この記事は2017年01月29日に「こまき無答塾」に書かれた記事「文化超後進市町の小牧市における「小牧らしい新図書館」に関する私見」を archive.today から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



明日(1月30日)午後1時30分から東庁舎5階会議室で開催される第16回新小牧市立図書館建設審議会においては、前回に引き続き、「小牧市らしい図書館」について意見交換が行われる予定お伺っています、
 本日のブログでは、同テーマに関する私見を取りまとめ述べさせていただきすが、本題に入る前に「報告事項」が」ありますので、先ず、ご覧ください。


〜報告事項〜
 自宅と会社の往復の毎日で、地域の方々と全く交流のなかった私に、14〜15年程前、地域デビューのキッカケの場を作っていただいき、桃花台城山に住む木下一郎さんが、昨日の午後お越しになり、珈琲を飲みながら2時間程楽しいお話をさせていただきまいた。


 木下さんは、現在、城山からJR春日井駅まで、あおい交通が運行するバスで行き、名古屋の銀行に勤めていらっしゃるとのことですが、先日乗ったバスの運転手さんが春日井駅に着くと、降車される方に、マイクで「皆さん、本日のお勤めご苦労様です・・・」との趣旨の言葉をかけたとのことであります。
 木下さんは、このバスの運転手さんの声掛けが嬉しくなり、その場で、あおい交通の松浦社長に電話で報告されたとのことでありました。


 こまき巡回バスの運転手さんの利用者に対する対応が、より良くなることを期待したいですね。

★小牧市が「文化超後進市町」と判断する根拠

 先ず、1月24日付けの中日新聞近郊版の次の記事をご覧ください。
春日井の絵画教室に関する中日新聞記事

 当日は、午後2時半からがんセンターの受診日でしたが、家内も作品を出品しており、搬入が終わり講師の牧先生の講評が始まる頃に会場へ行き、講評を聞いたり、評価の高い作品を鑑賞したりした後、市役所11階レストランで家内と食事をしたあとに2人でがんセンターへ向かいました。

講師の牧さんの講評の様子
講師の牧さんの講評の様子

 私が、本日のブログに「H2クロッキー会の作品展をPRをする目的で掲載したのではありません。春日井市には、市民が無料で作品展を開催できる「市民サロン」があることを小牧市民の皆さまにお伝えしたかったのです。

市民サロンの場所
春日井市の市民サロンの場所
 ※春日井市役所1階フロアに隣接した左下の赤い印を付けた場所が「市民サロン」です。
 勿論、作品を搬入した時の箱を保管するスペースも、鑑賞される方々とお茶を飲みながら懇談するスペースもあいます。

 小牧市民の皆さん、小牧市の施設で、このように無料で使用できるギャラリースペースはありませんよね・・・。

 春日井市の場合には、上記の「市民サロン」だけでなく、JR勝川駅前にあるルネッサンスシティ勝川ギャラリーでも安価(1日千円程度)で利用することがでところがあります。
 小牧市美術協会会長の伊藤隆さんの個展『伊藤隆 紀行展』が1月17(火)〜/22(日)まで、ルネッサンスシティ勝川ギャラリーで開催され、鑑賞した家内は、伊藤隆さんから4枚のポストカードをいただきまいた。
いただいたポストカード
ポストカード

 小牧市美術協会会長の伊藤隆さんが、小牧市で個展を開催するのではなく、春日井市の勝川で開催されるということは、何よりも小牧市が文化超後進市であることを、如実に表していると思います。

 この他、春日井市には、「われもこう」「赤泉」などのように喫茶店に併設したギャラリースペースがあり、私も作品を鑑賞した後に美味しいコーピーをいただいたことがありあす。

小牧市民の皆さん、ギャラリースペースを併設した喫茶店も小秋氏にはありませんよ・・・。

★文化咽喉に関する国の法律と自治体の対応

 公益社団法人全国公立文化施設協会のホームページには、「よくある質問」のコーナーに、「文化振興のための条例を定めている自治体が増えていると聞きますが、全国的な導入状況はどうなのでしょうか?」という問いに対して、全国公立文化施設協会は次のように答えています。
〜回答〜
 平成13年の「文化芸術振興基本法」制定によって、自治体にとって文化行政の寄りどころが強化されました。同法の条文には「地方公共団体は基本理念にのっとり、文化芸術の振興に関し、国との連携を図りつつ、自主的かつ主体的に、その地域の特性に応じた施策を策定し、及び実施する責務を有する」(第4条)と掲げられています。
 以来、地域の固有性や市民ニーズを反映させた独自の文化行政の推進を目指して、文化芸術振興のための条例を制定し、積極的に文化行政や文化振興を推進していこうという自治体が増えています。
 平成25年度の文化庁「地方における文化行政の状況について」によると、文化振興のための条例を制定する自治体は115にのぼっています。文化振興のための条例制定が文化政策をより深化させるための重要な施策の一つになっていることは間違いありません。
(以上)

 国の「文化芸術振興基本法」に対応して、春日井市と小牧市はどのように対応したのでしょうか・・・。
 春日井市は、「春日井市文化振興基本条例」を制定いたしましたが、小牧市は制定しておりません。


★文化・芸術に関する私の基本的な考え方

 私の母方の祖父は、茶道具を扱う指物師でいた。時々重要な茶道具等が在所にありましたので、「私たち5人の兄弟(孫)が行って壊したら大変だ・・・」ということでしたが、何故か、おとなしく無口の私だけは、そうした時にも在所に何日も泊まることができました。

 そうした環境であったせいか、子どもの頃か家でお抹茶をいただくこともしばしばあり、大学4年生の時には、お寺にお茶の稽古に通いましたし、武田薬品に入社し新潟出張所に転勤したときにも短期間でありますがお茶の稽古に通いました。(全然身についていませんが、道具等の配置やお茶をたてる方の動作に美を感じます。
 現在も、ドラッグストアーで販売している「伊藤園のお抹茶」を、スーパーで割引となった和菓子を食べながら家内といただいています。

 そうした小さい時からの環境が影響したこともあって、社会人になってからは、陶芸作家の個展等を見て回るようになりましたし、見ていると手に入れたくなり、ボーナスの大半をつぎ込んで、何とか気に入った作品を購入することができました。(その後人間国富になられた方の作品も買うことが出来ましたし、先ず手に入れることはできないと言われている方の作品も、店に通いづめて割り当てていただき買うことが出来ました。

 でも、こういう有名な陶芸家の作は、ごく一部で、日常に食事に使う食器で、やや高いかなと思われるものがサイドボードや引き出しにあふれています。
 おそらく、10家族で使用する食器類は十分あるとおもいますが・・・。まあ、お酒や女性や車にはお金を使いませんでしたので、その分のお駄賃ですね。

 そして、武田薬品入社、東京目白(7年)➡新潟市(3年)➡宇都宮市(5年)の社宅等に住んで、県内にある病院を担当いたしました。
 新潟県も栃木県も、昔からの大地主が住むお屋敷があり、そうした方々が収集した作品が展示されている場所があったりして、雰囲気のある街並みがあり、その地域その地域の文化・歴史を味合うことができました。

 家内と結婚した時には、当時としてはまだ一般的でなかったハワイに新婚旅行にいきましたが、家内と海外へ行ったのは、それが唯一ですが、国内旅行はかなり数多く行きました。
 そして、旅行先で美術館を回ったり、古い街並みを歩いたりしましたので、テレ部番組でそれらが紹介されると、「ああ、ここも行ったことあるね・・・」と、二人ではなしています。

 この数年間では、大地の芸術祭・越後妻有トリエンナーレの作品を観て回るために十日町のホテルに3連泊いたしまいたが、免許証を返納しますから、次回(2018年)は行くことは無理でいょうね・・・。

 30年余り前に、桃花台ニュータウンの建売住宅を購入し小牧市民になりましたが(当初は、自宅⇔JR春日井駅⇔名古屋)と通勤していまいたので、小牧市民という認識はなく、春日井市民という認識が強かったのですが・・・。

 ところが、小牧市政に参画するようになって、「小牧市は超文化後進市だ」と思うよになりました。
 市のオームページの「小牧市はこんなところ」には、「小牧市は、名古屋市の北方約15キロメートル、濃尾平野のほぼ中心に位置し、市域面積は62.81平方キロメートルです。昭和30年(1955年)1月1日、小牧町、味岡村、篠岡村の3町村が合併し、人口約3万2千人、県下21番目の市として誕生。昭和38年(1963年)には北里村と合併して、現在の市の規模となりました。」と記述されています。
 そのころから長年住んでいる市民の皆さんには申し訳ありませんが、「文化・芸術をリードする名家や大金持ちもいなかった。その日その日の生活で手一杯だったのではなか・・・」と失礼ながら創造しています。
 勿論、文化振興については、一般論として、首長や教育長の感性に依存する部分が大きいですが・・・・

 また、5年ごとに見直す、「小牧市文化振興ビジョン」を策定していますが、実効性のないおざなりなビジョンと私は判断しています。

 そうした中、第6次小牧市総合計画を策定する際に、「市民まちづくり研究会」に公募委員として参加し、4グループに分けた1つのグループとりーだーとして、「それぞれの文化・さまざまな芸術を楽しむまちづくりプロジェクト」、「『こまきは一つ地球家族』と思うまちづくりプロジエクト」を提言いたしました。(当時はまだまだ、「外国人=犯罪を起こしや水人間」という見方が強い時代でした。)

 しかし、これらの市民まちづくり研究会の提言は、正当な根拠なく山下市長の手によりぶち壊されました。「前任者の時代に策定した計画を受け継ぐことでは、自分をアピールできない」という、呆れた幼稚ア根拠だけで・・・。


★小牧市らしい図書館について

 私は、山下市長が主導したツタヤ図書館建設計画が、住民投票で否決された歳、「3階のファニチャードーム退店後には、ラピオビル3階〜4階に従来のえほん図書館と合わせて新小牧市立図書館が整備されるものと判断していました。

ラピオビル3階平面図(等価交換前)
ラピオビル3階平面図(等価交換前)

 ラピオビル3階のマンショモデルルームの部分とデンタルクリニック等3軒のテナント部分は、権利者の所有床で、モデルルーム部分には、一昨年10月10日までファニチャードームの4階売場があったところです。

 私は、使用料が高くて殆ど利用されずに閉鎖されていることの多い(開催されていても小牧市の関係団体で使用料減免団体が使用)右側(草色の部分)の「市民ギャラリーを取り壊し、これまたあまり利用されていない、サークル室、多目的会議室を取り壊し(と言ってもパーテーションを取り外すだけですからコストはあまりかからないと判断しています)、安価(せいぜい1日1000円で使用できる市民ギャラリーを整備することを期待していましたが、山下市長は「小牧都市開発�の速水社長から「ラピオビルの施設コンセプトを子ども子育て」とするとの書面が届いたと、真っ赤な嘘をつき、マンションのモデルルームを、小牧都市開発�ではなく、山下市長(小牧市)が誘致しました。
 契約期間が平成30年末でありますので、モデルルームを「市民ギャラリー」に変更するには、一山越えなければなりません。


 「ああ、そうそう、マンションを購入いようかなと考えている方は、絶対に買わない方がいいでうよ。平気で嘘をつく子供に、平気で人の心を踏みにじる大人に成長しますから・・・」

 馬鹿市長の行動を、馬鹿市議会議員がチェックできない小牧市政は末期的状態ですね。まさに「牧政会」(まさに、「まっきせいかい」➡まさに「末期政界」ですね。
 しかし、こまき無答塾ブログの管理者が1人で力んでいても何の効果もありません。3月議会で小牧市議会議員の議決権に期待せざるを得ないのす。
 そして、小牧市民の皆さんには、何が何でも、全国の首長の中でも超低レベルの山下市長の3選阻止をいただけるよう、周りの市民の方に、徹底的に拡散していただくことを願うだけです。


 1月16日に開催された第15回新小牧市立図書館建設審議会における冒頭あいさつで、内野会長は1月10付の日経新聞を紹介され、「日本図書館協会(日図協)の森茜理事長が「文化は地域の活性化なしで育たず、地域経済も文化なしでは活性化しないことに自治体と図書館の双方が気付きつつある」との言葉を紹介されました。

 ラピオビルの図書館スペースの脇に、多くの市民文化・芸術活動団体が案回利用できるギャラリースペースを倬さん造ることは、市民文化・芸術芸術活動団体同士のつながり、それぞれを鑑賞する方々の繋がり図書館と市民文化・芸術活動団体との繋がりを深めることになり、まさ「図書館が、人と人のつながりの場を提供する」こととなります。

 まかり間違っても、A街区に新図書館を30億円余りの税金の無駄遣いをして建設するようなことは、絶対に許してはなりません。

 さて、「私の考える小秋らしい図書館」ですが、現在の本館は、昭和56年依然の建物ですが、東京タワーや名古屋のテレビ等の構造設計をされた早稲田の著名な建築家の方のまだ弟子の方が構造設計された建物で、小牧市の公共施設の中で1番地震に強い建物です。
 さらに、愛知県建築家協会が「県内で見るべき建物」と認定された建物ですので、分館的役割を持つ図書館(あるカテゴリーの図書を扱う図書館)として残すべきと私は判断しています。
 勿論、近隣に産む高校生が学習室として従来通りに利用できるよう、その機能も継続させるべきと判断しています、

 ただし、長年、メンテナンスをしないで放置していましたので、外壁の塗り替えに等に対sょうのコストがかかると判断しています。

 第15回審議会において、図書館の管理運営に関する意見交換もありましたが、私の考えは現行通り「小牧市直営による管理運営」ただし、窓口業務はTRCに委託するであります。

(今回から、火・水とステロイド剤を服用しまいたので、昨日の午前中頃まで死んでいましたが、やっと長文の投稿をするまで回復いたしました)