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この記事は2017年01月31日に「こまき無答塾」に書かれた記事「「こまき市議会だより(NO.176)」に対する違和感」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



自治会を通じて、「こまき市議会だより(NO.176)」2月1日号及び「広報こまき(NO.1280)]2月1日号が配布されました。
※市のホームページには、まだアップされていませんが、明日(2月1日)は軽視されると思います。

「こまき市議会だより(NO.176)」2月1日号に対する違和感(その1.)
◎表紙
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 ご覧いただいた通り、表紙には、食肉用に飼育されている名古屋コーチンの写真を掲載し、「小牧発祥名古屋コーチン(1月7日撮影)」と書かれています。

 この写真は、「こまき市議会だより」編集議員が撮影したものですが、春日井市の「稲垣養鶏場」の写真です。

 桃花台に住む私の自宅から車で5~6分で行ける「河瀬養鶏場」では、食肉用ではなく、「名古屋コーチンの卵」を生産していますが、3年余り前から、「千寿卵」という卵を2キロ単位で購入し(2キロ1000円)ていますので、時々、おまけで名古屋コーチンの卵をいただいています。
 卵の味に敏感な家内は、名古屋コーチンの卵かけごはんを食べ、何時も「うーん、美味しい~」と言っています。

 河瀬社長のお話によれば、「千寿卵も名古屋コーチンも、河瀬養鶏独自の同じエサで飼育しているが、名古屋コーチンは卵を産む回数が極端に少なく、どうしても割高になる(1個70円)」とのことであります。


 名古屋コーチンが小牧発祥のであることは事実ですが、市議会だよりの表紙に、春日井市の稲垣養鶏場で撮った写真を掲載することは、市民をごまかすことである、私は許すことはできません。「表紙偽造」ということです。
※私が名古屋コーチンの肉を食べたのは、もう15年余り前のことですが、グループ企業の役員懇親会で、名古屋の栄にある料理店で、刺身や鍋を食べたのが唯一の機会でした。

 そして、もう10年ほど前のことですが、春日井市の「稲垣養鶏」の売店で、「名古屋コーチンの肉」を購入し、東京に住む恩人に発送いただいたのが1度だけあります
 
 小牧市内では、「かな和」という料理屋さんで、名古屋コーチンのすき焼き(名古屋弁では、スキ焼のことをヒキズリと言います)が食べられるそうですが、1度も行ったこともありませんし、行こうと思ったこともありません。

 私は、料理大好き爺さんでありますので、多くの食品スーパーに行きますが、「名古屋コーチンブランドの鶏肉」を販売している店は1軒もありません

 したがって、小牧市民の方々の中で、名古屋コーチンの肉を食べたことがある方は、それほど多くないと判断しています。
 まさに、「空飛ぶ名古屋コーチン」と言える状態ですね。こうした状況であるにもかかわらず、「ふるさと納税の返礼品として、大々的に名古屋コーチンの肉」をPRすることに、強い違和感を抱いています。


「こまき市議会だより(NO.176)」2月1日号に対する違和感(その2.)
◎裏表紙
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 ご覧いただくように、裏表紙上段には、2月9日に開催される「議員研修会」、下段には、4月19日及び22日に開催される「議会報告会と市民の意見を聴く会」の案内が掲載されています。

 1月10日に開催された議会改革委員会(委員長:稲垣衿子議員)を傍聴いたしましたが、議員研修会を市民にも参加させるかどうか、議員から賛否両意見がありました。
 最終的には、2月3日より10名を限度として市民にも参加させるということになりました。但し、市民は講師に対して質問をすることができません。


 当初、私は、2月3日に議会事務局へ電話し、参加する予定で降りましたが、止めました。その理由は、テーマが「大規模自然災害発生時の議会の役割」であるからです。
 市民に対して平気で嘘を続け税金の無遣いを繰り返す山下市長の独善を許しているのは、だらしない・レベルの低い小牧市議会・小牧市議会議員が、二元代表制度下における、地方議会・地方議員の役割を全く発揮していないことに起因しています

 こうした中で、議員研修会のテーマが、「二元代表制度下における地方議会・地方議員の役割」であれば、喜んで参加いたしますが・・・。

 同日付で発行された「広報こまき」には、「特集もし災害が起こったら・・・ そのとき、小牧市民病院は?」が、8~10ページに掲載されています。
 小牧市議会においては、(各派)代表者会議議会運営委員会全員協議会公開されておりませんので、市民お見えないところで、どのような取引が行われているか分かりませんが、「偶然に」ということはあり得ないでしょうね・・・。

 さらに、「議会報告会と市民の意見を聴く会」(当初、市民の意見を聞く会でしたが、わざわざ「聴く会」に改称したのです…)

 今回は、テーマを?災害・その他 ?医療・介護・高齢者福祉 ?教育・子育て の3つに分け、それぞれのブースで市民が意見を述べますが、「言いパなしの会、聞きっぱなしの会」になってしまいます。
 事実、昨年の「こまき市議会だより(NO.174)」8月1日号を読めば、「言いパなしの会、聞きっぱなしの会」であることを確認することができます。

 本来、地方議会は、議会内で検討しているテーマについて、公聴会を開催し、意識ある市民の意見を聞き、地方議会としての考えを固めていくべきですが・・・。
 という訳で、4月に開催される「議会報告会と市民の意見を聴く会」にも参加する気持ちはありません。

この記事は2016年07月29日に「こまき無答塾」に書かれた記事「最近の想いを2つ」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針


★想い:その1
 その日の朝、私は、リビングのパソコンに向かっていましたが、テレビのNHKニュース速報で「19名が殺害された模様・・・」との音声が耳に入りました。
 テレビを視ていた家内に、「世界で起きた事件、日本のこと・・・」と尋ね、相模原市の障碍者施設「津久井やまゆり園」で起きた事件と知り驚きました。


 現在、小牧市では新図書館建設審議会が開催されており、その建設場所の1つの候補であるラピオビルを管理運営する小牧都市開発??が、6月30日付で小牧市に「報告及び要請」と称する文面が提出されたことが明らかになりました。
 その文面では、小牧都市開発?鰍ヘ、今後のラピオビルの施設コンセプトを、「こども・子育て」とするものでした。
 私は、あの速水社長小牧商工会議所専務理事)が、「報告及び要請」と称する文面に書かれた内容を、小牧市に提出したことに疑念を抱き、7月27日に、次の「行政文書開示請求書」を提出いたしました。
 私の疑念とは、「あの速水社長が、このような文面を出すがハズがない」という想いと、「あの速水社長までが、商工会議所が行うプレミアム商品券発行事業に対し、毎年1億円以上の助成金を受けていることを意識して、山下市長の政策に擦り寄ったのか」という想いが、交錯する中での疑念でありました。


提出した行政文書開示請求書
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 山下市長は、平成21年度から30年度を計画期間とする第6次小牧市総合計画の中間点における基本計画の見直しにあたり、大勢の市民・大勢の職員が努力して作成した第6次小牧市総合計画を、実質的にぶち壊し市政戦略編の都市ヴィジョン1として「子ども遊・チャレンジNo.1都市」を掲げ、その戦略として「こどもの夢を育み、夢への挑戦をみんなで応援するプログラムの展開」といたしました。

 こども夢育み事業の一環として、小牧市はJFA(公益財団法人日本サッカー協会)との契約に基づき、「夢の教室」を実施しています。
※ホームページによれば、夢教室とは、「役のJリーグやなでしこリーグ、Fリーグ、JFLの選手、そのOB/OGなどのサッカー関係者及び他の競技種目の現役選手、そのOB/OG等が、「夢先生」として、自らの体験をもとに「夢を持つこと、その夢に向かって努力することの大切さ」、「仲間と協力することの大切さ」などを講義と実技を通じて子どもたちに伝えるとのことであります


 私は、子供の夢がどのようにして育まれ、どのようにして子供の夢が破れるのか等に関する知識は全くありませんが、自分自身の経験から、「夢教室って、何か、チャラいことをやっているなあ・・・」「基本的に、こどもの夢は、子供自身が抱くもので、大人が上から目線で抱かせるものではないのに・・・」との想いがあります。

 また、こども夢育み事業の一環として、小牧市においては、今年の6月議会において、「小牧市地域こども子育て条例案」が提出され、その原案に対する修正案も提出されましたが、賛成少数で否決され、賛成多数で原案通り可決されました。
※修正案といっても、条例そのものを修正すべきというものではなく、第2章「こどもの務め」を削除する、第3章「保護者等の責務」を「保護者等の役割」に修正し、「保護者の責務」を「保護者の役割」に、「地域住民の責務」を「地域住民の役割」に、「事業者の責務」を「事業者の役割」に、「学校等の責務」を「学校等の役割」に、「市の責務」を「市の役割」に修正するというものでした。

 私は、「修正案の方が可決された方が良い」と、傍聴席で判断していましたが、現状の小牧市議会では、議論を深めることもなく、山下市長が提出した原案通り、賛成多数で可決されました。

 
 そうした種々の「こども・子育て」に関する想いの中で、「津久井やまゆり園」の事件が発生したのですが、お昼ごろには、容疑者の名前や、容疑者が教師を目指していたことが報道されました。

 私は、お昼過ぎに家内に「容疑者の親は教師だろうね・・・」とつぶやいたところ、家内から「お父さん、そんな決めつけては駄目よ・・・」と言われました。
 しかし、夜になって、容疑者の父親が教員であったことが報道されました。その報道に私は、「やっぱり、親は教師であったか・・・」と、心の中でつぶやきました。


 勿論、教師の中でも極々一部の事例でしょうが、私は、特に、校長等の管理者を経験した教師は、自分の子供に、「お前も、お父さんの歩んできた道を進め」と、レールを敷いてしまうケースがあるようです。
 子ども自身の夢に耳を傾けないで(子供の夢について話を聴いてやらないで)、親が子どもの人生のレールを敷いてしまう事例があるようです。
 親がレールを敷いた場合、そのレールに乗っかれない子供達親に自分の意見を言えない生真面目な子供達は、徐々に親に反発し、親と口をきかなくなったり、自分の世界に閉じこもったりしてしまうと思います
 そうした視点で今回の事件を見つめると、容疑者の犯行は絶対に許されませんが、「容疑者も被害者の一人かもしれない・・・、かわいそうに・・・」との想いが、心の中のどこかにあります。


 私ごとですが、薬剤師の父親は、まちの小さな薬局を自営していましたが、5人の子供を大学まで通わせるために、母親と一緒に年中無休状態で働き、自分の娯楽など一切捨てて、5人の子供を育てることに愛情を注いでくれました。
 そして「お前も薬学部へ行け」というようなことを一度も言ったことはありませんでした。そして、子供の頃から毎日のよに交わした両親との会話から得た経験をベースに、私は自分の判断で薬学部に入学し、自分の判断で武田薬品に就職し、自分の判断で家内と結婚し、自分の判断で15年余り務めた武田薬品を退職し、自分の判断で2つの会社で働き、私の人生は私自身が決め歩んでまいりまいた。
 
 子どもに対しても、「こういう大学を目指せ」、「こういう会社に就職しろ」、「こういう人と結婚しろ」とは一度も言ったことはありません。
 こどもに対する愛情をもって、「自分の人生は自分で切り開いてほしい」見守ってきただけであります。


★想い:その2
 都知事選挙の投票日が近づいてきました。テレビのワイドショー番組では連日、主要3候補の言動を中心に報道しています。
 その中で、先ず1つ気になるのは、鳥越俊太郎氏の立候補について、「究極の後出しジャンケン」だと報道している点です。
 そういうワイドショー番組を視聴する私が悪いのかもしれませんが、そのような時、「何が究極の後出しジャンケンだ! お前たちこそ究極の取材不足ではないか!」との想いで腹立しくテレビ画面をにらみつけています。

 次に、地方自治の二元代表制における、首長・議会(議員)・市民の役割や、投票することの重要性を取り上げるのではなく、視聴者が興味を抱きそうな内容の報道を繰り返し、タレントに専門外のコメントを言わせることで番組を構成していることについては、「テレビがますます、自分で考えない馬鹿な国民を育てようとしているなあ・・・」との想いがあります。

 ふるさと納税制度が、受益者負担に反する制度であることえを一切取り上げることなく、寄付の見返りとして提供される特産品ばかり報道しているのと同じです。

 そうか、テレビ(特にワイドショー番組)は、「ポケモンgo」ならぬ、「バカモンgo」のアプリか・・・


(お断り)
 本日のブログのカテゴリーは「管理者の想い」でありますので、コメントを受け付けておりませんので、ご了解ください。

この記事は2015年02月14日に「こまき無答塾」に書かれた記事「山田拓郎犬山市長の「ふるさと納税」に関する基本的考え」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



今日は「山下市政1期の総括」は一休みです。

 犬山市長の山田拓郎さんが2月6日のフェイスブックに「朝6時30分から経営者モーニングセミナーの講師をさせていただきました。ふるさと納税の話をさせていただきました。話すことは自分自身の気づきや学びになる。このような機会をいただいてありがたいね」と投稿されました。

 私は、ふるさと納税制度に種々の点で興味がありましたので、ちょっとタイミングが遅れましたが、2月11日に、「ふるさと納税については、当初の趣旨とズレている部分があるように思います(特に、受益者負担の原則に反していること、特産品目当てになっていること等)。機会があれば、ふるさと納税制度に関する山田市長の基本的な考えをお聞かせください。急ぎませんので、機会があればで結構です・・・、ふるさと納税と地域活性化の関連も含めて・・・。」とコメントをいれました。

 何と、コメントを入れて数時間後に山田市長から次の長文のコメントをいただきました。
(山田市長のコメント)
 ズレていますね。お土産の提供合戦になり、消耗戦となりつつありますね。特産品の販売で、たしかに地元の産業振興にもなりますので、これを否定するものではありませんが、寄付の大半をお土産として大盤振る舞いしている自治体もあるようですね。

 しかし、このような状況が良い悪いは別に、来年度から国は、限度額を2倍に拡張する方針です。これまで犬山市は特に何もしてこなかったですが、国の動きを踏まえると、良い悪いは別として、貴重な財源が失われることにもなりかねません。
 ご承知のように、この制度のもとでは、犬山市以外の自治体に在住する人が、犬山市へご寄付をいただいた金額と、犬山在住の人が、犬山市以外の自治体に寄付したことに伴う市民税控除額の差が、マイナスになれば、税収が減ることになります。

現状は、25年度のデータで、犬山市以外からのふるさと納税の寄付額が30万円であったのに対し、犬山市在住の人が市外自治体へ寄付したことに伴う市民税控除額が100万円となっており、マイナス70万円です。この状況を変えたいと思います。

 犬山市としては、多くの人からご寄付をいただけるよう、いろいろな選択肢を用意すべきです。まず、他の自治体の様に、特典として特産品で釣る方法があります。具体例は差し控えます。

 もう一方で、犬山市が進める政策に対して共感を誘い、その事業にご寄付をいただく方法です。ご寄付をいただいた人への特典として、その事業の進捗に合わせて、犬山へお出かけいただく際の、交通費や宿泊費の一部を還付するなどの方法です。例えば、現在進めている東之宮古墳の整備事業だとか、犬山祭りの車山の保存管理事業だとか、鵜飼事業だとか、夢とロマンにご寄付をいただくやり方もあります。これは犬山ならではの展開で、他の自治体にはできないことです。他との差別化を図りながら、制度の趣旨に沿った形で、王道を行くやり方で、犬山らしい夢とロマンで勝負することも、面白いのではないかと考えます。

私としては、特典合戦の消耗戦の土俵で勝負するだけでなく、夢とロマンの土俵で犬山らしい勝負をすることも検討するよう、すでに指示しています。27年度中に具体的にアクションを起こします。
(以上)

 私は平成24年12月10日に「山田拓郎犬山市議会議長は、やっぱり凄い!!」というタイトルの記事を書きましたが、短時間で要点をまとめて返信いただく山田拓郎犬山市長は、やっぱり凄い!!ですね

 私は昭和18年6月に名古屋市で生まれました。実は、父親が名古屋の中心部で薬局を自営していましたので、赤ん坊の時に空襲にあい、母親と姉と兄と一緒に犬山に終戦まで疎開いたしました。
 そのまま名古屋にいたら死んでいたかもしれませんので、犬山は私の命を守ってくれたふるさとということになります。
 山田市長の基本的考えを聞かせていただき、犬山市にふるさと納税したくなりました。

(参考)
 NHKを含め、特産品だけにスポットを当てた放送をしているテレビに腹立たしく思っていますが、その中にあって、昨年8月27日の中日新聞社説に共感いたしました。
※中日新聞社説については、昨年12月21日の「ふるさと納税制度の拡充について」でも取上げています。
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この記事は2015年01月23日に「こまき無答塾」に書かれた記事「税金を使った選挙対策ではないか!」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



市長選挙が近くなり、山下・上禰両陣営の資料がポスティングされていますが、1月19日に「これは何だろう・・・」と思うものが私の家にポスティングされました。
1月19日にポスティングされたもの
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 1月15日付けの中日新聞15.16面、21・22面でした。私は中日新聞を定期購読しておりませんので、何かよく分からず、東部市民センターの図書室へ行って数日前の中日新聞を調べたら、1月17日の中日新聞朝刊に小牧市が市制60周年に関する記事を出していたことが分かりました。(15面全面広告)

 しかし、小牧市政60周年の下には『60年の歩み 未来へつなぐ夢! 私たちの小牧“夢・チャレンジ始まりの地”』という大きな活字がありました。

 多分、私が中日新聞を定期購読していないことを知っている人が、何らかの意図でポスティングされたものと思われます。
 それは、山下市長の挨拶文にわざわざ波線と赤いマーカーが付けてあったことから推測できました
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 波線と赤いマーカーは、ご覧いただいたように、「先人が郷土の未来に夢を描き、たゆまぬ挑戦を続けてきた小牧市発展の60年を振り返るとともに」と、「先人の“夢・チャレンジ”の精神を引き継いで、次代を担うこどもの“夢・チャレンジ”を市民みんなが応援し」の2ケ所に付けてありました。

 これらの記事を見ていて、「山下陣営が過日ポスティングした資料と内容がそっくりだ!」と直ぐに気付きました。
「山下しずおと小牧を創る市民の会」の資料(A4サイズ8ページの資料)
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 資料の1ページには、「こどもが夢を育み・・・」、「“夢・チャレンジ始まりの地小牧”」、「こども夢・チャレンジNO1都市」などの文字が並んでいます。

 小牧市が「市制60周年」に関する記事を中日新聞に掲載するのに税金をいくら使ったのかは把握していませんが、私は内容からみて「市制60周年の告知に名を借りた山下市長の選挙対策ではないのか!」と判断いたしました。
 あきれ果てることを次から次へやる市長ですね・・・。

 そして、さらに「情けないなあ・・・」と思ったのは、山下市長の挨拶文の下に書かれた「主な市政60周年記念イベント」欄の内容です。
 60周年記念イベントのほとんは、毎年開催しているイベントに冠を付けるだけのものなのです。
 「現在の小牧市は、いや山下市長は、この程度のことしか考えられないのか・・・」と、一市民として恥ずかしくもなりました。
 10年前の市制50周年の時には、市民に対して、50周年にあたっての論文(作文)募集がありました。
 私は、それに応募したことがキッカケで、小牧市政に感心を持つようになったのですが・・・。

(過去の記事に関する問い合わせ)
 1年以上前ですが、2013年11月15日に「やはり、名古屋コーチンの卵は小牧市で生産されていませんでした」というタイトルの記事を書きましたが、その記事の内容に関して、1月22日に読者の方から次の問い合わせがありました。
 「?クレスト(くりの木ランチ)が記念品として使用する名古屋コーチンの卵は、自社で生産したものでも、小牧市内で生産したものでもありませんので、他の企業の記念品として扱う名古屋コーチン肉も卵も小牧市産でないことを確認出来ました」という記事の内容について。
(問い合わせ1)
 「クレストの製品に使用されてる名古屋コーチンの卵が小牧市外で生産されたものなので、他の企業のもそう(小牧市外産の名古屋コーチンの卵を使用)だろう」とも読めますし、「クレストの製品も小牧市外の名古屋コーチンの卵を使用していたが、"他の企業も調べたら"小牧市外産の名古屋コーチンの卵を使用していた」とも読めるのですが、どちらなのでしょうか。
(回答)
 この記事を書いた時点では、他の企業の記念品について1つ1つ調べた訳ではありませんので、前者の「クレストの製品に使用されてる名古屋コーチンの卵が小牧市外で生産されたものなので、他の企業のもそう(小牧市外産の名古屋コーチンの卵を使用)だろう」といういうことで書きました。

(問い合わせ2)
 気になったので自分なりに調べてみたのですが、小牧市内にも3つの農場で、現在名古屋コーチンの飼育をしているそうです。名前は「稲垣種鶏場」(記事にもある春日井の養鶏場の方が小牧市上末で行っている養鶏場)、「山田養鶏」(小牧市藤島町にある養鶏場)、「河瀬養鶏」(小牧市大草にある養鶏場)(※いずれも社団法人「名古屋コーチン協会」に確認)。
 なので、ひょっとしたらこれらの養鶏場で生産された卵(や肉)が使われた商品もあるのではないか?と思ったのですが。
(回答)
 この記事を書いた2日後の2013年11月17日に開催された「2013 いきいきこまき」(会場:小牧市民会館・公民館)で、小牧市で生産した名古屋コーチンの卵を販売しているテントがあるのに気付きました。
 小牧市大草5717にある、こだわりの卵「仙寿卵」を生産されている?河瀬養鶏さんのテントでした。
 河瀬さんにお聞きしたら、「今年から名古屋コーチンの卵の生産を始めた。小牧市では河瀬養鶏1社だけだ」、「河瀬養鶏で生産した名古屋コーチンの卵は、ふるさと納税の各社の記念品には使われていない」との話を聞きました。(河瀬養鶏は卵のみです)

 稲垣種鶏場が小牧市に名古屋コーチンの養鶏場を作ったのは、2014年ですが、稲垣養鶏場が生産するのは肉のみで卵は生産していません。(未確認ですが、小牧である程度まで育てた名古屋コーチンを春日井へ持って行き、そこで育てたもの処理して肉にするという話です)
 山田養鶏は、卵の生産か肉の生産か知りません。

 なお、2013年11月17日の河瀬養鶏さんにであって以降、私は月に1回以上のペースで河瀬養鶏さんに卵を買いに行っています。
 なお、河瀬養鶏で生産した名古屋コーチンの卵は、昨年8月頃から、ふるさと納税の記念品(卵食べ比べセット)として使用されています。(以上)

この記事は2013年10月29日に「こまき無答塾」に書かれた記事「名古屋コーチンは小牧市の特産品ではない!」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



本日予定していました「総合計画の市長戦略編を点検する(その5)」は、明日記述することにいたしまして、本日のブログは、急遽「名古屋コーチンは小牧市の特産品ではない!」に変更いたしました。

 報道でご承知の通り、阪急阪神ホテルズの出崎弘社長が昨夜記者会見をし、11月1日付で社長を辞任すると発表しました。

 実は、先週の金曜日の朝(10月25日午前9時)、私は下記の「市民の声」を小牧市に提出いたしました。自動返信メールの原文を次に引用いたします。
【タイトル】
こまき応援寄付金推進事業に関して
【内容】
 9月議会で補正予算が可決され、ホームページにも「こまきふるさと寄付金が、こまき応援寄付金に生まれ変わります」との記事が掲載されました。
 今後の事業の開始にあたって、少し、いや、大いに気になる事柄がありますので意見として申し上げます。
 議会における、補正予算案に対する質疑において、「地元の特産品を寄附者に贈呈する・・・」とい説明がされました。
 現時点において、名古屋コーチンは「小牧市ゆかりの品」であるかも知れませんが、「小牧市の特産品」ではないと、私は認識しています。
 小牧市内において、名古屋コーチンの養鶏・生産が行われていないと判断しているからであります。
 このような状態で、全国に住む寄付者に、小牧の特産品として名古屋コーチンを贈呈すれば、いずれ、「産地偽装だ!」という事態に発展する可能性があります。

 名古屋コーチンを特産品として贈呈することについて、慎重な議論が必要と判断しておりますが、小牧市の責任ある考えをお聞かせ下さい。
 なお、「小牧の特産品」ではなく、「小牧のゆかりの品」というような、逃げ道は絶対に考えないで下さい。
(以上、引用終わり)

 当ブログでは、「こまき応援寄付金推進事業」を開始するに際し、寄付金見込み数600名のうち、山下市長が市外に住む小牧市職員400名に対して寄付を求めたことについては、「ふるさと納税制度の活用ではなく、悪用だ!」等の主旨のブログを書いて参りました。
 
 小牧市議会のレベルが低い為に、同事業を含む補正予算案は19対8で可決され実施されることが決まりましたが、もう1つの問題は、寄付金をした人に贈呈する予定の小牧市の特産品に係る問題です。
 議会の答弁では記念品を「名古屋コーチン」としていますが、名古屋コーチンは小牧市の特産品ではありません。
 現在の状態で、全国からの寄付者に対して、小牧市の特産品として名古屋コーチンを贈呈すれば、いずれ、「名古屋コーチンは小牧市の特産品ではない」、「産地偽装ではないか」という問題に発展することを心配して、「市民の声」を提出した次第です。

 名古屋コーチンと小牧市はどのような関係があるのでしょうか。10月21日(月)に朝日新聞社会面に「コーチン 卵も人気」という見出しの大きな記事が掲載されました。
●10月21日朝日新聞
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 記事の中の赤い線は私が付けた線ですが、名古屋コーチンと小牧市が関係するのはこの部分です。
 記事には小牧市と関係は記載されていませんが、小牧市のホームページには、「小牧発祥!名古屋コーチン」というタイトルで、「名古屋コーチンは、明治時代に元尾張藩士の海部壮平(兄)と海部正秀(弟)が小牧の池之内で誕生させました」との説明しています。
 したがって、名古屋コーチンは、「小牧発祥!」であり「小牧ゆかりの品」であることは間違いありません。
 しかし、名古屋コーチンは小牧市の特産品ではないのです。

 私は、「こまき応援寄付金推進事業」の贈答品が何になるか注視していますが、この際に、同事業が白紙撤回されることを期待しています。

(PS)
 私は、小牧市の桃花台に入居して27年度度になりますが、毎年、東京に住んでおられる恩人(仲人・元上司)に、「篠岡の桃」を送っています。
 その後、名古屋や安城に住む兄弟にも「篠岡の桃」を送るようにいたしました。「小牧の特産品」として・・・。

 また、名古屋コーチンについては、10年ほど前に、名古屋コーチンの生産で有名な春日井市にある「稲垣種鶏場から、東京の知人に名古屋コーチンの肉を送ったことがあります。
 勿論、「小牧の特産品ではなく、この地方のブランド鳥」として・・・。

 なお、稲垣種鶏場のホームページには、名古屋コーチンの養鶏について次のように書かれています。
(ホームページより)
 春日井市の果樹園地帯で、一坪あたり10-15羽(ブロイラーでは40-50羽)の薄飼い、飼育期間は140-160日(ブロイラーでは50-60日)とじっくりとのびのびと育てております。
また、こだわりということで、うま味成分のイノシン酸の多いメス鶏のみを、毎日フレッシュで販売いたしております。

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