2015年05月

この記事は2015年05月23日に「こまき無答塾」に書かれた記事「日記の記事に対する稚拙なコメント!」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



お読みいただいてご承知とのことと存じますが、5月16日「週末あれこれ」というタイトルの日記を書きました。
 1件目には「★小売り企業にとってクレーム対応は重要なのに・・・」というタイトルで、マックスバリュウで購入したアメリカンチェリーにカビが生えていたことを取上げました。
※よろしかったら上記のタイトルをクリックして、私の長い人生経験に基づいた日記の内容をご確認ください。
 
 その日記に対して、「尾倉」と名乗る方から(勿論、本名ではありませんが・・・)5月17日に次のコメントがありました。
 迷いましたが、初回ですので承認しましたので、コメント欄に掲載されました。私が管理者として承認するか削除するか迷ったのは、私が返したコメントでご理解いただけると思います。

(5月17日午後1時26分:尾倉と名乗る方からの承認したコメント)
 謝る、返金か交換で、おそらく大多数は、満足かと思います。値段から察してもその程度のレベルです。マックスバリュは。薬品の営業は、個別に対応してもコスパが良いですが、こういったスーパーが、それやったら、コストに見合わない。
 最低限のことをマニュアル的にこなしてやってく形態ですから、比較できないよ。そんなショボいスーパーで、買わなきゃ良い。
(以上)

(5月17日午後5時19分:管理者の私のコメント)
 尾倉さん、ブログをよく読んで、コメントしてくださいね。私は、結論として、「ああ、マックスバリューの対応はこの程度かと思いました」と書きました。
 業態により、クレームに対する対応が違うこと、クレーム対応によりお客様のその後の行動が変わるということを皆さんにお知らせしたかったのであります。
 仮に同じようなことが、名古屋駅の高島屋で起きたら(かびたアメリカンチェリーを販売することはあり得ませんが・・・)、声をかけた店員の方が対応するのではなく、「申し訳ございませんでした。直ぐ食品売り場の責任者を呼びますので・・・」というでしょうし、責任者はカビが生えた商品を販売するようになった原因を調査しご連絡いたします・・・」と対応すると私は判断しています。

 文末の「そんなショボいスーパーで、買わなきゃ良い」というのは余計なお世話です。買うか買わないかは私が決めることです。
(以上)

 これで理解されたと思ったら、5月19日にまたコメントが入りました。承認せずに削除しましたが、教育指導のため、「管理者の想い」という本日の本文でそのコメントの原文を下記に引用いたしました。

(5月19日午前3時18分:尾倉と名乗る方からの削除したコメント)
 消費者は、マックスバリュ程度のスーパーに、そんな大層な謝罪や対応を求めていません。さっさと、交換か返金すれば十分ですし、そのレベルの方が、買い物されます。
 高度な対応を求める方は、高島屋のようなところへ行きますからから。勿論、堀さんは、求めていらっしゃるので、今回のブログの内容になったと思います。
という事で、マックスバリュ程度のスーパーの対応にいちいち文句をつけていてもしゃーないということです。
 また、マックスバリュも、そんなところで経費をかけて対応の教育をするなら、安売りした方が、と考えているの思います。
(以上)

 尾倉と名乗る方のグループの方は、当初、同じIPアドレスから次々に名前を変えて、ブログ記事の一部だけを取上げて、根拠も示さず批判のコメントが入りました。
 そこで、「コメント上で議論する気持ちはないが、もし批判するのは結構ですが、名前を名乗って、根拠を示して批判してください」と伝えました。
 すると次には、「名無し」とか「無名」とかの名前で、同様に批判のコメントが入るようになりました。
 私は、殆どそれらのコメントを無視いたしました。

 その後、今年2月の市長選挙前後になって、ブログの内容が気にかかったのか、「○○」という苗字で、同様に批判のコメントが入るようになりました。勿論、「○○」という苗字は本当の苗字ではないと判断しています。

★再度の教育的指導
(1)日記の記事を批判するようなコメントは、私だけでなく、他の方に対してもしては絶対にいけませんよ。
(2)記事の趣旨を理解する読解力を身に付けてくださいよ。
(3)コメントを読んだ方が理解されるような表現力を身に付けてくださいよ。
(4)小牧市政に関するブログに対する批判があれば、根拠を示してコメントしてくださいよ。

直近の事例でいえば次のように・・・。
 1.小牧市制60周年記念式典の告知は、こういう根拠で適切であった。
 2.「こども夢・チャレンジNO1.都市宣言」を子供に達にさせたのは、こういう根拠で適切であった。
 3.4月の県議選で自民党公認候補を落選させるために、無所属の鈴木達也議員を擁立した山下市長の判断は、こういう根拠で適切であった。
 4.駅前の市有地を随契で東春信用金庫に売却したのは、こういう根拠で適切であった。

(以上)

 あなたは別のコメント(削除)で、「ブログやブログ主批判は、ほぼ(市長)応援団として片づけられます。唯一、驚天動地様は、好意的なコメントが多いので応援団とはされていませんが・・・」と書いていますが、あなたと驚天動地様の大きな違いは、根拠が明示されているかどうかの違いです。
 最近も、「根拠を示していただいて、注意してくださいね」というコメントをいただき、「なるほど」と判断し、ブログを修正させていただきました。
 そうした場合には、驚天動地様からは事前に「コメントは削除しておいてくださいね」と書いていただいています。


 日記にまで低レベルなコメントをする方に、反応している私も「尾倉」さんと同様に低レベルの人間かも知れませんね。
 最後に、「尾倉」と名乗る方に、「オクラ」というハンドルネームのプレゼントを・・・。ねばねばしたしつこい性格がピッタリ・・・だよ。

この記事は2015年05月22日に「こまき無答塾」に書かれた記事「小牧市制60周年記念式典に便乗して・・・」を Google検索のキャッシュ から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



5月17日(日)に小牧市民会館で開催された小牧市制60周年記念式典については、開催前の5月13日(水)小牧市制60周年記念式典が開催されますが・・・というタイトル、 開催当日の17日(日)には史跡小牧山を正しく理解しない行為!というタイトル、開催日翌日の18日(月)には小牧市制60周年記念式典の市民への告知方法についてというタイトルの記事を書きました。

 以上3つの記事を書いた理由は、(1)小牧市が市民に対して行った市制60周年記念式典の告知内容が不十分であると判断したこと、(2)記念式典とは別に開催すべき「山下市長の政策発表会」にウエイトが置かれていると判断したこと、(3)史跡小牧山について市内外の人に誤ったメッセージを流す恐れがあると判断したことによるものであります。
 
 勿論、これは私の考えであり、「いや、告知方法や記念式典の内容には何も問題はなよ」と判断されている市民の方も大勢いらっしゃることと思います。
 そのように判断されている方は、是非、その根拠を列挙してコメントを書き込んでください。いただいたコメントを読んで、私は、自身の判断ミスに気付くかも知れません・・・。

 定期購読している朝日新聞(尾張版)には記念式典のことが報道されておりませんでしたので、図書館で中日新聞を確認してみましたところ、開催日前日の16日(土)、開催日翌日の18日(月)20日(水)に記念式典の記事が掲載されていました。

中日新聞5月16日
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中日新聞5月18日
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中日新聞5月20日
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 私が、その記事の中で一番気にかかったのは、「こども夢・チャレンジNO1.都市宣言」については、市内全16小学校の代表が宣言文を読み上げたという点であります。

 誤解のないように書いておきますが、宣言を読み上げた児童の方の問題ではなく、児童に読ませた山下市長のやり方を問題にしたのであります。
 
 私は、この4年間の山下市政を見続けてきましたが、重要な事項に関しては、その都度会議を傍聴したり、会議録を確認したり、「市民の声」で確認し客観的な事実を確認した上で、是々非々の視点でブログを書いてきたつもりです。

 「こども夢・チャレンジNO1.都市宣言」に関しても、平成25年9月2日から開催された第6次小牧市総合計画の中間点における基本計画の見直しを審議する総合計画審議会を通じ、平成26年3月に策定された新基本計画の市政戦略編に掲げられたものであります。
 当初、「新基本計画を市長戦略編と分野別計画編に分け、市長戦略編は分野別計画編より優位だ!」と山下市長は位置付けましたが、審議会委員等より厳しい批判を受け最終的には市長戦略編を市政戦略編という名称に変え市長戦略編に掲げた重点事業の本数も大幅に削減することを余儀なくされたのであります。

 しかも、分野別計画編より優位だとした市長戦略編を、第1回審議会(25年9月2日)には審議会委員には提示できず、やっと同年10月22日の第3回で提示したのです。
 さらにさらに、「こども夢・チャレンジNO1.都市宣言」は、その時点では現在のような位置付けではなかったのです。
 このような経緯をみれば、山下市長自身の発想ではなく、「コンサルタント企業の主導による政策だ!」と受け止めるのが常識です。

 
 小牧市は今年になって急に、「5月17日に開催する小牧市制60周年記念式典において、こども夢・チャレンジNO1.都市宣言をする」ということで、その際の宣言文(案)を提示しパブリックコメントを実施しました。
 委員会を傍聴して分かったのですが、宣言文(案)を作成したのは、当時の市政戦略課のスタッフを中心とした職員です。
 パブリックコメント結果は当然ゼロでしたが、その主目的は、「式典で、こども夢・チャレンジNO1.都市宣言をする」ということをPRしたかったのでしょう・・・

 なお、提示された宣言文(案)は次の通りです。
(宣言文案)
 私たち小牧市民の願いは、小牧市が市民からいつまでも「住み続けたいまち」と思われることです。
 そのためには、小牧市の持つ地域資産を活用し、たの他のまちにはない小牧市の魅力をつくっていくことが大切だと思います。
 私たち市民の多くは、小牧市と聞くとまず「小牧山」を思い浮かべます。また、「子育てしやすい環境」というイメージを連想する市民も多くいます。
 「小牧山」は織田信長公が天下統一の夢を描き、その挑戦の第一歩として城と城下町を築いた地です。
 私たちは、「夢・チャレンジ 始まりの地」である郷土の史実を礎に、小牧市の「子育て支援が充実している」姿をさらに進化させ、こどもの視点に立ち、こどもが色々なものに触れ、感じ、のびのびと成長できる環境づくり、こどもが夢を育み、挑戦できる環境づくりを進めたいと思います。
 こどもの夢への挑戦をまち全体で応援していくことで、こどもを中心に世代を超えて市民のつながり、あたたかく支え合う、暮らしやすい、魅力あるまちになっていくと確信します。

 そこで、私たち小牧市民は、
一、こどもの夢への挑戦を応援することでげんきになるまち
一、世代を超えて市民のつながりが生まれるまち
一、支え合うことでさらに住みよくなっていくまち
 の実現に向け、小牧市を「こども夢・チャレンジNO.1都市」とすることを、ここに宣言します。
(以上)

 式典の場において、1年以上前に策定した新基本計画の「こども夢・チャレンジNO1.都市宣言」をすることの是非は別として、もし宣言をするのであれば、山下市長自身あるいは沖本副市長がすべきであり小学生にさせるのは絶対に間違っていると私は確信いたします。
 「看板設置に3,200万円の税金が投入されていることなど、何もわからないこどもを利用するのも、いい加減にしろ!」と。

 20日の記事では、「新キャラクターは地元の名古屋造形大学の学生から意見を聞きながら作った。市広報広報広聴課の担当者は『夢に向かって挑戦する力士』」と紹介していますので、小牧市が造形の知恵を借りながら作成したと受け止める市民の方もいらっしゃると思いますが、新キャラクターは、山下市長の意向を受けたコンサルタント企業が作成したものであります。
 勿論、加藤記者は、コンサルタント企業に支払う479万円の政策委託料を把握したうえで記事を書いておられることでしょうが・・・

(参考)
●3月22日:愚策「こども夢・チャレンジNO1都市」を斬る(その1)
●3月23日:愚策「こども夢・チャレンジNO1都市」を斬る(その2)
●3月24日:愚策「こども夢・チャレンジNO1都市」を斬る(その3)
●3月25日:愚策「こども夢・チャレンジNO1都市」を斬る(その4)

この記事は2015年05月18日に「こまき無答塾」に書かれた記事「小牧市制60周年記念式典の市民への告知方法について」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



昨夜、元小牧市議の西尾貞臣さんが、フェイスブックに次の投稿をされました。
(西尾さんの投稿)
 「小牧市政60周年記念式典」に出席。案内を受け出席。いろいろ考えさせられた2時間15分だった。(恐らく2時間の予定が15分足が出た。)概要を以下に。
 オープニング~子どもたちのヒップホップダンス+映像で60年の振り返り。市民憲章唱和、自治基本条例のお披露目、ここまでが、プレ。
 式典は、副市長による開会の辞、国家斉唱、先人への黙とう、市長式辞、議長挨拶、来賓祝辞~知事、丹羽代議士、藤川参議院議員、岩倉市長、韓国安養市長、八雲町副町長。参列は、他2名の参議院議員、近隣市町の市長、副市長、町長、副町長など。
付録~新マスコットお披露目、タイムカプセル開封(10年前10歳の小学生の10年後の自分への手紙)~代表して男女2名の朗読など。
「こども夢・チャレンジNO.1都市宣言」そして、閉会の辞。

 ・一様に一般的なスピーチで魅力不足と感じた。特に、自然や環境に関するコメントが皆無で、もの足りない。
 ・記念品~冊子(式次第、記念概要のパンフ、自治基本条例のパンフ)KomakiBrand Book、絵本~こまき山のちょうせん、扇子、ポシェットといっぱい。
 ・絵本(こまき山のちょうせん)は、名古屋造形大学の学生の作品との説明があり納得したが、これがメインでは淋しい。
 ・後付けには、造形大の学生のことが明記されておらず、著作の認識がないことに低い程度を感じる。

 いろいろと感じ考えさせられたが、また別の機会に触れたい。
(以上、引用終わり)

 西尾さんの投稿を読んで、私は「小牧市制60周年記念式典について、市民への告知内容が十分ではなかった!!」と、あらためて思いました。
 5月13日のブログ(タイトル:小牧市制60周年記念式典が開催されますが・・・)に記載した通り、市のホームページには、「60年の歩み 未来へつなぐ夢!私たちの小牧“夢・チャレンジ始まりの地”」として、次のパンフレットが掲載されました。

ホームページに掲載された祈念式典のパンフレット
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 私はこのパンフレットを見て、当日のブログに「えっ、これが市制60周年記念式典なの、山下こども市長の2期目当選祝賀パーティの間違いじゃないの・・・」と、マジで思いました。
 こう書いたことについて、昨日「出演者の家族」という方から、次のコメントをいただきました。
(いただいたコメントの1部引用)※全文はコメント欄でご覧ください。
 本日、私の子供は式典に出演し、立派に歌を歌いました。あなたは「こども市長の当選祝賀パーティー」と言いますが、そんなもののために厳しい練習をしてきたのではありません。(以上、引用終わり)
 
 このコメントを読んで、「立派に歌を歌いました・・・」という意味が良く分かりませんでした。
 上記パンフレットには、本来記載すべき記念式典の内容が全く書かれておらず、人を集めるためと思われるイベントの内容や、山下市長の政策をPRする内容(新キャラクターお披露目、自治基本条例お披露目、こども夢・チャレンジNO1.都市宣言など)でしたので、私は前述のように、「えっ、これが市制60周年記念式典なの、山下こども市長の2期目当選祝賀パーティの間違いじゃないの・・・」と書いたのでした。

 西尾さんの投稿によると、「式典は、副市長による開会の辞、国家斉唱、先人への黙とう・・・」とありますので、コメントをいただいた方のお嬢さんが国家斉唱を担当されたものと推察しています。
 私は、出演者の方々を批判する気持ちなど全くありませんが、ブログの内容が出演者の家族やご本人に不快感を与えたのであれば、申し訳ないことであり、直ぐにお詫びのコメントを返しました。
 いただいたコメント全文をよく点検すると、私は「山下市長応援団の方では・・・」と推察していますが・・・。
※いずれ市のホームページやケーブルテレビで式典の動画が放映されますので確認できますが・・・。

 まあ、それはともかく、西尾さんは、小牧市制60年記念式典の2時間15分を、「プレ」「式典」「付録」の3つに分けて投稿されています。
 それぞれに要した時間は分かりませんが、やはり5月13日に書いたように、市民に対する小牧市制60周年記念式典の告知(案内)は十分ではなかったと確信しています。

 ホームページのトップに2~3週間前から、「こまき山動く」とのバナーが掲載され、5月16日正午までのカウントダウンが掲載されていました。
 5月13日のブログに「ふざけ過ぎだ」と書いた手前、16日の11時50分頃から、カウントダウンが00日00時間00分00秒になるのを注視していました。
 しかし、正午になっても何の変化もありませんでしたので、「どうしたのかな・・・」と思っていましたが、西尾さんの投稿で、式典の時間が予定より15分程遅れたことと関係していることが分かりました。
 ロケット打ち上げで例えれば、5秒、4秒、3秒、2秒、1秒、発射・・・、となっても、何も動かないと同じですね。
 「こまき山動くではなく、こまき山動かず」ですから、お笑いですね。

 2時前に再点検したところ、昨日のブログに書いたように、史跡小牧山に模したイラストの山から煙が上がり、その中から新キャラクターの「こまき山」が表れる画像が掲載されました。
 私は、13日の「ふざけ過ぎだ」を通り過ぎて、「ふざけるのもいい加減にしろ!」と叫びたくなりました

★議員の立場をわきまえて
 私が把握できる範囲では、新キャラクタ「こまき山」について、小沢国大市議(小牧市民連合)と小川真由美議員(小牧市民連合)の2人の議員がフェィスブックで取上げておられました。2人とも民主党の議員です。
 小沢議員の投稿内容は昨日掲載しましたが、昨夜投稿された小川議員の投稿は次の通りです。
(小川議員の投稿)
 小牧市、新マスコットキャラクターお披露目~!キャーキャー『こまき山』
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 (以上、引用終わり)

 議員が市政情報を一刻も早く投稿されることは重要ですが、市長を監視するという地方議員の役割からするこ、率直なところ「これでいいのかな・・・」と思いました。
 私は、この5~6年、国政選挙においては全て民主党公認候補に投票していましたし、4月12日の県議選においても民主党公認候補の天野正基氏に投票いたしました。
 特に、小川議員は昨日のブログに記述したように、2011年12月9日の一般質問で、小牧城について質問し、中嶋前教育部長の答弁を直接聞いた議員です。
 それのも係わらず、「小牧市、新マスコットキャラクターお披露目~!キャーキャー『こまき山』」と投稿されることについて、なにか寂しさを感じました。民主党を支持する市民ですから・・・。
 中嶋前教育部長の答弁の意味を全く理解していないのではないかと・・・。

この記事は2015年05月17日に「こまき無答塾」に書かれた記事「史跡小牧山を正しく理解しない行為!」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



5月13日に小牧市制60周年記念式典が開催されますが・・・というタイトルの記事で紹介いたしましたが、本日10時より式典が開催されました。

 小牧市議の小沢国大さんが、11時半ごろ式典会場からフェィスブックに次の投稿をされました。
(小沢議員のFB投稿引用)
 本日小牧市制60周年記念式典が開催されました! Newゆるキャラは『こまき山』です!
 みんなも気になってたゆるキャラ人気が出ますように、かけ声は『どすこまき!』

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 本日の式典披露された小牧市の新しいキャラクターこまき山であることを、私は小沢議員のFBで初めて知りました。

 一方、市のホームページトップには、2~3週間前から「2015.5.17SUN こまき山、動く」とのバナーが掲載され、クリックすると史跡小牧山を模したイラストに付けた目玉やまつ毛が動く画像が表示されており、5月16日(本日)の正午までのカウントダウン計が表示されていました。
 
 しかし、正午になっても画像は何も変わりませんでしたので、「どうしたのかな・・・、騙されたのかな・・・」と思っていましたが、2時過ぎにまたアクセスしてみたら画像が次のように変わっていました。
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 小牧山を模したイラストからモクモクと煙が上がり、その中から小沢議員がFBに投稿した新しいキャラクターのこまき山が現れました。
 この時点で、私は、2~3週間前からホームページトップに掲載された「2015.5.17SUN こまき山、動く」という意味が初めて分かりました。
 
 こまき山の頭の上には、チュンマゲのつもりでしょうが天守閣を飾っています。この画像を見て、私は2011年12月9日に開催された小牧市議会に行ける小川議員質問に対する中嶋教育部長(昨年3月に定年退職)の答弁が頭に浮かびました。
 中嶋教育部長は、長年、小牧山などの発掘調査に携わってこられた方であります。

(小川議員の質問要旨)
 小牧城をもっとPRするためには、小牧市歴史館カッコ小牧城ではなく、小牧城カッコ小牧市歴史館にした方がいいのではないか。
※現在、小牧山山頂にはお城の形をした建物があり、これは小牧市歴史館であり、通称小牧城と呼ばれています。

(中嶋教育部長の答弁要旨)
 歴史館を建設した当時は違和感はなかったのでありますが、城郭研究が進んだ現在では、小牧山山頂にあった建物は、今の歴史館と異なるとする考えが一般的であります。
 (発掘調査結果により)江戸時代には一般的となります石垣を持った城の原型が小牧にあったとされまして、小牧山の価値が高まってきております。一方で、調査研究が進めば進むほど、歴史館につきましては、史実との乖離が目立ってしまうという悩みを抱えております。

 そこで、歴史館を小牧城としてPRしたらどうかというご提案でございますが、現在でも通称「小牧城」としております。しかし、小牧山全体が城跡で、今後は歴史的な価値をさらに高めようと史跡整備を進めております。小牧山全体を「史跡小牧山」としてPRしていくべきであろうというふうに考えております。今、歴史館だけをこれまで以上に「小牧城」としてPRすると、整備が進んでいくとそぐわないものになってしまうのではないかいうふうに危惧しております。(以上、引用終わり)
※私は、傍聴席で中嶋教育部長の答弁を聴きましたが、「なるほど、そういうことなのか・・・」と認識いたしました。

 中嶋前教育部長の答弁から3年半が経過いたしましたが、今回の小牧市の新キャラクター作成に係わる行為について、私は次の点で強い不快感を抱きました。
史跡小牧山PRするとのことで、新キャラクターの名前を「こまき山」としているが、史跡小牧山が誤解される恐れがあること。
こまき山」の頭に天守閣をのせているが、450年余り前に織田信長が築いた小牧山城(調査では瓦は1枚も発掘されておらず、現時点では信長が築いた城は館のような姿であったと推測されている)が誤解される恐れがあること。
ホームページトップに、史跡小牧山を模したイラストを掲載し、目玉やまつ毛を加え動かし、さらに記念式典い合わせて、「こまき山」を出現させ、史跡小牧山を愚弄したこと。(以上)

 「こまき山紹介」として、ホームページには次のように記載されています。
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 また、「こまき山語る」として次のように記載されています。
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 これらの内容を見れば、山下市長「こういうキャラクターを作ってくれ」と細かい指示を出してコンサルタント企業に479万円のキャラくらー制作委託料を出したのですね
 史跡小牧山を正しく理解しない幼稚な山下市長・・・、困ったもんですね。

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