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この記事は2017年02月22日に「こまき無答塾」に書かれた記事「小牧市報公開審査会・個人情報保護審査会とその結論について」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



ブログ投稿ページの不調で、皆様に多大なご明確をかけておりましが、何とか本日の投稿することができるとことまで回復したかも知れません。
 本日は、以前から「肝」の部分だと判断していた部分を一括して投稿いたしますので、長文(うまく記述でき、投稿できた場合ですが・・・)

★小牧市報公開審査会・個人情報保護審会とは

現時点における「小牧市報公開審査会・個人情報保護審査会委員名」
 〇会長 萩原 聡央(名古屋経済大学教授)
 〇大宮隆志(一宮法律事務所)
 〇池田洋子(名古屋造形大学教授)
 〇鈴木 弘之(元小牧職員)
 〇丸山真由美(市民講座講師)
 10月18日(金)に審査会が開催され、出席し審査会委員質問したり、審査会委員の意見を聞きました。
 但し、鈴木委員は、笑顔で「良く調べましたね」と発言され、丸山委員は、「こまき無答塾ブログを読んでいます」と発言されました。
 審査会の結論に結びつく重要な質問をされたのは大宮弁護士で「堀さんが問題にしているのは開示された書面のうち1枚目は速水社長が作成したが、2枚目は山下市長によるねつ造(作文)ということですか」と田恒られました。
 私が、その件について審査会委員の前で説明しようとしたら、「私の聞いていることだけに答えてください」と言われ、再び同じ質問をされましたので、私も再び同じように答えました。

 この時、私は「何だ、この弁護士は、私の質問に全く答えないで、市民に対して上から目線の言葉で2回質問し・・・、と腹が立ちました」
 実は、帰宅した後に思い出したのですが、稲沢法律事務所の大宮弁護士からは、1年半余り前に自宅に配達証明付の封書を送られていたのでした。「あの時の、あの弁護士か・・・」と、怒りが増幅いたしました。(後述)

◆審査会開催前の事前打ち合わせ
 10月18日(金)に開催された審査会に出積するなえに、審査会事務局の総務課文書法規係職員の方々から、「堀さんの審査請求は異例だから(開示決定したが、本来は行政文書存在せずで不開示)、審査会から「審査会の審議対象外だ・・・」ということで門前払いをされるこましれませんね」と言われ、「私もそれを望んでおます」と答えました。
 
 しかし、11月8日に届いた審査結果の書面(7ページ)の第1.には「小牧市長が、「ラピオビルの3階閉鎖店テナントの対応について「及び「ラピオビルの経営方針について」のうち、印影を除いた部分を開示した決定は、妥当である。

 続いて、2には「審査請求人は、本件審査において、本件文書のうち枚目の「ラピオビルの経営方針について」は、第の2の理由のとおり「小牧都市開発株式会社がさくせいしたものではなく、実施機関が柵瀬したものである」と主張している。
 しかしながら、当審査会は、条例第16条の規定に基づく実施機関からの諮問に応じ、実指揮官が行う開示決定の妥当性について審査する機関であり、審査請求人の該当主張の是非について当審議会の判断するところでない。そもそも裁判所(最高裁判所平成18年4月20日判決)、横浜地方裁判所平成21年6月29日判決に照らせば、条例において、行政文書の記載内容の真実を実施機関が審査する定めたきていはない、・・・」

 ご覧いただいた通り、第1の結論と、大宮弁護士による第2の結論は完全に矛盾しています。何故、審議会は「審議会で審議する必要はない!」と、10月8日の審議会開催前に、私に「門前払い」であり、「審議会を開催しない」と連絡しなかったのか・・・」全く理解できない。

 私が、強く望んだことは、「生来物事の白黒をハッキリさせる立場であるが、ここまで来たからには、山下市長にも、速水社長にも気付付けない、曖昧な妥協策を低下することが何よりも大切だ。それが、しsゅクしている小牧市職員のt目であり、それが小牧市民の近未来の幸せに結びつく・・・」との強い想いがあったからであります。
 双方に気付付けないない解決策は、「最高裁の繁栄を示して、門前払いをⓈることしかありませ」
 残念ながら、不勉強な大宮弁護士は、審議会開催前に最高裁等の判例を把握していませんでしたので、審議会を開催してしまったのでs。

 さらに、第6付言で「審査請求人が行政文書の審議に疑念を持った理由の1つとして、文書番号が付されていないという行政文章の処理に重大な過誤があった。
 今後、実施機関はにおいては、小牧市文書取扱規定に則り、適正な文書処理に努められたい」と、荻原会長による文章が書いてあるが、何を間抜けたことを書いているのか・・・。
 私とは、全く関係ないことであり、何らかの機会に山下市長や小牧市職員に言うべきことではないのか・・・。
 
 私は、平成28年11月9日から6ケ月以内に山下市長を相手に裁判をする権利がある。勿論、争点は、「審議会開催の是非」ただ1つである。
 最高裁判例等に反し、審議会を開催いして始末たので、山下市長の勝ち目ゼロである。

この記事は2017年01月30日に「こまき無答塾」に書かれた記事「人生で初めて、「傍聴要領」違反で、事務局スタッフから注意されました」を Bing検索のキャッシュなどから復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



本日(1月30日)午後1時半からか開催された第16回小牧市立図書館建設審議会を傍聴致しましたが、傍聴席から不規則発言をしたため、事務局職員から注意されました。(良く知っている職員の方が私の席に近づいてきましたので、何を言いたかったのか確認していませんが、下記の不規則発言について注意をしに来たものと思います)

新小牧市立図書館建設審議会の傍聴要領
新小牧市立図書館建設審議会の傍聴要領
傍聴要領が読みずらいと思いますが、「2傍聴者の遵守事項」(1)ア「会議開催中は、静粛に傍聴し、拍手その他の方法により可否を表明しないこと」に触れたのだと判断しています。 
 勿論、拍手その他の方法により可否の表明も致しませんでしたが・・・。


不規則発言の内容とその背景
 新小牧市立図書館建設審議会も終盤になり、内野会長と事務局が審議会委員の意見を取りまとめた「新小牧市立図書館建設審議会 ~中間とりまとめ(案)~」について、審議会委員の意見発表(意見交換)が行われていますが、中間取りまとめ(案)が一部修正されたとしても、それが中間とりまとめになり、さらに、それが審議会としての最終答申になることになります。

 例えば、「~中間とりまとめ(案)~」の13ページには、新図書館の建設位置として「新図書館の建設場所については、主に①現図書館(改修+増築 建替)、②A街区新設、③ラピオ内改修の候補地が挙げられ、事務局からラピオビルの経営方針や比較検討表等の提示を受け、議論を行った。
 その結果、②小牧駅西A街区が良いという意見が多数であったため、審議会としては建設場所をとりあえずA街区と仮定し、審議を進めた。
 しかし、一方では、建設場所としては、①現図書館(改修+増築)や③ラピオ内改修が望ましいという意見、また④現図書館(改修+増築)+ラピオ内改修の併用が望ましいという意見も出された。
※これが新図書館の建設位置に関する審議会の最終答申になります。

 同13ページ下段の(3)施設の利用には、「建設位置にもよるが、新図書館建設に合わせて歩道1号線の修景整備を図られたい。また、ペデストリアンデッキの活用を検討し、小牧駅、建設予定地、ラピオ間の歩行者動線を確保するものとする。」と記載されています。

 私が、傍聴要領に反し、人生で初めて、不規則発言をしたのは、唐松委員(小牧市図書館協議会代表)が、「ペデストリアンデッキ以降の文言を削除し、同デッキを撤去すべき」との発言をした時です。
※唐松委員は、以前にも、簡単に「ペデストリアンデッキを撤去すべき」と安易に発言されています。

 また、唐松委員は、平成20年3月に策定された「新小牧市立図書館建設基本構想」、平成21年3月に策定された「同基本計画」を取りまとめた時の責任者(会長)であり、平成26年4月21日に開催された「小牧市図書館協議会」に副会長として出席し、ツタヤ図書館建設を主導した山下市長の意に沿って「新小牧市立図書館建設基本計画」に定めた「小牧市直営の管理運営」を、「指定管理者(CCC・TRC共同事業体による運営」を認めた方です

 平成21年3月に策定された「新小牧市立図書館建設基本計画」においては、建設場所を「A街区」と定めていますので、当然のこととして建設場所に関して、「A街区だ」と発言されたことについては、私は何の違和感も抱きませんでした。
 しかし、その後、「えほん図書館と新小牧市立図書館は一体であるべきだ(同じ建物中にあるべきだ)」との趣旨の発言を審議会で発言されました。


 唐松委員は、あまり気楽に口を聞いてくれるタイプの人でありませんが、審議会の発言を確認するために、審議会終了後に、エレベーターに向かう途中で、「唐松さんの考えは、えほん図書館と新図書館を一体にすべき」ですねと直接確認いたしました。
 この時は「そうです」と返事されました。
※学術経験者の浦部委員も早い段階で、「えほん図書館と新図書館は別々の建物にすべきではない。運営コストbの視点からも一体(同じ建物の中)とすべき」との発言をされていました。

 ところがところが、前回(第15回審議会)の時に再確認したら、「私の考えは、新図書館はA街区、えほん図書館はラピオだ」と、私に対して言われました。

 この間、どのような変化があったのか、全く分かりませんが・・・。とにかく、私の心には、唐松委員に対する不信感が増大し、腹立たしさを抱いてしまいました。

 そして、唐松委員が、簡単に「ペデストリアンデッキを撤去すべき」、「13ページ下段のペデストリアンデッキに関する文言を削除すべき」との発言を聞き、怒りが頂点に達し、唐松委員に聞こえる声で、
「ペデストリアンデッキを撤去する費用を考慮して判断すべきだだろう!・・・」との趣旨の不規則発言をいたしました。
 怒りの声が大きく、私の不規則発言は、事務局まで聞こえたようで、事務局の矢本課長補佐が、傍聴席の最前列に座った私に近づいてきましたので、手で制して、「不規則発言をしたことは承知している」との意思表示をいたしました。


 さらに、ペデストリアンデッキを論じる場合には、平成20年3月に策定され、小牧市において初めてのブリックコメント案件であった「小牧駅周辺整備計画」まで遡る必要がある、さらに、山下市長が主導したツタヤ図書館建設計画においては、ペデストリアンデッキが、名鉄小牧駅・A街区のツタヤ図書館・ラピオビルを結ぶ重要な役割に位置付けられたことを把握する必要があるのに、「唐松委員は、それらのことも把握しないで、馬鹿な発言をして・・・」との想いが怒りを増幅いたしました。
※上記の「小牧駅周辺整備計画」では、「ペデストリアンデッキ撤去」としていましたので、私はパブリックコメントに「費用をかけて作ったペデストリアンデッキを、また費用かけて撤去することには反対だ」と書きました。

 おそらく、唐松委員も、他の審議会委員も、市民もペデストリアンデッキに関する過去の経緯を把握されていないものと判断していますが、特に、簡単に「撤去すべき」「文言を削除すべき」と発言する唐松委員に対し、「ペデストリアンデッキに関する過去の経緯をも把握しないで、何を馬鹿なことを言うのだ・・・」という気持ちが、上記の不規則発言の結びついた次第です。

(参考)以前ペデストリアンデッキを撮った写真がパソコンに保存されていましたので、ご覧ください。
ラピオ前ペデストリアンデッキ
※小牧駅西駐車場に車をとめて、ペデストリアンデッキを渡るとラピオビル2階から店内に入ることができますが、1月22日(日)行ったときは閉鎖され2階からはラピオビルへ入ることはできませんでした。
ラピオ2階入り口
 ※小牧駅西駐車場
小牧駅前駐車場
小牧駅前ペデストリアンデッキ
 ※ペデストリアンデッキは、名鉄小牧駅からラピオビルまで繋がっています。

 冒頭、内野会長が、「本日の審議会は、場合によぅては午後4時まで(通常は午後1時半から3時半までの2時間)」と発言されましたが、不規則発言をしたのは、午後2時45分頃でしたので、「傍聴を中断し帰宅しよう・・・」と、事務局に対する謝罪文を書いて、退席しようと思ったら、審議がスムースにいったせいか、内野会長から「本日の審議会はこれで終了します」との発言をされましたので、正直な気持ちとして拍子抜けし、結果的に最後まで傍聴売ることとなりました。

 謝罪文には、不規則発言に対するお詫びの他に、事務局に対して「ペデストリアンデッキ撤去に関する費用を把握しておく必要があるのではないか。審議会委員に公表するかどうかは別にして、質問された場合の備えとして・・・」と伝えるとともに、ペデストリアンデッキについて、先週、我々夫婦が体験したことを報告いたしました。


ペデストリアンデッキに関する夫婦の体験
 私は、ラピオビルへ行くときには、ラピオビルの地下駐車場に止めるより、小牧駅西駐車場(A街区)に車を止め、ペデストリアンデッキを渡ってラオビル2階からラピオビルに入る場合の方が多いのですが、1月22日にも小牧駅西駐車場に車を止め、ペデストリアンデッキを渡ってラピオビル2階から入店しょうとしましたが、何となんと、2階入り口が閉鎖され2階からラピオビルに入ることはできませんでした。
 仕方なく、ペデストリアンデッキを逆戻りし、小牧駅西駐車場➡信号交差点を渡り、ラピオ1階から入店しました。


 上記の話については、事務局職員の中で、誰も把握していませんでしたので、「市民の声」で、「閉鎖は誰の指示によるものか」「閉鎖の目的な何か」を問い合わせいますと伝えて帰宅しました。
 ラピオ2階には、平和堂の売場がありますが、何の表示もありません「市民をバカにするのもいい加減にしろ」と、言いたいです・・・。


審議会委員に対して、公開質問状を出すことも考えましたが・・・。
 不規則発言をする前に、新図書館の建設場所に関する発言が審議会委員からありましたので、5名の学術経験者を除く16名の委員のうち「A街区新設」を主張している委員に対して、公開質問状を出したら何と答えるかな・・・、と傍聴席でマジで考えていました。
 しかし、よく考えたら、「このレベルの委員に質問することに意義はない」と考えが変わり、取りやめることにいたしました。

 一時考えた公開質問状の内容は次の通りです。
質問1.平成29年度当初予算案が、小牧市がかって経験した事がない厳しいものになり、1円たりとも無駄遣いが出来なくなることについて次のA又はBに丸印を付けてください。
A 十分把握している
B 殆ど把握していない

質問2.A街区に新図書館を新設すれば、ラピオ内改修に比べ、約30億円の税金を余分に使うことになることについて、次のA又はBに丸印を付けて付けてください。
A 把握している
B 把握していない

質問3.新図書館をA街区に新設した場合には、「ラピオのえほん図書館もA街区に移設すべき」という点について、次のA又はBに丸印を付けてください。
よ えほん図書館もラピオに移設すべきだ
B えほん図書館はラピオビルのままでよい

質問4.小牧駅前の賑わい創出、ラピオビルの経営安定化(小牧都市開発㈱の経営安定化)、ラピオビル通り(シッター通り)の立て直しについて、意見がありましたら自由に書いて下さい。
(以上)

 あらためて、府記憶発言をしたことについて事務局等関係あいゃの皆さまにおわびいたします。

(参考1.)
 16名の審議会委員の中で、公募委員の猪口委員の発言は、ポイントを抑えた素晴らしい発言で、ホットいたします。本日の発言も同様に「素晴らしい」と思いました。次回(第17回)が2月8日に開催される予定ですので、2月7日には本日の会議録がアップされると思いますので、会議録で猪口委員の発言をご確認ください。

(参考2.)
 公募委員の松田氏については、私が10年以上前に誘っていただいた「あつまろ会」という夫婦の集まりに入会した時には、松田ご夫婦が既におられましたし、松田さんの自宅の庭で、あつまろ会のバーベキュー大会を開催いたこともありました。
 しかし、松田さんのように市民活動をしたいという人と、単なる夫婦の懇親会をすべきという考えの夫婦(私たち夫婦を含め懇親会を・・・)という夫婦が圧倒的に多かったため、松田さんは間もなくあつまろ会を退会されまいた。

 しかし、知り合ってからずーっと年賀状の交換(元旦に届く)しており、今年の正月も元旦に届くよう投函いたしましたが、松田さんからの年賀状は途絶えました。
 ブログで、名前を挙げて松田さんの審議会における発言を批判したことが影響したのでしょう。

 そもそも、小牧活動ネットワークの代表理事を務められた松田さんが、公募委員として手を挙げること自体に、「何か裏がある・・・」と私は違和感を抱いていますが、もう1点、平成20年3月に策定された「小牧駅周辺整備計画」の責任者(会長)を務めた方です。
 その「小牧駅周辺整備計画」は、早々と頓挫いてしまいました。私は、当時、同計画案に対するパブリックコメントで、「計画案で予定している民間業者の開発について、民間業者が手を挙げなければ、計画案は根底から崩壊する」との意見を出しましたが、その通りになってしまいました。
 さらに山下市長が、東春信用金庫に勝手に市有地を売却してしまいましたので、「A街区に新設」と主張するのであれば、「小牧駅周辺整備計画」の見直しが必要です。

 しかし、松田さんからはそのような態度・発言は一切ありませんので、過去のブログで名前を挙げて批判した次第です。
 私の意見に反論があれば、いくらでも聞きますが、年賀状まで止めるとは想定外で残念でたまりません。

この記事は2017年01月29日に「こまき無答塾」に書かれた記事「文化超後進市町の小牧市における「小牧らしい新図書館」に関する私見」を archive.today から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



明日(1月30日)午後1時30分から東庁舎5階会議室で開催される第16回新小牧市立図書館建設審議会においては、前回に引き続き、「小牧市らしい図書館」について意見交換が行われる予定お伺っています、
 本日のブログでは、同テーマに関する私見を取りまとめ述べさせていただきすが、本題に入る前に「報告事項」が」ありますので、先ず、ご覧ください。


〜報告事項〜
 自宅と会社の往復の毎日で、地域の方々と全く交流のなかった私に、14〜15年程前、地域デビューのキッカケの場を作っていただいき、桃花台城山に住む木下一郎さんが、昨日の午後お越しになり、珈琲を飲みながら2時間程楽しいお話をさせていただきまいた。


 木下さんは、現在、城山からJR春日井駅まで、あおい交通が運行するバスで行き、名古屋の銀行に勤めていらっしゃるとのことですが、先日乗ったバスの運転手さんが春日井駅に着くと、降車される方に、マイクで「皆さん、本日のお勤めご苦労様です・・・」との趣旨の言葉をかけたとのことであります。
 木下さんは、このバスの運転手さんの声掛けが嬉しくなり、その場で、あおい交通の松浦社長に電話で報告されたとのことでありました。


 こまき巡回バスの運転手さんの利用者に対する対応が、より良くなることを期待したいですね。

★小牧市が「文化超後進市町」と判断する根拠

 先ず、1月24日付けの中日新聞近郊版の次の記事をご覧ください。
春日井の絵画教室に関する中日新聞記事

 当日は、午後2時半からがんセンターの受診日でしたが、家内も作品を出品しており、搬入が終わり講師の牧先生の講評が始まる頃に会場へ行き、講評を聞いたり、評価の高い作品を鑑賞したりした後、市役所11階レストランで家内と食事をしたあとに2人でがんセンターへ向かいました。

講師の牧さんの講評の様子
講師の牧さんの講評の様子

 私が、本日のブログに「H2クロッキー会の作品展をPRをする目的で掲載したのではありません。春日井市には、市民が無料で作品展を開催できる「市民サロン」があることを小牧市民の皆さまにお伝えしたかったのです。

市民サロンの場所
春日井市の市民サロンの場所
 ※春日井市役所1階フロアに隣接した左下の赤い印を付けた場所が「市民サロン」です。
 勿論、作品を搬入した時の箱を保管するスペースも、鑑賞される方々とお茶を飲みながら懇談するスペースもあいます。

 小牧市民の皆さん、小牧市の施設で、このように無料で使用できるギャラリースペースはありませんよね・・・。

 春日井市の場合には、上記の「市民サロン」だけでなく、JR勝川駅前にあるルネッサンスシティ勝川ギャラリーでも安価(1日千円程度)で利用することがでところがあります。
 小牧市美術協会会長の伊藤隆さんの個展『伊藤隆 紀行展』が1月17(火)〜/22(日)まで、ルネッサンスシティ勝川ギャラリーで開催され、鑑賞した家内は、伊藤隆さんから4枚のポストカードをいただきまいた。
いただいたポストカード
ポストカード

 小牧市美術協会会長の伊藤隆さんが、小牧市で個展を開催するのではなく、春日井市の勝川で開催されるということは、何よりも小牧市が文化超後進市であることを、如実に表していると思います。

 この他、春日井市には、「われもこう」「赤泉」などのように喫茶店に併設したギャラリースペースがあり、私も作品を鑑賞した後に美味しいコーピーをいただいたことがありあす。

小牧市民の皆さん、ギャラリースペースを併設した喫茶店も小秋氏にはありませんよ・・・。

★文化咽喉に関する国の法律と自治体の対応

 公益社団法人全国公立文化施設協会のホームページには、「よくある質問」のコーナーに、「文化振興のための条例を定めている自治体が増えていると聞きますが、全国的な導入状況はどうなのでしょうか?」という問いに対して、全国公立文化施設協会は次のように答えています。
〜回答〜
 平成13年の「文化芸術振興基本法」制定によって、自治体にとって文化行政の寄りどころが強化されました。同法の条文には「地方公共団体は基本理念にのっとり、文化芸術の振興に関し、国との連携を図りつつ、自主的かつ主体的に、その地域の特性に応じた施策を策定し、及び実施する責務を有する」(第4条)と掲げられています。
 以来、地域の固有性や市民ニーズを反映させた独自の文化行政の推進を目指して、文化芸術振興のための条例を制定し、積極的に文化行政や文化振興を推進していこうという自治体が増えています。
 平成25年度の文化庁「地方における文化行政の状況について」によると、文化振興のための条例を制定する自治体は115にのぼっています。文化振興のための条例制定が文化政策をより深化させるための重要な施策の一つになっていることは間違いありません。
(以上)

 国の「文化芸術振興基本法」に対応して、春日井市と小牧市はどのように対応したのでしょうか・・・。
 春日井市は、「春日井市文化振興基本条例」を制定いたしましたが、小牧市は制定しておりません。


★文化・芸術に関する私の基本的な考え方

 私の母方の祖父は、茶道具を扱う指物師でいた。時々重要な茶道具等が在所にありましたので、「私たち5人の兄弟(孫)が行って壊したら大変だ・・・」ということでしたが、何故か、おとなしく無口の私だけは、そうした時にも在所に何日も泊まることができました。

 そうした環境であったせいか、子どもの頃か家でお抹茶をいただくこともしばしばあり、大学4年生の時には、お寺にお茶の稽古に通いましたし、武田薬品に入社し新潟出張所に転勤したときにも短期間でありますがお茶の稽古に通いました。(全然身についていませんが、道具等の配置やお茶をたてる方の動作に美を感じます。
 現在も、ドラッグストアーで販売している「伊藤園のお抹茶」を、スーパーで割引となった和菓子を食べながら家内といただいています。

 そうした小さい時からの環境が影響したこともあって、社会人になってからは、陶芸作家の個展等を見て回るようになりましたし、見ていると手に入れたくなり、ボーナスの大半をつぎ込んで、何とか気に入った作品を購入することができました。(その後人間国富になられた方の作品も買うことが出来ましたし、先ず手に入れることはできないと言われている方の作品も、店に通いづめて割り当てていただき買うことが出来ました。

 でも、こういう有名な陶芸家の作は、ごく一部で、日常に食事に使う食器で、やや高いかなと思われるものがサイドボードや引き出しにあふれています。
 おそらく、10家族で使用する食器類は十分あるとおもいますが・・・。まあ、お酒や女性や車にはお金を使いませんでしたので、その分のお駄賃ですね。

 そして、武田薬品入社、東京目白(7年)➡新潟市(3年)➡宇都宮市(5年)の社宅等に住んで、県内にある病院を担当いたしました。
 新潟県も栃木県も、昔からの大地主が住むお屋敷があり、そうした方々が収集した作品が展示されている場所があったりして、雰囲気のある街並みがあり、その地域その地域の文化・歴史を味合うことができました。

 家内と結婚した時には、当時としてはまだ一般的でなかったハワイに新婚旅行にいきましたが、家内と海外へ行ったのは、それが唯一ですが、国内旅行はかなり数多く行きました。
 そして、旅行先で美術館を回ったり、古い街並みを歩いたりしましたので、テレ部番組でそれらが紹介されると、「ああ、ここも行ったことあるね・・・」と、二人ではなしています。

 この数年間では、大地の芸術祭・越後妻有トリエンナーレの作品を観て回るために十日町のホテルに3連泊いたしまいたが、免許証を返納しますから、次回(2018年)は行くことは無理でいょうね・・・。

 30年余り前に、桃花台ニュータウンの建売住宅を購入し小牧市民になりましたが(当初は、自宅⇔JR春日井駅⇔名古屋)と通勤していまいたので、小牧市民という認識はなく、春日井市民という認識が強かったのですが・・・。

 ところが、小牧市政に参画するようになって、「小牧市は超文化後進市だ」と思うよになりました。
 市のオームページの「小牧市はこんなところ」には、「小牧市は、名古屋市の北方約15キロメートル、濃尾平野のほぼ中心に位置し、市域面積は62.81平方キロメートルです。昭和30年(1955年)1月1日、小牧町、味岡村、篠岡村の3町村が合併し、人口約3万2千人、県下21番目の市として誕生。昭和38年(1963年)には北里村と合併して、現在の市の規模となりました。」と記述されています。
 そのころから長年住んでいる市民の皆さんには申し訳ありませんが、「文化・芸術をリードする名家や大金持ちもいなかった。その日その日の生活で手一杯だったのではなか・・・」と失礼ながら創造しています。
 勿論、文化振興については、一般論として、首長や教育長の感性に依存する部分が大きいですが・・・・

 また、5年ごとに見直す、「小牧市文化振興ビジョン」を策定していますが、実効性のないおざなりなビジョンと私は判断しています。

 そうした中、第6次小牧市総合計画を策定する際に、「市民まちづくり研究会」に公募委員として参加し、4グループに分けた1つのグループとりーだーとして、「それぞれの文化・さまざまな芸術を楽しむまちづくりプロジェクト」、「『こまきは一つ地球家族』と思うまちづくりプロジエクト」を提言いたしました。(当時はまだまだ、「外国人=犯罪を起こしや水人間」という見方が強い時代でした。)

 しかし、これらの市民まちづくり研究会の提言は、正当な根拠なく山下市長の手によりぶち壊されました。「前任者の時代に策定した計画を受け継ぐことでは、自分をアピールできない」という、呆れた幼稚ア根拠だけで・・・。


★小牧市らしい図書館について

 私は、山下市長が主導したツタヤ図書館建設計画が、住民投票で否決された歳、「3階のファニチャードーム退店後には、ラピオビル3階〜4階に従来のえほん図書館と合わせて新小牧市立図書館が整備されるものと判断していました。

ラピオビル3階平面図(等価交換前)
ラピオビル3階平面図(等価交換前)

 ラピオビル3階のマンショモデルルームの部分とデンタルクリニック等3軒のテナント部分は、権利者の所有床で、モデルルーム部分には、一昨年10月10日までファニチャードームの4階売場があったところです。

 私は、使用料が高くて殆ど利用されずに閉鎖されていることの多い(開催されていても小牧市の関係団体で使用料減免団体が使用)右側(草色の部分)の「市民ギャラリーを取り壊し、これまたあまり利用されていない、サークル室、多目的会議室を取り壊し(と言ってもパーテーションを取り外すだけですからコストはあまりかからないと判断しています)、安価(せいぜい1日1000円で使用できる市民ギャラリーを整備することを期待していましたが、山下市長は「小牧都市開発�の速水社長から「ラピオビルの施設コンセプトを子ども子育て」とするとの書面が届いたと、真っ赤な嘘をつき、マンションのモデルルームを、小牧都市開発�ではなく、山下市長(小牧市)が誘致しました。
 契約期間が平成30年末でありますので、モデルルームを「市民ギャラリー」に変更するには、一山越えなければなりません。


 「ああ、そうそう、マンションを購入いようかなと考えている方は、絶対に買わない方がいいでうよ。平気で嘘をつく子供に、平気で人の心を踏みにじる大人に成長しますから・・・」

 馬鹿市長の行動を、馬鹿市議会議員がチェックできない小牧市政は末期的状態ですね。まさに「牧政会」(まさに、「まっきせいかい」➡まさに「末期政界」ですね。
 しかし、こまき無答塾ブログの管理者が1人で力んでいても何の効果もありません。3月議会で小牧市議会議員の議決権に期待せざるを得ないのす。
 そして、小牧市民の皆さんには、何が何でも、全国の首長の中でも超低レベルの山下市長の3選阻止をいただけるよう、周りの市民の方に、徹底的に拡散していただくことを願うだけです。


 1月16日に開催された第15回新小牧市立図書館建設審議会における冒頭あいさつで、内野会長は1月10付の日経新聞を紹介され、「日本図書館協会(日図協)の森茜理事長が「文化は地域の活性化なしで育たず、地域経済も文化なしでは活性化しないことに自治体と図書館の双方が気付きつつある」との言葉を紹介されました。

 ラピオビルの図書館スペースの脇に、多くの市民文化・芸術活動団体が案回利用できるギャラリースペースを倬さん造ることは、市民文化・芸術芸術活動団体同士のつながり、それぞれを鑑賞する方々の繋がり図書館と市民文化・芸術活動団体との繋がりを深めることになり、まさ「図書館が、人と人のつながりの場を提供する」こととなります。

 まかり間違っても、A街区に新図書館を30億円余りの税金の無駄遣いをして建設するようなことは、絶対に許してはなりません。

 さて、「私の考える小秋らしい図書館」ですが、現在の本館は、昭和56年依然の建物ですが、東京タワーや名古屋のテレビ等の構造設計をされた早稲田の著名な建築家の方のまだ弟子の方が構造設計された建物で、小牧市の公共施設の中で1番地震に強い建物です。
 さらに、愛知県建築家協会が「県内で見るべき建物」と認定された建物ですので、分館的役割を持つ図書館(あるカテゴリーの図書を扱う図書館)として残すべきと私は判断しています。
 勿論、近隣に産む高校生が学習室として従来通りに利用できるよう、その機能も継続させるべきと判断しています、

 ただし、長年、メンテナンスをしないで放置していましたので、外壁の塗り替えに等に対sょうのコストがかかると判断しています。

 第15回審議会において、図書館の管理運営に関する意見交換もありましたが、私の考えは現行通り「小牧市直営による管理運営」ただし、窓口業務はTRCに委託するであります。

(今回から、火・水とステロイド剤を服用しまいたので、昨日の午前中頃まで死んでいましたが、やっと長文の投稿をするまで回復いたしました)

この記事は2016年12月20日に「こまき無答塾」に書かれた記事「新小牧市立図書館の「A街区建設」を阻止しよう!」を archive.today から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



昨日(12月19日)午後1時30分から開催された第14回新小牧市立図書館建設審議会を傍聴いたしました。
 
 第12回(11月14日開催)、第13回(11月28日開催)については、都合が悪くて傍聴できなかったのではなく、傍聴する気にはなれませんでした。

 そうした中で、第14回審議会を久しぶりに傍聴した理由は次の通りであります。
 審議会事務局の鵜飼新図書館建設推進室長から、「内野会長が堀さんのお会いしたいと言っておられる・・・」との電話か自宅にあり、第3回審議会(5月11日)の前日10日に、東部市民センターで1時間ほど内野会長とお話しさせていただくことが出来ました。
 殆ど私が一方的に、小牧市政の現状や、私から見た審議会委員に関する話をいたしました。
 そして、最後に内野会長から「私と堀さんのベクトルは同じ方向だ・・・」との言葉をいただきました。


 5月10日に東部市民センターで内野会長にお会いしたことについてはブログで報告していますが、鵜飼室長の電話の内容については、現在まで、「報告すべきでない」との判断でブログに記述しておりませんでしたが、今回初めて報告させていただくことにいたしました。
 鵜飼室長にご迷惑をおかけするかも知れませんし、報告したことを、私が後日後悔するかも知れまでんが・・・。


 実は、鵜飼室長の電話は、「堀さんに審議会事務局に加わっていただきたい・・・」との内容でした。
 私は東部市民センターで、内野会長、事務局の鵜飼室長・酒井係長とお会いした際に、「傍聴している1市民が事務局に加わることは出来ない・・・」とお断りし、鵜飼室長に「このことが山下市長に知れたらどうするのですか・・・」と、心配して尋ねました。
 鵜飼室長は、「その時はその時で・・・、大丈夫です・・・」と返答され、かなり強い想いで電話をいただいた様子が分かりました。


 私は、意識して内野会長を応援するブログを書いていた訳ではありませんが、5名の学術経験者以外の16名の審議会委員のうち、ごく一部の委員を除いた大半の審議会委員の発言を聞き、「こうした状況の中では、内野会長が可哀そうだだ・・・」と書いたことは、今まで小牧市と全く関係がなく、レベルの低い審議会委員の発言に不安を抱いていた内野会長にとって、「こまき無答塾ブログは心の気休め」になっておられたようでした。

 鵜飼室長の「事務局へ・・・」という話は、鵜飼室長の判断か、もっと上の事務局の方(安藤教育長・大野教育部長)の判断なのか分かりませんが、5月10日以降も、こまき無答塾ブログは全くスタンスを変えることなく、「審議会の答申は尊重されるべきだ」を基本的なベースとしてきましたが、それは、「ある程度のレベルの審議会委員の議論による答申である」、「しかし、現状では、審議会委員としての認識不足や勉強不足だ」を視点に、数名の審議会委員の名前を挙げて、批判してまいりました。
 また、山下市長の図書館に関わる言動や、安藤教育長の無責任な発言についても厳しく批判してまいりました。

 
 そして、内野会長が、10月3日に開催される第11回審議会の場で、審議に入る前に会長退任表明をされ、そのまま退室されることについても承知しておりましたし、鵜飼室長から「内野会長が堀さんに・・・」との電話もいただきましたので、午後1時半の審議会開催前に、別室で10程お目にかかりました。
 私は起立して、「長い間、本当にお疲れ様でした」と申し上げ、「このような結果になり、小牧市民の1人として心からお詫び申し上げます」と、謝罪いたしました。


 この時点で私は、「内野会長の辞任は確定的だ、2度と小牧市に来られることない」と確信し、ブログでも報告いたしました。
 ところが、内野会長が、11月14日に開催された第12回審議会の会長職を継続されることを知りましたが、何だか、傍聴する気には中々なれませんでした。

 
 しかし、12月19日に開催される第14回審議会は、今年最後の審議会であり、内野会長にお目にかかる機会は今年最後だ、「良いお年を・・・」と申しあげたい気持ちが強くなり、傍聴することにいたしました。
 さらに、審議会としての「中間とりまとめ(案)」が審議されるので、その内容も把握したいという気持ちも傍聴することに繋がりました。


 幸い、審議会の開催10程前には、内野会長が席におられましたので、「今年お目にかかるのは今日が最後と思います。良いお年をお迎え下さい」と申し上げたところ、内野会長からは、「体調いかがですか」との心配りをいただきました。
 1〜2分程度の時間でしたが、何かモヤモヤしていた気持ちが晴れ、スッキリした気持ちになりました・・・。


中間とりまとめ(案)について
 小牧市立図書館建設審議会 〜中間とりまとめ(案)は、表紙と目次を除いて、Aサイズ19ページおよぶ資料で、審議会委員には事前に自宅送付(傍聴者には当日配布)されましたが、中間とりまとめ(案)に対する意見の中で、複数の審議会委員から、「自宅に送っていただいた中間とりまとめ(案)にざっと目を通すのが精いっぱいで、今日はの段階では、る「まとまった意見が言える状態ではない・・・(要旨)」との発言があましたので、内野会長は、次回の第15回審議会(1月16日午後1時30分開催予定)で継続して審議をすることを提言され、審議会としては異例の予定より10分程早い3時20分頃に閉会となりました。

表紙
小牧市立図書館建設審議会中間とりまとめ案:表紙

目次
小牧市立図書館建設審議会中間とりまとめ案:目次

 受付で配布され、内野会長がまとめられた「中間とりまとめ(案)」の資料のうち、私が1番初めに確認したのは、13ページ「第3章 新図書館の建設方針」「1.新図書館の建設位置と規模」の次の記述内容です。
13ページ
小牧市立図書館建設審議会中間とりまとめ案:中身
 スキャナーで取り込んだ資料が読みづらいかもしれませんので、「(1)建設位置」の記述内容をそのまま以下に引用いたします。なお、私がポイントと判断した部分に下線を付しました。

 新図書館の建設場所については、主に、�現図書館(改修+増築、建替)�A街区新築�ラピオ内改修の候補地が挙げられ、事務局からラピオの経営方針の説明や比較検討資料等の提示を受け、議論を行った。
 その結果、�小牧駅西A街区が良いという意見が多数であったため、審議会としては建設場所をとりあえずA街区と仮定し、審議を進めた。
 しかし、一方では、建設場所としては、�現図書館(改修+増築)�ラピオ内改修が望ましいという意見、また新たに�現図書館(改修+増築)+ラピオ内改修の併用が望ましいという意見も出された。
(以上)

 今朝の朝日新聞尾張面では、昨日の審議会について次のように報じています。
A街区建設に偏った図書館審議会の朝日新聞記事
 ご覧いただいたように、朝日新聞は「答申原案」との見出しで報じていますが、「中間とりまとめ(案)」に関する審議が終了した訳ではありません
 また、「内野会長は『審議会の議論によっては、中間とりまとめの内容変更もあり得る。年度内に答申をしたい』と話した」との、審議会終了後の取材に基づく記事も報じています。


 私は、「現在の審議会のメンバー(5名の学術経験者委員を除く、16名の委員のうち極一部の委員のレベルでは、「中間とりまとめの内容の変更は無理だ!」と判断していますので、次回の第15回審議会(1月19日)で確定するであろう「中間とりまとめ」が、そのまま「審議会の最終答申」になる可能性が極めて高いと判断しています。
 
 本日のブログタイトルを、新小牧市立図書館の「A街区建設」を阻止しよう!としたのは、14名のうち殆どの審議会委員も、独善に陥っている山下市長を、是々非々に立場で、議決権を使って監視すべき小牧市議会の機能も全く発揮されていないからであります。
 このような状況では、「小牧市民が、山下市長や小牧市議会を監視せざるを得ない」という強い想いからです。


 最大のポイントは、小牧市の財政の現状と、今後の小牧市の財政見通しであります。
 「A街区建設」を主張した審議会委員のうち、誰一人として、小牧市の財政状況を認識していませんでしたし、一番財政状況や今後の財政見通しを把握して、それに基づいて山下市長を監視する言動すべき議員も誰一人としておりませんので、小牧市の財政状況や今後の財政見通しを市民の皆様に報告し、市民運動で新図書館のA街区建設を阻止せざるを得ないのです。


小牧市に際税状況の現状
 既にブログで報告していますが、監査委員による小牧市の平成28年度の当初予算説明書には、「・・・このような情勢の中、本市の歳入の太宗をなす市税収入は、政府が法人市民税の一部国税化及び法人税率の引き下げを進めた影響により、対前年度当初比で減収と見込んでいます。この税制改正による税収の減少は今後も継続するものであることから、本市の財政運営は予断を許さない状況にあります」と書かれています。
※「歳入の大宗をなす」とは、「歳入の大部分、歳入のおおかた」という意味です。


 小牧市の財政現状は、市税収入の減少する一方で、民生費が増大し、「財政力豊かな小牧市」という文言は、過去のものになりつつあるということであり、当然のこととして、税金の無駄遣いを極力回避しなければならないということであります。 
 
 しかしながら、「広報こまき:12月1日号」9ページにはでは、山下市長が就任した平成23年度以降の市債残高の推移グラフを掲載し、「過去5年間の市債残高は着実に減少しています」と記載しています。
 さらに最下段には、「小牧市では、適切な金額を借り入れており、財政の規模に対する市債の借り入れ状況についての指標(地方債残高÷標準財政規模:H27決算:0.42)は県内第3位と、他の都市と比較してもたいへん良好な数値となっています。」と、財政課に書かせています。

 しかし、「広報こまき:12月1日号」の6〜9ページの内容は、市民を騙す内容です。それは、基金残高が50億円程度しかないのに、最終的に約300億円を要するKまき市民病院の立替に伴い、今後200億円以上の借入をしなければならないからであります。
 市債残高が、今後大幅に増大するという事であり、「財政担当者が、平成29年度当初予算案編成が難しい・・・」と話されているとの情報も伝わってきています。

 こうした小牧市に財政の状況や、今後の小牧市の財政見通しを勘案すれば、新小牧市立図書館の「A街区建設」は、「ラピオ内改修(ラピオへの移設)」に比較し約30億円の税金を投じることになりますので、「絶対に許されない、何としても阻止しなければならない」と判断するからであります。

 本日(12月20日)に開催された、小牧市議会の常任委員会で24名の議員が全員参加する「予算決算委員会では、第116号議案(平成28年度一般会計補正予算案)は、予想した通り、共産党小牧市議団議員の反対がありましたが、賛成多数で原案通り可決されました。明日(12月21日)の本会議最終日においても、同様に賛成多数で原案通り可決されるに間違いありません。

 既に報告いたしましたが、一般会計補正予算案のうち、8款土木費4項都市計画費3目都市政策費は、13,800千円(市営小牧駅地下駐車場施設管理事業に要する修繕費8,500千円、ラピオビル所有権変更調整事業費における小牧都市開発�への補助金5,300千円)であります。

 12月16日に開催された文教建設分科会において、小牧駅地下駐車場費8,500千円について、稲垣美佐代議員(共産党小牧市議団)の質疑に対し、鵜飼都市政策課長(新小牧市立図書館建設推進室長兼務)は、「小牧駅地下駐車場地下1階の管理室内にございます複合防災盤を修繕するというものであります。この複合防災盤の機能を簡単にに申し上げますと主に3点ございます。、(1点目として)火災など発生で煙などが感知器などで感知された場合速やかにブザーですとかベルを鳴らしまして、場内の利用者方々、また管理人に火災が発生したことを伝える機能があります。2点目といたしましては、この信号を受けますと、速やかに場内の防火シャッター、また、煙に対する〇〇〇(聞き取れませんでした)をものを自動で作動させる機能がございます、3点ですが、これは主に夜間の機能でございますが、こういった火災信号を受信しますと、警備会社の方に自動的に連絡する機能だあります。こいいった複合防災盤でございますが、平成元年に小牧駅地下駐車場が設置をされましてから25年以上が経過しております。その間、この防災盤を使用しておりましたが、この度点検を実施しましたところ、その機能の中に1部に不具合があることが分かりました。我々といたしましては、当初、部品交換による試みをしようといたしましたが、メーカ等に問い合わせなどをいたしますと、(部品交換の対応機関が)平成15年までになっていましたので、複合防災盤を取り換えることにいたしました。」と答弁されました。
※音声が明瞭でないパソコンのネット中継を録音したものですので、正確な再現は出来ておりませんので、20日頃にアップされる「委員会の録画」でご確認ください。勿論、鵜飼課長の答弁要旨は再現できていると思っています。

 質疑をした稲垣議員は、上記の鵜飼課長の答弁を納得された様子でしたが、私は全く納得することは出来ませんでした。
 鵜飼課長(鵜飼室長)の議会の委員会における答弁や、図書館審議会における答弁に関しては、「分かり易し答弁をされる方だ(分かり易い答弁をされる職員だ)」と高く評価していましたが、今回の答弁は「やらされている」という背景はあると思いますが、全く評価できませんでした。

 その根拠の第1点は、「極めて重要なファシリティマネジメント(公共施設の長寿命化計画)を、全く行っていないことを全く行っていないことを自ら認めた」点であり、不自然さが透けて見えるからであります。
 透けて見えるのは、新図書館の「A街区建設」を念頭においた答弁です。現在の時点で、8,500千円の補正予算案を小牧市議会が認めることは、小牧市議会が新図書館の「A街区建設」を認めることに繋がる重大な判断であると私は判断しています。

 事実、11月28日に開催された第13回の図書館審議会で提示された「小牧駅周辺における市営駐車場の利用状況」という参考資料1は、次の通りです。
小牧駅周辺における市営駐車場の利用状況

 参考資料1では、市営駐車場の収容台数について、ラピオ地下駐車場475台、小牧駅西駐車場(A街区の図書館建設候補地の平場の駐車場)130台、小牧駅地下駐車場201台、合計806台と市営駐車場の概要を記載しています。
 さらに、参考資料2では、駅西駐車場廃止後の余裕台数について、平日・土曜日・日曜日に分けて記載しています。
 これは、新図書館審議会の中間とりまとめ(案)に対応したものでしょうが、今回の補正予算案に入れ込むことについて私は全く納得できません。
 小牧市議会の予算決算委員会が、深い審査をすることなく原案を可決し、本会議でも可決される見込みであることについて、「あなた達は、全く地方議員の役割を果たしていませんよ。何が目的で議員になったのですか」と強い憤りを抱いています。

 また、稲垣議員5,300千円の補助金についての質疑に関しても、鵜飼課長は、小牧都市開発�の果たす「中心市街地の賑わい創出」を強調しましたが、私は「全く説得力のない答弁だ」と私は判断しました。

 そもそも、「中心市街地の賑わい創出」とはどのような状態になることをイメージしているのですか、流通業を経験し、国内施設だけでなく、小売先進国のアメリカを2度にわたって視察した私から言えば、「新図書館をA街区に新設しても、ラピオビルに移設しても、中心市街地の賑わい創出などできませんよ」「また、賑わい創出などしなくてもいいですよ」ということです。
 小牧市の財政見通しから判断し、「市民・企業が負担している税金の無駄遣いを絶対にしない」、「将来小牧市を担う若者に、できる限り負の財産を残さない」という点に重点を置くべきです。


 小牧市民の皆さま、本日のブログを参考にしていただいて、皆さんご自身でもいろい情報を集めたり、周りの方々とお話しいただき、本日のブログ内容に賛同されたならば、「新小牧市立図書館のA街区建設を阻止しよう!」活動に参加いただくことを願っています。

 最後に小牧市議の皆さまに一言を。「次回の平成31年10月の市議改選時には、小牧市は山下市長でない可能性が高いですよ」「今まで、強力の山下後援会の票の割り振りを期待し、山下市長の独善にノーチェックで同調していた議員においては、地元の支持者から見捨てられ落選する可能性がありますよ」「今から心を入れ替えて活動した方が良いですよ」と。

この記事は2016年10月28日に「こまき無答塾」に書かれた記事「10月28日(金)、2回目の投稿」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



本日、2回目の投稿です。既に報告いたしましたが、10月3日に開催された第11回新小牧市立お書簡建設審議会において、安藤教育長は最後の挨拶で、自分の負債末を、小牧の図書館を考える会に責任転嫁し次のように述べました、(会議録引用)
(安藤教育長の挨拶)
 審議会委員の皆様には、本当に胸の内から全てを吐き出すような活発な審議をしていただきまして、大変ありがとうございました。
 本審議会につきましては、当初より、私は市民の声を聞くために教育委員会の諮問機関として設置させていただいたものと認識しております。
 そして、これまでも内野会長のもとで行われてきた今日を含めて 11 回の審議会につきましては、まさに公正、
公平に行われてきたと、私は1回を除いて他の会は全て傍聴させていただきました
が、そのような感想を持っております。
 そうしたことから、教育委員会といたしましては、すでに平成26年9月 26日開催の第9回定例教育委員会におきまして、現在、小牧の図書館を考える会が行っている審議会の運営に関する要請書につきましては、この署名活動、大変遺憾であるということを教育委員一致のもとでそういう見解を出させていただいているところでございますしたがいまして、審議会の結論といたしまして、また、ただいま私が傍聴した中で、審議会委員全ての皆さんが総意のもとで内野会長についてはもう一度戻っていただきたい、慰留に努めていただきたいという声が絶大でしたので、私ども教育委員会といたしましても内野会長の慰留に努めていきたいと考えております。
 これが教育委員会の見解でございます。本日は誠にありがとうございました。

※青い文字で表し下線を付したのは私ですが、上記の「10月3日の安藤教育長の発言以降、9月26日開催のきゅ育委員会の会議録が公開されるのを、毎日チェックしtきました。
 審議会を傍聴していない教育委員が、どのような議論をして、『教育委員一致』 の結論をだしたのか、ということに興味があって・・・。

 昨夜(10月27日の夜)になって、9月26日に開催さえた教育委員会の会議録がやっと、教育委員期のオームページに耕起されました。
(安藤教育長の該当部分の発言:会議録より)
 報告事項といたしましては、新小牧図書館建設審議会について触れたいと思います。この審議会につきましては、昨年10月の住民投票を受け、新図書館建設がゼロベースに立ち戻ったことから、改めて現図書館にかわる新図書館の建設方針に関して審議していただくために設置された機関であることは周知のとおりでございます。また、本審議会も既に10回の審議を重ねてきております。この間の審議会での進捗状況につきましては随時、教育委員の皆様にはお伝えしてきたとおりですが、最近、小牧の図書館を考える会が新図書館の建設位置の審議などをめぐり、審議会の運営に関して要請するための署名活動を行っている事実が明らかとなってまいりました。私といたしましては、審議会の運営に関しては、内野氏を審議会長とする学識経験者と市民の各代表で構成する21名の審議会委員による慎重かつ闊達な議論に委ねるべきであると考えております。そのため、記者の取材に対し、私は、この小牧の図書館を考える会が行っている審議会の運営に関して要請するための署名活動につきましては、大変遺憾であり、審議会の運営につきましてはこれまでどおり理性的な審議に努めていただきたいとコメントさせていただきました。
教育長報告は以上でございます。(以上)
 
 「教育委員のからの発言がない中で、安藤教育長の発言に頷くことが、「小牧市の教育委員会における『全員一致』ということんおですね。バカバカしい・・・

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