この記事は2016年05月22日に「こまき無答塾」に書かれた記事「「桃花台を考える会」の刈谷さんにお会いして」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



5月19日、小牧市のホームページに「市民活動助成金 平成27年度実績報告会及び平成28年度企画提案発表会」という新記情報が掲載されました。

 ホームページによれば、5月29日(日)午後1時から市役所本庁舎で各団体の発表会が開催されるとのことであります。
 私は、桃花台を考える会(TUMKOの会)の発表を聞きたかったのですが、当日は来客の予定があり参加することはできません。

※桃花台を考える会(TUMKOの会)の事業目的及び内容は、「桃花台ニュータウンの急激な人口減少、少子化、高齢化といった諸問題を直視し、その中でより住みやすい街づくりを模索する」ということであります。

 実は、桃花台を考える会(TUMKOの会)が結成されたときに、中日新聞で取り上げられましたので、昨年5月3日に、「桃花台を考える会が結成されました」とのタイトルで紹介いたしました。

 昨日開催された小牧市議会の議会報告会と市民の意見を聴く会の開催前、会場に桃花台を考える会(TUMKOの会)の刈谷敏彦さんがいらっしゃいましたので、その後の活動状況などをお聞きいたしました。

 刈谷さんのお話によれば、「小牧市は、桃花台の高齢化問題とその対応について何も行っていない」「この点について、本日の市民の意見を聴く会で、議会・議員に訴求する」ということでした。
 私は、「地域の課題・その他」のコーナーに参加いたしませんでしたので、刈谷さんをはじめ同会の方と、議員の間にどのようなやり取りがあったのか把握しておりませんが・・・。


 昨年5月3日のブログで報告いたしましたように、桃花台の高齢化率(平成27年4月1日現在)は、次の通り、地区によりに大きな差があります
桃花台の地区別(町内別)の高齢化率をみてみると、次の表のように、高齢率の高い地区(町内)があることが分かります。
img424.jpg

 桃ケ丘2丁目が42.1%、桃ケ丘1丁目が39.6%、桃ケ丘1丁目が37.6%、古雅4丁目が30.8%、古雅3丁目が26.4%、古雅2丁目が25.1%、篠岡2丁目が24.3%、篠岡3丁目が23.2%であり、これらの地区(町内)は、小牧市の高齢化率22.1%を上回っています。
 
 私の住む篠岡1丁目全体の高齢化率は、表の通り18.6%ですが、比較的年齢層の低い方が住み、また入居者が入れ替わる賃貸住宅を含む数値で、30年ほど前の戸建住宅に住む私の家のまわりの高齢化率は、30%前後だと判断しています。
 「桃花台を考える会」の皆さんが提案されているように、高齢者が地域の人と繋がりを持ちながら、元気で過ごせる仕組み作りをしていくことが大切ですね。


 隣接する春日井市では、高蔵寺ニュータウンの高齢化問題について、中部大学・春日井市・地元住民の3者が連携し対応しているのですが・・・。