この記事は2015年03月13日に「こまき無答塾」に書かれた記事「福祉厚生委員会・予算決算委員会福祉厚生分科会を傍聴して」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



本日(3月13日)は、小牧市議会の福祉厚生委員会(午前10時~11時5分)、引き続いて開催された予算決算委員会福祉厚生分科会(午前11時7分~午後3時45分)を傍聴いたしました。
※委員長及び分科会長は、稲垣衿子議員(公明党小牧市議団)です。なお傍聴者は私1人でした。

 今日のブログは午前中の福祉厚生委員会で審議された「小牧市介護保険料条例の一部を改正する条例の制定について(第50号議案)」について記述いたします。

★小牧市介護保険料条例の一部を改正する条例案を提出する理由
 介護保険法に基づく小牧市介護保険事業計画の見直しに伴い、保険料率を改める必要があるため。

★保険料率の改正
 ご承知の通り、介護保険制度の被保険者は65歳以上の第1号被保険者と、40歳以上65歳未満の第2号被保険者とに分類されています。
 今回、保険料率が改正(引上げ)されるのは、65歳以上の第1号被保険者についてであり、平成27年度から平成29年度まで、下表の通り改正されます。
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 なお、50号議案については佐藤大輔議員(日本共産党小牧市議団)が、保険料率の引上げに反対する立場で討論されましたが、採決の結果5人の議員の賛成で、福祉厚生委員会としては原案通り可決されました。
※賛成された議員は、水谷勉議員・小林一議員・成田隆三議員(以上無会派)、川島公子議員(小牧市民連合)、舟橋秀和議員(牧政会)です。
 
★参考
 保険料率の改正について、山田拓郎犬山市長3月6日付けの市長日記に次のように記載されていますので、参考まで。
(3月6日の市長日記より)
 本日の議会は、上程議案に対する質疑でした。本日審議された議案の中で、市民の皆様の負担に関する重要な議案について、ピックアップして説明させていただきます。
 
 介護保険料の中で、市の条例で規定する65歳以上の方々の保険料については、3年をひとつの期間として、その期間の介護需要を見込んで設定を行っています。現在、ちょうど3年間の区切りの年を迎えているので、今回の議会で、平成27年度から29年度までの保険料を設定するための議案を上程させていただいています。

 対象者の皆様には大変申し訳ありませんが、今回、値上げの提案となりました。この傾向は犬山に限らず全国的な動きであり、県下51市町村でも、今回値上げの提案をしていない自治体は、2市町のみと聞いています。

 値上げの理由としては、?犬山でも今後確実に高齢者が増加していくため、それに伴い介護給付の対象者(介護が必要な人)も増加する、?待機者が約200人程度ある特別養護老人ホームを約100床増やしたため、それに伴い給付が増加する、などの理由で、増加が見込まれる給付費を、対象者全体の負担でまかなわなければならないことが大きな要因です。なお、全体の介護給付に要する負担は、原則公費で半分(内訳 国25%、県12.5%、市12.5%)、40歳以上の全被保険者で半分の負担割合となっています。

 今回、どれくらいの値上げとなるかは、基準月額で現行の3,995円から、改定案4,563円で、月額568円の値上げ提案となっています。ちなみに、この基準月額の国平均額は約5,500円程度、県の単純平均額は約4,900円程度となる見込みですので、犬山の保険料は、国・県の平均額よりも安くなっています。

 また、県下51市町村の中では、安い方から7番目前後となる見込みです。一番安いところが基準月額3,750円程度、一番高いところが基準月額6,500円程度となる見込みです。

 この介護保険料は、対象者の所得によって段階で区分し、その区分ごとに保険料が設定されています。上記の金額は、基準となる段階(住民税課税世帯で被保険者本人非課税かつ被保険者本人の課税年金収入額と合計所得金額の合計額が80万円を超える)の保険料です。今回の犬山市の提案では、この区分を国基準よりも増やして細分化し、所得に応じた負担となるよう配慮しています。

 現状を正直に説明させていただきましたが、結局値上げは値上げです。今議会での市議会の議決が前提となりますが、対象者の皆様の負担が増えることについては、大変心苦しいところです。上記の状況をご理解いただけたらと思います。よろしくお願い致します。

 話は変わりますが、市制60周年記念事業実行委員会の「ろくまるスタッフ」の方々が、本日、訪問してくれました。今年度を通じて、みなさんとても熱心に活動していただき、感謝・感謝です。集大成として、添付した写真にあるように、「ろくまる健康フェスタ」が開催されます。みなさん是非お出かけください。

 これがゴールではなく、これをきっかけに、市民のみなさんのつながりや展開が、さらに進化していくことを期待しています。
(以上)

 このように、市長自ら保険料率の引上げに関して分かりやすく説明してもらえる犬山市民は幸せですね・・・。

 なお、小牧市の場合は、基準月額は現行3,647円から、4,163円に改正されますので、月額516円の値上げされることになります。