カテゴリ: 無答塾について

こまき無答塾」は、桃花台ニュータウンに住んでる堀さんと言う方が、2011年頃〜2017年3月まで書かれていたブログで、堀さんの『「市政に参画する市民が増えること」を願って』と言う思いから、小牧市政に関する様々な取材記事や報告、さらに市政・市議会の山の様な問題点を指摘する内容となっていました。それが数日前(2019年1月20日頃)に確認したところ、全ての記事が消えてなくなっていました。おそらく2017年3月17日の最後の記事が書かれて以降、ログインされなかったため、Seesaaブログの規約によってブログ全体が削除されたものと思われます。

堀さんの記事は小牧市民・小牧市政にとって、非常に価値あるものでした。重要な指摘や情報が多数書かれていました。特に山下史守朗(しずお)小牧市長およびその周りにいる市議会議員らの不正行為や、彼らが起こした種々様々な問題の記録は、小牧市民にとって貴重なものでした。この喪失は、小牧市民にとって大きな痛手だと思います。

そこでこの貴重な情報・意見を後世に残すために、このブログを作成しました。このブログ(「こまき無答アーカイブ」)は、堀さんが書いた「こまき無答塾」の記事を検索エンジンのキャッシュやインターネット・アーカイブなどから復元し、注釈や装飾を含めできるだけ元の記事のままアーカイブ(保存)するようにしています。そのため以下の方針で行っています。

  • 復元した文章や装飾は編集や修正を加えることなく、できるだけ忠実にそのまま残す。
  • ただし記事内に時折り書かれていた堀さんのプライーベートな内容(ご家族の方との極々個人的な内容)に関しては、それが小牧市政と直接関係ない場合は、残さずその部分にその旨を記す。
  • 添付画像に関してはキャッシュ等に残されてないものも多くあると思われるが、それも見つけ次第できうる限り復元する。ただし見つからない場合は、そのまま画像貼り付けがしてあったことを残す。
  • アーカイブ記事のURLは、元記事に付与された識別子も残す(例. 『懲りない市長』と言う記事の場合、元記事のURLは「http://miekozinew.seesaa.net/article/412012537.html」なので、アーカイブのURLも「http://komaki-mj.blog.jp/archives/412012537.html」と記事固有の識別子「412012537」を同じにする)。

アーカイブ者 ハンドルネーム「Kyu3

この記事は2015年02月23日に「こまき無答塾」に書かれた記事「しなやかに、したたかに」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



2月1日に施行された小牧市長選挙で山下市長が再選されたことが分かった直後の2月2日の記事(タイトル:小牧市長選挙は山下史守朗氏が当選いたしました)の文末に次のようなことを記述いたしました。
(2月2日の記事の文末)
 ・・・さらに、限られた人生を家内と楽しく過ごそうと思いますので、一市民として市政に参画することも、申込済みの2月20日の「議会基本条例素案について『市民と議会の意見交換会』を最後に終了させていただくことにいたしました。
 4年前に、「それぞれの立場で小牧市政に参画する市民が増えることを願って、こまき無答塾を開講し、さらに半年後にブログを開設いたしましたが、私の願いを叶えることはできませんでした。
 若い市民の方が、何時の日か私の想いを継いでいただくことをこころから願っています。
 皆さま、ありがとうございました。そして、勝手なことを言って申し訳ありません。
(以上、2月2日の記事引用終わり)

 このような気持ちは、選挙後に急に思いついたのではなく、選挙期間中から「選挙公報までウソを書いて市民を欺き、平気で選挙違反をするような山下市長が再選されるようなことがあったら、もうブログを止めようか・・・」と思っていたことでした。
 そして、選挙後のブログは、山下市政1期の総括(その1~9)及び小牧市議会基本条例素案に対する意見をとりまとめることに全力を投入してまいりました。

 こまき無答塾は、山下市長批判及び小牧市議会批判のために開設したブログでは勿論ありません。
 平成23年7月28日の記事(タイトル:こまき無答塾開講の経緯)に記述いたしましたように、こまき無答塾ブログは、それぞれの立場で小牧市政に参画する市民が増えることを願って開設したブログであります

 しかし、小牧市政に関する情報を取上げる中で、徐々に、独善に陥っている山下市長と、市長を監視するどころか市長と一体となっている小牧市議会に腹立たしく思うようになり、個々の情報に関する私自身の考えを前面に記述することが多くなり、ブログの表現も徐々に厳しくなっていきました
 こうしたことに対して、コメントで「表現が過激ですよ・・・」とアドバイスをいただいたり、選挙期間中に市役所の情報公開コーナーでお会いした方からも「最近、ちょっと過激ですね・・・」と指摘されました。

 2月2日の記事について、直ぐに安城に住む弟からは「厳しいことを言う市民がいた方が小牧市のためになる・・・」、名古屋に住む兄からは「病気と闘っているお前には、ブログを書くことが免疫力アップになっているのではないか・・・」との電話がありました。
 また、前岩倉市議の大野慎治さんからは、「疲れたのであれば暫く休んでもいいが、ずっと休まないで欲しい・・・」との電話をいただきました。

 また、2月20日に開催された市民と議会の意見交換会において、同じグループ(当日の前半は30数名の参加者を4つのグループに分けて意見交換を行いました)の初対面の女性2人から、「堀さんですか、ブログ読んでいます・・・」、「ブログ楽しみにしています・・・」、「ブログ止めてしまうのですか・・・」と言われました。
 さらに終了後には、別のグループの初対面の男性からも「堀さんですね、ブログ読んでますよ・・・」とも言われました。

 そうした中、小牧市議会基本条例素案に対する意見を書き終えた昨日(2月22日)には、こまき無答塾応援団というハンドルネームの方から、「管理人 堀 孝次さんへ ひょっとして、本当に本日でこまき無答塾ブログは終わりですか? 終わることは、こまき無答塾応援団としては許すことはできませんよ! 明日からは、(新)こまき無答塾ブログとして続けてください! 頑張ってください。いつまでも応援しています」とのコメントをいただきました。

 よくよく考えてみれば、選挙直後の2月2日に冒頭に記述したような気持ちになったのは、自分自身を過信していたということに気付きました。
 私がこまき無答塾を開講し、こまき無答塾ブログを開設した原点は、それぞれの立場で小牧市政に参画する市民が増えることであり、これは数年で簡単にできることではない・・・と深く反省いたしました。

 ただ、従来のようなスタンスで記事を書けば、また、山下応援団の方々から、ストレスを感じるコメントをいただくことになるに違いありません。
 そこで、今後のスタンスは「しなやかに、したたかに」ということを念頭において、こまき無答塾を続けさせていただくことにいたしました。
 個々の情報について、私の考えをあまり前面に出すことを控え、従来通り根拠に基づく情報・客観的な情報をお知らせすることにより、皆さんのご自身の考えをまとめていただくキッカケになるようになればと思います。

 「しなやかに、したたかに」という言葉は、私が50歳半ば頃に取締役営業統括部長をしていた会社で、大手のメーカーと厳しい交渉をしていた時に、ある人から「しなやかに、したたかにを心掛けて交渉した方がいいのでは・・・」と言われた時に初めて知った言葉です。
 思ったことを直ぐ口にする私にとって、「しなやかに、したたかに」にを貫くことは、極めてハードルの高いことですが・・・。

 明日は、小牧市議会の3月議会が開会し、情報公開コーナに平成27年度予算関係の資料等が公開されます。
 さっそく出かけて一杯コピーをとる予定です。
 また、こまき無答塾をお読みいただいている皆さまには、2月2日に出来もしないことを書いて申し訳ありませんでした。こころよりお詫びいたします。


※. アーカイブ者:以下プライベートな内容だったため、こちらには掲載しませんでした。

この記事は2015年02月02日に「こまき無答塾」に書かれた記事「小牧市長選挙は山下史守朗氏が当選いたしました」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



2月1日に施行された小牧市長選挙の投票状況および開放状況は次の通りです。
投票状況
 有権者数 116,817
 投票者数  48,991
 投票率  41.94%

開票状況 
じょうね 幹也 14,977
宮田   勝三  1,646
山下 しずお 31,537

(有効投票数48,160 無効投票数831)

 以上の通り、小牧市民の意思により、現職の山下史守朗市長が再選されました。

 今回の市長選挙の結果を踏まえ、まことに勝手ではございますが、小牧市政について記述してまいりました「こまき無答塾」の更新を本日で終了させていただくことにいたしました。
 読者の皆さまには、「こまき無答塾」に訪問いただき心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
※2月1日のアクセス数は4,748、訪問者数は1,756で開設以来最高でした。
※今後は、小牧市政とは全く関係なく、気の向いた時に、気ままに日記などを書いたりすることがあるかも知れません・・・。

 さらに、限られた人生を家内と楽しく過ごそうと思いますので、一市民として市政に参画することも、申込済みの2月20日の「議会基本条例素案について『市民と議会の意見交換会』を最後に終了させていただくことにいたしました。
 
 4年前に、「それぞれの立場で小牧市政に参画する市民が増えることを願って、こまき無答塾を開講し、さらに半年後にブログを開設いたしましたが、私の願いを叶えることはできませんでした。
 若い市民の方が、何時の日か私の想いを継いでいただくことをこころから願っています。

 皆さま、ありがとうございました。そして、勝手なことを言って申し訳ありません。
                           こまき無答塾 堀  孝次

この記事は2014年07月08日に「こまき無答塾」に書かれた記事「私の人生(その30)」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



(昨日の続き)


※. アーカイブ者:この部分はプライベートな内容だったため、こちらには掲載しませんでした。


「こまき無答塾」の開講、ブログの開設
 小牧市政に参画するにつて、私は「地方自治は市民(住民)が参画することが大前提の仕組みだ・・・」と思うようになりました。
 国民は、1度選んだ国会議員を辞めさせたり、国会を解散させることはできませんが、地方自治においては直接請求権を行使することにより、首長や議員を解任したり、議会を解散させることが出来るということです。
 しかしながら現実は、選挙に行っても、後はお任せという状況でした。私は「市民がそれぞれの立場(それぞれの考え)で小牧市政に参画することが必要だ」と判断し、平成23年2月に「こまき無答塾」を立ち上げました。
 新聞折り込みのチラシを作り、桃花台を中心として中日新聞・朝日新聞を利用してチラシで告知いたしました。
※10万ほどの費用がかかりましたので、「私バカよね・・・」かもしれませんね。

 初回には、川島議員・伊藤議員・西尾議員・玉井議員、桃花台の区長さん達を含め30数名の市民の方に参加していただきました。
 しかし、「これだけ集まれば、1つの大きな力になる・・・」という発言もあり、私が目指した方向とのズレも感じました。
 確かに行政は、1人より大勢の力を使った方が動くでしょうが、私の基本的な考えは、「それぞれの立場でこまき市政に参画することが重要だ」でした。 

 また、「こまき無答塾」の開講について、1部の参加者(特に玉井議員を支持する方)から、「西尾議員を擁護するためだ・・・」との、思ってもいなかった批判があり、こまき無答塾を継続することに限界を感じ始めました。
 6月まで3回開講し、成田議員・澤田議員・市議になる前の佐藤議員にも参加いただいたのですが・・・。

 そうした状況を踏まえ、私は東部市民センターでの開講を取りやめ、「こまき無答塾ブログ」を開設し、小牧市政に関する情報を発信することにいたしました。丁度3年前のことでした。
 それ以降、ほぼ毎日、長文のブログを書き続けていますが、結果的に、山下市長批判、小牧市議会(議員)批判のブログ内容になっていますが、それは結果であって、最初から批判するためのブログを開設したものでは勿論ありません。

 また、議会改革が先行している犬山市議会の山田議員・ビアンキ議員・久世議員・柴山議員・久世議員・鈴木議員、前岩倉市議の大野氏とも親しくしていただけるようになりました。

(次回は、愛知県がんセンター中央病院入院から現在までの4です。いよいよ最終回です。) 

この記事は2013年05月01日に「こまき無答塾」に書かれた記事「600回目の記事」を Google検索のキャッシュ から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



平成23年7月7日に1回目の記事「新しくブログを始めます」、7月28日に2回目の記事「無答塾という名称について」と、ブログを書き始め1年10ケ月が経過しました。
 「地方自治について全く不案内な私に、どこまでブログを続けることができるのかな・・・」と不安な船出でしたが、本日が記念すべき(?)600回目の記事を更新することとなりました。
 訪問いただく読者のみなさまがいらっしゃることが何よりもブログを書く原動力になっております。
 これからも、是々非々の立場で小牧市政を中心とする地方自治の情報を書いて参りたいと思います。
 どうぞ、今後ともよろしくお願い申し上げます。

 1週間ぐらい前から、「600回目には何を書こうかな」と思っていましたが、山下史守朗小牧市長と同じ歳の山中光茂松阪市長のフェイスブックの記事を引用させていただくことにしました。
 山中市長の記事を読んで、「やっぱり、凄い市長だな」と感じ、皆様にもお伝えしたいと思ったからです。
※山下市長:昭和50年7月6日生まれ、山中市長:昭和51年1月15日生まれ 共に37歳

4月16日の伊勢新聞の報道(以下、一部引用)
 山中光茂松阪市長は15日、市役所で記者会見し、人材育成塾「新しい翼の会」を同日付で設立したと発表した。代表を務める山中市長は「公に身を投じ、多様な価値観を受け入れることのできる人を育てたい」としている。
 山中市長は会見で、同会を「政治を学ぶための場ではない」と強調。会の名称は「市民の幸せに寄り添う温かい翼を育てたいとの思いから」と説明した上で、「どの立場でも公の意識を持ち、まちの未来を担う人を育てたい」と述べた。
(以上、引用終わり)

4月15日の山中市長のフェースブック記事(以下、一部引用)
  今日は朝から、「臨時記者会見」を行いました。
「新しい翼の会<NEW WING CLUB>」という人材育成機関を私が代表で創ることになりました。
 私も最近では、もともと薄汚いひげに白髪が多く交じるようになってくる、血尿が出る、肺炎になる・・・など、政治家としても人間としても、それほど先が長くないかなあ、と思うようになってきました^^
(37歳でそう思うのもどうかと思いますが、子どものころに思っていたよりは、これでも長生きしたなあと感じています^^)

 どちらにしても「市長」という職責は、「長くて2期」と公言していますし、政治の世界にいることは、決して私の原点となる目的ではなく、あくまで「市民の笑顔」「市民の幸せ」に資するためだと考えており、それが未来永劫に続いていくためには、「人」を育てていくことが大事だなあ、とずっと思っていました。

 私は、政治に携わる人材を育てようとも思わなければ、同じ価値観や行動規範を共有する人材を育てようとも思っていません。
 ただ、自分の目で「現場」や「現実」を見て、そこに対して「公」の精神を持って覚悟を持って携われること。
 「他者の痛み」「他者の幸せ」に寄り添い続けられること。
 そのような思いだけは共有できる次の世代を育てていきたいなあ、と考えこれまでなかなかできなかった「人を育てる」ということにチャレンジすることを一念発起いたしました。

 私の価値観の正しさを伝えるつもりはまったくありません。
 ただ、世界中にあふれている「多様な価値観」を寛容に受けとめられる、そんな心を持った方々と一緒に歩みたい、そして次の世代へ渡していきたい。
 そして、「多様な価値観」にあふれている「現実」において、少しでもみんなが幸せを感じられる社会に向けて、そして、幸せの価値観が少数な方々もみんながその思いに寄り添えるように、そんなきっかけが創ることができる「新しい翼の会」にしたいと思っています。

 基本的には、月2回ほど定例の講座を持ちたいと思っていますが、様々な課題に「現場」で取り組んでもらったり、毎週、地域の行事などに関わっていただいたり、あまり組織としての規制をかけることなく、みんなで創りあげていく「現場型勉強会」にさせていただきたいと思っています。

 様々な人を包み込むような「あたたかい翼」を育てたいなあ、と思っています。
そして、そこに関わる方々とともに、自分もまだまだ成長したいなあ、とも思っています。

 松阪市民の方々にこだわらず、政治の世界に関わる方にこだわらず、幅広く交流が持てることを期待しています^^

 明日の世界をはばたく「あたたかい翼」「新しい翼」とこれから御縁が生まれることを楽しみにしています^^
(以上、引用終わり)

 「私の価値観の正しさを伝えるつもりはまったくありません」、「ただ、世界中にあふれている多様な価値観を寛容に受けとめられる、そんな心を持った方々と一緒に歩みたい、そして次の世代へ渡していきたい」・・・、やっぱり、この方は凄いですね。

★「1枚の写真コーナー」
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 今朝、小牧市役所本庁舎玄関脇の「情報公開コーナー」へ調べものがあり行ったところ、偶然、「平成25年度中学生ワイアンドット市派遣団」がバスでセントレアへ出発するところでした。
 市内の中学生12人が、姉妹都市であるアメリカ合衆国ミシガン州ワイアンドット市の家庭にホ-ムステイされるそうです。
 中学生の皆さん、楽しく元気で過ごして下さい!

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