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この記事は2016年04月14日に「こまき無答塾」に書かれた記事「第1回新小牧市立図書館建設審議会の、良かった点と反省すべき点」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



山下市長が主導した「名鉄小牧駅前の市有地(A街区)でのツタヤ図書館建設計画」に関する住民投票が昨年10月4日に実施され、その結果(賛成24,981 反対32,352)を受け、本年2月8日に開催された臨時議会において、「新小牧市立図書館建設審議会条例」が議決され、それに基づき、本日昨日午後1時から第1回新小牧市立図書館建設審議会が開催されました。
(注1)10名ほどの市議を含め32名が傍聴いたしました。
(注2)審議会の開催時間を、「本日午後1時から」と記述いたしましたが、投稿したのが14日の未明になりましたので、正確には「昨日午後1時から」であります。訂正が遅れすいません。
(注3)先ほど(14日午前9時過ぎ)に小牧市のホームページを閲覧したら、「第1回新小牧市立図書館建設審議会」という新規新規情報がアップされていましたのでそれぞれ確認してください。なお、「諮問書」は委員に途中で配布されましたが、傍聴者には配布されました。
 終了後に、「何故、諮問書を傍聴者に配布しないのか。だれがそのようなことを決めたのか」とクレームを言いました。
 また、参考資料(厚いファイル)は、終了後に返却しました。


 第1回の審議会を傍聴し、「良かった」と思う点と、「反省すべき」と思う点がありましたので、順次報告いたします。

★会次第
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◆2.安藤教育長の挨拶
 皆さま、既にご承知の通り、新図書館につきましては住民投票の結果を受け、ゼロベースに立ち戻って、本審議会はあらためて現図書館に代わる新図書館の建設方針について審議していただくために設置された機関でございます。
 私は、市民にとって図書館とは、市の拠点であるとともに交流の場であり、子どもたちににとっては創造の場であると考えております。
 これまで新図書館の建設につきましては、紆余曲折がございましたが、この審議会では、小牧市の中央図書館として、どういった機能を併せ持った新図書館が必要とされているのか、また、幼児から高齢者まで、さらには、将来の子どもたちも含めて様々な年代層の市民に末永く利用していただける図書館とするためには、どうすべきなのか、こういった幅広い視点に立って、あらためて本審議会において議論を深めていただければと考えております。
 今後、市民に愛される小牧市の新図書館を作っていくため、本審議会委員の皆様には専門的な立場から、あるいは市民の代表という立場から、忌憚のないご意見・ご提言を賜りますようお願いいたします。
(以上)

◆3.委員自己紹介
 次の新小牧市立図書館建設審議会委員名簿に基づき21名の審議会委員の方が自己紹介されました。
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◆4.会長・会長職務代理選出
 第1回の審議会でありますので、新小牧市立図書館建設審議会条例第5条第1項の規定「審議会に、会長を置き、委員互選によりこれを定める」に基づき、横山幸司委員(滋賀大学社会連携研究センター教授)の推薦により、内野安彦委員(常磐大学非常勤講師)が会長に就任することを了解いたしました。
 また、第5条第3項の規定「会長に事故があるときは、会長があらかじめ指名する委員がその職務を代理する」に基づき、内野会長が伊藤健次委員(名古屋経済大学名誉教授)を会長職務代理に指名されました。

★「良かった」と思う点(その1)
 読者の方はご存知と思いますが、内野安彦氏は、2月9日に小牧市中部公民館で開催された小牧市議会議員研修会の講師として、「これからの公共図書館づくりについて」という演題で講演をされた方です。

 私は、内野氏の講演を聴いて、その日のブログに「小牧市議会の議員研修会に参加して、心も頭もスッキリしました」というタイトルの記事を書きました。


 内野氏は、現在、4つの大学・短大で講師をされていますが、茨城県鹿嶋市役所に29年間勤務された(主として企画部門・総務部門を経て図書館長)、2007年に長野県塩尻市役所からの招聘に応じ、鹿嶋市役所を退職し、塩尻市役所に入庁されました。
 塩尻市役所では、新塩尻市立図書館の開館準備を指揮され(2010年7月開館)、2012年に塩尻市役所を退職されました。
 
 ご承知の通り、塩尻市図書館は、全国的に高い評価を受けている図書館であり、その内野氏が小牧市立図書館建設審議会の会長に就任されたことは、私にとって、とても嬉しいことであります。

  
◆5.諮問
 2月8日の臨時議会で議決された「新小牧市立図書館建設審議会条例」の第2条は次の通りです。
 (設置等)
第2条 小牧市教育委員会の諮問に応じ、新小牧市図書館の建設に関し必要な調査及び審議をするため、新小牧市立図書館建設審議会を置く。
2 審議会は、前項に定めるもののほか、市長の諮問に応じ、同項に定める事項に関連する市長の権限に属する事項について調査及び審議をすることができる。

 
 第2条に規定されている通り、審議会は、教育委員会および市長の諮問に応じて議論し答申するために設置されたものですが、安藤教育長、山下市長は、どのような諮問をしたのでしょうか・・・?

安藤教育長の審議会への諮問内容(要旨)
 諮問の前に補足説明をさせていただきます。「今回の諮問につきましては、新小牧市立図書館の建設方針」の一言であります、
 細かな事項について諮問させていただく方法も考えられますが、先ほどの挨拶の中でも話をさせていただきました通り、幅広い視点で議論をしていただきたいという考え方、審議会において建設に必要と考えられる事項を整理していただいた上で審議していただき、最終的には建設方針として、まとめていただきたいという趣旨に沿って諮問させていただきたいと考えています。
(以上)

 安藤教育長の諮問の後、内野会長に安藤教育長から諮問状が渡され、この後に、進行役の大野教育部長は、「続きまして、新小牧市立図書館建設審議会条例第2条第2項規定によりまして、市長から一言申し上げます」と述べられました。
(14日午前10時過ぎ追記)
 安藤教育長の諮問書が、本日、ホームページにアップされました。

 「続きまして、市長から諮問を・・・」とは言わなかったのであります。


山下市長の審議会への諮問?それとも一言?(要旨)
 ただ今、教育長から審議会に対して諮問があったところですが、私からは第2条第2項規定されております、市長からの諮問につきまして一言申し上げます。
 図書館につきましては、教育委員会の権限とされているところでおります。このため本審議会は教育委員会の諮問機関として設置をされたものであります。
 しかし図書館というような大きな事業を進めようとする場合、やはり教育委員会の図書館に収まりきらないことが出てくることが考えられることから、市長の諮問に関する規定が設けられたものでございます。
 本日、私からこういうことについて議論をしてほしいとうい諮問は行わないことにさせていただきたいと思います。
 教育委員会の素問諮問に応じて議論が開始されるべきであり、市長が諮問することによって、議論がその諮問内容にとらわれることを避けるべきと考えるからであります。
(以上)
 
★「反省すべき」と思う点(その1)
 2月8日の臨時議会おいては、議員より第2条第2項を疑問視する議案質疑がありましたが、原案通り可決されました。
 そうした経緯も踏まえ、私は、「第1回の審議会において、教育長、市長から明確な諮問内容が提示さる」と確信していました。当たり前のことですが・・・。
 明確な諮問を提示することにより、審議会において、新図書館の建設場所の検討、建物の床面積検討、建設費用の検討、管理運営の在り方(市直営か指定管理者委託か)、さらに、図書館建設と中心市街地活性化の関係の検討などが議論されるものと判断していましたが・・・

 
 そのように判断していた私がバカなのか、明確な諮問をしなかった教育長・市長がバカなのか・・・、「読者の皆さまに諮問いたします」、いえ「読者の皆さまの判断に委ねます」

 諮問内容が明確ではなかったことは、後述いたします通り、一部の不勉強な委員(認識不足の委員)の質問に結び付きました。

 審議会終了後、安藤教育長に「審議会の委員が、新小牧市立図書館建設について、10年ほど前から、昨年10月の住民投票、さらに、昨年12月議会における小牧市立図書館の設置及び運営に関する条例の再改正までの流れをきちんと把握されておれば、ゼロベースということの理解され、諮問が『新小牧市立図書館の建設方針の一言』でも良かったかも知れませんが、結果論として、成瀬委員(小牧商工会議所会頭)から、あのような質問が出たことを踏まえれば、建設場所、建設費用、管理運営(管理運営を直営でやるか指定管理者にいたくするか)など明確に諮問されるべきでしたね」と、話したら、安藤教育長は「そうですね、建物の床面積についえもですね・・・」と、私の提言を肯定されるような即答されました。

 安藤教育長、山下市長が明確な諮問内容を提示しなかったことには、何か裏があるかの知れませんね。

 以降は内野会長が進行
◆6.議事
(1)会議を公開することに決定。

(2)山田図書館長から「小牧市の図書館の現状」を資料に基づいて説明、続いて鵜飼新図書館建設推進室長より、次の資料に基づいて「新図書館のこれまでの経緯」の説明がありました。
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 ※審議会委員には、事前に平成20年3月に策定された「新小牧市立図書館建設基本構想」、平成21年3月に策定された「新小牧市立図書館建設基本計画」等の資料が届けられていました。

 山田館長、鵜飼室長の説明の後、内野会長より、「皆さんからご質問があれば・・・」との発言があり、成瀬哲夫委員(小牧商工会議所 会頭)が、最初に質問されました。

★「反省すべき」と思う点(その2)
 成瀬委員は、「新図書館のこれまでの経緯の説明の中で、この建設の構想に至った、いわゆる基本構想はどれに〇〇〇するのですか」と質問されました。(〇〇〇の部分は聞き取れませんでした)
 事務局も成瀬委員の質問の主意が分からなかったのか、即答できない状況の中で、成瀬議員は、「今回の諮問の内容が建設方針についてということですね。具体的に新図書館建設の具体的なるそれは、どのような建設方針に基づいて作られたものか」と、補足されました。

 成瀬委員の補足質問を聞いても、何を質問したいのか私はよく理解できませんでしたが、私は傍聴席で、「20年3月に策定された上記の新小牧市立図書館建設基本構想を読んでいれば、14ページに、新図書館建設の基本方針として4項目を挙げているよ。基本構想を読まないで審議会の委員を受けたのだろう」と、思いました。

 少し間をおいて、新図書館建設推進室の矢本補佐が回答しましたが、成瀬議員の質問の主意が理解できないためか(私も理解できませんでしたが)、質問と回答がばらばらだと思われる回答をされました。
 成瀬委員は、「ちょっと質問の本意が解っていないようだが、図書館建設にはどういう位置づけで、どういう機能を持たせるのかとの構想があるじゃないですか、基本構想が・・・、図書館にはコンセプトみたいなものがあって、それがどこかに示されているのか」と再質問をされました。

 私は、成瀬委員の質問を聞いて、「何と勉強不足な委員だ! 20年の基本構想書、21年の基本計画書に新図書館の建設方針が書いてあるじゃないか! 審議会の委員は、その時の建設方針を修正する必要があると判断したなら、それを取りまとめるのが役割ではないのか」と、傍聴席で腹立たしくなりました。
 
 審議会委員選定に際し、心配していた通り、「充て職委員」の問題点が、第1回の審議会から露呈したということであります


 鵜飼室長が、基本構想(20年)、基本計画(21年)を示して再回答をされましたが、成瀬委員は「全く納得できない」と発言をされました。

(3)今後の進め方について、鵜飼室長より、必要に応じた補正予算(他紙町の図書館を視察する場合などZ)や、アンケートを実視する場合の機関などについて説明されました。

★「良かった」と思う点(その2)
 成瀬委員は、ゼロベースという点について、「市の作った基本計画をベースに計画を作るのか、全くベースのところから作るのか、これは重要なことで、しっかり決めないといけない」というような質問をされました。(商工会議所会頭であるにもかかわらず、考えを整理して分かりやすく発言する能力が弱いのか、一所懸命聞きましたが、成瀬委員のいうことは明確に分かる内容ではありませんでした。

 成瀬委員の発言に対して、基本構想・基本計画を策定した時の委員会の委員長を務められた唐松委員(図書館協議会副会長)が、次のように発言されました。(要旨)
 基本構想や基本計画は、委員だけで作り、市民の声を何も聞かなかったということではなく、市民アンケート、意見交換会、パブリックコメントを経て策定したものです。
 ただし、基本構想から8年、基本計画から7年が経過していますから、現時点で、もう1回見直すところが随分あると思っている。
 私も、この審議会の委員に任命され以降、もう1回読み直しましたところ、チョットこれは現時点ではダメだなと思うところが随分ありました。
 そういうところを直していただいて、ご審議をいただきたい。
(以上)

 私は、2月9日の内野氏の講演会の時にお会いした唐松委員に、「審議会の委員になって、頑張ってくださいね」とお伝えいたしました。
 また、ツタヤ図書館建設のため、26年4月21い日に開催された図書館協議会をただ一人傍聴しましたが、基本構想・基本計画で「管理運営は小牧市直営で行う」という点について、議論もなく指定管理者による管理運営に変更された際に、納得されな要旨の唐松副会長を傍聴席で見つめました。

 そうした背景があり、唐松氏が審議会の委員に任命されたことや、認識不足の充て職委員に対して、謙虚な気持ちで、に分かりやすい発言をされたことに、嬉しく思いました。


お詫び(14日午前10時50分)
 未明に投降した記事には、数多くの誤字脱字がありました。12日に抗がん剤を注射したせいにしてはいけないのですが・・・。ごめんなさい。

この記事は2016年03月04日に「こまき無答塾」に書かれた記事「一人ぽっち(?)の博多の夜」を検索サービスのキャッシュから復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



「こまき無答塾ブログ」の管理者の私には、直接お会いした時に、あるいは電話・メール・コメントで、市民の皆様から種々の情報をいただきます。

 平成23年2月に就任した山下市長についても、当時、「公用車を使って、子供の幼稚園の送り迎えをさせている・・・」「議会開会中であるにも関わらず、後援会のバスツアーに同行し小牧を留守にしている・・・」などの情報を市民の方からいただきました。
 
 しかし、私は、基本的に、山下市長の政策面の問題点については、厳しく指摘してまいりましたが、週刊誌で扱うような話題については、ブログで取り上げることを控えるよう心掛けてきました。

 本日のブログで市民の皆様に報告する事柄も、市民の方から半月ほど前にいただいた情報でありますが、ブログで取り上げるかどうか随分迷いましたが、「平気で市民に嘘をつき、やりたい放題をしている山下市長をこのまま放置することは小牧市民のためにならない・・・」「もしかすると、可能性は極めて低いが、これを契機に山下市長が反省するかもしれない・・・」との想いから、いただいた情報を、「一人ぽっち(?)の博多の夜」というタイトルで取り上げることにいたしました。

 先ず、本件をブログで取り上げることにしたキッカケは、2月29日に公表された住民監査請求に対する監査結果であり、監査結果を受けた住民監査請求者の方のその後の動きであります。
中日新聞(3月2日・近郊版)
中日新聞(3月2日・近郊版)
新図書館建設計画に関する住民投票に係る住民監査請求の監査結果
当選祝い文書配布に係る住民監査請求の監査結果 

 それぞれの監査結果の表紙には、小牧市監査委員伊藤二三氏および小島倫明氏の名前が記載されています。
小牧市監査公表第7号
伊藤二三氏は、山下市長の任命と議会の同意を経て選ばれた市民の方であり、小島倫明氏は、17期の議会代表の監査委員です。(小島議員の会派は、山下市長を支持する牧政会です)

 監査委員は適正な監査をし、適正な監査結果を出したのでしょうか・・・。私は疑問を抱いています。
 
 新図書館建設計画に関する住民投票に係る住民監査請求に関しては、条例に反して中立性を欠くどころか、ツタヤ図書館建設に対して、市民を賛成に誘導するために、事実と相違する記述をし、市民を騙しているのは間違いありません

 また、当選祝い文書配布に係る住民監査請求に係る住民監査請求に関しては。監査結果には、「副市長は平成28年1月29日に10月3日相当分14,904円を市に納入しており、その金額については当該費用相当額として妥当な金額と認められる。
 よって、本件行為による市の財産的損害は生じていないことから、勧告の必要は認められない」
と、結んでいます。

 沖本副市長が、市に14,904円納入した日は、1月29日です。何故、この日に納入したのでしょうか?
 この日は、監査会議室において、住民監査請求人に対して、証拠の提出及び陳述の機会を設けた日です。
 監査委員が、請求人の話を聞いた後に、山下市長・沖本副市長に「相当額を市に納入しておけば大丈夫だ・・・」と、伝えた可能性があるのではないかと私は判断しています。
 監査結果を知った市民の方からは、「監査結果は、他人のお金を盗んでも、返したことにより被害がないから、問題ないというのと同じだよ」という声も聞かれます。

★ある市民の方からいただいた情報
 小牧市議会の市民クラブの3人の議員が、2月1日~2日に行政調査で佐賀県佐賀市、佐賀県伊万里市を訪問しました。(3人の議員が、行政調査で佐賀県を訪問したことは、この時に要した航空費78,000円(1人26,000円)が、市議会のホームページに掲載された政務活動費収支報告で確認いたしました)

 行政調査を終え、福岡空港から3人の議員が帰る時、空港ロビーで、何と何と、市長公室秘書政策課長
 秘書政策課長によれば、当日(2月2日)、山下市長に同行し福岡を訪問し、自分だけ小牧市に帰り、山下市長に同行する職員が明日(2月3日)に福岡へ来るとのことです。

 ということは、山下市長が1人で博多の夜を過ごすということであり、市長が公務出張した夜に、職員が誰も同伴していないというあってはならない事実があったのであります。
 どういう事情があったのでしょうか?秘書政策課長を小牧に帰らせ、一人ぽっち(?)の博多の夜を過ごしたのは・・・。

 さらに、別の市民の方からは、「最近、1人で東京に行っているが・・・」との情報もいただいています。
 市民から疑惑の目で見られないように、市長は自身の行動を明らかにすべきではないでしょうか。

 ある議員の話によれば、「私たち議員は、例えば私用で九州へ2~3日行く場合には、議長に届け出るのです」と、お聞きしています。
 
 市長が、不明瞭な出張をすることは、許されません・・・。

この記事は2016年01月03日に「こまき無答塾」に書かれた記事「小牧市立図書館に関するコメントをいただいて」を Google検索のキャッシュ から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



★いただいたコメント
 年末の24日の投稿タイトル:小牧市における住民監査請求2件について)に対して、12月26日 00:09にkyu3さんという方から次のコメントをいただきました。
(いただいたコメント内容)
 こんにちは。小牧市が図書館の業務委託企業の募集をホームページで行っていたので、書き込みました。まさかとは思いますが、山下しずお がTSUTAYA図書館建設がダメになったので、既存の図書館の運営委託をCCCに行おうとしてるのではないかと、懸念しています。

 小牧市図書館業務委託のプロポーザル実施について|小牧市
http://www.city.komaki.aichi.jp/shogaigakushu/library/015294.html

>山下市長は相変わらずですが、最近「変わりつつあるのかな・・・」
 私は全く変わっていないと思いますし、変わらないと思います。本質的に"悪質"な人物だと思うので、反省する事もなければ、心変わりする事もないかと。ただただ自分の自己満足や利得のためだけに、今後も行動し続けるのだろうなと。そしてまた市民に嘘ついたり、その嘘を誤魔化すために、更なる嘘や策を弄するのではないかと。 
(以上)

 私は、kyu3さんからコメントをいただいた時には、がんセンター中央病院に入院中でありましたので、26日 19:03次のコメントを返しました
(コメント内容)
 kyu3さんと私も同じ考えです。「図書館に関するお知らせ」のコーナではなく、突然、市のホームページトップに、「小牧市図書館業務委託のプロポーザル実施について」を新規情報として掲載することは、市民無視の大きな問題と判断しています。
 多分、従来と同じようにTRCに窓口業務を委託させたい、あわよくば・・・、ということでしょうが、図書館関連の資料ファイル等を病院に持ち込んでいませんので、正月明けのトツプ記事で、ブログ本文で取上げさせていただきます。kyu3さんよろしくね。
(以上)

 何故、市のホームページトップに突然、小牧市図書館業務委託のプロポーザル実施に関する情報を掲載することが、「市民無視の大きな問題」であるのか・・・新小牧市立図書館建設について、自治基本条例制定とは裏腹に、市民無視を繰り返す山下市長を断じて許せませんので、少し長文になりますが、新小牧市立図書館建設に係る事項を順に整理いたします。

★新小牧市立図書館建設基本計画の策定
 中野前市長の時ですが、新小牧市立図書館建設基本構想(平成20年3月策定)に続き、平成21年3月に新小牧市立図書館建設基本計画が策定されました。
 委員長は前岩倉市立図書館長唐松健夫氏が努められ、基本構想・基本計画ともに、数多くの委員会を開催し、パブリックコメント実施後には、市民意見交換会を行って策定されました。


 その基本計画のポイントは、「小牧市立図書館の管理運営を小牧市が直営で行う」「新図書館の建設場所を小牧駅前のA街区に整備することを目指す」もであります。

 なお、基本計画策定時点では、「小牧市立図書館の設置及び管理に関する条例」についての改正行われておりません。
 その時点での条例では、設置墓所については、小牧市小牧五丁目89番地(現在の小牧市立図書館の場所)、管理運営については当然小牧市直営であります。



★新小牧市立図書館をラピオビル3階~4階の空床に移設表明
 ところが、平成22年6月頃からラピオビルのテナントの退店が相次ぎ、中野前市長は、「ラピオビルの経営安定化が、小牧駅前活性化の大前提だ!」との観点から、平成23年1月「新小牧市立図書館をA街区に建設するのではなく、ラピオビル3階~4階に移設する」と表明し、新聞でも大きく報じられました。
※この時点では、ラピオビル4階の「えほん図書館」はまだありません。
 
 勿論、ラピオビル3階~4階フロアの図書の荷重に対する若干の補強工事が必要なことや、図書館を管轄する教育委員会、さらに、議会の同意を得た上での表明でした。

 この事で、小牧市民の多くは、「2月の市長選挙後には、ラピオビル3階~4階に新小牧市立図書館オープンを目指した整備が動く・・・」と思いました。




★山下市長がラピオビルへの図書館移設を白紙に・・・
 ところが、平成23年2月6日の市長選挙で、5選を目指す中野前市長を破って就任した山下市長は、新小牧市立図書館のラピオビル3階~4階への移設を白紙にしました
 その根拠を、「ラピオビルは第一義的に商業ビルだ」としたのです。商業立地と適合業態の関係を全く知らないど素人判断によるもので、ラピオビル空床(3階及び4階の1部)に、小牧駅前立地に不適合ファニチャドームを導入することを目論み、その年の12月1日にオープンさせました。

 ファニチャードームが如何に小牧駅前立地に不適号な業態であったかについては、昨年10月に、4階からファニチャードーム撤退し、売場を3階に集約したことで証明されています。
 4階からもいずれ撤退するでしょうが・・・。

 しかも、最低・最悪な事柄は、市長選挙のマニフェストに、「図書館の建て替えについては、今一度市民の声を聞き、長期的視点に立って、ゼロから再検討します」と掲げながら、市民の意見を全く聞かずにラピオビル移設を白紙にし、その後も新図書館建設について市民の声を全く聞かずに現在に至っています
 
 これが、呆れた山下市長の市民無視のスタートです。



★ツタ図書館建設を目論んで
 平成23年2月に就任した山下市長は、25年度までの3年間、新図書館建設に関する市民の声を全く聞くことなく、平成21年3月に策定された新小牧市立図書館建設基本計画を放置いたしました
 中野前市長の時に策定された基本計画を、市民に説明したり、市民の意見を聞くことなく放置したということは、実質的に、平成21年3月に多くの市民が参加して策定した新小牧市立図書館建設基本計画自体を、山下市長は無きものにしたのであります

 その裏で、平成25年6月26日に山下市長及び職員3名の計4名が、平成26年1月29日に市長公室長以下3名の職員が、平成26年2月⁴日に小牧市議会議員16名が、平成26年4月15日に市政戦略課長(新図書館建設推進室長)以下2名、5月16日に教育長及び教育部長の2名が、ツタヤのCCC(カルチャ・コンビニエンス・クラブ)が管理運営する佐賀県の武雄市図書館(いわゆるツタヤ図書館)を視察しました。

 勿論、市民に一切明らかにすることなく、市民を無視して・・・



★ツタ図書館建設を目指して
 先ず、平成26年4月21日に開催された図書館協議会において、同協議会の吉村会長を丸め込んで、小牧市立図書館の管理運営を、小牧市直営から指定管理者による管理運営に強引に変更させました。

 さらに、直後の6月議会に、「小牧市立図書館の設置及び管理に関する条例」の改正議案(第53号議案)を提出し、平成26年6月24日の6月議会最終日に、条例改正案は原案通り賛成多数で可決されました

 同条例改正案の提出に際し、平成26年6月5日の本会議において、大野教育部長は改正案の内容を次のように説明しました。
(大野教育部長の説明)
 1としまして、指定管理者の指定の手続について定めるものであります。
 2としまして、小牧市立図書館の位置を小牧市中央一丁目234番地とするものであります。具体的な位置としましては、小牧駅西のA街区であります。
 3としまして、小牧市立図書館の管理を指定管理者に行わせるものであります。
 4としまして、指定管理者が行う業務について定めるものであります。
 5としまして、その他所要の規定の整備を行うものであります。
 なお、この条例は公布の日から施行するものであります。ただし、2から4までの内容は、供用開始日が確定した段階で小牧市教育委員会規則で定める日から施行しようとするものであります
。(以上)

 この条例改正案議決により、小牧市においては、ツタヤ図書館整備を目指した体制が整いまりました勿論、市民には何の説明もなく、市民の意見を聞くこともなく、市民無視の山下市政がどんどん進ん行ったのです

 なお、現職市議19名にうち、当時、議案に賛成した議員は次の17名反対したのは次の2名です
賛成
長田淳議員  稲垣守議員  河内伸一議員 鈴木英治議員 小島倫明議員
舟橋秀和議員 玉井宰議員 船橋厚議員 澤田勝已議
員(牧政会)
小川真由美議員 小沢国大議員(市民クラブ)
稲垣衿子議員 加藤晶子議員 橋本哲也議員(公明党小牧市議団)
熊澤一敏議  丹羽浩議員 谷田貝将典議員(無会派)
反対
佐藤大輔議議員 安江美代子議員(日本共産党小牧素議団)



★アドバイザリー業務受託者・設計業務受託者の決定
 平成26年8月26日に、平成30年度の供用開始後の指定管理者を前提に、CCC・TRC共同事業体新小牧市立図書館建設アドバイザリー契約を、平成27年1月8日に、日建設計㈱名古屋オフィス新小牧市立図書館建設設計契約を締結しました

 なお、TRC(図書館流通センター)は、現在、小牧市立図書館が窓口業務等を業務委託している業者で、本館、東部市民センター・味岡市民センター・北里市民センターの図書室で、黒のズボン・チョッキの制服で貸出・返却等の業務を担当されている方を派遣している会社で、平成27年度当初予算では、1億1,2050万円を計上しています。

 コメントで、kyu3さんが指摘された問題点は、小牧市立図書館は、TRC(図書館流通センター)に、何年も前から窓口業務を委託しているのもかかわらず、市民に何の説明もなく、突然、ホームページトップに、小牧市図書館業務委託のプロポーザル実施についてという情報を掲載したことであります。

 本来、小牧市は様々な業務委託を様々な業者に委託して行っており、1つ1つについて、プロポーザル方式で業者を選定しているわけではありません。
 勿論、委託業者について、1つ1つ議会の議決も必要ありませんし議会の議決は、予算書に計上されている業者に支払う委託料を含む予算案の中身についてであります。
 議会の予算決算委員会の各分科会で、議員が「この業務の委託業者はどこですか」と質疑する場合もありますが、「委託業者の選定が問題だ・・・」ということは、まずありません。

 それにも関わらず、突然のホームページトップに掲載されたプロポーザルによる委託業者選定情報について、「どういうことだ・・・、何か思惑があるのではないか・・・」と、思ってしまいます。

 なお、業務委託内容を含め、突然の(不可解な)ホームページ掲載について、住民投票結果後の状況を含め追って記述いたします。



★住民投票結果を受けての山下市長の見苦しい有様
 昨年9月10日の本議会において、山下市長は牧政会・3名の無会派議員を主導し、10月4日の市議選と同時にツタヤ図書館建設の是非を問う住民投票を阻止するために必死の画策をしました
 しかし、牧政会議員等が提出した第100号議案(投票を18歳以上とし、10月4日以降に住民投票を実施する)は、賛成少数(12名)で否決されました。
 
小牧市民連合(改選前の会派)、公明党小牧市議団、日本共産党小牧市議団、引退された無会派議員が提出した第101号議案(投票を20歳以上とし、10月4日に市議選と同時に行う)が、賛成多数(14名)で可決されました

 山下市長は、10月4日に住民投票が実施さえることが決まると、慌てて、いわゆるツタヤ図書館に整備について、4会場で説明会を実施しました。
 本来、市民に対して中立の立場で説明会を実施しなければなりませんが(可決された第101号議案の第9条に則して)、賛成を誘導する中立性を欠く説明会を実施するだけでなく、事実と相違する嘘の説明をさせ、市民を騙しました。
 さらに、中立性を欠く資料を作成し全戸配布しましたので、引退された議員が中心となって、山下市長に損害を求める住民監査請求を12月22日に提出しました。

 
 住民投票結果は反対票が賛成票を大きく上回りましたが、山下市長は「白紙撤回します」という言葉を一度も使わず、市民に対して今後の取り組み方針を分かりやすく説明することもなく、何を考えているのか全く理解できません。



★今回の(12月26日)に突然掲載された「小牧市図書館業務委託のプロポーザル実施について」の意図は何だ!!!
公告文
実施要項等

 実施要項の寄れば委託する主な業務概要は次の通りです。
(1)開館・開室業務
(2)新聞・官報等の配達及び郵送物チェック業務
(3)返却ポスト処理業務
(4)カウンター全般業務
(5)書架整理業務
(6)閉館・閉室業務
(7)資料装備業務
(8)資料登録業務
(9)相互貸借業務
(10) 各種申請書及び配布物等在庫確認業務
(11)各図書室、えほん図書館、保健センター資料配送業務
(12)施設巡回配本業務
(13) 団体貸出業務
(14)蔵書点検作業業務
(15)リサクルコーナー管理業務
16)定時館内巡回業務
(以上)

 これらの16に渡る委託業務について、従来、TRC(図書菅流通センター)に委託していた業務と同じなのか、新たな業務が設定されているのか市民には全く分かりません。
 また、突然、プロポーザル方式で委託業者を選定することに変更したことについても、市民には全く分かりません

 私は個人的に、TRCが選定されると推測していますが、「プロポーザル方式で選定したお墨付きの業者」と評価され、「将来、小牧市立図書館の指定管理者に選定する思惑もあるのではないか・・・」と、疑っています。

 山下市政にとって最重要な課題は、自治基本条例の精神に基づいて、本当の意味での市民の市政参加を推進することです。
 それができなければ、2期限りで山下市長は辞めるべきです。小牧市民のためになりませんから・・・、当たり前のことです

この記事は2015年11月28日に「こまき無答塾」に書かれた記事「パブリックコメントで寄せられた意見だけ公表・・・、どこまで市民をバカにするのだ!」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



昨夜(11月27日午後9時30分)kyu3さんという方から、「市が隠蔽し続けていた新・小牧市立図書館のパブリック・コメントの結果が、公表されていました」というコメントをいただきました。
 
 小牧市は、「住民投票の実施を受けて、新小牧市立図書館建設基本設計(案)に対するパブリックコメントは、8月17日から9月15日まで実施し、多くの方々から貴重なご意見をいただくことができました。ご意見を提出いただきました方々には、心より感謝申し上げます。
 パブリックコメント結果の公表は、今回の住民投票の結果を踏まえた市の取組方針が決まりました後に行いますので、ご理解いただきますようお願いします」
とホームページに掲載していました。

 また、ホームページトップに、「新小牧市立図書館建設基本設計(案)に対するパブリックコメント結果について公表します」とは、一切掲載されませんでしたので、kyu3さんのコメントをいただくまで、昨日(11月27日)、パブリックコメント結果が公表されたことを知りませんでした
 ただし、パブリックコメント結果公表といっても、提出された意見のみの公表で、それぞれの意見に対する小牧市の考え方を記載しないという極めて異常な形(あり得ない形)での公表でした

 山下市長のパブリックコメントに対する一貫性のない方針を市民に知られたくないためか、こっそりとホームページに掲載したため、kyu3さん以外の市民の方は、昨日の段階では殆どの小牧市民は気が付かなかったと思います。

 ところが、今朝(11月28日)の朝日新聞には、この件に関して次のように報じていました。
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 ご覧いただいたように、小牧市いや山下市長の考えは、「小牧市民は、不完全なパブリックコメント結果の公表を、ホームページではなく、新聞報道で把握しろ!」ということでしょう。
 「どこまで市民をバカにするのだ!」「考えがコロコロ変わる大ばか者が!」・・・。

 さらに、今回、提出された意見のみを公表したことについて、ホームページで次のように、嘘の説明をしています。
 今回は新小牧市立図書館の基本設計(案)を対象にパブリックコメントを実施しましたが、パブリックコメントの意見募集の途中において住民投票条例が議決されたことから設計業務を中断し、その後、設計業務の契約を解消しました。
 そのため、本来であれば、提出された意見はその意見に対する市の考えとともに公表して、パブリックコメントの手続きを最後まで行うことができずに、意見が寄せられたのみの状況になっており、パブリックコメント自体が成立しない状況となってしまいました。
(以上)

 今回のパブリックコメントは、8月17日に公表された新小牧市立図書館の基本設計(案)に対するものですから(募集期間は8月17日~9月15日)、9月10日の議会で「現在の新図書館建設計画に関する住民投票条例」が僅差で議案が可決されことや、設計業務を中断したことや、住民投票の結果を受けて設計業務の契約を解消したこととは全く関係ありません
 小牧市は(山下市長は)、このような嘘の説明で市民がごまかせると判断しているのでしょうか・・・、あらためて、「市民に対して平気で嘘をつく大ばか者が!」

 今まで、パブリックコメントの結果を見続けてきた私が、上記の嘘の小牧市の説明(嘘の山下市長の説明)を正しく修正いたしました。
 従来から、提出された意見に対する小牧市の考えからについては、それぞれの計画を策定する際のコンサルタント企業に依存して取りまとめていたのです。
 審議会等の会議を傍聴しておれば、「市の考え方」は担当事務局が主導で取りまとめるのではなく、それぞれの計画案のコンサルタント企業が取りまとめていることがよく分かります。

➡➡➡こっそりと公表された「パブリックコメントで寄せられた意見」

(私の修正案)
 「今回は、特に、ツタヤ図書館に関する基本設計(案)に対しての意見募集であり、小牧市の考えを全てCCCや日建設計名古屋オフィスにお任せすることにしていましたので、両者と契約を解消した現在は、意見に対する小牧市の考えを取りまとめることは出来ません。ごめんなさい、こころよりお詫びいたします。お許しください」
 なお、「なお、CCC・TRCに対する617,760円と、日建設計名古屋オフィスに対する4,123万8,720円につきましては、市民の意見を全く聞かずに、ツタヤ図書館整備を主導した山下市長個人が賠償する方向で検討させていただきますので、どうぞご納得ください」

(参考) 
 小牧市民の方はご存知の方が多いと思いますが、コメントをいただいたkyu3さんは、以前、「桃花台新聞」という名称の人気ブログで小牧市政の課題を発信されていた方で、私も「桃花台新聞」の読者の1人でした。
 平成23年2月の市長選挙に立候補した山下史守朗氏について、「桃花台新聞」は、選挙前に厳しく批判する記事を書かれていました。
 山下候補が、「桃花台新聞」の記事について、非常に気にしていたことが次の事件で分かりました。
 それは、市長選挙が告示され、山下候補が桃花台交番前の歩道で演説をしていた時のことでした。
 丁度、その前を車で通りかかり、赤信号で停車すると、山下候補は演説を中断し、私に向って「堀さん、桃花台新聞の管理者を知っていますか」と、話しかけられました。
 勿論、私は知りませんので「分かりません」と返事して、信号が青になったのでその場を去りました。
 山下候補は、管理者が分かったら、どうするつもりだったのでしょうか・・・。
 口では強がりを言っていても、内心は周りの評価が気になり、びくびくしているのでしょうね・・・

この記事は2015年11月26日に「こまき無答塾」に書かれた記事「山下小牧市長の醜態!」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



ご承知の通り、「醜態」は、みっともない恥ずべき様子とか、見苦しい態度・行動という意味で、「醜態をさらす」とか「醜態を演じる」というように使われます。

 11月24日午後1時30分から、山下市長の定例記者会見が行われ、その状況が夕方のNHKニュースや、翌日の朝日・中日新聞等で報道されました。

朝日新聞(尾張面)
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中日新聞(近郊版)
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 両紙によれば、山下市長は、「現計画を白紙にする意見は理解できない。ゼロにして、ではどう進めて行けばいいのか」、「(市議会の中から白紙撤回を求める声が上がっていることについて)十分理解できないところがある。他の案がないのに白紙にすることは無責任な態度だ。責任者としてはできない」と、述べたとのことであります。
 11月24日、市のホームページに、「定例記者会見を開催しました」と案内されましたが、掲載されたのは12月議会に提出した議案のみで、上記の報道については一切掲載されていませんでした。
 ということは、小牧市民は山下市長の醜態を、テレビニュースや新聞記事を通して知ることになったということであります。

★醜態をさらす山下市長に対する私のコメント

1.「他の案がないのに白紙にすることは無責任な態度だ」とのことですが、何らかの理由があって、とぼけているのですか。それとも、心の底からそのように判断しているのですか。
 もし、後者であるとしたならば、あなたは救いようのない市長ですね。「他の案は、ツタヤ図書館整備のために、あなたの手によってぶち壊された新小牧市立図書館建設基本計画(平成21年3月策定)ですよ」「他の案がないと判断しているのであれば、それこそが市長として無責任ですよ。分かりましたか」と、教えて差し上げます。


2.議会の同意が得られなかったから、現在の図書館建設計画(ツタヤ図書館建設)の問題点を「検証」するための補正予算案について、12月議会への提出を断念したとのことであります。
 私は、「また税金の無駄遣いする検証など全く必要ない」と判断していますが、どうしても検証したければ、市民の見えないところで議会とのやり取りをするのではなく、堂々と(?)補正予算案を提出し、「市民の見える場で、検証の是非を議論すべきですよ」「可決される見込みがないから提出しないということであれば、それは議会軽視に繋がりますよ」と、教えて差し上げます。


3.何を検証したいのか全く理解できませんが、「検証をすれば、ツタヤ図書館の問題点だけでなく、あなたの市政運営の問題点も検証されますよ」と、教えて差し上げます。

4.住民投票の結果には法的拘束力がありませんので、それなりの覚悟を持ってツタヤ図書館建設に突き進んではいかがですか。
 それなりの覚悟とは、失敗したら市長を辞めるという覚悟です。CCCが小牧市との契約を解消した中で、あなたにその覚悟はありますか。
 「突進して自爆したらどうですか」「小牧市長の恥を全国に発信しているあなたの最後らしく」と、教えて差し上げます。

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