定される予定ですが、その前の条例案に対するパブリックコメントが実施される予定です。

(一言)
 この4年間、山下市長の独善・暴走を許したのは、小牧市議会が本来の重要な役割である「首長の監視」を一部の議員を除いて出来なかったことによるものと私は判断しています。
 そういう意味で、小牧市議会の責任は非常に大きいということが出来ます。
 議会基本条例の制定を待たずに、この3月議会から、小牧市議全員が是々非々の立場で山下市長の監視を行うよう期待しています。勿論、やらせ質問など引き受けることのないように・・・。

この記事は2015年02月21日に「こまき無答塾」に書かれた記事「議会基本条例素案に対する意見(その1)」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



昨日(2月20日)午後6時半から小牧市役所で、議会基本条例素案についての市民と議会の意見交換会が開催され、30数名の市民が参加いたしました。
 予想していたより参加者が多かったのは、自治基本条例あり方研究会に参加された方が多数参加されたことによるものでした。

 意見交換会は、1時間半という時間の制約議会基本条例に対する市民の知識不足市民の意見に対して議会が即答するのは到底無理などの問題があり、「十分な意見交換ができた」という状況ではありませんでした。
 しかし、小牧市議会として、素案の段階で、小牧市議会基本条例についての市民との意見交換会を実施することについては、「小牧市議会の議会改革にとって大きな第一歩である」と私は評価しており、この点について、意見を述べるに先立って「船橋議長、成田議会改革委員長はじめ議員の方々に感謝申し上げます」と発言させていただきました。

 今回の意見交換会は、事前申し込み制で、登録した市民には議会事務局から逐条解説付きの小牧市議会基本条例素案の資料が送られてきました。
小牧市議会基本条例素案(A4サイズ8ページ)
P2213589.JPG

 私は、素案に対して数多くの意見がありましたので、条文ごとに素案と意見を対比した資料(A4サイズ12ページ)を作成し、事前に議会事務局へ届けました。
 資料を作成するにあたって、私が考慮したのは次の3点でありました。
(1)議会基本条例は議会運営の最高規範であること。
(2)議会改革のテーマ(要点)が、市民と議会の情報の共有、市民の議会参加への促進、議員間の自由討議及び議員の政策提言の推進であること。
(3)議員はもとより、市民にも分かりやすい条文であること。
(以上)

 意見交換会においては、時間の関係もあり意見のポイントのみしか発言できませんでしたが、本日の明日に分けて、提出した意見を素案と対比して全文を掲載いたします。

★前文
素案
 小牧市議会は、地方分権時代にふさわしいあるべき議会を目指し、これまで議会の活性化や議会改革に積極的に取り組んできました。議会の役割は、市長及びその他の執行機関と緊張関係を保ち、市民からの負託に応えるために、市政の運営状況の監視、政策立案を行うことです。
 小牧市議会は、二元代表制のもとでの議会及び議員のあり方を明確に示すとともに、さらに議会改革を進め、より透明性の高い市民にわかりやすい議会運営に努めます。もって、市民憲章に掲げる理想のまちを目指し、市民福祉の充実、向上と更なる市政に寄与することを決意し、本条例を制定します。

意見
(1)前文には、議会改革のテーマが、市民と議会の情報の共有、市民の議会参加への促進、自由討議及び政策提言の推進の3点であることを簡潔に記述し、議会運営の最高規範として小牧市議会基本条例を制定するということを明示すべきと思います。
(2)「もって、市民憲章に掲げる理想のまちを目指し・・・」の文言は削除すべと判断いたします。
 今まで議会の一般質問でも殆ど取上げられていない「市民憲章」という言葉を唐突に使うことについては、市長の影響を受けてのことと推測し、強い違和感、強い不快感を抱きました。
※直近では、平成23年12月12日に川島公子議員が「市民憲章の見直しについて」という項目の一般質問をしただけです。


★第1章総則 第1条
素案
(目的)
第1条 この条例は、地方自治の本旨に基づき、議会の基本理念を明らかにするとともに、議会と議員の活動原則、議会運営の原則、市民と議会との関係、市長及びその他の執行機関(以下「市長等」という。)と議会の関係、その他の議会に関する基本的事項を定めることを目的とします。

意見
 小牧市議会基本条例を制定するのは、「議会と議員の活動原則・・・その他の議会に関する基本的事項を定めることを目的とします」ではないと判断いたします。
 犬山市議会基本条例の第1条の「この条例は、議会及び議員の責務の明確化と資質の向上に必要な事項を定めることにより、地方自治の本旨に基づく市民の負託に的確にこたえ、市民福祉の向上と豊かなまちづくりの実現に寄与することを目的とします。」を参考にされた方が良いと思います。


★第1章総則 第2条
素案
(基本理念)
第2条 議会は、二元代表制のもと、市政における唯一の議決機関として、市民の意向を市政に反映させるため、公平かつ公正な議論を尽くし、真の地方自治の実現を目的とします。

意見
 四日市市議会基本条例の第2条の「議会は、市民から選挙で選ばれた議員で構成する市の意思決定機関として、その自覚と誇りを持ち、市民自治の考えを基本に真の地方自治の実現に全力を挙げるものとする」を参考にされた方が良いと思います。

★第2章議会と議員の活動原則 第3条
素案
(議会の活動原則)
第3条 議会は、次に掲げる原則に基づき活動します。
(1)積極的に情報の公開を図るとともに、市民が参加しやすい開かれた議会運営を行います。
(2)市民の意向を的確に把握し、市政及び議会活動に反映します。
(3)市政の運営状況の監視を適切に行います。
(4)提出された議案の審議、審査を行うとともに、政策立案及び政策提言に積極的に取組みます。
(5)言論の府及び合議制の期間として、議員間の自由な討議を尊重し、議会全体の合意形成を目指します。
(6)議会改革を継続的に推進します。

意見
 先ず、第3条は(議会の活動原則)ではなく、第5条と統合し(議員の責務及び活動原則)とした方が良いと思います。
 そして、(1)~(6)の内容を整理すべきと判断いたします。例えば、「(4)提出された議案の審議、審査を行うとともに・・・」は、当たり前のことであり、わざわざ条文に書くことではないと思います。


★第2章議会と議員の活動原則 第4条
素案
(議会運営の原則)
第4条 議会は、合議制の機関として少数意見を尊重し、円滑かつ効率的な議会運営を行います。
2 議長は、中立公正に職務を遂行するよう努めるとともに、民主的かつ効率的な議会運営を行います。

意見
 申し訳ありません。第4条を定める意義を全く理解できません。

★第2章議会と議員の活動原則 第5条
素案
(議員活動原則)
第5条 議員は、次に掲げる原則に基づき活動します。
(1)市民の多様な意見を的確に把握し、市民全体の福祉の向上を目指して活動します。
(2)言論の府及び合議制の機関である議会を構成する一員として、議員間の自由な討議を積極的に推進します。
(3)議員は、自らの資質向上にため、日常の調査、研修等、自己研鑽に努めます。

意見
 第3条に対する意見の通り、第3条と第5条を統合し、(議員の責務及び活動原則)とした方が分かり易いと判断いたします。

★第3章市民と議会の関係 第6条
素案
(市民参加及び市民との連携)
第6条 議会は、市民が議会活動に参加する機会の確保に努めます。
2 議会は、地方自治法(昭和22年法律第67号)の規定に基づく公聴会制度及び参考人制度を活用し、市民の意思を議会の審議に反映するよう努めます。
3 議会は、市民との意見交換の場を多様に設け、議員の政策立案及び立案能力の強化に努めます。

意見
 第2項は、「議会は、公聴会制度及び参考人制度を活用し、・・・」とし、「地方自治法(昭和22年法律第67号)の規定に基づく」は削除した方が分かり易いと思います。
 第3項は、「議会は、市民、市民団体、NPO等との意見交換会の場を多様に設け・・・」の方が具体的で分かり易いと思います。


★第3章市民と議会の関係 第7条
素案
(情報公開の推進)
第7条 議会は、本会議及び委員会を原則公開とし、市民に対して説明責任を果たすとともに、開かれた議会運営に資するため、積極的に情報公開に努めます。

意見
 いまさら「議会は、本会議及び委員会を原則公開とし」と規定することに対して強い違和感を抱きました。「議会は、議会に関する全ての会議を原則公開とし」とすべきです。
(参考)
 意見交換会では、市民の方から「第7条はよくできている」との発言がありましたので、思わず挙手して「私は、第7条はよくできているとは思いません」と言って、上記の意見を述べ、非公開で行われている(各派)代表者会議や全員協議会を公開するよう求めました。
 司会の成田議会改革委員長から「徐々に・・・」との回答がありましたが、成田委員長の回答は理解できないでもないですが、それにしても、本会議や委員会は現在は全て公開されているのに、「本会議及び委員会を原則公開とし」と条文に書くのはおかしいと思います。
 せめて「議会は、議会に関する全ての会議を原則公開とするよう努めます」等に変更すべきと思います。
 そうしないと、何時まで経っても、全員協議会等は公開されないと判断いたします。

★第3章市民と議会の関係 第8条
素案
(議会報告の実施)
第8条 議会は、議会報告会及び議会だより等、多様な手段を用いて広報活動の充実に努めます。

意見
 多様な広報手段を具体的に列記すべきと思います。そうしなければ、第8条は実効性のないものになってしまいます。

(明日へ続く)

この記事は2015年02月20日に「こまき無答塾」に書かれた記事「犬山市議会の平成27年2月定例会を傍聴しました」を から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



今日(2月20日)午前10時より犬山市議会平成27年2月定例会開会いたしましたので傍聴いたしました。
 傍聴した主な目的は、昨年11月30日の選挙で初当選された山田拓郎市長の初めての施政方針演説を聞くためでした。

★施政方針演説
 山田市長の施政方針演説は冒頭で「社会情勢はめまぐるしく変化していますが、変化が起こる時は、様々なチャンスが生まれる時でもあります。
 犬山市は、地域資源、交通アクセス、市民力などの点で大きな顕在力があり、これを知恵と工夫でもっと活かすことにより、ピンチをチャンスに変え、この犬山をさらに伸ばすことは十分可能と考えます。
 それには、既成概念に捉われず、ことなかれ主義から脱却し、柔軟な発想と創造性が求められます。
 こうした感覚を市役所の組織風土の中に根付かせ、思考と行動に積極的な姿勢を持つチーム力を発揮できる組織体へと進化させていきたいと考えます
」と述べられ、およそ40分間にわたり主に平成27年度予算案の概要について説明されました。

 市政方針を聞いて、山田市長にとっては犬山市職員の意識改革が大きな課題であることが伺えました。
 施政方針に続き、岡田副市長、堀場財政企画部長、奥村教育長をはじめ担当部長より、本議会に上程された55議案について提案理由の説明があり、2時間余りで2月議会の第1日は終了いたしました。

★犬山市と小牧市の違い
議場の違い
犬山市
 議場と傍聴席は同じフロア(6階)で、議場と傍聴席の間には胸の高さの透明な仕切りがあるだけですので、開会前や休憩時間には、議員と市民が会話をすることが出来ます。
小牧市
 傍聴席は国会と同じように議場を見下ろす階にあり、議場は別世界の感があります。

開会式の違い
犬山市
 傍聴者も含め全員が起立し、議長及び市長の挨拶を聞きます。
小牧市
 着座のまま、議長及び市長の挨拶を聞きます。

出席理事者の違い
犬山市
 部長以上の約20名が議会に出席します。
小牧市
 次長以上の約50名が出席します。

提案理由の説明の場所の違い
犬山市
 説明者が議場中央の演壇へ出て説明を行います。
小牧市
 説明者がそれぞれの自席で説明を行います。

説明資料の違い
犬山市
 条例改正案は、説明資料に新(改正後)旧(改正前)の対比表が表示されています。
小牧市
 条例改正案の説明資料には新旧対比表は表示されていません。

26年度補正予算案の扱いの違い
犬山市議会
 一般質問に入る前の2月24日(火)に、補正予算案件に対する質疑・委員会審査・討論・採決を行います。
小牧市議会
 26年度補正予算案も27年度予算案も一緒に質疑・委員会審査・討論・採決を行います。(以上)

(一言)
 今日は午後6時30分から、小牧市役所で「議会基本条例素案についての 市民と議会の意見交換会」が開催され参加いたします。
img346.jpg

 参加申し込みをした市民には、議会事務局より逐条解説付きの小牧市議会基本条例素案資料が送られており、議会より素案の説明と素案に対する市民の意見発表が行われる模様です。
 
 素案の段階でこのような意見交換会が開催されることに関しては、「小牧市議会の議会改革にとって大きな第1歩だ!」と、私は高く評価しています。
 それはそれとして、素案に対しては、いつものように(?)厳しい意見をまとめました。意見のボリュームが多いので、当日に言いきれないかも知れませんので、既に18日に印刷した資料を議会事務局に届けました。

この記事は2015年02月19日に「こまき無答塾」に書かれた記事「山下市政1期の総括(その9)山下市長と期待」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



(昨日の続き)

山下市政1期の総括(その1) 山下市長とこまき無答塾  済
山下市政1期の総括(その2) 山下市長と住民監査請求 済
山下市政1期の総括(その3) 山下市長とマニフェスト 
山下市政1期の総括(その4) 山下市長と欺き 
山下市政1期の総括(その5) 山下市長と選挙 
山下市政1期の総括(その6) 山下市長と市議会 
山下市政1期の総括(その7) 山下市長と市民 
山下市政1期の総括(その8) 山下市長と電話 
山下市政1期の総括(その9) 山下市長と期待 本日

 本日は、本シリーズ最終回の山下市政1期の総括(その9) 山下市長と期待を記述いたします。

★2期目の山下市長への期待
 1期目の総括を踏まえ、2期目の山下市長への期待は次の通りです。

1.嘘をついて善良な市民を欺くようなことをしないこと。
2.地方自治法はじめ関連法規を理解し順守すること。
3.二元代表制を理解し議会との緊張関係を維持すること。
4.執行機関の長として市職員の能力を十分に発揮させること。
5.市民の意見を聴取しながら市政運営を行うこと。
6.市民・議員への説明責任を果たすこと。
7.コンサルタントに過剰依存しないで自分たちで考えること。
8.小牧の企業・小牧の大学を小牧の資源と捉え連携すること。


★期待となるか、失望となるか
 2月1日に施行された市長選挙の結果は次の通りです。
山下史守朗  31,537票
上禰幹也   14,977票
宮田勝三    1,646票


 この結果について山下市長がどのように受けとめているかが、2期目の山下市長への期待となるか、それとも失望になるかのポイントです。
 「1期目の実績が評価され市民に信任されたのだ!」と受け止めれば、ますます増長し期待は全く出来ません。
 「上禰氏への14,977票は、1期目の自分に対する批判票だ!」と受け止めれば、2期目に期待することが出来るでしょう。

 40歳近い人間が、簡単に変わることは出来ないでしょうから、ますます増長する可能性が高いと思いますが・・・。

(終わり)

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