この記事は2015年03月11日に「こまき無答塾」に書かれた記事「総務委員会・予算決算委員会総務分科会を傍聴して(その1)」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



小牧市議会の総務委員会、さらに引き続き開催された予算決算委員会総務分科会が午前10時より開催されましたので傍聴いたしました。

★総務委員会・予算決算委員会総務分科会で審議された議案
 総務委員会及び分科会で審議させたのは、3月議会に提出された条例案21件のうち12件一般議案4件のうち1件平成26年度補正予算案(第6号及び第7号)のうち歳入全般と同委員会が所管所管する歳出についてであり、理事者側から議案の内容の説明に続き、議員から質疑・討論・採決がありました。

 なお、条例案及び一御案議案13件については、委員会で討論・採決が行われましたが、分科会は採決をする機関ではありませんので、議員は質疑に続き意見を述べるところで終了しました。
※26年度補正予算議案・27年度予算議案に関しては、採決は行っていません。4つの分科会での質疑を終え、予算決算委員会 3月18日(水)に開催される予算決算委員会において採決されます。


★傍聴者
 午前10時の開会時には、私を含めて3名の市民が傍聴いたしました。2人の方はいずれも、良く存じ上げている桃花台に住む光ケ丘の刈谷さんと、古雅の鵜飼さんでした
 刈谷さんと鵜飼さんは、自治基本条例あり方研究会のメンバーの方で、本日の総務委員会で「小牧市自治基本条例の制定について(第7号議案)」が審議・採決されますので、その様子を確認するために傍聴されたとのことでありました。
※お2人は、総務委員会の終了した午後2時頃に帰られましたので、予算決算委員会総務分科会を傍聴したのは私1人でした。 
 
 分科会で全ての審議が終了した午後5時50分ですが、傍聴を終え帰宅するために議会事務局のある東館3階からエレベーターは船橋厚議長と2人だけになりました。
 エレベーターが1階に降りる時、船橋議長から「やあ、今日はありがとうございました。傍聴する方がみえると議員も緊張して良かったです・・・」と言われました。
 
 実は、今日からステロイドを服用し始めたので、朝9時に家を出る時には最後まで傍聴できるかどうか自信がありませんでしたが、体調も良く最後まで傍聴出来、さらに船橋議長から有りがたい言葉をかけていただき、感謝・感謝の1日でした。
 傍聴は、私自身の勉強の場にもなりましたし、執行機関(行政)及び議決機関(議会)の課題を再認識する場にもなりました。

★第7号議案「小牧市自治基本条例の制定について」
 江口協働推進課長より議案内容の説明の後、議案に対する質疑が行われ、加藤晶子議員(公明党小牧市議団)より、「大切なことは、自治基本条例の内容を如何にして市民に周知していくか(要旨)」という質疑があり、江口課長より「フォーラム等を開催する(要旨)」との答弁がありました。

 また、竹内里美議員(日本共産党小牧市議団)が「自治基本条例を制定しても、神棚に飾ったままの条例にしてはダメだ。実効性のある条例にするためには、情報公開条例の見直し(改正)、政治倫理条例の制定が必要ではないか(要旨)」と質疑されました。
 それに対して、松岡市長公室長は「細かいお話ですが、それらは必要に応じて今後検討いたします(要旨)」と答弁されました。
 
 私は、傍聴席の席の松岡市長公室長の答弁を聞いて、一瞬にして「えっ、そのような認識では、神棚に飾った条例になるよ・・・」と思いました。
 何故ならば、自治基本条例を実効性のあるものにするためには、条文に明記された市長・市職員・議員・市民の役割をきちんと遂行することであります。
 
 とりわけ、市民が市政に参加するためには、情報公開の徹底と、行政との情報の共有が不可欠の事柄です。
 7~8年間、私が市政に1市民として参画した歴史は、一言でいえば「情報公開との戦い」でありました。
 ということは、勿論私の評価ですが「小牧市は情報公開後進市町だ!」ということです。

 そうした中で、「細かいお話ですが、それらは必要に応じて検討いたします(要旨)」との答弁に愕然といたしました。
 小牧市役所だけでなく、一般的に行政マンが「必要に応じて今後検討します」との答弁を市民に分かりやすく翻訳すると「この件はこれで終了です。検討などする気はないですよ」という意味です。

 なお、私が松岡市長公室長の答弁を聞き間違えた可能性もゼロではありませんので、追って公開される委員会の録画中継、会議録で確認したいと思います。
 万が一、私の誤認であれば、追ってお詫びと訂正をいたします。

 なお、私が3月4日のブログで記事した「あり得ないことだらけの小牧市自治基本条例」に関しての、質疑は殆どありませんでした。
 特に、パブリックコメント時に市民に示した条文が、最終的見直した条文が、パブリックコメントと関係なく、殆どの条文について相違していた点(究極のあり得ないこと)については、関係者は猛省する必要がありと確信いたします。
 また、第19条の見出しは「計画と予算」は「基本計画と予算」に修正されましたが、この点に関しても「総合計画と予算」とすべきです。
 基本計画という文言は、行政では様々な場面で使用される文言であるからです。(例えば図書館建設計画では、基本構想⇒基本計画⇒基本設計⇒実施設計と進みます)
 それらを明確に区分し、市民に分かりやすい条例とするためには、見出しは「総合計画と予算」とすべきです。
 そうしないことについて、これ以上市職員を責めるのは気の毒です。全て新基本計画を目立たせたい山下市長の指示ですから・・・。

★第21号議案「こども夢・チャレンジNO1都市宣言の制定について」
 鵜飼市政戦略課長より議案内容の説明の後、議案に対する質疑が行われ、竹内議員から「宣言の文章は誰が作ったのか」との質疑があり、鵜飼課長より「市政戦略課の職員で作った」との答弁がありました。
 また、竹内議員から「以前の2つの都市宣言である安全都市宣言と環境都市宣言は普遍的な都宣言として理解できるが、今回の都市宣言との相違点は何か(要旨)」との質疑に対し、鵜飼課長より「こども夢・チャレンジNO1都市宣言は、地域ブランド戦略の一環としての都市宣言である」との答弁がありました。
 ということは、今回の都市宣言は普遍的なものではなく、次の市長が「こども夢・チャレンジNO1都市など市民に理解されない」と判断したら、それで終わりの都市宣言であるのですね・・・。 

 なお、竹内議員は質疑の中で、「宣言文に対するパブリックコメントはゼロであったとのことで・・・」で発言されましたが、私が現時点で確認する限りパブリックコメント結果はいまだに発表されていません。
 また、宣言文に関してもぱパブリックコメント時に示した宣言文案と、最終的な宣言文が若干相違している「あり得ないこと」が発生しています。この点については自治基本条例と同様に関係者は猛省する必要があります。

★議員は、もっともっと勉強をしようよ
 残念なことですが、本日の議案質疑において、次の質疑をされる議員がおられました。敬意を表して(?)発言された議員の名前は記載いたしません。
発言1
 住民投票(自治基本条例第24条)の結果と議会の議決が相違した場合にはどちらが優先されるのか?
発言2
 自治基本条例に違反しても罰則はないのか?
発言3
 議案12号(小牧市消防団員の定数、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定について)の質疑の中で、提出された条例案とは全く関係ない、消防団員に関する保険料等に関する発言。(以上)

 この他にも、審議対象となっている条例案・一般議案・補正予算案・当初予算案の資料をしっかり読み込ん*でいないことに基づく質疑が多々見受けられました。
 2月24日の開会日から、一般質問が始まる3月4日までの1週間あけられていちのは、精読のためです。
 提出された議案をしっかり読みなさいという期間で、これは議員として最大の責務です。
 年間800万円程の報酬・手当をもらっているのですから、猛省し、もっともっと勉強して下さいね。
 こんな状態が続くと、そのうち「市民の俺でも知っていることを、議員が質疑していてはダメじゃないか!」と、言われますよ。

★最後に
 総務委員会に付託された条例案12件と一般議案1件の計13件は、全て原案通り可決されました。
 ただし、6号議案「小牧市一般職員の任期付職員の採用等に関する条例の制定について」は、竹内議員から反対討論、玉井宰議員(牧政会)から賛成討論があり採決の結果、賛成者多数(5名)で可決されました。
 また、第21号議案「こども夢・チャレンジNO1都市宣言の制定について」の採決時に竹内議員は退席し、退席者を除き全員一致で可決されました。
※退席に関しては、私は理解できませんが・・・。

 議員や市職員に本日も厳しい意見を書きましたが、唯一の慰めは、第1号議案から第6号議案の説明をし、議員の質疑に分かりやすく根拠を示して答弁された市職員がおられたことです。
 その方は、駒瀬人事課長です。やっぱり、市職員の方はベースに優れた才能をもっていますので、駒瀬さんのように全職員がそれぞれの才能を発揮できるよな職場風土にする必要がありますね。
 「山下市長、それをするかどうかは、あなた次第ですよ」と申し上げておきます。
 
★今日の写真コーナー
半旗
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 東日本大震災から丸4年。半旗が掲げられ、2時46分には委員会を中断し庁内アナウンスに従って黙とうをしました。

シーズン
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 市のホームページトップに昨日本庁舎6階のレストラン「シーズン」が3月20日で退店することが掲載されました。
 私は傍聴した時に度々利用していましたので、「今日が最後だな・・・」と思って、お昼の休憩時間にAランチとコーヒーをオーダーしました(700円)。
 次の業者が入るかどうか分かりませんが、利用者の半数は市民でしたので、ちょっと寂しいですね。

城の形をした建物
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 シーズンの窓際の席からは、城の形をした建物「小牧市歴史資料館」が良く見えます。シーズンがオープンした平成24年7月には、これほど見えませんでした。
 とういことは、城の形を下建物を下から良く見えるようにしたということであります。莫大な税金を投下して。いずれ、またブログで・・・。

(引き続き、総務分科会の内容について明日以降に記述いたします)