この記事は2015年07月30日に「こまき無答塾」に書かれた記事「小牧市立図書館協議会・小牧市視聴覚ライブラリー運営委員会を傍聴して」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針)
本日(7月30日)午後2時から開催された平成27年度第1回小牧市立図書館協議会及び小牧市視聴覚ライブラリー運営委員会を傍聴いたしました。
傍聴者は開始時に18名(途中1名入室)でしたが、その多くは小牧の図書館を考える会の方々だと私は思いました。
★委員名簿
本日は13名の委員のうち、後藤幸康氏・長江美津子氏、舟橋尚女氏・穂積孝朗氏の4名は欠席でした。なお会長は吉村知治氏、副会長は唐松健夫氏です。
※資料には任期が平成27年4月1日~平成28年6月30日と記載されていますが、これは誤記で、委員の任期は2年でありますので正確には26年6月~28年6月です。
★式次第
配布資料に記載された会議のスケジュールは次の通りでした。
1.吉村会長挨拶
2.議題
(1)平成26年度図書館事業報告及び利用状況について
(2)平成27年度図書館予算について
(3)平成27年度都市図書館事業計画について
(4)小牧市子ども読書活動推進計画(第2次)の進捗状況等について
(5)小牧市子ども読書活動推進計画(第3次)の策定について
3.報告
新図書館建設について(以上)
式次第をよくご覧ください、新図書館建設については、議題として取り上げられているのではなく、報告事項であります。この点について私は重要なポイントの1つと判断していますのでご記憶ください。
吉村会長は冒頭の挨拶で、傍聴席の方を見ながら少し笑いながら「後編の方(新図書館建設の方)が議題となる(意見が出るという意味か?)思います。大勢の人が来られている(要旨)」と言われました。
私は、吉村会長の挨拶を聞き、「何と不適切な挨拶をする会長だ。基本設計素案について、本日は委員の意見を聞いてパブリックコメント時の基本設計案に反映させるとするならば、報告ではなく議題に組み入れるべきだと事務局に掛け合うべきではないか」と思いました。
市民である吉村氏を批判することは、「こまき無答塾」の管理者として不適切かとも思いますが、吉村氏は昨年4月に開催され同協議会において、平成21年3月に策定した小牧市立図書館建設基本計画で小牧市直営と定めた運営を、副会長の唐松氏や他の委員の納得しない状態で強引に(事務局の指示に従って)指定管理者による運営に変更することを承認された方です。
※ご承知のように、他の委員が納得しない状況で強引に指定管理者による運営に編越したのは、佐賀県の武雄市図書館の人気に目を付けた山下市長の指示により教育長・教育部長・教育部次長・図書館長が従ったものであり、吉村会長はそれら事務局のメンバーに説得されて、当日の協議会の運営をしたということです。(傍聴者は私1人でした)
執行機関(行政)が管轄する上記の協議会のように市民組織代表や学識経験者で構成される会を「審議会等の会議」の委員は報酬(1会議出席ごとに7,700円)がありますし、互選で会長を受けた以上はそれなりの責任があります。
指定管理者による運営を事務局の指示に従って積極的に承認されたのであれば、当然のこととして基本設計素案に対し、協議会委員が積極的に意見を言うよう促すべきですし、事務局に対して議題にするよう掛け合うべきですが、吉村会長にはそのような能力はないと私は判断いたしました。
挨拶の内容の殆どの部分が上記のあり様でしたから・・・。
まあ、そのようなことですので、吉村氏に「もっとしっかりして欲しい」という気持ちを込めて厳しい意見を書きました。
なお、議題(1)~(5)については、配布資料(21ページ)を基に事務局から説明がありましたが、極めて分かり難い資料でした。(後述)
★報告 新図書館建設について
一昨日(28日)の第1回新図書館建設検討会議と同様に、新図書館建設推進室長の鵜飼氏から新図書館建設の進捗状況について下記資料に基づく説明がありました。
続いて、連携民間事業者を代表しCCCの担当者から新図書館について、従来は「調査」⇒「企画」⇒「設計」⇒「運営」についてバラバラであったが、新小牧立図書館はこの4つ段階を一気通貫で行うとが最大の特徴だとの説明がありました。
※一気通貫という麻雀言葉を使用することについては、会議終了後にCCC担当者に別の言葉を使うように提言しました。(後述)
その後、設計事業者の日建設計の担当者から基本設計素案について資料に基づいて説明がありました。(素案資料については、28日の検討会議時と同様、傍聴者は終了後に回収)
基本設計素案の説明の後、素案について委員の意見を求めましたが、当日に説明を受けた基本設計素案について、その場でポイントを抑えた意見を言うのは無理だと思いました。
そのような中、昨年4月の協議会で指定管理者による運営に変更することに十分納得されなかった酒向委員が「ブックマウンテン・ブックウオールは、労力の面で、子ども・年寄りの利用には問題があるのではないか(要旨)」、「1階は本屋・コーヒーショップがあり賑やかな場所との説明であったが、吹き抜け構造により2階.3階に1階の声・音が聞こえるのでないか(要旨)」との意見がありました。
同じく、指定管理者による運営に昨年4月の協議会で納得さてなかった唐松副会長が、どのような発言をされるのか個人的に注目していましたが、一言も述べられませんでした。
私は勝手に「今さら言っても、どうしょうもないと唐松氏は判断されているのだ」と受け止めました。
★会議終了後に
会議終了後に4人の方に、疑問点・不明点について問い合わせをいたしましたので、あわただしい時間でした。
●山田図書館長に
議題に関する説明資料のうち、特にグラフが分かり難いと判断したので、改善するよう提言しました。
※グラフは、現状を分かりやすくするためにのものであるべきですが、グラフを見ても何を言いたいのか良く分からないフラフが多いのです。
●CCC担当者に
「調査⇒企画⇒設計⇒運営を一気通関でやるという説明は良く理解できますが、私は若い時から麻雀をしていますから一気通関という言葉を良く知っていますが、女性や麻雀をしない若者たちに通じる言葉でしょうか、新聞等でも余り使われていませんが・・・」と申し上げたら、直ぐにうなずきながら「良く分かりました」と返事されました。
私は、一気通貫という文言が変更されると判断いたしました。
●大野教育部長に
「6月11日の議会で鈴木英治議員の質問に対して、今後、基本計画を行っている途中段階の7月後半に、図書館協議会、」図書館ボランティア、議員の皆様から設計に対するご意見をお聴きした上で一定の設計案をまとめ、その設計案をもとにパブリックコメントを実施し・・・、と答弁されましたが、一昨日開催した図書館建設検討会議についは、6月11日の答弁の中で言われなかったのは、単なる漏れですか、それとも何か意図があってのことですか」と尋ねました。
大野部長は少し怪訝な顔をされて「6月11日の答弁を正確に記憶していない・・・」と返答されましたので、こういう展開をあらかじめ予測していましたので、会議録速報版より答弁部分の印刷を用意していましたので、再度確認のため読み上げました。
そして、「もし、漏れであれば、そのことを問題にしようとする気持ちは全くありませんですよ」と補足いたしました。
すると大野部長は「図書館建設検討会議のことを答弁で取上げなかったのは、検討会議は建設に関する検討をするため設置したものであり、当然のことだから言わなかった(要旨)」と言われました。
私は「良く分かりました」と引き下がりましたが、内心では「行政マン得意の言い訳を言わなくても、気楽に、そういわれれば漏れましたねと言えばいいのに・・・」、「一昨日の検討会議でも、本日の協議会と同様にその場で基本計画素案を提示しておきながら、検討会議は建設に関する検討をするために設置したものであると言うのはやっぱり変だよ・・・」と思いました。
※以上は私の受け止め方であり、私の誤解かも知れませんが、大野部長に問い合わせた趣旨は6月11日の答弁の中で建設検討会議について言われなかったことに何か理由があるのかなと思ったからであります。
●鵜飼室長に(鵜飼室長は既に退席されていましたから矢本室長補佐に伝えました)
「鵜飼室長が説明した進捗状況の経過の冒頭に、平成26年4月 新図書館の建設場所を小牧駅西地区に決定としているが、同年6月議会で小牧市立図書館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議決したのであるから、小牧駅西地区に決定を4月ではなく6月にすべきではないですか」と矢本室長補佐に伝えました。
しかし、帰宅後によく考えたら、図書館の建設場所を決めるのは教育委員会の権限であることを思い出しました。
そこで、資料通りに4月で決定で間違いないことに気付きました。 私の誤認による意見で鵜飼室長・矢本室長補佐にご迷惑をおかけしました。お詫びいたします。
※会議終了後の私の行動をじっと見ている人がいたらきっと「変なオヤジ!、うるさいジジイ」と思われたでしょうね。ごもっともです。
なお、基本設計素案から基本設計案への変更の有無等については、明日のブログで取りまとめ私見を述べさせいただきます。
本日(7月30日)午後2時から開催された平成27年度第1回小牧市立図書館協議会及び小牧市視聴覚ライブラリー運営委員会を傍聴いたしました。
傍聴者は開始時に18名(途中1名入室)でしたが、その多くは小牧の図書館を考える会の方々だと私は思いました。
★委員名簿
本日は13名の委員のうち、後藤幸康氏・長江美津子氏、舟橋尚女氏・穂積孝朗氏の4名は欠席でした。なお会長は吉村知治氏、副会長は唐松健夫氏です。
※資料には任期が平成27年4月1日~平成28年6月30日と記載されていますが、これは誤記で、委員の任期は2年でありますので正確には26年6月~28年6月です。
★式次第
配布資料に記載された会議のスケジュールは次の通りでした。
1.吉村会長挨拶
2.議題
(1)平成26年度図書館事業報告及び利用状況について
(2)平成27年度図書館予算について
(3)平成27年度都市図書館事業計画について
(4)小牧市子ども読書活動推進計画(第2次)の進捗状況等について
(5)小牧市子ども読書活動推進計画(第3次)の策定について
3.報告
新図書館建設について(以上)
式次第をよくご覧ください、新図書館建設については、議題として取り上げられているのではなく、報告事項であります。この点について私は重要なポイントの1つと判断していますのでご記憶ください。
吉村会長は冒頭の挨拶で、傍聴席の方を見ながら少し笑いながら「後編の方(新図書館建設の方)が議題となる(意見が出るという意味か?)思います。大勢の人が来られている(要旨)」と言われました。
私は、吉村会長の挨拶を聞き、「何と不適切な挨拶をする会長だ。基本設計素案について、本日は委員の意見を聞いてパブリックコメント時の基本設計案に反映させるとするならば、報告ではなく議題に組み入れるべきだと事務局に掛け合うべきではないか」と思いました。
市民である吉村氏を批判することは、「こまき無答塾」の管理者として不適切かとも思いますが、吉村氏は昨年4月に開催され同協議会において、平成21年3月に策定した小牧市立図書館建設基本計画で小牧市直営と定めた運営を、副会長の唐松氏や他の委員の納得しない状態で強引に(事務局の指示に従って)指定管理者による運営に変更することを承認された方です。
※ご承知のように、他の委員が納得しない状況で強引に指定管理者による運営に編越したのは、佐賀県の武雄市図書館の人気に目を付けた山下市長の指示により教育長・教育部長・教育部次長・図書館長が従ったものであり、吉村会長はそれら事務局のメンバーに説得されて、当日の協議会の運営をしたということです。(傍聴者は私1人でした)
執行機関(行政)が管轄する上記の協議会のように市民組織代表や学識経験者で構成される会を「審議会等の会議」の委員は報酬(1会議出席ごとに7,700円)がありますし、互選で会長を受けた以上はそれなりの責任があります。
指定管理者による運営を事務局の指示に従って積極的に承認されたのであれば、当然のこととして基本設計素案に対し、協議会委員が積極的に意見を言うよう促すべきですし、事務局に対して議題にするよう掛け合うべきですが、吉村会長にはそのような能力はないと私は判断いたしました。
挨拶の内容の殆どの部分が上記のあり様でしたから・・・。
まあ、そのようなことですので、吉村氏に「もっとしっかりして欲しい」という気持ちを込めて厳しい意見を書きました。
なお、議題(1)~(5)については、配布資料(21ページ)を基に事務局から説明がありましたが、極めて分かり難い資料でした。(後述)
★報告 新図書館建設について
一昨日(28日)の第1回新図書館建設検討会議と同様に、新図書館建設推進室長の鵜飼氏から新図書館建設の進捗状況について下記資料に基づく説明がありました。
続いて、連携民間事業者を代表しCCCの担当者から新図書館について、従来は「調査」⇒「企画」⇒「設計」⇒「運営」についてバラバラであったが、新小牧立図書館はこの4つ段階を一気通貫で行うとが最大の特徴だとの説明がありました。
※一気通貫という麻雀言葉を使用することについては、会議終了後にCCC担当者に別の言葉を使うように提言しました。(後述)
その後、設計事業者の日建設計の担当者から基本設計素案について資料に基づいて説明がありました。(素案資料については、28日の検討会議時と同様、傍聴者は終了後に回収)
基本設計素案の説明の後、素案について委員の意見を求めましたが、当日に説明を受けた基本設計素案について、その場でポイントを抑えた意見を言うのは無理だと思いました。
そのような中、昨年4月の協議会で指定管理者による運営に変更することに十分納得されなかった酒向委員が「ブックマウンテン・ブックウオールは、労力の面で、子ども・年寄りの利用には問題があるのではないか(要旨)」、「1階は本屋・コーヒーショップがあり賑やかな場所との説明であったが、吹き抜け構造により2階.3階に1階の声・音が聞こえるのでないか(要旨)」との意見がありました。
同じく、指定管理者による運営に昨年4月の協議会で納得さてなかった唐松副会長が、どのような発言をされるのか個人的に注目していましたが、一言も述べられませんでした。
私は勝手に「今さら言っても、どうしょうもないと唐松氏は判断されているのだ」と受け止めました。
★会議終了後に
会議終了後に4人の方に、疑問点・不明点について問い合わせをいたしましたので、あわただしい時間でした。
●山田図書館長に
議題に関する説明資料のうち、特にグラフが分かり難いと判断したので、改善するよう提言しました。
※グラフは、現状を分かりやすくするためにのものであるべきですが、グラフを見ても何を言いたいのか良く分からないフラフが多いのです。
●CCC担当者に
「調査⇒企画⇒設計⇒運営を一気通関でやるという説明は良く理解できますが、私は若い時から麻雀をしていますから一気通関という言葉を良く知っていますが、女性や麻雀をしない若者たちに通じる言葉でしょうか、新聞等でも余り使われていませんが・・・」と申し上げたら、直ぐにうなずきながら「良く分かりました」と返事されました。
私は、一気通貫という文言が変更されると判断いたしました。
●大野教育部長に
「6月11日の議会で鈴木英治議員の質問に対して、今後、基本計画を行っている途中段階の7月後半に、図書館協議会、」図書館ボランティア、議員の皆様から設計に対するご意見をお聴きした上で一定の設計案をまとめ、その設計案をもとにパブリックコメントを実施し・・・、と答弁されましたが、一昨日開催した図書館建設検討会議についは、6月11日の答弁の中で言われなかったのは、単なる漏れですか、それとも何か意図があってのことですか」と尋ねました。
大野部長は少し怪訝な顔をされて「6月11日の答弁を正確に記憶していない・・・」と返答されましたので、こういう展開をあらかじめ予測していましたので、会議録速報版より答弁部分の印刷を用意していましたので、再度確認のため読み上げました。
そして、「もし、漏れであれば、そのことを問題にしようとする気持ちは全くありませんですよ」と補足いたしました。
すると大野部長は「図書館建設検討会議のことを答弁で取上げなかったのは、検討会議は建設に関する検討をするため設置したものであり、当然のことだから言わなかった(要旨)」と言われました。
私は「良く分かりました」と引き下がりましたが、内心では「行政マン得意の言い訳を言わなくても、気楽に、そういわれれば漏れましたねと言えばいいのに・・・」、「一昨日の検討会議でも、本日の協議会と同様にその場で基本計画素案を提示しておきながら、検討会議は建設に関する検討をするために設置したものであると言うのはやっぱり変だよ・・・」と思いました。
※以上は私の受け止め方であり、私の誤解かも知れませんが、大野部長に問い合わせた趣旨は6月11日の答弁の中で建設検討会議について言われなかったことに何か理由があるのかなと思ったからであります。
●鵜飼室長に(鵜飼室長は既に退席されていましたから矢本室長補佐に伝えました)
「鵜飼室長が説明した進捗状況の経過の冒頭に、平成26年4月 新図書館の建設場所を小牧駅西地区に決定としているが、同年6月議会で小牧市立図書館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議決したのであるから、小牧駅西地区に決定を4月ではなく6月にすべきではないですか」と矢本室長補佐に伝えました。
しかし、帰宅後によく考えたら、図書館の建設場所を決めるのは教育委員会の権限であることを思い出しました。
そこで、資料通りに4月で決定で間違いないことに気付きました。 私の誤認による意見で鵜飼室長・矢本室長補佐にご迷惑をおかけしました。お詫びいたします。
※会議終了後の私の行動をじっと見ている人がいたらきっと「変なオヤジ!、うるさいジジイ」と思われたでしょうね。ごもっともです。
なお、基本設計素案から基本設計案への変更の有無等については、明日のブログで取りまとめ私見を述べさせいただきます。