この記事は2014年08月29日に「こまき無答塾」に書かれた記事「図書館建設基本計画を策定した委員長・副委員長が納得しないまま・・・」を Google検索のキャッシュ から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



7月24日平成26年第2回図書館協議会が開催され、会議録がホームページにアップされました。
 なお、図書館協議会委員の任期平成26年7月1日~28年6月30日までの2年間ですので、新しいメンバーでの協議会は1回目ですが、4月21日に旧メンバー(任期:平成24年7月1日~26年6月30日)による協議会を急遽開催し、小牧市立図書館の運営を、平成21年3月に策定した「新小牧市図書館建設基本計画」で定めた「小牧市直営による運営」から「指定管理者による運営」に強引に変更しましたので、平成26年第2回図書館協議会ということになっています。

 私は、4月21日の協議会を傍聴し、同日のブログ(タイトル:小牧市図書館建設に係わる暴挙)でその様子を記述いたしました。
 7月24日の協議会を傍聴しておりませんが、アップされた同協議会の会議録を読んで、「やっぱり、図書館建設基本計画を策定した当時の委員長・副委員長は、運営を小牧市直営から指定管理者による運営に変更したことに関して納得されていない」ということを確認いたしました。
 また、それと同時に、図書館協議会を管轄する事務局(図書館)は、「小牧市審議会等の会議の公開に関する指針に則した会議録の公開をしていない!」ということも確認いたしました。

 先ず、小牧市審議会等の会議の公開に関する指針の趣旨と会議録に係わる条文をご覧ください。

★小牧市審議会等の会議の公開に関する指針と現状
(指針第1条:趣旨)
この指針は、審議会等の会議を公開し、その審議の状況を市民に明らかにすることにより、審議会等の運営の透明性、公正性を確保するとともに、市政に対する市民の理解と信頼を深め、もって開かれた市政の推進を図るため、必要な事項を定めるものとする。
◆(指針第7条:会議録等の作成)
1. 審議会等は、会議の公開又は非公開にかかわらず、当該会議終了後速やかに次に掲げる事項を記載した会議録又は会議要旨( 以下「会議録等」という。) を作成するものとする。
(1)会議の名称 (2) 開催日時 (3) 開催場所 (4) 議題 (5) 公開又は非公開の別 (6)出席者( 委員及び事務局) (7) 会議の結果 (8) 会議の経過
2. 会議録等は、当該会議における発言内容及び審議経過を市民が十分に理解できるような形式とするよう努めるものとする。


(現状:その1)
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 ご覧いただいた通り、欠席者を含む13名の委員の名前は苗字だけですので、男性であるのか女性であるのか、市から指名された委員であるのか公募委員であるのか全く分かりません。
 しかも今回の協議会は、新しいメンバーによる第1回目の協議会であるため、委員に対して任命書及び委任状の交付が行われたのです。
 それにもかかわらず、上記の通り名字だけの掲載は、明らかに小牧市審議会等の会議の公開に関する指針に反しています

 参考までに、平成22年7月8日に開催された平成22年度第1回図書館協議会の会議録をご覧ください。
img138.jpg

 ご覧いただいたように、委員の名前はフルネームで記載され、それぞれの委員の立場が明示されています。

(現状:その2)
 会議録は委員の誰がどのような発言をしたか、また事務局のだれが委員の発言に対して答弁したかを市民に分かり易く記載すべきですが、委員の発言は全て委員、事務局の発言は全て事務局ときさいされていますので、「当該会議における発言内容及び審議経過を市民が十分に理解できるような形式とするよう努めるものとする」という指針の条文に反しています

 上記2点について、事務局(図書館)は猛省し改善すべきです。

★報告事項(新図書館の建設について)に関する委員の質問
 当日の協議会では、鵜飼新図書館建設推進室長(市政戦略課長)より、新図書館建設についての報告があり、それに対して委員から次の質問がありました。(会議録引用)
委員
 私どもが、新図書館建設基本計画で関わっていた時は、A街区に建設するのは複合施設であったが、どうなっているのか。また、ラピオの4階、5階、特にえほん図書館との関係はどう考えているのか。
※新小牧市図書館建設基本計画を平成21年3月に策定した委員会の会長は唐松委員、副会長は酒向委員ですので、上記の質問は二人のうちいずれかによるものと思われます。

委員
 別の複合施設を考えているということか。複合は複合で間違いないのか。

委員
 どのようなところを委託していくのかが市民には見えない。民間が提案したものをそのまま活用するのか。

委員
 図書館が建てば駅前がにぎやかになるわけではない。市として、どういうものを造り上げたいのか考えないといけない。どこまで自分たちの意見が反映されるのかわからないが、今の段階でどうすればにぎわうかを議論したほうが良い。

委員
 現在、本館と東部、味岡、北里の図書室が連携しながら図書館は運営されている。新図書館は、中央図書館の機能をふまえてのものだと思うが、他の3館、学校図書館など全体も絡めて新図書館ができてこないと、貸出など色んな部分でレベルは上がらない。

委員
 利便性や集客だけではなく、癒しの空間、落ち着いた文化的な空間が図書館には必要ということを忘れないようにしてほしい。

委員
 指定管理者制度の導入について課題などがあったかと思うが、何をみればわかるのか。

委員
  制度導入時の色々な不安があり、これまで議論をしてきたと思うが、その回答は何を見ればわかるのか。なぜ小牧市は図書館を運営するうえで指定管理者制度が良いと考えたのか、その経緯が分かるものがあれば教えてほしい。私が見たかぎりは、結局、経費削減を全面に出しているようにしか見えなかった。
 
委員
 アドバイザリー業務を行う事業者の対象になるのは、ある程度実績のある業者に限るということだが、まったく未経験の業者にも新たな考えがあるかもしれないので対象にはできないのか。

 会議録を読む限り、上記の委員の発言はどの委員によるものか分かりませんが、図書館建設基本計画を策定した委員会の会長唐松委員と、副会長酒向委員による発言と思われます。
 4月21日の協議会による、市直営による運営から、指定管理者による運営への変更が、如何に強引なものであり、発言した委員(唐松委員・酒向委員・崎元委員)が納得しない状態で質疑を打ち切ったことをブログで報告しましたが、引き続きその状態が伺えます。
※崎元委員は今回の協議会のメンバーには入っておられません。

 24日の委員会は、吉村会長の「それでは、質問・意見も出尽くしたようなので、これで第2回小牧市立図書館協議を終了とします」で打ち切られました。
 4月21日のブログでも記載しましたが、事務局にとっては都合のいい「イエスマン会長」は、市民にとっては「会長としてふさわしくない能力のない人材だ」と確信いたします。

 委員の質問等に対して、それぞれ事務局の答弁がありましたが割愛しております。詳細は7月24日の会議録をご覧ください。

 なお、上記の指針の条文に反する点に関しては「市民の声」で問い合わせをいたしますので、回答があればまたブログで報告いたします。
 個人的には「今後改善いたします」の回答しか受け入れられません。万が一、言い逃れの回答をするようなことがあれば、とことん追求いたします。
※ただ、指針は要綱と同様に、市職員にとって条例・規則等と違い守らなくても罰則のない「心がけ」「ガイドライン」みないなものですので、「指針ですから必ずしも守らなくても・・・」という回答があるかもしれませんね。まさか・・・。

 以前、「会議録に発言した委員の名前を何故記載しないのか」という問い合わせに対して、「発言した委員の名前が分かると、その発言について後日市民から追及されることが考えられる・・・」との、言い逃れの回答がありました。
 審議会等の会議の委員は、自ら委員になることを承認し、7,200円の報酬を受けている人たちです自分の発言に責任を持つのは当たり前のことです