この記事は2015年02月23日に「こまき無答塾」に書かれた記事「しなやかに、したたかに」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



2月1日に施行された小牧市長選挙で山下市長が再選されたことが分かった直後の2月2日の記事(タイトル:小牧市長選挙は山下史守朗氏が当選いたしました)の文末に次のようなことを記述いたしました。
(2月2日の記事の文末)
 ・・・さらに、限られた人生を家内と楽しく過ごそうと思いますので、一市民として市政に参画することも、申込済みの2月20日の「議会基本条例素案について『市民と議会の意見交換会』を最後に終了させていただくことにいたしました。
 4年前に、「それぞれの立場で小牧市政に参画する市民が増えることを願って、こまき無答塾を開講し、さらに半年後にブログを開設いたしましたが、私の願いを叶えることはできませんでした。
 若い市民の方が、何時の日か私の想いを継いでいただくことをこころから願っています。
 皆さま、ありがとうございました。そして、勝手なことを言って申し訳ありません。
(以上、2月2日の記事引用終わり)

 このような気持ちは、選挙後に急に思いついたのではなく、選挙期間中から「選挙公報までウソを書いて市民を欺き、平気で選挙違反をするような山下市長が再選されるようなことがあったら、もうブログを止めようか・・・」と思っていたことでした。
 そして、選挙後のブログは、山下市政1期の総括(その1~9)及び小牧市議会基本条例素案に対する意見をとりまとめることに全力を投入してまいりました。

 こまき無答塾は、山下市長批判及び小牧市議会批判のために開設したブログでは勿論ありません。
 平成23年7月28日の記事(タイトル:こまき無答塾開講の経緯)に記述いたしましたように、こまき無答塾ブログは、それぞれの立場で小牧市政に参画する市民が増えることを願って開設したブログであります

 しかし、小牧市政に関する情報を取上げる中で、徐々に、独善に陥っている山下市長と、市長を監視するどころか市長と一体となっている小牧市議会に腹立たしく思うようになり、個々の情報に関する私自身の考えを前面に記述することが多くなり、ブログの表現も徐々に厳しくなっていきました
 こうしたことに対して、コメントで「表現が過激ですよ・・・」とアドバイスをいただいたり、選挙期間中に市役所の情報公開コーナーでお会いした方からも「最近、ちょっと過激ですね・・・」と指摘されました。

 2月2日の記事について、直ぐに安城に住む弟からは「厳しいことを言う市民がいた方が小牧市のためになる・・・」、名古屋に住む兄からは「病気と闘っているお前には、ブログを書くことが免疫力アップになっているのではないか・・・」との電話がありました。
 また、前岩倉市議の大野慎治さんからは、「疲れたのであれば暫く休んでもいいが、ずっと休まないで欲しい・・・」との電話をいただきました。

 また、2月20日に開催された市民と議会の意見交換会において、同じグループ(当日の前半は30数名の参加者を4つのグループに分けて意見交換を行いました)の初対面の女性2人から、「堀さんですか、ブログ読んでいます・・・」、「ブログ楽しみにしています・・・」、「ブログ止めてしまうのですか・・・」と言われました。
 さらに終了後には、別のグループの初対面の男性からも「堀さんですね、ブログ読んでますよ・・・」とも言われました。

 そうした中、小牧市議会基本条例素案に対する意見を書き終えた昨日(2月22日)には、こまき無答塾応援団というハンドルネームの方から、「管理人 堀 孝次さんへ ひょっとして、本当に本日でこまき無答塾ブログは終わりですか? 終わることは、こまき無答塾応援団としては許すことはできませんよ! 明日からは、(新)こまき無答塾ブログとして続けてください! 頑張ってください。いつまでも応援しています」とのコメントをいただきました。

 よくよく考えてみれば、選挙直後の2月2日に冒頭に記述したような気持ちになったのは、自分自身を過信していたということに気付きました。
 私がこまき無答塾を開講し、こまき無答塾ブログを開設した原点は、それぞれの立場で小牧市政に参画する市民が増えることであり、これは数年で簡単にできることではない・・・と深く反省いたしました。

 ただ、従来のようなスタンスで記事を書けば、また、山下応援団の方々から、ストレスを感じるコメントをいただくことになるに違いありません。
 そこで、今後のスタンスは「しなやかに、したたかに」ということを念頭において、こまき無答塾を続けさせていただくことにいたしました。
 個々の情報について、私の考えをあまり前面に出すことを控え、従来通り根拠に基づく情報・客観的な情報をお知らせすることにより、皆さんのご自身の考えをまとめていただくキッカケになるようになればと思います。

 「しなやかに、したたかに」という言葉は、私が50歳半ば頃に取締役営業統括部長をしていた会社で、大手のメーカーと厳しい交渉をしていた時に、ある人から「しなやかに、したたかにを心掛けて交渉した方がいいのでは・・・」と言われた時に初めて知った言葉です。
 思ったことを直ぐ口にする私にとって、「しなやかに、したたかに」にを貫くことは、極めてハードルの高いことですが・・・。

 明日は、小牧市議会の3月議会が開会し、情報公開コーナに平成27年度予算関係の資料等が公開されます。
 さっそく出かけて一杯コピーをとる予定です。
 また、こまき無答塾をお読みいただいている皆さまには、2月2日に出来もしないことを書いて申し訳ありませんでした。こころよりお詫びいたします。


※. アーカイブ者:以下プライベートな内容だったため、こちらには掲載しませんでした。