この記事は2015年03月12日に「こまき無答塾」に書かれた記事「総務委員会・予算決算委員会総務分科会を傍聴して(その2)」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



(昨日の続き)

 本日は、総務委員会に引き続き、午後2時10分~5時50分に開催された予算決算委員会総務分科会の様子の1部を報告いたします。
 予算決算委員会総務分科会では、総務委員会に付託された平成26年度補正予算(6号・7号)及び平成27年度予算を審議し、その結果を総務委員長が3月18日に開催される予算決算委員会で報告し、他の3常任委員会の報告と合わせて、予算決算委員会としての採決を行います
※予算決算委員会のメンバーは28名の議員全員です。

★こども夢・チャレンジNO1都市宣言推進事業について
 平成27年度予算の審議の中で、加藤晶子議員(公明党小牧市議団)が、「予算説明書47ページの、こども夢・チャレンジNO1都市宣言推進事業31,609千円の看板設置工事等の内容を説明して下さい」と質疑されました。

 市民の皆さんの中で、予算説明書400頁程613ページの分厚い資料)をご覧になった方は殆どいらっしゃらないと思いますので、加藤議員の質疑に関係する部分を以下に掲載いたします。
 予算説明書は、A3サイズ(横)の資料ですが、46頁と47頁のA4サイズ(縦)2枚で1括りになっています
46ページ
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47ページ
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 加藤議員の質疑は次の48~49ページも関係しますので次に掲載いたします。
48ページ
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49ページ
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 分かり難いと思いますが、加藤議員は、46ページの「2款総務費・1項総務監理費・2目秘書政策費」の予算95,583千円の47ページの「事務事業の概要欄」の最下段に記載された(4)こども夢・チャレンジNO1都市宣言推進事業 31,609千円 看板設置工事費等に関する質疑をしたのです。

 加藤議員の質疑に対して、鵜飼戦略課長は次のように答弁されました。
(鵜飼課長の答弁要旨)
 看板設置工事費に付きましては、次の49ページに記載しました31,332千円で、看板(広告塔)は3面体で、大きさは横幅80?縦幅4mです。
 設置する場所は、名鉄小牧駅構内、市役所、市民会館、市民四季の森(2個)、温水プール、パークアリーナの6ケ所・7個です。(以上)

★平成27年予算に対する質疑の問題点
問題点1
 加藤議員の上記の質疑により、加藤議員をはじめ総務委員会の議員は初めて、こども夢・チャレンジNO1都市宣言推進事業予算31,609千円の大部分を占める看板設置工事費の内容を知ることが出来ました
 本来あるべき質疑は、これらの内容を事前に把握して、例えば「市民四季の森は1個で良いとか、名鉄小牧駅構内より、A街区の方が良いとか、31,332千円は税金の使い過ぎだ」ということであるべきですが、本来のあるべき質疑が全く出来ていないのです
問題点2
 本来のあるべき質疑が出来ない最大の原因について、私は「予算説明書が不十分だ」と、以前から判断しています。
 紙面の関係上、事務事業の概要欄に記載するのは無理ですが、こども夢・チャレンジNO1都市宣言推進事業のように平成27年度の新規事業については、「上記の看板の形状・設置場所・設置個数だけでなく、委託業者と選定方法を記した別紙を議員に配布すべきだ」と私は確信いたします。

 隣接の犬山市議会基本条例第9条(市長等による政策等形成過程の説明)第2項の条文は次の通りです。
(第9条2項)
2 議会は、市長に対し、予算案及び決算を議会に提出し、議会の審議に付すにあたっては、前項の規定に準じて、分かりやすい施策別又は事業別の政策説明資料を作成し、提示するよう求めます。(以上)

 犬山市は、この条文に基づいて、分かりやすい施策別・事業別の資料が作成されているのです
 小牧市も犬山市を参考にして、特に新規事業別に関する分かりやすい資料を作成することが不可欠です。
 そうしないと、何時まで経っても、予算決算分科会の質疑は、事業の是非を審査するのではなく、事業の内容を問い合わせるだけで終わってしまい、本来の議会の役割が果たないと判断いたします

 過去の安全都市宣言や環境都市宣言は普遍的な都市宣言ですが、昨日も記述いたしましたが、こども夢・チャレンジNO1都市宣言は、地域ブランド戦略の一環としての都市宣言であであり、基本的には山下市長の任期4年限定の都市宣言であります。
 それに対して31,332千円もの税金を使うのは私には全く理解できません。(18日の予算決算委員会で原案通り可決されるのは間違いありませんが・・・)

★ブラックユーモア 
 抗議の意思を込めてブラックユーモアを1発。また、山下市長応援団からイエローカードを突きつけられそうですが・・・。
 「あれ、ブラック(ユーモア)と、イエロー(カード)」、「そうか、ブラックとイエローは山下市長のイメージカラーでピッタリだ・・・」ということで、100万円の予算で市内100ケ所に設置できる広告を紹介します
こまき無答塾管理者の提案
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 こども夢の「こども」と「夢」の間に「市長」を入れれば、「こども市長夢・チャレンジNO1都市宣言」となり、小牧市の現状をピッタリ表した広告になります。
 そして、材質は布かビニールで作った膜で、通行量の多い市内100ケ所の歩道橋に取り付けるのです。
 市民の皆さまは、費用対効果の観点から、小牧市提案と管理者の提案のどちらに軍配を上げますか・・・。

 最後に一言、「こどもの夢は、大人が押し付けるものではありませんよ。大人の役割は、一人ひとりのこどもが、それぞれの描いた夢を育む環境を整備することですよ」、「それが理解できない山下市長は、やっぱり大人になっていない、こども市長ですよ」と。

(次回へ続く)