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この記事は2015年02月23日に「こまき無答塾」に書かれた記事「しなやかに、したたかに」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



2月1日に施行された小牧市長選挙で山下市長が再選されたことが分かった直後の2月2日の記事(タイトル:小牧市長選挙は山下史守朗氏が当選いたしました)の文末に次のようなことを記述いたしました。
(2月2日の記事の文末)
 ・・・さらに、限られた人生を家内と楽しく過ごそうと思いますので、一市民として市政に参画することも、申込済みの2月20日の「議会基本条例素案について『市民と議会の意見交換会』を最後に終了させていただくことにいたしました。
 4年前に、「それぞれの立場で小牧市政に参画する市民が増えることを願って、こまき無答塾を開講し、さらに半年後にブログを開設いたしましたが、私の願いを叶えることはできませんでした。
 若い市民の方が、何時の日か私の想いを継いでいただくことをこころから願っています。
 皆さま、ありがとうございました。そして、勝手なことを言って申し訳ありません。
(以上、2月2日の記事引用終わり)

 このような気持ちは、選挙後に急に思いついたのではなく、選挙期間中から「選挙公報までウソを書いて市民を欺き、平気で選挙違反をするような山下市長が再選されるようなことがあったら、もうブログを止めようか・・・」と思っていたことでした。
 そして、選挙後のブログは、山下市政1期の総括(その1~9)及び小牧市議会基本条例素案に対する意見をとりまとめることに全力を投入してまいりました。

 こまき無答塾は、山下市長批判及び小牧市議会批判のために開設したブログでは勿論ありません。
 平成23年7月28日の記事(タイトル:こまき無答塾開講の経緯)に記述いたしましたように、こまき無答塾ブログは、それぞれの立場で小牧市政に参画する市民が増えることを願って開設したブログであります

 しかし、小牧市政に関する情報を取上げる中で、徐々に、独善に陥っている山下市長と、市長を監視するどころか市長と一体となっている小牧市議会に腹立たしく思うようになり、個々の情報に関する私自身の考えを前面に記述することが多くなり、ブログの表現も徐々に厳しくなっていきました
 こうしたことに対して、コメントで「表現が過激ですよ・・・」とアドバイスをいただいたり、選挙期間中に市役所の情報公開コーナーでお会いした方からも「最近、ちょっと過激ですね・・・」と指摘されました。

 2月2日の記事について、直ぐに安城に住む弟からは「厳しいことを言う市民がいた方が小牧市のためになる・・・」、名古屋に住む兄からは「病気と闘っているお前には、ブログを書くことが免疫力アップになっているのではないか・・・」との電話がありました。
 また、前岩倉市議の大野慎治さんからは、「疲れたのであれば暫く休んでもいいが、ずっと休まないで欲しい・・・」との電話をいただきました。

 また、2月20日に開催された市民と議会の意見交換会において、同じグループ(当日の前半は30数名の参加者を4つのグループに分けて意見交換を行いました)の初対面の女性2人から、「堀さんですか、ブログ読んでいます・・・」、「ブログ楽しみにしています・・・」、「ブログ止めてしまうのですか・・・」と言われました。
 さらに終了後には、別のグループの初対面の男性からも「堀さんですね、ブログ読んでますよ・・・」とも言われました。

 そうした中、小牧市議会基本条例素案に対する意見を書き終えた昨日(2月22日)には、こまき無答塾応援団というハンドルネームの方から、「管理人 堀 孝次さんへ ひょっとして、本当に本日でこまき無答塾ブログは終わりですか? 終わることは、こまき無答塾応援団としては許すことはできませんよ! 明日からは、(新)こまき無答塾ブログとして続けてください! 頑張ってください。いつまでも応援しています」とのコメントをいただきました。

 よくよく考えてみれば、選挙直後の2月2日に冒頭に記述したような気持ちになったのは、自分自身を過信していたということに気付きました。
 私がこまき無答塾を開講し、こまき無答塾ブログを開設した原点は、それぞれの立場で小牧市政に参画する市民が増えることであり、これは数年で簡単にできることではない・・・と深く反省いたしました。

 ただ、従来のようなスタンスで記事を書けば、また、山下応援団の方々から、ストレスを感じるコメントをいただくことになるに違いありません。
 そこで、今後のスタンスは「しなやかに、したたかに」ということを念頭において、こまき無答塾を続けさせていただくことにいたしました。
 個々の情報について、私の考えをあまり前面に出すことを控え、従来通り根拠に基づく情報・客観的な情報をお知らせすることにより、皆さんのご自身の考えをまとめていただくキッカケになるようになればと思います。

 「しなやかに、したたかに」という言葉は、私が50歳半ば頃に取締役営業統括部長をしていた会社で、大手のメーカーと厳しい交渉をしていた時に、ある人から「しなやかに、したたかにを心掛けて交渉した方がいいのでは・・・」と言われた時に初めて知った言葉です。
 思ったことを直ぐ口にする私にとって、「しなやかに、したたかに」にを貫くことは、極めてハードルの高いことですが・・・。

 明日は、小牧市議会の3月議会が開会し、情報公開コーナに平成27年度予算関係の資料等が公開されます。
 さっそく出かけて一杯コピーをとる予定です。
 また、こまき無答塾をお読みいただいている皆さまには、2月2日に出来もしないことを書いて申し訳ありませんでした。こころよりお詫びいたします。


※. アーカイブ者:以下プライベートな内容だったため、こちらには掲載しませんでした。

この記事は2015年02月02日に「こまき無答塾」に書かれた記事「小牧市長選挙は山下史守朗氏が当選いたしました」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



2月1日に施行された小牧市長選挙の投票状況および開放状況は次の通りです。
投票状況
 有権者数 116,817
 投票者数  48,991
 投票率  41.94%

開票状況 
じょうね 幹也 14,977
宮田   勝三  1,646
山下 しずお 31,537

(有効投票数48,160 無効投票数831)

 以上の通り、小牧市民の意思により、現職の山下史守朗市長が再選されました。

 今回の市長選挙の結果を踏まえ、まことに勝手ではございますが、小牧市政について記述してまいりました「こまき無答塾」の更新を本日で終了させていただくことにいたしました。
 読者の皆さまには、「こまき無答塾」に訪問いただき心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
※2月1日のアクセス数は4,748、訪問者数は1,756で開設以来最高でした。
※今後は、小牧市政とは全く関係なく、気の向いた時に、気ままに日記などを書いたりすることがあるかも知れません・・・。

 さらに、限られた人生を家内と楽しく過ごそうと思いますので、一市民として市政に参画することも、申込済みの2月20日の「議会基本条例素案について『市民と議会の意見交換会』を最後に終了させていただくことにいたしました。
 
 4年前に、「それぞれの立場で小牧市政に参画する市民が増えることを願って、こまき無答塾を開講し、さらに半年後にブログを開設いたしましたが、私の願いを叶えることはできませんでした。
 若い市民の方が、何時の日か私の想いを継いでいただくことをこころから願っています。

 皆さま、ありがとうございました。そして、勝手なことを言って申し訳ありません。
                           こまき無答塾 堀  孝次

この記事は2014年07月17日に「こまき無答塾」に書かれた記事「小牧市立図書館整備に関する「喝」と「あっぱれ」(1,000本記念)」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



 平成23年7月7日に、「新しくブログをはじめます」というタイトルの記事を書いてから丁度3年が経過いたしました。
 本日の投稿が1,000本目の記事になりました。ブログをAサイズの用紙に印刷すれば、3,000ページ程になると思われます。
 これも、ブログを読んでいただいている皆様のお陰と、こころよりお礼申し上げます。ありがとうございました。

 1,000本記念の本日は、小牧市立図書館整備に関する「喝」と「あっぱれ」です
 日頃、山下市長の首長としての政策能力について、厳しい内容のブログを書いてまいりましたが、1,000本記念にあたり、山下市長の政治家としての手腕を褒め称える内容も含むブログです
 山下市長の鉄壁の後援会の皆さま、ご期待下さい・・・。

★小牧市民の皆さま、小牧駅前に図書館が整備されるといいですか?
 小牧市民の方に、「ラピオと名鉄小牧駅の間にある市有地(A街区)に、小牧市立図書館が出来た方がいいですか?」と尋ねたら、ほぼ100%の方は、「うん、整備して欲しい」と答えるでしょう。
 私自身も、平成20年3月に策定された小牧駅周辺整備計画に対するパブリックコメントで、「A街区は、図書館等の文化をキーワードに整備すべきだ」との意見を出しました。

 しかし、小牧市民の皆さまに、山下市長就任後の図書館に係わる経緯を話し、「現在、小牧市が整備しようとしている図書館は、従来のように小牧市(教育委員会)の直営ではなく、武雄市図書館と同様に、CCC(カルチャーコンビニエンスクラブ)を指定管理者とした図書館を整備しようとしていること」こと、さらに、「図書館整備に50億円ほどの税金を投入する」ことを説明したら、殆どの市民の方は、「チョット待って、考えさせて欲しい」と答えるでしょう。

★「喝」と「あっぱれ」
 日曜日の朝8時から、TBSテレビ系列で「サンデーモーニング」という放送があります。そのスポーツコーナで張本勲氏が、それぞれのニュースについて、独特の視点で「喝」と「あっぱれ」の評価を下す楽しい時間帯があります。

 本日は、小牧市立図書館整備について、私が独特の視点で、「喝」と「あっぱれ」の評価を下してみたいと思います。

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市長マニフェストを守らない行為に喝だ!

 先日の6月議会の議案質疑(6月17日)の際、川島公子議員(小牧市民連合)は、次のように質問いたしました。(会議録速報版引用)
 市長は、就任された当初、マニフェストも含めて、図書館建てかえなど大型プロジェクトについては、市民の意見をよく聞き、長期的視点に立って、ゼロから再検討すると述べられています。
 それが、この時点、つまりこの第2回定例会で条例改正までして新図書館建設に入ろうとされるのは、既に市民の意見を幅広く十分聞いた結果と言われるのでしょうか。
 だとしたら、市民の声、意見をどのような方法で、いつ集約され新図書館建設の結論に至ったのか、その経緯をお伺いいたします。
(以上、引用終わり)

 川島議員の質問に対して、山下市長はマニフェストに係わる質問であるにもかかわらず、自ら答弁するのではなく、何時もと同様に担当部長に答弁させました。
 大野教育部長の答弁は、次の通りです。(会議録速報版引用)
 1点目の市民の声、意見を聞きというご質問ですが、新図書館建設につきましては、山下市長就任後においても、市民の代表である市議会を初め教育委員会や各種団体からも早期の建設を望む声が多くありましたので、多くの市民が新図書館の建設を望んでいると判断し、決定に至ったものであります。(以上、引用終わり)

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 マニフェストに関する質問であるにも関わらず、山下市長は自ら答弁することなく、大野教育部長に答弁させ、しかも「その場しのぎの言い訳じみた答弁、根拠のない答弁」をさせたことに喝だ!

 6月17日の議案質疑において、竹内里美議員(日本共産党小牧市議団)は、次の質問をしました。(会議録速報版引用)
 去る4月26日付の中日新聞に山下市長が駅西A街区に新図書館を建設する意向を固めたとの記事が掲載され、市民の反響を呼んでおります。好意的な意見、あるいはもったいないという意見、さまざまあります。 その記事の中に「佐賀県武雄市図書館をモデルにして既存の図書館の枠にとらわれない施設を目指す」とあり、武雄市図書館がどんな施設なのか、なぜ突然そんな話が出てきたのか市民にはさっぱりわかりません。そこでお尋ねをいたします。
(1)視察について。
ア、官民連携のユニークな武雄市図書館は、昨年4月のリニューアルオープン以来1年で約100万人の利用者が訪れ、貸し出し数も大幅にふえたと報道され、全国的に話題となっています。
 カルチャーコンビニエンスクラブ、いわゆるCCCが指定管理者となり、雑誌の販売やDVDなどのレンタル・販売を行うツタヤの商業エリアとスターバックスの商業エリア、そして図書館が融合併設をされております。
 最大のユニークさは、スターバックス、通称スタバに図書館やツタヤの本を持ち込んでコーヒーを飲みながら読書できるというブックアンドカフェ、従来のタブーを打ち破る運営方法です。
 若者、女性、これまで図書館に縁遠かった人々、市外、県外から人々が押し寄せたと聞いております。全国の行政、議会の視察も絶えないようです。
 そこで、小牧市の視察状況をお尋ねいたします。市長、教育長を初め市の幹部の方々や商工会議所も含め、視察に行かれたのか、また、視察の時期についてもお尋ねいたします。
(以上、引用終わり)

 大野教育部長の答弁は次の通りです。(会議録速報版引用)
 1点目の武雄市図書館につきまして、視察についてのお尋ねでございます。これまでも竹内議員を含めまして、議員各位も武雄市図書館を初めとした各所の図書館を視察されておりますように、図書館建設は市にとって重要な事業でありますので、市においても、これまでに数多くの図書館の視察を行っており、その一つとして武雄市図書館の視察も行っています。
 その視察状況ですが、平成25年度は、6月26日に市長及び職員3名の計4名、平成26年1月29日に市長公室長以下3名の職員が視察に行っております。
 また、平成26年度におきましては、4月15日に市政戦略課長以下2名、5月16日に教育長及び教育部長の2名が視察に行っております。
(以上、引用終わり)

 山下市長は、早々と平成25年6月26日に武雄市図書館を視察していたのか・・・。この頃小牧市は市民にどのように説明していたのでしょうか?
 
 平成24年9月議会(9月12日)の一般質問で、澤田勝已議員(牧政会)に次の「やらせ質問」をいたしました。
 この図書館問題についてはかなりの時間をかけて議論がされ、平成20年9月に市議会文教委員会協議会で図書館の建設位置としては、多数意見として駅前のA街区が望ましいということになりました。さらに同月、教育委員会において建設位置を小牧駅前A街区とする議決がされました。
 その後は、ラピオの多くのテナント撤退の事態から、ラピオ前に新図書館建設の協議がなされましたが、ご存じのとおり、最終的にはラピオに商業店舗が誘致されました。したがって、空床がなくなった今、A街区への図書館建設を阻害する要因は何もなくなったと考えるのがごく普通の考えであります。
 私も市内のあちらこちらで多くの市民の方々から、図書館はどうなったのか、どこに建つのか、いつごろなのかとよく質問されることが多くなってまいりました。
 さきの6月議会においても、我が会派の玉井議員の図書館問題の質問に対して、教育長の答弁で、新図書館建設については、新小牧市立図書館建設基本計画においてあるべき姿、望ましい機能などについて十分検討され策定されており、建設基金も既に20億近くある。早期の新図書館建設に着手できることを願っているとの答弁があったところであります。
 市長も新図書館建設の必要性は十分認識されていると答弁されておられます。去る8月28日に開催された小牧駅周辺活性化委員会の折にも、市長のもと検討が開始されたとお聞きしたところでございます。
(以上、引用終わり)

 澤田議員の質問に対して山下市長は次のように答弁しました。(会議録引用)
 新図書館の建設位置につきましては、これまでの経緯を十分に承知をいたしているところでありますが、図書館の立地が周辺に与える影響なども幅広く考慮いたしますと、図書館だけではなく、まちづくりの観点も含めて慎重に検討を進めなければならないと考えているところであります。
 このA街区の整備につきましても、これまでにさまざまな検討がなされてきた経緯がありますけれども、A街区に導入する公共的な機能といたしましては、協働、交流、情報発信、あるいは生涯学習など、それぞれの拠点として整備の必要性を感じているところでありまして、現在図書館を含めましてA街区の全体像の検討を進めているところであります。
 A街区は、小牧駅前であり小牧市の中心市街地の顔となる場所でありますので、今後20年先、30年先まで市民の皆さんが親しみと誇りを感じられるような市のシンボルとなり得る施設を建設すべきであると考えており、十分に検討を行った後に方向性を示してまいりたいと考えております。
(以上、引用終わり)

 この答弁に基づいて、平成25年度予算案に、「A街区に図書館を含む複合施設整備基本構想策定委託等として927万円余の予算」が計上されました。
 しかし、市民のみえないところで、山下市長は武雄市図書館の視察に行っていたのです

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小牧市民を欺いた山下市長の行為、やらせ質問を受けた澤田議員に喝だ!

 平成21年3月に策定された「小牧市図書館建設基本計画」においては、その運営に関して「小牧市直営」と明記していました。
 運営を指定管理者に委託することについて、この「小牧市直営」が障害となるため、今年4月21日に臨時の図書館協議会を開催いたしました。(傍聴者は私1人だけ
 会議録が、やっと2日ほど前にアップされましたが、運営を指定管理者とすることに関して、唐松副会長、酒向委員、崎元委員の3名が「納得し難い」と、それぞれの委員が根拠に基づく発言をいたしましたが、事務局は吉村会長と事前打ち合わせの通り、直営から指定管理者による運営を協議会として承認することといたしました

 問題は、2日ほど前にアップされた会議録の内容です。
 事実と全く異なる会議録であるのです。A委員、B委員、C委員と表記された発言内容は、当日の上記3名の委員の発言を正確に表現していないのであります。(録音を再生すれば、正確な議事録でないことが直ぐ分ります)

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3ケ月近くも会議録アップを意図的に遅らせ、不正確な会議録を意図的にアップした事務局(安藤教育長・大野教育部長・舟橋教育部次長・山田図書館長・渥美図書係長・紀藤主査)に喝だ!
 宮仕えとはいえ、教育長以下の職員は、長年蓄積してきた図書館運営に関するノウハウを放棄することに対して何の抵抗もないのか・・・。私からみれば「自己保身」のための行動としか思えない。
 小牧市民の為ではなく、自分自身のために・・・。
 
 本年5月27日に開催された小牧市議会の「小牧駅周辺活性化委員会」のおいて、5月1付けで教育委員会に設置された「新図書館建設推進室」の鵜飼室長(市政戦略課長)は、伊藤宏行議員(小牧市民連合)の「時代のニーズにあった図書館整備とは」との質問に対して、「時代のニーズがどういうものか現時点では把握していない。指定管理者と相談しながら決めていく」、「指定管理者は時代のニーズを把握しているハズだ」(要旨)と答弁しました。

 また、澤田澤田勝已議員(牧政会)の「建設予算はどの程度か」、「公共事業の不調が続く中、建設費が大幅に上がるのではないか」の質問に対しては、「現時点では、建設費用は分からない」(要旨)との答弁をいたしました。

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時代のニーズも建設費も把握しないで、指定管理者による図書館運営の方向性を決めた山下市長の市政運営に喝だ!

 指定管理者の選定は、近々プロポーザル方式により決定いたします。しかし、プロポーザル方式とは名ばかりで、これまでの経緯を踏まえれば、CCCを指定管理者に選定することは動かしがたい事実です。

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結果の分かった出来レースであるにもかかわらず、「このように公平公正な手続きで指定管理者を選定しました」と、正当化する行政得意なやり方に喝だ!

 遅くなりましたが、最後に「あっぱれ」です。
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 マニフェスト記載内容に違反し、さらに市民を欺いたことを気にすることもなく、来年2月の市長選挙のためには何でもやる、山下市長の政治家としての政治的手腕に、あっぱれ!

この記事は2014年07月08日に「こまき無答塾」に書かれた記事「私の人生(その30)」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



(昨日の続き)


※. アーカイブ者:この部分はプライベートな内容だったため、こちらには掲載しませんでした。


「こまき無答塾」の開講、ブログの開設
 小牧市政に参画するにつて、私は「地方自治は市民(住民)が参画することが大前提の仕組みだ・・・」と思うようになりました。
 国民は、1度選んだ国会議員を辞めさせたり、国会を解散させることはできませんが、地方自治においては直接請求権を行使することにより、首長や議員を解任したり、議会を解散させることが出来るということです。
 しかしながら現実は、選挙に行っても、後はお任せという状況でした。私は「市民がそれぞれの立場(それぞれの考え)で小牧市政に参画することが必要だ」と判断し、平成23年2月に「こまき無答塾」を立ち上げました。
 新聞折り込みのチラシを作り、桃花台を中心として中日新聞・朝日新聞を利用してチラシで告知いたしました。
※10万ほどの費用がかかりましたので、「私バカよね・・・」かもしれませんね。

 初回には、川島議員・伊藤議員・西尾議員・玉井議員、桃花台の区長さん達を含め30数名の市民の方に参加していただきました。
 しかし、「これだけ集まれば、1つの大きな力になる・・・」という発言もあり、私が目指した方向とのズレも感じました。
 確かに行政は、1人より大勢の力を使った方が動くでしょうが、私の基本的な考えは、「それぞれの立場でこまき市政に参画することが重要だ」でした。 

 また、「こまき無答塾」の開講について、1部の参加者(特に玉井議員を支持する方)から、「西尾議員を擁護するためだ・・・」との、思ってもいなかった批判があり、こまき無答塾を継続することに限界を感じ始めました。
 6月まで3回開講し、成田議員・澤田議員・市議になる前の佐藤議員にも参加いただいたのですが・・・。

 そうした状況を踏まえ、私は東部市民センターでの開講を取りやめ、「こまき無答塾ブログ」を開設し、小牧市政に関する情報を発信することにいたしました。丁度3年前のことでした。
 それ以降、ほぼ毎日、長文のブログを書き続けていますが、結果的に、山下市長批判、小牧市議会(議員)批判のブログ内容になっていますが、それは結果であって、最初から批判するためのブログを開設したものでは勿論ありません。

 また、議会改革が先行している犬山市議会の山田議員・ビアンキ議員・久世議員・柴山議員・久世議員・鈴木議員、前岩倉市議の大野氏とも親しくしていただけるようになりました。

(次回は、愛知県がんセンター中央病院入院から現在までの4です。いよいよ最終回です。) 

この記事は2013年12月29日に「こまき無答塾」に書かれた記事「「市長も議会も小牧市は最悪の状態だ!」等と述べた理由(その4)」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



(昨日の続き)

 小牧市議会では、平成27年の9月末(又は10月初)に施行される市議会選挙から議員定数が3名減の25名になります
 また、議員報酬は平成23年8月から1割減額されておりましたが、平成26年4月から1割減額処置が廃止され元の金額に戻ります

 「市長も議会も小牧市は最悪の状態だ!」等と述べた理由(その4)は、議員定数・報酬に関連に係る過去3年間の動きを報告して最終回といたします。

★平成22年12月:山下史守朗県議が市長選挙に立候補表明
 平成23年2月6日に施行される市長選挙に県議を2期近く勤めた山下史守朗県議が立候補することを表明しました。
 立候補にあたり、それまで中野市長を支持していた会派(新政クラブ)の山下智也(2期)・鈴木英治・小島倫明・澤田勝已・成田隆三・玉井宰・船橋厚(以上1期)の7名の議員は山下史守朗候補を支持することになりました。

★平成23年1月:山下史守朗マニフェスト発表
 平成23年1月に発表された山下史守朗マニフェストには、「議員定数3分の2への大幅削減」という大きな文字が書かれました。
※1月末に坂本泰之議員が病気のため市議を辞職しました。(欠員1)

★平成23年2月:山下史守朗候補が当選
 平成23年2月6日に施行された市長選挙で、5選を目指した中野直輝候補を破り当選し、2月26日に小牧市長に就任しました。

★平成23年2月:牧政会の誕生
 市長選挙で山下史守候補を支持した7名の議員は、選挙後に新政クラブを離脱し新会派牧政会を結成しました。(新政クラブの船橋秀和議員は無会派となりました)
※新政クラブ8名・牧政会7名・市民フォーラム3名・共産党市議団3名・公明党市議団3名・無所属3名

★平成23年2月:議会改革検討委員会の設置
 議会に非公開の会議である議会改革検討委員会が設置され2月22日~6月16日までの間に8回の委員会が開催されました。(会議録の開示請求により判明)
 
★平成23年3月:2議員の辞職
 4月に施行される県議選に立候補するために、山下智也(牧政会)・小林一(新政クラブ)の2議員が市議を辞職しました。(欠員3)
※新政クラブ7名・牧政会6名・市民フォーラム3名・共産党市議団3名・公明党市議団3名・無所属3名

★平成23年4月:議会への要請書を提出
 平成23年4月12日付で山下史守朗市長は議長(当時:稲山善彦議長)に、「平成23年度の小牧市議会議員一般選挙から現行議員定数を3分の2へ削減すること」等、8項目におよぶ「議会改革について」という表題の要請文を提出しました。
 議会は反発し、議長名の「申し入れ書」を山下史守朗市長に提出しました。

★牧政会の1回目の抜け駆け行為
 平成23年5月25日に開催された議会改革検討委員会では、議員定数等について意見集約が出来ないため、拙速に結論を出すのではなく、6月に特別委員会の議会改革委員会(公開)を設置して検討するとの申し合わせがされましたが、牧政会はそれを破って6月議会に「定数3名減」議案を提出する動きをしました。

★平成23年6月:玉井議員(牧政会)の謝罪
 6月15日・16日の議会改革検討委員会で玉井議員(牧政会)は、抜け駆け行為について追及され謝罪しました。

★平成23年6月:議会改革委員会の設置
 議会改革検討委員会に代わって、議会に公式の会議である議会改革委員会が設置されました。(委員長は橋本哲也議員・公明党小牧市議団)
 委員会では、議員定数・報酬について意見集約ができなかったため、秋の改選後に検討を持ちこすことも検討されましたが、牧政会が2回目の抜け駆け行為を行い、7月に臨時議会を開催し「定数3名減」議案を提出する動きをしたため、新政クラブ等は「定数2名減」議案を、さらに両議案が否決される見通しであったため「報酬1割減」議案も提出されることになりました。

★平成23年7月:ドタバタ臨時議会の開催
 平成23年7月26日に臨時議会が開催され、「定数3名減」及び「議員定数2名減」議案は否決され、「報酬1割減」が可決されました。
 この結果、平成23年8月分から議員報酬は条例で定めた金額の1割減となりました。

★平成23年9月:市議選立候補者との密約
 10月の市議改選に際し、「市長の推薦が欲しければ、議員定数大幅削減等の方針を支持しろ」等の趣旨を記載した誓約書を市議立候補者に求めました。

★平成24年3月:報酬等審議会の答申
 平成24年3月28日に特別職報酬等審議会は「現行の条例に定めた額でよい」との答申を出しましたが、1年9ケ月間答申は無視されたまま放置されました。

★平成25年3月:議員定数等検討委員会
 議会に議長の諮問機関として議員定数等検討委員会(会議は公開)が設置され、3月26日から8月21日まで6回の委員会が開催されました。

★平成25年9月:議員定数等検討委員会の答申
 平成25年9月20日に議員定数等検討委員会の玉井委員長から川島議長(当時)に答申書が提出されました。
 しかし、議員定数・報酬について論点整理も意見集約も出来ず、各会派の意見を列記する答申書の内容となりました。
 勿論、今後の小牧市議会における議員定数・報酬を改正する場合のルール(方針)も決めることは出来ませんでした。

★平成25年12月:牧政会・小牧市民連合が2議案提出
 平成25年12月25日:12月議会に牧政会・小牧市民連合が一体となって「議員定数3名減」議案、「報酬を1割減としていた特例条例を廃止する」議案が上程され、両議案とも牧政会・小牧市民連合19名の議員の賛成により可決されました。
 2年5ケ月前のドタバタ臨時議会で「定数3名減」議案に反対した、水谷勉・河内伸一(現:牧政会、元新政クラブ)の2名の議員は、今度は「定数3名減」議案に賛成いたしました。
 人間て、カメレオンみたいで面白いですね・・・。

★同じ阿呆なら踊らな損々・・・
 4日間にわたり「市長も議会も小牧市は最悪の状態だ!」というタイトルの記事を書いてきました。
 12月25日の小牧市議会最終日を傍聴して、「えらいやっちゃ、えらいやっちゃ、ヨイヨイヨイヨイ、踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らな損々…」という阿波踊りの唄が頭をよぎりました。

 マニフェストに「議員定数3分の2への大幅削減」と書く阿呆・・・、その阿呆に操られて一緒に踊っている阿呆・・・、その阿呆たちの様子を目の当たりにして、小牧市政の将来に不安を感じ、「えらいやっちゃ、えらいやっちゃ、ヨイヨイヨイヨイ」と、連日長文のブログを書いている阿呆・・・。
 同じ阿呆なら、私はブログを書く阿呆の方がいいですね。

★読者の皆様へ
 読者の皆様には「こまき無答塾」を訪問いただき心よりお礼申し上げます。ブログは暫くの間「正月バージョン」に入り、日記や管理者の思いを記述いたします。
 昨日まで12月の28日間に、「こまき無答塾」を訪問いただいた訪問者数は延べ10775人、アクセス数は延べ23,668でした。
 平均すると、1日当たりの訪問者は385人、1日当たりのアクセス数は845で、昨年12月に比べ、訪問者数は1.98倍、アクセス数は1.53倍となりました。
 来年も、気力・体力の続く限り、本会議・委員会・審議会等の傍聴、会議録の確認、予算書・決算書の点検、「市民の声」・「市議会への声」回答等の客観的事実をベースにしたブログを書いて参りたいと思います。
 従来通り訪問いただくとともに、小牧市政に関心のある方、これからこまき市政に参画しようと思われている方々に、「こまき無答塾」への訪問を薦めていただきますよう心からお願いいたします。

 さあ、昨日・今日で買い出しをほぼ済ませましたので、今夜からは「おせち調理」作りモードに切り替えます。
 1年間、本当にありがとうございました。良いお年をお迎えください。

(PS)
 12月25日の本議会では、両議案の提案説明⇒議案に対する質疑⇒反対討論・賛成討論⇒採決に1時間余りを要しました。
 この間、理事者席に坐った部長・次長は、顔を上げないで視線をテーブルに向けていました。
 この様子を見て私は、議事者席の幹部職員は「阿呆らしい議会をやっているな!」、「こうしたレベルの低い議員達であれば、どうにでも対応出来るよ!」と思われていたかも知れませんね。

 そして、阿呆らしい議会をただ一人傍聴している私のことについて、「見る阿呆」とも思われていた科も知れませんね。

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