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この記事は2017年03月17日に「こまき無答塾」に書かれた記事「まるで、「こまき巡回バス」「ピーチバス」の研究家のごとく・・・」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



篠岡区長会会長・TUMKOの会名誉会長の小柳松夫さんがおられ、「こんな時に(雪が舞う中で)来てくれる人こそ、本当に桃花台のことを想ってくれてる人だ・・・」と、硬い握手をしていただきまいた。
 受付では、玉井宰議員(桃花台・光ケ丘)、西尾貞臣議員(大草)に挨拶し、ホールへ入ろうといた時に、TUMKOの会の共同代表の刈谷敏彦さんとお会いしました。
 刈谷さんは、私の方を抱きかかえるようにして、「参加いただいてありがとうございます。また、いつもご意見番ありがとうございます」と言っていただきました。
 私の方からは、「今日は雪が降ろうが、槍が降ろうが参加する予定でしたよ」とご返事させていただきました。

 また、悪天候にも関わらず、200名ほどの市民お皆さんが参加され、桃花台に住む方のテーマに関する意識レベルの高さが伺え、嬉しくなりました。
 TUMKOの会の共同代表の刈谷敏彦さんからは、「堀さんのデータ(桃花台の中でも地区によって高齢化率が全く違うこと)を参考にさせていただいた。小牧市からは何の支援もない」とおっしゃっていただきました。

 ここで、「こまき巡回バス」「ピーチバス」私見を記述いたします。
 先日、情報公開コーナーでコピーした、「平成29年度当初予算案」よれば、巡回バスに要する予算は1億3千数約万円です。
 全国の自治体が公共交通に投入できる税金には限度があいますので、小牧市が全国の自治体の予算歳入規模・予算支出規模と比較検討すべきであります。

 また、ピーチバスについては、「ピーチライナーの代替え運行」ですので、基本的には、「愛知県の援助を得て、小牧東駅」から「小牧駅」までの運行ですが、小牧市市役所まで延伸するのは、まあ、ありかなと思いますが、ピーチバスは「回送」で空気を運んでいる場合が多く、ピーチバスの運行について、あおい交通は考えるべきだと思います。

 また、名鉄間内駅から岩倉駅行の名鉄バスに約2,000万円以上の税金を投入していますが、乗降客が増えているわけではなく、名鉄に対する補助を打ち切るべきであります。

この記事は2017年03月11日に「こまき無答塾」に書かれた記事「「こまき巡回バス」に関いて、心配していた通り」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



昨日、「光ケ丘2丁目」から、「こまき巡回バス」で小牧市役所へいきました。サークルkの交差点を通り過ぎたところで「バーン」と大きな衝撃をかんじました。
 運転手さんは「ああ、ぶつかってしまいましたね、平然な顔で、乗客に詫びる様子もありませんでした。市役所で降り確認すると、後ろのタイヤの近くに可成りの傷がついてました。

 実は、先週「こまき巡回バスに乗った際にも、何かとぶつかったときの「バーン」という衝撃音があり、
2週連続です。


 私は、再三にわたり、「狭い道を通るな」と言ってきた私にとっては、「正に衝撃」で、恐ろしくなりました。
 そして、本来は運転手の名前がわかるようにすべきですが、「3月12日のイベントの際に、巡回ばすが迂回するとの表紙があり、運転手さんの名前は明らかにされていません。「こんなバカな・・・」

この記事は2017年03月07日に「こまき無答塾」に書かれた記事「小牧市議会の平成29年度第1回定例会(3月議会)における代表質問が始まりましたか・・・。(その1)」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



本日(2月7日)、各派の代表者質問が開始されました、トップは「牧政会」を代表して舟橋秀和議員が質問されました。
 舟橋秀和議員については、中野前市長時代には、中野市長寄りの「新政クラブ」に所属されていましたが、平成23年2月2日の市長選機で山下史守朗市長当選後、初めて行われた10月4日の市議改選以降は、種々の会派を渡り歩かれましたが、現在は「牧政会」に所属されています。

 私は、「舟橋議員は、キチンとした考えを持つた小牧市議の方だ!」個人的に評価させていただいています」
舟橋議員の代表質問の項目
今後の市政運営と新年度予算について
公共ファシリティマネジメントについて</span>
都市基盤整備について
こまきプレミアム商品券発行助成事業について
新小牧市立図書館建設について
小牧らしい子育てしさくについて
健康寿命の延伸に向けた取り組みについて
(以上、7項目)
 ※代表質問は、質問者の発言時間だけで1時間、個人通告質問は、議員の質問時間と理事者側の発言時間合わせて1時間です。本日は、舟橋議員の後に「市民クラブ」を代表して西尾貞臣議員が質問され終了し。明日(2月8日)は、10時から「公明党小牧市議団」を代表して加藤晶子議員が質問されます。私は、ケーブルテレビを視聴し、音声を録音し質問と答弁の内容をじっくり精査する予定です。

 舟橋議員は、小牧市商工会議所が行う「プレミアム商品券補助事業」を年2回発行することに関して神戸市域活性化部長が事実と相違する答弁をされましたが、舟橋議員は、その点について認識されていませんでした。
 小牧市が、山下市長の意向により、ボーナス時期の6月と、10月に2回発行するようにしたのは、確か平成24年度からのハズです。(後ほど確認いたします)
 ただし、補助金であるため年度内に助成金を確定しなければならないのですが、冬のボーナス分については次年度の5月ごろにしか確定できませんでした。
 
この点について、小林一議員(無会派:昨年10月の市議改選時に引退)、は、「補助金であるから年度内に確定すべきだ」と、本会議の質問で何度も指摘されました


 昨日(2月6日)「こまき巡回バス」で、家から歩いて2分ほどにある「光ケ丘二丁目」のバス停から小牧市役所に種々の用があり1人りで乗車しました。
 私1人で乗車することに、心配で心配でたまらない家内は、バス停まで見送に来て、運転手さんに、「体が不自由だから、よろしくお願いいたします」と、お願いいたしました。


 バスが信号で止まった時、運転手さんが、私の方を振り向き、「何処まで行くのですか」と尋ねて下さいましたので「小牧市役所です」と答えました。
 運転手さんは前を向かれましたので表情は分かりませんでしたが、「小牧市役所まです」という私の返事に「遠くまで行くのだな・・・」と、後ろ姿で読み取れるような気がしました

 
 そして「小牧市役所」に着くと、お礼を言って前から降りようとすると、「もう少しバスを前に動かしますから」とおっしゃってバスから降りやすい前方に少し動かしてくれました。

 都市政策課で、私が信頼している河村主幹と松浦係長に、あおい交通が運行する、こまき巡回バスやピーチバスの運転手さんの対応を話し、「最近は、あおい交通が運転手さんの対応はみいですね・・・」と報告いたしました。/stron
 お二人とも、「そうでいか・・・」と嬉しそうな表情でした。

 お二人に面談した主目的は、ピーチライナー廃線後、当時の桃花台区長会会長の大澤勲氏のご尽力により「代替えバスが運行されるようになり、見方によっては桃花台に住む人によっては、かえって便利になった」と思っていらっしゃる方がおられるかも知れませんね。

 ただし、春日井駅から桃花台に向かう名鉄バスは、高根桃ケ丘1丁桃花台センター光ケ丘2丁目の順に停車し、終点は、旧ピーチライナーの桃花台東駅です。
 しかし、桃花台センターの停留所は、桃花台センターの大きな交差点を撮り過ぎた場所ですこの点の解決について、お二人に提言したところ、既に認識されており、県が管理する桃花台の道路であるが、小牧市としても県と相談し、29年度予算を計上し、直ぐには無理だが改善する方向で検討して行きたい。名鉄バスに負担させるのとはできない・・・」と、私と同じ考えを述べられましたので、今度は、私の方が嬉しくなりました。


 そこで、本日カメラを持ってアピタ桃花台点へ行き、ご存じでない方にもお知らせするために写真を撮りましたのでご覧ください。
 アピタ桃花台店に行きたい人の、アピタ桃花台店の東に住む方も、この桃花台センターで降車いなければならないのです。
 元気な方は苦にならないでしょうが、私のように体が不自由な人に取っては、御覧のスロープを上がるのは大変なことであります。


 アピタ桃花台店とピーチライナー駅舎付近、桃花台センターのスロープの写真写真
●旧駅舎の写真
 取り壊される予定ですが、私は、安価で借りられる市民ギャラリーとして再利用されることを期待しています。
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●名鉄の桃花台センターバス停からの、アピタ桃花台店へのスロープの写真
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 元気な方はいいのですが、私にようなような人は、横断歩道がありませんので昇りのスロープを上がって、急な階段を下りるのは大変です。


 






主幹・松浦係長は、さらに、「こまき巡回バスが入って来るばうロタリーも拡幅する必要があると判断し、29年度予算を計上し検討する」と述べられていましたので、1階上から写真を撮りました

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 この時も「東春信用金庫を利用する車日か3台ほどの自家用が止まっていましたので、拡幅する必要性がありますね
 お二人には、県とも話し合って頑張っていただくことを心からきたいしています。

(明日に続く)

この記事は2015年06月18日に「こまき無答塾」に書かれた記事「こまき巡回バス運行負担金?」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



昨日のブログ「小牧市議会の一般質問より(その5)」では、小牧市の南部・中部・西部・北里地区において、本年4月1日より、こまき巡回バスの運行本数を1時間に1本程度としたことや(26年度までは2時間に1本)、運行コースを4コースから9コースに拡充されたことを記述いたしました。

 小牧市の北部・東部地区においては、デマンド交通の実証実験運行が行われたため、現在の4コースについては、平成28年4月1日より拡充される予定ですが、詳細はまだ分かりませんので、分かり次第報告させていただきます。
 
 さて、小牧市では、こまき巡回バスを運行するために、どの程度の税金を投入しているのでしょうか。

★こまき巡回バス運行委託料と、運行負担金
 小牧市は巡回バスの運行をあおい交通?に委託していますので、決算書・予算書には、こまき巡回バス運行委託料として計上されています。
※決算書・予算書の「13節・委託料」の項目で計上

平成24年度決算数値
 1億3,998万4,276円
平成25年度決算数値
 1億3,992万3,021円
平成26年度予算数値
 1億4,300万円
平成27年度予算数値
 平成27年度予算書には、上記のような、こまき巡回バス運行委託料という文言は無く、こまき巡回バス運行負担金として、2億3,680万9,000円が計上されていました。
※決算書・予算書の「19節・負担金・補助及び交付金」の項目で計上
 
 本年4月1日より、南部・中部・西部・北里地区において運行本数や運行ルートの拡充が行われましたので、大幅に予算額が増えていることは分かりますが、従来の運行委託料ではなく運行負担金に変更されていることに、遅まきながら気付きました。

 「本年度の当初予算案を審議する3月議会の委員会で、この点について質疑があるハズだ・・・」と判断し、会議録を検索しましたが、運行委託料が運行負担金に変更されたことについては、質疑がないようでした。
 今日は、たまたま家内が小牧市民病院で検査をする日でしたので、病院に送って行った後に市役所の情報公開コーナーで、さらに調べてみることにいたしました。

★船橋厚小牧市議会議長に配慮いただいて
 情報公開コーナーで、決算書や予算書を調べている時に、船橋厚議長が前を通られましたので、ご挨拶し、「巡回バス運行委託料が、平成27年度から運行負担金に変わっていることを調べています」と申し上げたら、船橋議長から、「それでは、一緒に担当課へ行って聞いてみましょうか」と言っていただきました。
 私は、他にも調べたいことがあることもあって、「ありがとうございます。担当課の都市政策課の職員の方を知っていますので、分からない時は後で行って聞いてみます」と、返事をさせていただきました。

 船橋議長と別れて5分程すると、都市政策課の課長補佐の方と係長の方が情報公開コーナーへ、「こんにちは」と言って来られました。
 船橋議長が、わざわざ担当課に連絡していただいたのでした。船橋議長、ご配慮いただきありがとうございました。

★巡回バス運行委託料が運行負担金に変更された理由
 お2人の職員の話を聞いて、平成27年度から運行負担金に変更された理由が分かりました。
 平成26年度までは、小牧市全体で8台のバスを使って8コースの巡回バスを運行するために、あおい交通?に、その運行を委託していましたが、年間の委託料は上記の通り約1億4,000万円でした。
 しかし、約1億4,000万円の委託料は歳出として計上されていますが、一方で、歳入(雑入)で、こまき巡回バス利用料金(巡回バスに乗った人が払った運賃)が計上されています。
 平成25年度決算資料を見ると、歳出は上記の通り1億3,992万3,021円ですが、歳入1,336万5,500円であることがわかりました。
 ということは、1億3,992万3,021円-1,336万5,500円=1億2,655万7,521円が、小牧市の実質的な経費であることが分かりました。

 お2人の方のお話によると、こうした処理の仕方(一方で歳出、一方で歳入)について、監査の際に少し問題になったとのことで、近隣市町の状況も確認した上で、今年度から、こまき巡回バス運行負担金として、歳出のみで計上するように変更したとのことでありました。
 実際には、あおい交通?と3年の契約を結び、毎月、運行負担金として支払いを行っているとのことでありました。

 なお、北部・東部地域については、平成28年4月1日より、巡回バスの拡充が行われますので、さらにこまき巡回バス運行負担金が増えることが決定的でありますね。


※. アーカイブ者:以下プライベートな内容だったため、こちらには掲載しませんでした。

この記事は2015年06月17日に「こまき無答塾」に書かれた記事「小牧市議会の一般質問より(その5)」を Internet Archive から復元→アーカイブ化したものです(アーカイブ方針



(昨日の続き)

 6月11日小沢国大議員(小牧市民連合)の2項目目の質問は次の通りです。
質問項目2.「 巡回バスについて」
(1)積み残しの現状と対策について
(2)運行ダイヤについて


★小沢議員の質問
 小沢議員質問項目2.巡回バスについての質問要旨は次の通りです。

 本年4月1日より、南部・中部・西部・北里地区では、巡回バスの新たなコースの増設に加え、約2時間に1本程度だった巡回バスも1時間に1本程度になり利便性が向上したと考えています。
 新たな運行を開始してまだ2ケ月余りですが、「良かった」という声よりも、「困ってしまった」という声を多く聞き、早期対応が必要と感じましたので、これを踏まえてお尋ねいたします。

(1)積み残しの現状と対策について
 先日、病院を予約し病院へ行こうとした人の話です。今回の改正から導入したワンボックスカータイプの巡回バスを利用して、病院へ向かう予定をしていましたが、定員が満員だったため乗車を断られ、急遽タクシーを使い病院へ向かったそうです。
 また、議会報告会と市民の声を聴く会に参加された方からも、「置き去りにされて困った」と、違う地区でもそういった声を聞きました。
 今申し上げた方は2名ですが、こういった話は早く浸透するようで、近隣市の知人からも「巡回バスの積み残しで困った」、「お金を払ってもいいから何か対策をして欲しい」という声をいただきました。
 そこでお尋ねをいたします。乗車満員が発生している現状と今後の対策について、どのように考えているか教えてください。

(2)運行ダイヤについて
 運行ダイヤ変更に伴い、こちらも市民の方からいただいた声を申し上げた上で質問に入りたいと思います。
 こちらも、議会報告会と市民の声を聴く会で聞いた意見であります。「遅い時間のバスが無くなってしまった。特に19時以降便が無くなってしまって困った」という意見もあり、また、良く巡回バスを利用される方からは、「巡回バスに乗っていて、最近、ヒヤッとする運転があるが大丈夫か」という意見もお聞きしました。
 そこでお尋ねします。(ア)1時間に1本程度となったが、遅い時間帯の便を無くした理由について、(イ)運行ダイヤに間に合うように走っているせいか、乗っていて危険を感じたという声を聞くが、運行ダイヤに無理があるのではないか。運行状況と運行ダイヤの現状についてお尋ねいたします。
(以上)

★渡辺都市建設部長の答弁
 小沢議員の質問に対して、渡辺都市建設部長(都市整備担当)は次のように答弁されました。(答弁要旨)

(1)積み残しの現状と対策について
 こまき巡回バスは本年4月1日より、南部・中部・西部・北里地区において、バスの運行本数を1時間に1本程度とし、8人乗りによるワンボックスバスによるきめ細かい運行ルートを確立しながら、運行コースを4コースから9コースに拡充し、これまで以上に利用しやすく再編したものであり、日々多くの利用者の方々にご利用していただいているところであります。
 
 しかし、議員ご指摘の通り車両の定員を超えたため、乗車できなかった、いわゆる積み残しが、8人乗りのワンボックスバスで運行している4コースのうち3コースで発生してしている状況であります。
 その発生状況でありますが、4月1日から5月31日までの61日間において、51コースで1,159便中2便、52コースで1,342便中2便であります。
 そして、53コースでは、1,098便中25便で積み残しが発生している状況であります。このため、このコースでは、積み残しが発生しているバス停留所に35人乗りの小型ノンステップバスで運行しているバス停留所の案内を掲示して利用者に周知しているところであります。
 現時点で積み残しが完全に解消している訳ではありませんが、その対応策として、積み残しが発生している停留所近辺の地域住民に対して、35人乗りの小型ノンステップバスで運行している最寄りのバス停留所への案内を回覧などで案内したいと考えております。
 
 積み残しが発生していることにつきまして、利用者の方々に大変ご不便をおかけしていることにつきましては重々認識しておりますが、積み残しを解消するために多額の経費を投じることにつきましては大きな課題であると考えているところであります。
 したがって、先に申し上げました通り、35人乗りの小型ノンステップバス利用のご協力をお願いし、今後の状況を注視してまいりたいと思います。

(2)運行ダイヤについて
 (ア)については、本年4月1日に再編いたしました運行ダイヤについては、「昼間の空き時間を短くし、運行ダイヤを1時間に1本程度にして欲しい」との声が市民要望や公共交通地域懇談会などで寄せられました。
 一方、再編以前における遅い時間帯の便は、利用者が極めて少ない状況でありました。こうしたことから、今回の再編においては遅い時間帯の便を設けず、1時間に1本程度の運行間隔を確保して充実を図ったものであります。

 (イ)については、本年4月1日に再編した運行ダイヤの設定は、実際にコースを走行した上で運行事業者と調整した上で決定したものであり、5月末日時点で運行事業者から、慢性的に遅延が発生しているとの報告は受けておりません。
 今後は、本年9月に運行ダイヤの遅延状況や利用実態の調査を実施する予定であり、その検証結果を踏まえ必要に応じて、平成28年4月をめどに運行ダイヤを変更することも視野に入れてまいりたいと考えています。
(以上)
※巡回バスに関する質問に、都市建設部長が答弁することに違和感をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、昨年4月1日付けの組織変更で、公共交通を担当していた環境交通部が廃部となり、公共交通に関しては都市建設部都市政策課が担当するようになったためであります。

★小沢議員の再質問
 (1)について、53コースが25便積み残しが発生しているということで、他のコースに比べて多いように感じました。故に、私の住む地域で多く声をいただいたのだと思います。
 当然対応策として、有効な手段を考えると、積み残しが発生するから、この時間帯だけ増便して欲しいとか、ルートを増やして欲しいとか、このことに関しては皆様からお預かりしている税金を投入していかなければならないということで、どこかで線引きをしなければいけないなあと私も思っています。
 公共交通に関して、今、莫大な税金が投入されているところで危惧しております。
 私としては、今確立している地域協議会の繋がりや助け合いでカバーできないかなあと思っているところであります。

 (2)について、現時点で多く聞くのは、「運転手のモラルに欠けているのでは」という声でであります。
 まあ、多くは申し述べませんけど、あまり評判が良くない訳でして、これは運転手を含めて言動等に大いに影響すると感じますので、実際に乗客が危険を感じた走行がいくつかあったとお聞きしていますが市はどのように対応しているか答弁を求めます。
(以上)

★小沢議員の再質問に対する渡辺都市建設部長の答弁
 こまき巡回バスに限らず、公共交通機関は安全の確保を最優先にすべきものと考えており、利用者の方々はもとより、市民の方々に危険を感じさせてしまうような運行はあってはならないことであると考えています。
 このため、こまき巡回バスにおいて、こうした運行が疑われる場合には、運行事業者に対し、徹底した事実調査と厳正な指導を行う所存であります。
 また、こまき巡回バスには全車両にドライブレコーダーが搭載されておりますので、適切な運行管理を目的とする他、危険な運行についても運転手への抑止力も発揮されているものと考えています。
(以上)

★小沢議員の再々質問
 ドライブレコーダーが搭載されているとの答弁でありましたが、お客様とのやり取りや運行状況の詳細まで、細かい確認が出来るのでしょうか。(以上)
※こまき巡回バスにドライブレコーダーが搭載されていることは、今年の2月26日の更新で、ホームページに次のように掲載されておりますが、小沢議員はそれを把握されておられないようでした。
(ホームページの内容)
 こまき巡回バスでは、事故防止対策や乗務員教育等のため、走行中の車内外の状況を撮影、録画するドライブレコーダーを全車両に設置しています。
(注)録画した映像は、法令により定められている場合を除き、第三者に提供することはなく、設置目的以外に利用することはありません
。(以上)

★小沢議員の再々質問に対する渡辺都市建設部長の答弁
 こまき巡回バスに搭載されているドライブレコーダーは、車外前方の映像と車内の映像及び音声を、車両速度・加速度・位置情報などの走行データとともに車内に設置している記録装置に記録できるものであります。
 記録期間は3日であるため、この期間であれば確認することが可能です
。(以上)

★小沢議員の再々々質問(意見)
 かなりいいドライブレコーダーが搭載されているなあと思いました。車内のやり取りで、言った言わんの世界で、噂がいろいろと広がって、あることないことが広っていくわけでして、話しにどんどん付加が付いて良からぬ噂がガーット広がって、「巡回バスは使いにくい」と一言で終わってしまうという状況を私は悲しく思いますので、「ドライブレコーダーが付いているので、しっかりとした運転をしていただけるよ」ということを私の口からも周知していきたいと思います。
 巡回バスについていろいろ意見をいただいた際にも、「ドライブレコーダーが付いているので、そういうことしないと思うよけど、どうなのかな」ということも併せて私の口からも周知していきたいなあと思います。
(以上)

★小沢議員の質問と渡辺部長の答弁を聞いた私の感想
 小沢国大議員は、小牧市議の中で1番若い29歳の1期目の議員です。所属政党は民主党、所属会派は小牧市民連合です。
 小沢議員の質問をケーブルテレビのライブ中継で視聴して、「数々の問題点がある」と私は判断いたしました。
 そして、「1期目であろうが、当選回数を重ねたベテラン議員であろうが、議員報酬は同じであるから、一人前の議員としての言動が期待されている」、「ベテラン議員に追いつくために、日々勉強をすべきである」との視点で、あえて小沢議員の質問の問題点を記述いたします
 「小沢議員の将来のために・・・」でありますが、小沢議員は、「また批判された・・・」と受けとめられるかも知れませんが・・・。

問題点1 客観的データに基づく質問を!
 小沢議員に限らず、小牧市議会においては、度々「市民からこういう意見がある」、「市民がこう言っている」として、それを質問の根拠とする場合があります。
 これらのケースの質問をよく聞くと、「何だ、支持者の中で声の大きい人の意見を引用しているだけではないか!」「自分の思うことと同じ考えの市民の意見を引用しているだけではないか!」と判断する場合がよくあります。

 今回の積み残しに関しても、小沢議員が質問で挙げたのは、病院へ向かおうとした人、議会報告会と市民の意見を聴く会に参加した人、近隣市の知人の計3名です。
 この3名の方の声をもとに、種々の視点で見つめるべき巡回バス(費用対効果の視点、改正によるメリット・デメリットの視点など)の課題の中から、8人乗りのワンボックスバス(トヨエース)の積み残し問題を取上げたことについて、私は、「もっと多くの市民の声を聞いて質問をすべきではないか!」と思いました。
 
 小沢議員は質問の中で、「新たな運行を開始してまだ2ケ月余りですが、良かったという声よりも、困ってしまったという声を多く聞き、早期対応が必要と感じましたので、これを踏まえてお尋ねいたします」と言っていますが、一体、何人から意見を聞いたのでしょうか・・・。
 4月1日に改正した地区の多くの市民に意見を聞けば、「便利になった」という意見が圧倒的に多いのではないかと、私は推測しています。

 いずれにしろ、議員が議会で、「市民からこういう意見がある」、「市民がこう言っている」という場合には、それなりの人数(客観的になるほどと思えるデータ数)に基づいて質問に取上げるべきだと判断いたします。
 渡辺都市建設部長の分かりやすい適切な答弁を聞いて、積み残しの状況が良く分かりました。そして、私自身は「積み残しは、その程度か・・・」と思いました。

問題点2 議会報告会と市民の意見を聴く会の意見を、個人質問で持ち出すのは間違っている!
 小沢議員は、「議会報告会と市民の声を聴く会に参加された方からも、置き去りにされて困ったとの声を聞きました」と、質問で述べています。
 これは、小沢議員個人の問題ではなく、小牧市議会の問題でありますが議会報告会と市民の声を聴く会で述べた市民の意見は、議会としてその後どう処理したのかということが、昨年度も全く明らかにされておりません。
 一言でいえば「聞きっぱなしで終わっている」ということであります。本来は、個人質問で取上げるのではなく、小牧市議会として、「先般の議会報告会と市民の意見を聞く会でいただいた意見は次の通りです。このうち巡回バスの積み残しについては、担当部局に確認いたしましたところ現状は○○で、その対策は○○です」と、市民に発信すべきだと思います。

問題点3 議員は議会における議決に責任感を持つべきだ!
 小沢議員は「公共交通に関して、今、莫大な税金が投入されているところで危惧しております」と、発言しています。
 この言葉を聞いて、私は「3月議会で、巡回バスの拡充に伴い、大幅に増額した巡回バス運行委託料の予算案を認めた(議決した)のは、小沢議員を含む市議たちではないか!」「それを3ケ月もしない6月に、危惧しておりますとは何事か」と、腹立たしくなりました。
 地方議員は議決権を行使することにより、市長(執行機関)と、牽制と協力の関係を維持して市政運営をしているのだという自覚と責任感を、もっともっと持っていただきたいと思います。

問題点4 渡辺都市建設部長の答弁を正しく理解すべきだ!
 小沢議員は渡辺部長の「現時点で積み残しが完全に解消している訳ではないが、その対応策として、積み残しが発生している停留所近辺の地域住民に対して、35人乗りの小型ノンステップバスで運行している最寄りのバス停留所への案内を回覧などで案内したいと考えております」という適切な答弁を聞きたにも関わらず、再質問の中で、「私としては、今、確立している地域協議会の繋がりや助け合いでカバーできないかなあと思っているところであります」と発言されました。

 今、確立している地域協議会云々とな何事か!、この発言は渡辺部長の答弁を理解していないだけでなく、議員として地域協議会の状況も全く理解していないことによる「呆れた発言だ!」と思い、悲しくなりました。

問題点5 ドライブレコーダに過剰依存すべきではない!
 小沢議員は、巡回バスの運転手に関して、「最近、ヒヤッとする運転があるが大丈夫か」という市民の意見を述べられました。
 しかし、その他には、「運転手のモラルにかけているのでは」という声が多くある。「まあ、多くは申し述べませんけど、あまり評判が良くない訳でして・・・」と、無責任に、頭から巡回バスの運転手を批判する言葉を議会で述べています。

 仮に運転手の問題を議会で取り上げるのであれば、「まあ、多くは申し述べませんけど・・・」ではなく、具体的に多くの事例を述べるのが議員としての責務だと私は確信いたします。
 具体的事例も挙げないで、「あまり評判が良くない訳でして・・・」というのは、誤解を招く発言です。
 さらに、「ドライブレコーダーが付いているので、しっかりとした運転をしていただけるよということを私の口からも周知していきたいと思います。」とか、strong> 「ドライブレコーダーが付いているので、そういうことしないと思うけど、どうなのかなということも併せて私の口からも周知していきたいと思います
という発言を聞いて、「この議員、本当に大丈夫か!!」と思いました。

 ドライブレコーダーはあくまでも、何か問題があった場合の事実関係を確認するものであり、「こまき巡回バスの運転手さんは、安全運転で親切でだ」という状態に結びつけるものでないと私は確信いたします。
 仮に評判が良くないということが正しいとすれば、それは基本的には、巡回バスの受託業者であるあおい交通?の松浦市長の問題です。
 松浦社長は頭のいい優れた経営者でありますので、適切な対応を必ずされると私は確信しています。

 小沢議員の言うように、ドライブレコーダーに過剰依存するようなことをしておれば、名古屋市バスのように負の連鎖になり、「また、こまき巡回バスで、こんな問題が発生した」ということになりかねません。
 大切なことは、如何に巡回バスの運転手さんに、プライドをもって運転していただくかということであり、そうした環境を小牧市・市民・あおい交通?が一体となって整えていきことだと、私は判断いたします。


問題点6 最後に
 民主党の若い小牧市議(小川真由美議員2期目、谷田貝将典議員2期目、小沢国大議員1期目)は、何時も定例会で一般質問をされています。
 その点については評価していますが、最近、「一般質問を消化するための質問では・・・」と感じることがありますので、今後は、「無理をせず、なるほど、若い議員の視点に基づくいい質問だ!」と感じられる質問をして欲しいと思います。かっての、谷田貝議員の「工場のまち小牧」のような一般質問を・・・。

 最後の最後に「小沢議員、頑張ってくださいね」と。 

(次回へ続く)

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