この記事は2016年12月26日に「こまき無答塾」に書かれた記事「「山下しずお市長就任後、市の借金が60億円減っています」・・・、アホなこと言うな!」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



昨日は、平成23年2月1日に執行された小牧市長選挙に立候補した上禰幹也氏「輝く小牧をつくる会」の資料を掲載いたしました。
 公平を期すため、本日は、「山下しずおと小牧を創る会」の資料を掲載いたします。


表紙
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6ページ
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 6ページには、 山下しずお市長は就任後、市の借金は60億円減っています!と4年間の累計で約25億円の行政改革効果をだしました。そして、借金である「市債残残高」も大きく減らしました。さらに、「財政力指数」について、愛知県内第7位(H22)➡第4位(H25)と記載しています。

7ページ
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8ページ(裏表紙)
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 Aサイズ8ページにおよぶ資料の裏表紙には、山下しずお小牧を創る会(山下しずお後援会)が作成した資料であることが記載されています。

 先ず、6ページに目立つように記載した、市債残高を捉えて、市の借金は60億円減っています! と記載することは正しい表現でしょうか・・・?
 山下市長の努力と市債残高とは、全く関係ありません。言葉はキツイかもしれませんが、「山下市長も後援会の面々も、レベルはその程度か・・・、アホなこと言うな、アホなこと書くな」と、申し上げておきます。

 
 さらに、6~7ページ(最下段)には、財政力指数について、愛知県内第7位(H22)➡第4位(H25)と記載して、如何にも財政力指数の絶対値が改善されたように見せかけていますが、第7位➡第4位と順位で記載したことを例えれば、成績の落ちた(期末テストの平均点落ちた)馬鹿息子が、馬鹿な両親をごまかすために、「お父さん・お母さん、僕は期末テストでクラスで4番になったよ」と言い、それを聞いた馬鹿な両親が、「そうかそうか、僕はよく頑張ったね」言っているのと同じです。

 馬鹿な両親とバカ息子の隣に、同じクラスにいる賢い息子を持つ賢い両親が住んでいて、「今度の期末テストは、難しかったようでクラスの平均点が大きく下がり、隣のバカ息子も平均点が落ちたけど、他の生徒の平均点が落ちたので、クラス内の順位だけで言えば、7位から4位に上がったみたいよ。隣の馬鹿な両親は、きっと、馬鹿息子の成績が上がったと思って喜んでいるようだけど・・・。親子そろって馬鹿だね、ハハハ。」と言っているのと同じです。


 
 8ページには、行政改革の項目で、「経費等削減等4年間で約25億円の行政改革を実現」(毎年の経常的経費は年間6.5億円の行政効果を実現)と記載していますが、この点についても、アホな山下市長とアホな後援会が考えた市民をごまかすデタラメです。
 山下市長は、平成23年2月の市長選挙のマニフェスト「市民税10%分の行政改革を断行し市民に還元します。市民参加による事業仕分けや民間手法を活用した事業評価等によって、まずは市民税10%分=約10億円の行政改革効果を生み出します。その上で、福祉・子育て・公共交通の充実や地域活性化など、時代の要請に応える重点施策を推進し、市民生活を豊かにします」と掲げました。


 そして、従来の第5次小牧市行政改革大綱を廃止し、重点改革プランと称して、平成23年度の行政改革効果額8億1,146万9,000円であったと公表しました。
 しかし、このうち大半の4億4,984万8,000円については、中野前市長の時代から取組んでいた「職員の定員管理適正化」による効果額で、山下市長の努力とは全く関係がありません

 それどころか、市民参加による事業仕分けや民間手法を活用した事業評価等も早々と止めてしまいましたし、「職員の定員管理適正化」以外の行政改革額についても、それを遥かに上回る税金の無駄遣い(例:プレミアム商品券発行事業に対する助成等)を続けているのです。

 「単年度で約6.5億円だから、6.5円×4年間で約25億円だって・・・」「山下市長、後援会のおばちゃん達、市民をバカにするな・・・。」

 
 平成27年2月の市長選挙の際に、どのような場面で使用されたか分かりませんが、黄色の雑紙に印刷された後援会の(事務連絡文書)と記載された次の4枚の紙切れがが存在します。

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 3枚めには、市民と市長のタウンミーティングについて、「山下しずおは、常に広く市民の意見に真摯に耳を傾けるべ  く、誰もが市長に直接会って質問や意見交換が出来る機会をつくりました。以前にはなかったか画期的なおとです。タウンミーティングは、山下市長就任以来、毎年開催されています。」と書いてあります。 

 これも、事実と違うデタラメです。私は、中野市長の時に(「市長と語る会」という名称であったと思います)、当時は小牧市民の約16%の外国人(主としてブラジル人)が住んでおり、中野市長が何かの機会に、「外国人=犯罪の多い都市」との趣旨の発言をされたことについて、「取り消すべきではないか」との趣旨の意見を言いました。
 そして、ホームページから中野市長の該当部分の発言は取り消されました「大切なことは、市民の意見を聴いて、市民が納得する説明を加えたり、時には市民お意見を聴いて訂正すべき点は訂正する」対応です。

 さて、山下市長は、一般市民を対象にしたタウンミーティングを何時開催したのでしょうか。中学生や高校生を対象にしたタウンミーティング、子育て世代に限定したタウンミーティングは開催していますが、一般市民を対象としたタウンミーティングは、昨年4月に開催してから、2年近く開催しておりません
 何故でしょうか・・・、開催すれば、「市民に嘘をつくのもいい加減にしろ・・・」と追及されるからであります。また、開催しても独演会で、市民の意見に対してその場で殆ど答えられませんし、その後のフォローが全くありません。


 最後に、平成27年2月の市長選挙の選挙公報をご覧くださいv。

 赤い枠で囲んだ部分には、「市長就任以来、市債残高を60億円減らし、財政力指数は県内7位➡4位に向上するなど財政運営も順調です。≪住み続けたい小牧≫へ一緒に前進しましょう」と書かれています。
 「選挙公報まで、デタラメを書くのか。住み続けたいどころか、こんなバカな市長いる小牧市から逃げ出したいよ・・・」


 山下後援会の面々を除く小牧市民の皆さん、平成31年2月の市長選挙で、山下3選を阻止しましょう。
 ところで、平成29年度当初予算案は、市税収入の減民生費の増の中で、小牧市民病院立替に伴う市債が、おそらく、一般会計と市民病院の企業会計で、それぞれ100億円程の市債を組む必要があります。(総額約300億円を要するのに基金は約50億円しかありません。
 山下市長は、「広報こまき」の平成29年12月1日号に、「借金が○○億円増えました。ごめんなさい。」書くのでしょうか・・・。